中国映画『映画真・三國無双』真三国无双(电影版)のむコレ’21作品・映画レビュー:英雄は乱世に生まれる!【王凱/王凯ワン・カイ】【古天樂/古天乐ルイス・クー】【楊祐寧/杨祐宁トニー・ヤン】【韓庚/韩庚ハンギョン】【呂良偉/吕良伟レイ・ロイ】【袁文康ユエン・ウェンカン】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり

2022年11月15日

ご訪問ありがとう、てこブログへようこそ。
 
今日は、中国映画『真三國無双(電影版)』真三国无双(电影版)のむコレ’21作品・映画レビュー:英雄は乱世に生まれる!、
を紹介するよ。
 
のむコレ’21(ツーワン)”出品作品。
確か今年の春頃に本土で播出された作品。
興味もなく見る気もなくスルー、その後のむコレイべントに選出されるも、相変わらず興味ナッシング。
でものむコレ公式さんがドンスカ宣伝してて、スチールみて予告見たら、、、
中国映画週間はまさかの寝落ちでチケット取れずだし。
のむコレに賭けるか、にシフト。
 
で、行ってきました”シネマート新宿
新宿はてこんちからとっても近い。
なのでサクッと行ってサクッと観てきた。
しかも”ブーストサウンド”なるものなんだと。
、、、
迫力はあると思うが、、、
こないだのピカデリーのDUNEとさほど変わらない気が、、、
 
前評判は割と微妙で(失礼・ぺこり)
戦闘シーンのCGが賛否両論であり、さほど期待もせずに観たわけだが。
ぃや、でも結論から言って、面白かった。
割と興奮気味。
なのでレビューで思いの丈を叫ぼうと思う。
 
ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!

真三國無双ってどんな映画なん?

↑いきなり董卓さん出さんでも、とか思う?
だよね。
でも、董卓がぎらぎら戦うって、なにかと新鮮じゃね?
しかも中の人、林雪ラム・シューだって。
さすがの怪演だったっすヨ。
 
そもそもこの”真・三國無双”とは、全世界でシリーズ累計2100万本の販売実績を誇るコーエーテクモゲームスの人気アクションゲームである。
2000年ごろだからもう20歳超えてる。
ハタチすぎでも未だ人気は衰えず、ってゲームなのである。
その実写化映画であるので。
CG満載で、内容とかキャラとか追求するもんでもないんでしょ?的に期待していなかった。
だがしかし、見てみると。
 
イー:ストーリーは三国志演義に割と忠実
アル:てこ推しキャラ”関羽”兄さんがスポットライトを浴びる
サン:それぞれのキャラの性質も三国志演義に割と忠実
 
と、内容もキャラもしっかりとしている。
 
黄巾の乱から始まり、曹操が董卓暗殺に失敗しお尋ね者になり、董卓討伐連合軍結成。
董卓が洛陽をすてて長安に遷都し、三国の時代に突入し乱世は続く、的な終わり。
突っ込みどころも多々あるにはあるが。
何と言っても”アル”が一番脚本を褒めたい点であるので、細かいとこはおまけで許す。
 
戦闘アクションのCGだが、ゲームが元だと最初から言ってるので”アリ”である。
手からビームが出ようが、
青竜偃月刀の一振りで100人が地上50mくらい吹き飛ぼうが、
呂布の体が、じりじり・ちかちか電流みたいな稲妻が走ってようが、
marvelのように人が飛べる?だろうが、
元がゲームなら問題ナッシング。
 
そもそも三国志演義でも、この英雄たちは人間離れした強さや逸話の記述があるし。
ばりばり・ぎらぎらのアクションは観ていて興奮するし楽しい。
それに、辻褄を合わせるために、なぞの魔法使いばあさんが出てきて魔法かけてくれるしね。
だからぜんぜんありなのである。
 
ただ、ひとつ。
言いたいのは。
キャスティング”である。
あってなーーーーーい、なのである。
 
説明しよう。
 
まずね、呂布、中の人が古天樂/古天乐ルイス・クーなのだが。
クー先輩がでると大物感ありすぎでぜーんぶ持ってちゃう案件。
それと、関羽兄さんと張飛さんがちっさすぎる案件。
上述の通り、関羽兄さんはそれはそれはかっこよく描かれており、中の人、韓庚/韩庚ハンギョンさんの演技も申し分ないのだが。
細い。
細すぎる。
あの体で青竜偃月刀を振り回せるとは思えん、どうしても。
青竜偃月刀とは重さは八十二斤(明代計算で50kg)もあるんだぞ?
ぃや、振り回してるんだが、軽そう、、、
もっすごく軽そうに見える。
もうちょっとリアル寄りに作って欲しかったし、そもそも青竜偃月刀がちっさい気がする。
もしかして、あの謎の魔法使いなばあさんが使いやすいように軽量にしてくれたのかな、、、
 
張飛さんは、、、
もうちっさすぎる、小柄といって差し支えないと思う。
中の人は、张建声/張建聲ジャスティン・チャンで決して小柄ではないのだが。
お腹の膨らみは明らかになんか(綿とか?)入れてる。
↑左から張飛・劉備・関羽である。
もういろいろとバランスがおかしい3人組である。
劉備も強うそうに見える見た目、ぃや強いんだけれどもね。
”コレジャナイ”感がぱねぇのである。
 
しかし、これら以外のキャスティングはさほどおかしくないし、ちょこっと出でも顔見知りが出てて。
「もったいないなぁ」とか
「さすが中華な俳優は仕事選ばんなぁ」とか
「んもぅ、すてき♡」とか
おおよそ満足である。
 
フィライヤーにも”大物”感だしてる人物”張角”って誰よ?って思ってたら。
黄巾軍(太平道)の教祖さまだった。
中の人は、姜皓文フィリップ・キョン。
↑こんなスチール見ると、さぞこじらせお強いのかと思いきや、、、であった。
ゲームの方では大活躍なのかもしれない。
 
じゃぁ、こっからキャスト情報いきますっ!

真三國無双てこ監修”キャスト情報”

@曹操【王凱/王凯ワン・カイ】

”いずれは天下を”という野望をダダ漏れにしてる若い曹操を好演。
助けてくれた者をも、非道に切り捨てる男。
「友など生涯持つまい」と誓う男。
しかし関羽と張飛を従える劉備がちょっとだけ羨ましい男。
その男が、本当にてこが推してやまないキャラ”曹操”である。
 
曹操の武器は倚天剣という。
天をも貫く、という意味が込められており三国志演義には「岩を泥のように切る」とある。
しかし、劇中でのキレッキレの殺陣はなく、唯一劉備との腕試し(寸止め)くらいだった悲しみ。
 
そして中の人、王凱/王凯ワン・カイは言わずと知れた@靖王である。
曹操を演じたことには満足だが、呂布の存在感には全くもって歯が立たなかった。
矢を射られながらの乗馬で逃走シーンは美しかったが、追いかける呂布の方が迫力がありすぎる。
やはり乱世の英雄たる者、美しさ<迫力であろう?
そもそも美しさはデフォルトであるのだから、プラスαがなければ勝ち目はない。
 
がんばれ王凱/王凯ワン・カイ、てこはいつでも君の味方だぞ。
 
と、こんな風に語っていたらとんでもなく長くなってしまうなぁ、、、。

@関羽【韓庚/韩庚ハンギョン】

もしかして主役?と見紛うような破格の扱いであったことを明記しておこう。
おそらく、脚本家はてこと同じ”関羽好き”と思われる。
ぃや、贔屓目なしで最も胸熱なヒーローであるわけなのだが。
こんなにもフォーカスしてくれたことに感謝する。
 
しかも、関羽兄さんと曹操とは、いろいろと胸熱なエピソードがあり。
赤壁敗走でのエピや、関羽が曹操から去る時エピ、そして関羽の首を届けられた曹操は、、、。
と、描いたら二晩くらいかかりそうなほどなのだが。
それにつながるように、なにかと曹操が関羽にちょっかい出してくるのである。
「もぅ、曹操ったら初対面の時から意識してたのね♡」みたいな。
やはり、この脚本家は、、、以下略。
 
関羽兄さんの武器、青龍偃月刀は、大刀の一種。
「青龍」と付くのは、刃の部分に青龍の装飾が施されているため。
兄さんが愛用していた青龍偃月刀は冷艶鋸(れいえんきょ)と呼ばれている。
薙刀よりはえが短く刀は大きい、騎馬向きの武器である。
 
中の人は、韓庚/韩庚ハンギョン。
1984年2月9日生まれの37歳、元SUPERJUNIOR(韓国のアイドルグループでリーダーだった気がする)
演技とか大刀捌きとか、申し分ないのでアレだが。
やはり、181㎝、66kgじゃスケール感でない。(ほんとすみません・ぺこり)
なんでかなぁ、こんなかっこぇえ台本作ってもらったのに。
関羽兄さんの魅力が伝えきれてない悲しみよ。

@劉備【楊祐寧/杨祐宁トニー・ヤン】

ぃやぁ、こんなかっこぇえ玄徳もいいですな♡
ここでも中文は字幕に出てこないので定かではないが、前職”草鞋(わらじ)編み”と訳されていたが。
しつこいようだが”筵(むしろ)編み”だからっ。(レッドクリフ参照のこと)
わらじはおまけ。(1筵ご購入で1草鞋おまけ、みたいな)
本職は筵(むしろ)よーっく覚えておいてほしい。
(いちおー、シネマートさんには帰り際にクレームつけてきましたが←ヤメレ)
 
劉備についても原作に割と忠実で(連合軍参加は3人ではなかったが)うまく成り上がれずにぐずぐずしてた感じもきちんと描いていたし。
義兄弟3人の絆の深さも、こんな短い尺でもきちんと伝わってくる仕様。
斬新なのは、戦える動く劉備を見れた喜び、である。
三国志演義における劉備とは、武道もそれなりではあるが、やはり戦いは義弟たちに任せて、外交であったり権謀術数であったりを担当しており、数ある三国志ドラマでもここまでキレッキレの殺陣はお初であろう。
 
感心するのは、劉備の武器である。
劉備の武器が一対の剣、すなわち二刀流であろうことは、相当の三国志マニアでなければ知り得ない事柄である。
もしかしたら、ゲーム真三國無双ではデフォルトなのか?
そうなのか?
まぁ、その辺は知らんが。三国志演義の中で玄徳が戦うシーンの描写はほとんどないので、とてもレアなものを見せてもらって満足である。
なので、二刀を持ってびゅーんと飛んでても、なんら問題ない、むしろウェルカムである。
 
で、なんでなのか、ご褒美なのか♡は知らんが
曹操との腕試しシーンがあり、それだけでてこは大満足なのでありんす。
 
中の人は、楊祐寧/杨祐宁トニー・ヤン。
話題の「天龍八部2021」(天龙八部)にもご出演。
てこブログでは「上陽賦」(上阳赋)でランクイン済みの彼。
正直、劉備役なんて彼には荷が重いのでは、とか。
正直、他の名だたるパイセンに囲まれて喰われちまうのでは、とか。
心配はナッシング。
十分に立派な劉備でございました♡
まぁ、劉備には思い入れは1ミリもないのだが、彼のおかげで劉備に対する気持ちが少しだけ動いたてこである。

@呂布【古天樂/古天乐ルイス・クー】

もう優勝です。
”無双”って言葉は呂布のための言葉である、と言っても過言ではないだろう。
それほどにカリスマ、ワンノブザベスト無双である。
誰一人太刀打ちできない。
劉備仲良し3人組で束でかかってもやっつけることは不可能なのであった。
この戦いを、CGがすぎる、だの。
リアリティに欠けるだの、言ってる輩は、そもそも観なきゃいい。
”強さが正義”とか
”強くてなんぼ”の世界が、この時代に確かにあったのである。
正しい、正しくない、ではなく。
善か、悪か、ではなく。
”力”が全ての理不尽が罷り通るシンプルな世界観。
それを強調したのがアノCGなのである。
だから、いいの、強いから、あれでいいの。
 
呂布さんの武器は方天画戟。
槍の刃の両側に左右対称に「月牙(げつが)」と呼ばれる三日月状の刃が付いている形状を方天戟(ほうてんげき)と呼ぶ。
コレがすごいのなんのって。
えの部分をぐりんと曲げてブーメランにしたりして、画期的だった。
 
中の人は、古天樂/古天乐ルイス・クー。
言わずと知れた銀幕の大スタァ。
なぜこの映画に出たのだろうか?

@袁紹【呂良偉/吕良伟レイ・ロイ】

袁紹はやっぱり袁紹だった
袁紹なんだから袁紹でしかあり得ない。
だからロイ先輩が袁紹役と聞いてまじがっかりしてた。
で、懸念通りこっすい袁紹だった悲しみよ。
何もロイ先輩がやらなくてもよかったと思う。
袁紹って庇ったり、彼にもこんないいとこあるんだよ、なとこがひとつもない男なのである。
だからロイ先輩じゃない人がやって欲しかった。
 
中の人は、呂良偉/吕良伟レイ・ロイ。
ちょっとびっくりするのは、1955年12月22日生まれの65歳。
なので先輩のぎらついてた時代は80年代である。
香港ノワールの先駆けであるドラマ「上海滩」でブレイク。
最新は、上述の「天龍八部(2021)」(天龙八部)で@劉備の楊祐寧/杨祐宁と共演している。

@孫堅【袁文康ユエン・ウェンカン】

孫堅の画像、こんなのしか探せなかった、、、
公式はもちろん、中華なエンタメサイトも探したが我は見つけることができなかった悲しみよ。
何てこった、ジーザス。
孫堅はね、孫策(長男)孫権(次男)のパパ。
董卓討伐連合軍に加盟するも、仲良くする気は毛頭なくて、言わば様子見で参加。
董卓が洛陽を捨てて長安に逃げたときに、曹操より早く漢王朝の玉璽を見つけとっとと国(呉)に持ち帰った男である。
コレだけ聞くと、こっすい男の感じがするが。
なぜだか三国志演義では男臭さがダダ漏れで、なぜだか気になっちゃう男なのである。
彼は矢で射られてお亡くなりになるのだが、死に方までかっこぇえ。
何を隠そう、てこ選出三国志キャラ#4ランクインである。
 
中の人は、袁文康ユエン・ウェンカン。
↑は@女医明妃伝のオイラト人。
@如懿伝で江太医なんかもやっている。
てこブログでは、「雨に眠る罪-非常目撃-」(原題・非常目击)で紹介しているので読むがいい。

真三國無双てこが見た感想

この短い尺の中に、三国志演義ストーリー、戦闘、英雄の性格、とコレでもかと凝縮させ、さらには董卓抹殺に必要な@貂蝉(中の人は古力娜扎グーリーナーザー)もきっちり入れ込んくる。
彼女がいないと”連環の計”が成り立たないから。
がつがつ・ぎらぎら戦をしてるまさにその最中に、女と出会い恋に落ちるとか。
ほんと、笑える展開だし。
曹操と劉備の腕試しも、なんでこのタイミングで、この場所で、と突っ込みたくなるが。
敢えて、それを含めて楽しんでほしいとお願いしたい。
とても中国には見えない風景は、どうやらニュージーランドの様だ。
 
戦闘シーンは、ドラマで”曹操30万軍”とか言っててもせいぜい100人くらいしかおらず”けっ”っと思ってたのであるが。
今回はCGなのかは知らんが、とりあえず1万人くらいはいそうな感じで、今までよりは間違いなく迫力があった。
加えて、レビューには書けなかったが他もちょい役ながら出てる有名俳優もいて。
中華古装迷であり、三国志演義迷であるてこにとっては、この上なく楽しき映画であった。
 
シネマート新宿では今週までかもしれない。
シネマート心斎橋は来週も見れる(多分)
詳しくは<のむコレ>公式で。
 
以上現場からでした。

華流映画

Posted by teco