中国映画『ブレイド・マスター』繍春刀～映画レビュー：明朝末期の武侠映画「宸夕縁」男主の【張震チャン・チェン】を愛でる🤍キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり
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今日は中国映画『ブレイド・マスター』を紹介するよ。
原題は『繍春刀』
今回は邦題案件に加え、更にポスター等のヴィジュアルデザイン案件も追加したい。
↑なんでしょ？このダサさ。
↓こっちのが断然かっこえぇ。
作品の世界観を壊すのはやめていただきたい。
このかっこえぇ後ろお姿の殿方は張震チャン・チェン様。
てこの一番好きな殿方である💕
好きすぎるのと、主に映画にしか出ないので今まで紹介してなかった。
しかしである。
とうとうドラマに出てしまった。
しかも”ラヴ史劇”である。
、、、、、、。
何ということか。
悲しみで涙が出そうである。
60話も張震様を愛でられるのはうれしいが、”ラヴ史劇”ってのがつらい。
なので暫くは張震様の王道を紹介しておきたく記事を書くことにした。
ってな感じで始めるよ、最後までよろしく！
ブレイド・マスターってどんな映画なん？
一言で言うと、張震を愛でる映画である。
ストーリーはさほど面白くない。（失礼・ぺこり）
まず、”武侠アクション”と銘打ってるがそもそもそこがミスリード。
武侠って、民間にいる強い剣客たちが武を以って義侠を達成する世界観で、彼らのアイデンティティはが悪に立ち向かうこと。
しかし本作は、主人公含め義兄弟の面々は公務員。
ぁあ、公務員だけどあえて明朝廷と戦うのね？とか思う？
ぃや、それも違って、まったくの成り行きである。
張震様扮する沈煉が、暗殺指令が出てる魏忠賢と取引をしてしまったことから負の連鎖が始まるわけで。
なので、”強く巨大な悪に立ち向かう正義”とかではない、念のため。
時代背景は1627年明朝末期。
明朝ラストエンペラー崇禎（17代皇帝）日本だと家光さんの頃。
主人公である３人の義兄弟が所属するのが“錦衣衛”ってとこ。
制服だけがかっこいいけれども、やっていることは逮捕＆拷問。
恐怖政治の手先として世間から嫌われまくる錦衣衛。
公務員とはいえど、いわゆる”憲兵”ポジションなので正義とは程遠い嫌われ存在である。
主人公は、そんなブラック地獄の公務員３名。
劉備・関羽・張飛の”桃園三兄弟”のように、義兄弟の誓いを交わしている彼らは、汚れ仕事に日々励む毎日である。
錦衣衛のよいところね、せいぜい制服がカッコいいくらい。
あと強い。
原題の”繍春刀”とは錦衣衛の公式装備品、普段着でもこの刀があれば錦衣衛マンだとわかるほどのモノ。
長兄・劉備ポジション：盧剣星（王千源 ワン・チェンユエン）
次兄・関羽ポジション：沈煉（張震、チャン・チェン）
三弟・張飛ポジション：靳一川（李東学/李东学リー・トンシェ）
この同僚の義兄弟3人、次兄のせいで陰謀に巻き込まれ、長兄処刑、三弟暗殺、となり最後次兄関羽ポジの沈煉がラスボスに敵討ちを果たす、ってのが大筋。（たったの２行で済むストーリー笑）
靳一川（李東学/李东学リー・トンシェ）は「宮廷の諍い目」の⑭様の果郡王。
なんと「宸夕縁」でも玄鳥族国師 景休として出演。
女主への横恋慕要員を熱演してる。
↓沈煉らに魏忠賢暗殺を命じる東廠提督・趙靖忠に聶遠ニエ・ユエン
「瓔珞」のワンシャン役（乾隆帝）
「コウラン伝」では呂不韋役。
この時は若干お太り気味？
槍捌きは「三国志」趙雲を思い出し、遠い目をしたてこであった。
最期、金に寝返るとき帽子取ったらまさかの辮髪姿だった驚きよ。
いつの間に剃ったの？笑
そして、辮髪姿が妙にしっくりくるのにクスってなった。
ブレイド・マスターてこ監修”イケメン備忘録”
オトナの色香【張震チャン・チェン】
１対多勢の超絶技巧な連続アクションに不正脈ドキっ💕
秒でフラれてショボンヌ姿にタメ息💕
赤の衣の女（因みにこの女優はてこのキライ苦手な劉詩詩リウ・シーシー）
この女優、出番は少ないながらも相変わらずてこをイラっとさせてくれる。
「若曦」では、誠実な⑭様に尽くされながら、「④様、⑧様…」と執着し、本作でも「嚴公子、嚴公子…」と嚴家の御曹司に御執心で、一途に愛してくれる沈煉には目もくれない。
”ほんと、女を見る目がないね、沈煉”で切なさにきゅん💕
実は続編の「修羅」でも女の見る目がなってない案件は続く。
良きかな、良きかな💕
アルマーニの似合う男、張震様。
1976年生まれ、178㎝。
年齢的にも体格的にも実にてこにお似合いだと思うのだが。笑
発音はチャン・チェンが一般的だが、ピンインだと、Zhang Zhen。
ジャン・ジェンが近い？
映画「レッドクリフ」では孫権役。
日本映画「椿の花」にはゲスト出演してるらしい。
アメリカ映画「DUNE/デューン 砂の惑星」も近いうち日本上陸。
本当に素敵な殿方なのであります💕
ワイルドな色香【周一圍ジョウ・イーウェイ】
三弟の兄弟子・丁修役の周一圍ジョウ・イーウェイ。
「蒼穹の昴」では生真面目・梁文秀役だったが、だんぜんワイルドなチンピラキャラのがお似合い💕
実は続編のエンドロールにも出てる💕
なので「修羅」はエンドロールで退場しないこと。
↓は「海上牧雲記」（記事は気長に待ってほしい）の男主3人のうちのひとり。
その中でもメインだとてこは思ってる。
とにかくワイルドでかっこよさがはんぱねぇ。
てこのご贔屓の黃軒ホアン・シュエンが食われてしまう悲劇にあっている。
ぜひとも見ていただきたい。
ブレイド・マスターてこが見た感想
錦衣衛は、禁衛軍みたいなとこで、大筋は史実に沿ってる。
例えば明朝は非常に締め付けの激しい時代。
皇帝も暗君揃いだし、宦官が実権を握ってた時代。
中国史でもワースト宦官候補になる魏忠賢がキーパーソンとして出てる。
明朝はざっくり言うと
【天啓帝】宦官に政治を任せているからどうでもいいよ
【崇禎帝】宦官をぶっ殺すためなら陰謀をどんどんするよ
というトップも組織もみーんなゲス。
そんな史実に基づく”ゲス時代”をバッグに”ゲス仕事”にいそしむ男たちの哀しい生き様が描かれてる映画。
哀愁漂う切ない男たち。
いろんなしがらみを背負ってて愛など二の次の男どもを堪能してほしい。