中国ドラマ『陳情令』ドラマレビューその1:萌えごころまっしぐら”忘羨”の世界へようこそ【肖戦シャオ・ジァン】【王一博ワン・イーボー】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり

2022年7月25日

ご訪問ありがとう、てこブログへようこそ。

今日は中国ドラマ「陳情令」を紹介するよ。

日本語版で見てから、と思ってるうちにどんどん新しいドラマが始まり後回しになってしまった後悔。
中文勢には驚きのラスト、語らずにいらいでか!

原作の「魔道祖師」は小説、漫画、アニメどれも大ヒットからの真人版。
「魔道祖師」はBLくくりで、未読だが試しに検索すると”陳情令 初夜”とか出てくるし。
これはガチもんのBLらしい。

てこはBLに抵抗はない。(「鎮魂」も見た、記事は気長に待ってほしい)
でも、BLまんまだと公開は認可されないから”ブロマンス”仕立てに改編されてる。
で、ヤングなイケメン起用で話題性も十分、って鳴り物入りスタート。

、、、だったんだけど。
登場人物、多っ!
名前、多っ!(名前、あざな、通り名まである)
宗派、専門用語、多っ!
中文勢には割とつらかった(てこの中文力が残念だからだけど)

しかしながら、てこのイケメン欲はそんなことではへこたれない。
ランアルゴンズー」がお気に入り。(日本語版は「藍の二若様」であった)

ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!

陳情令ってどんなドラマなん?

”美の洪水”避難警報発令である。

次から次へと美しきものが絶え間なく押し寄せてきて、溺れます、はい。
”BL”とか?”ブロマンス”とか?そんなのどうでもよくなってしまいます、はい。
だって美しすぎますから、はい。

てこは決して耽美主義ではないが、うっかり美しさの虜になってしまった。
彼らは実に美しい。
見た目だけじゃなく、心の在り方やら絆やら、もうなんだか美しすぎである。

悩めるじゃんちょんの(江澄)「私は、何なのだーーー」とか、不憫すぎで美しい。
悲しいほどイタコになってしまうおんにん(温寧)は瞳孔が4つになっても白目が無くなっても美しい。
イケオジにえ先輩(聶明玦)の無念の血の涙が美しすぎる。
自らを封印の随便さん(刀)の男気刀気が美しすぎる。
うえいん(魏嬰)の”点晴召将術”が美しすぎでかっこ良すぎる。

と、キリがないほどの美しさにあふれている。

過去編が32話までと実に長いのだが、うえいん(魏嬰)とらんじゃん(藍湛)の出会いから始まり、陰鉄がらみの各門派の争いからのうえいん崖落ち退場から~の16年後再開まで。

とにかく登場人物が多いし、義兄弟関係もあり中文勢を悩ますわけだが、日本語版でようやくなぜもんやおクン(孟揺)がにえ先輩を義兄と呼ぶのか理解したてこである。
長いわりにこれといった流れがないのは16年後を劇的にするための布石であろう。
とにかく多い出演者のそれぞれ事情が詳しく描写されているし、長い時間をかけているから性格などもよく理解できた。
謎は謎のままだし、意味深なセリフも然り、これは16年後談に穴埋め作業があるだろうと思うと”何一つ見逃すわけにはいかぬ”と必死に血眼で視聴した自分を褒めたい。

 ↑らんじゃん入浴シーンからの2人濡れねずみの可愛さよ👍

陰鉄絡み陰謀とらんじゃん&うえいんの情が深まる様を32話を使って描いてる訳だが。
陰鉄って、、、
正直そんな優れモンじゃない気がしない?
温家の父さんが”ぐぅぉーーーーーーーー”ってやってるけど、さほど脅威ではない気が。
傀儡がやっつけても死なないから?
かけらが全部集まったらすごいんかな?

陰鉄はおいといて、、、
凄いのはらんじゃん。
32話中、発言はほぼ単語、3単語以上の文章セリフは恐らく5回くらいしかなかったと思う。
そんな中でのあの存在感👍
そして酔った仕草からの「うぇいぐぅぁぐぅぁ」(魏兄ちゃん)である👍
くぅーーーー、ありがとう、ありがとうございます💕

↑このどや顔に何度も悶え苦しんだてこ。
終始”すんっ”ってしてるのに
「好きだ」
「ぇ、、、?」(うえいん)
「、、、うさぎが」
!?何?それ?
うえいんの心をかき乱す💖
ウサギのターンでのお初笑顔にはてこだけじゃなくうえいんもノックアウト。
意外にも上級者らんじゃんである。

うえいんはあざと可愛い様を全編にわたり振りまいてるんだけど、黒くなった時とのギャップに悶え死にそうになる。
黒のもあもあに包まれる様が粋すぎで”かっこよ死”してまう。
師姉さんに言われてつけた名前が”陳情笛”ぅわーかっけえぇ💖

もしかしたら、らんじゃんのことより好きな師姉さん最強説↓。
甘えるうえいんがあざと可愛いすぎで悶死しそう。

そして、じゃんちょん(江澄)を無下にしないで、とお願いしたいてこ。
そして、内緒はよくないよ、プレゼントのアレはきちんと話し合った方がいいよ、と言いたいてこ。

普段はおしゃべりなのに、大事なことになると途端に無口になるうえいん。
もっと説明したらいいじゃん?

過去編32話は”うえいん受難”物語で、わかりやすい悪者の温家と情婦にキリキリしたあとは、金家とやお(姚)宗主たちにキリキリして、更にじゃんちょんとのこじれ加減にヤキモキして。
「こんなはずじゃなかったっーーーーーーーごめーーーーん」うえいん心の声
「うえいんーーーーーーーーーーー伝えたいことがあるんだーー」らんじゃん心の声
「うえいんーーーーーーーーーーーオレどうすりゃいいーーーー?」じゃんちょん心の声
の退場劇、これは回収劇に期待が持てます、はい。

13話「二人だけの夜」
タイトルがあざとすぎます、はい。
タイトルはアレだけど、2人はぜんぜんアレじゃない。
2人の距離はほんの少しずつしか縮まらない、”少しずつ”を見る側も共感しないといけない仕様に感心した👍

萌えポジのうえにん(温寧)。
お姉ちゃんとうぇいごんずー(魏若様)が好きすぎなうえにん。
悲しいかな、幼き頃の経験によりイタコ体質でいろんな霊の受け子になってしまう。
これがのちに”鬼将軍”になってしまって更なるギャップ萌えである。

うえにんはベイビーフェイスだが後ろ姿から察するに衣の下にはスペシャルなマッスルボディが隠されてる気がする。

そして、思う。
しゅえやん(薛洋)はどうした?
行方不明とか言ってないで画面出して、おねがい、、、ってなる。

だいじょぶですよ、淑女の皆さん。
後半の回収劇で涙の”義城ターン”が待っておる。
そんときにうえいんの”点晴召将術”も見れるし。
心して見るがよい。

陳情令てこ監修”イケメン備忘録”はその2まで待って?

陳情令32話までてこが見た感想

動物が本物という驚きよ。
ウサギもりんごちゃん(ロバ)も本物である。
本物でも狐がスピッツだったりすることが大陸ドラマはあるあるだが、こちらはそんなことなくリアル寄りで割と珍事ではないだろうか?

うえいん受難でいろいろ濡れ衣だが、これはラスボス絡みで必ず解消されるからただ待てばいいだけだし。
らんじゃんとの仲も原作でも公認カップルなのだから待てばいいだけだし。

心配事はじゃんちょん(江澄)のこと。
素直になれないじゃんちょん、プライドもあるし、もう間を取り持つお姉ちゃんもいないし不憫すぎる展開が予想出来て辛い。

うえいんの体も心配、大事なアレあげちゃったし、だいじょぶなん?
再会時の笛”陳情笛”とちゃうよね?とか、まぁいくつかの心配が解消されることを願いながら後半へ続く。