中国ドラマ『馭鮫記(ぎょこうき)〜後編』(原題・与君初相識·恰似故人帰/与君初相识•恰似故人归)ドラマレビュー其の2:恰似故人帰ターム23〜42集まで【任嘉倫/任嘉伦アレン・レン】【肖順尭/肖顺尧シャオ・シュンヤオ】【王東/王东ワン・ドン】【王子騰/王子腾ワン・ズータン】【譚凱/谭凯タン・カイ】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり

2023年9月8日

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今日は、中国ドラマ『与君初相識·恰似故人帰』(原題:与君初相识・恰似故人归)ドラマレビュー其の2:恰似故人帰ターム23〜42集まで、
を紹介するよ。
 
与君初相識ターム1〜22集まで&基本情報は其の1を読むがいい。
アレン鮫を調教してるうちに、見事に恋し合うお二人(らば♡アレン鮫)
それぞれの基本姿勢は、
 
らば:アレン鮫を助けたいアレン鮫第一主義
アレン鮫:らばを助けたいらば第一主義
 
らばは自分のことを恨めば逃げてくれるだろう、たとえそれで自分が恨まれたり死んだりしても後悔はない。
アレン鮫は、自分だけ逃げるとかあり得ないのでらばを置いてく気などさらさらない、たとえ死んでも。
 
という互いが互いを好きすぎる故の主義主張だ。
こういった場合、信念が強い方が勝つ。
そう根性論だ。
 
結果、らばはアレン鮫に深く恨まれる事に成功する。
らば勝利だ。
 
アレン鮫は、とうとう@師(注1)より先にらばを無事救出し手元に置く事に成功する。
 
・この女どうしてくれようか・・・と恨み満々のアレン鮫
・らばは、体内に宿る二つのエナジー(霊師エナジーと狐エナジー)の衝突により弱体化していて余命わずか
 
という背景で下部「恰似故人帰」へ突入だ。
 
下部での、てこ独断の見所は@師とわんどん先輩の活躍ぶりと、
ケビン兄さん【譚凱/谭凯タン・カイ】の役@四方神君とやらが一体どんな役どころなのか、というところだ。
ほんとに出てるんだろうか、という心配もある。
 
と言うのは「天意」というドラマで、エンドロールのクレジットに”張睿”という名があり、単体スチールまであるにも関わらず。
作品には1秒たりとも出番はなかった。
 
例えば、映画「春風沉醉的夜晚(スプリング・フィーバー)」のエンドロールには”黃軒”の名が流れるが。
映画には1秒たりとも出番はなかった。
 
そんな前科がわりと頻繁にあるお国のドラマなので、もしや出演してるがカットの憂き目にあうとか、もしや演者がスイッチしてるとか、もういろいろ考えて落ち着かない。
愛があると心配は尽きないものだ。
 
注1:司馬懿の息子の司馬師のことであり、すなわち【肖順尭/肖順尧シャオ・シュンヤオ】を示す。
 
ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!

恰似故人帰ってどんなドラマなん?

上部では、万花谷のわりとスケールのちっさいちんまい事情を描いてたが。
下部では、北淵の狐族のちんまい事情に変わっただけだった。
 
舞台背景のスケールは広くなったが基本は一緒だ。
 
・世界の平和を守りたいグループと仙人チームとの争い
・らばを好きな@師の動向
・アレン鮫を好きな狐王娘チームの動向
・その他のラヴライン
 
と言うのを背景にして
 
・アレン鮫とらばのこじれまくった関係の修復はなるのか
・らばの余命問題
 
が重要案件として君臨する仕様だ。
 
本来の最重要案件とは”姫と仙師をやっつける事”なのだが。
これはてこが思う重要案件であって、作品の重要案件ではないという事だ。
皆、物事を混同してしまい”好き”とか”嫉妬”とか”権力”とかの邪な心によって重要なことが見えなくなる現象だ。
あくまでも重要なのはラヴなのだ。
 
前半は、手元にもどってきたらばを監禁するアレン鮫のジレンマムーブだ。
らばの中にある、赤狐エナジーはどうやら狐王の妹の物のようだ。
なので、”叔母を殺したな?”と狐族から責められるし命も狙われる危険性もある。
 
表向きは
 
「らばを殺していいのはオレだけだ」
 
なのだが、実は
 
「ほんとはオレのこと好きなんだと思うんだ。
崖上の事は、きっと事情があるに違いない。
仙人グループからも狙われてるし、狐族も恨んでるし、万花谷の@師からも隠したい」
 
というアレン鮫の心の内だ。
らばもらばだ。
きっちり事情を説明すりゃ済むものを。
そうゆう大事な事は言わずに
 
「自由が欲しい」
 
などと曰っているのだ。
これはよくない。
言動には責任が伴う、これは世の道理だ。
特に、今現在”〜したい”という切実な希望があるのなら、それ相応の誠意が必要だ。
その為には、崖上に至った事情を誠実に語り、これからの希望を述べるべきなのだ。
 
なんか、らばの体が弱ってるのでアレン鮫が悪い感じになっててモヤるが。
二人が誠実に話し合えば済む話にこんなに尺をとるのは迷惑だなぁ。
この辺はリタイヤ危険ゾーンだ。
サブのラヴラインにも興味を持てないし、これといった出来事もない。
さらには、わんどん先輩(仙師)や@師の存在感が空気、という寂しさだ。
 
しかし、ようやく話は進展する。
仙師チームの計略で、万花谷チームと脳筋集団である狐族たちが戦を始めることになるのだ。
この戦いでらばは殉死する。
・・・
ヒロインがこのタイミングでお隠れになるはずはないので、復活するのは当たり前だ。
@師の従者の蛇も生き返ったし。
黒猫も生き返った。
・・・
やっぱり赤狐になって復活してた。
 
そうなることを事前に知ってた@師は(だと思った、だって泣いてなかったもんねぇお隠れした時)まんまと子赤狐を保護し、万花谷へ連れ帰ることに成功する。
自分の霊力半分を注入し、復活の儀式を施す@師だ。
 
復活したのは”ちーこららば(少女)”だった。
余談だが、この時従者の蛇が
 
「こんなことに大事な霊力を使うのは間違いじゃないですか?(だってあんたアウトオブ眼中やで?)」
 
との問いに、ちーこらばを見た時に一瞬、この世で一番優しい眼で眩しそうにちーこらばを見て
 
「いや、これだけ(ちーこらばを見れた)で意味がある」
 
といった@師がてこはこのドラマのワンノブサベストムーブだと断言しよう。
 
で、問題はだ。
ちーこらばに記憶がないことだ。
・・・
面倒だ、実にめんどくさい展開だ。
 
この辺は、もう古参勢ならどんな流れになるか容易に推定できる。
だから、もうほっといていいんだが。
いいんだが。
これまで、一貫して好ましいキャラだったらばがいつもの”天真爛漫きゃぴきゃぴ”モードになってしまった。
し〜ふぅ〜(師傅Shīfù)連発だ。
・・・
まぁ、今までが過酷な人生だったので、その対極としての呑気な人生なんだろうが。
天真爛漫=幸せ、っていう図式はいささか芸がない。
引きこもりなオタで大人しくても幸せを感じる人間も居るのだから。
 
@師の変化の術のおかげで男子に変化してる図
↑男か?
まぁ、そこはスルーしないと先に進まんので。
ひとつ驚くのは、サブのラブラインの一つであるバタフライ妖精と、もと仙師の弟子とのラブでの出来事だ。
@空明【王子騰/王子腾ワン・ズータン】だ。
もと師傅の仙師をやっつける為にアレン鮫を助けた男子だ。
利用するはずでアレン鮫に接触して来たはずだし、アレン鮫が北の地を支配できるように着実にお膳立てして来た男子だ。
そんなcool男子が、よりによってバタフライ妖精と恋に落ちる。
 
わりと背景ではシリアスで酷い展開なのに、このCPタームだけはコメディ仕様なので悪目立ちする。
このCPに萌える要素は見当たらないが、バタフライのそばかすが、キスをすると薄くなっていくらしい。
そんな恋人ならてこも少し興味が出る。
このCPは、なんと床入りする。(未婚だ、ちなみに)
未婚床入りは中華なコスチュームドラマでは稀だ。
なんと床入り後は、きれいさっぱりそばかすは消えていた。
驚くべき秘技をもつ男、それが空明だ。
 
で、話は前後するが。
幼帝も、打倒仙師&姉(姫)を真っ当な道に戻す、を頑張ってる訳だが。
何をしてるか正直謎だ。
なんか探してるらしいけど。
亡き先帝の残したスペシャルアイテムを探してるとか、そんな感じなのだが。
・・・
いつになったらケビン兄さん【譚凱/谭凯タン・カイ】が出てくるのか、って話だよ。
@四方神君という名から想像するに、仙人チームだろう?
・・・
そしたらとうとう出て来た。
爺だ♡
白髪爺だ♡
出演時間3分だった・・・
 
なんでこーゆー事になったかの説明要員だった。
でも視聴者はとっくに知ってる話だった。
幼帝が知らないだけで、視聴者は幽霊(仙師の師傅)からもう事情は聞いてたから知ってる話だ。
こんなモブすぎる可能性も想定内だ。
しかし、やはり目の当たりにするとショックだし傷つくなぁ・・・
公式のスチルさえないんだぜ。
悲しすぎだろ。
 
てこのショックは置いといて。
幼帝神器探しの旅に、どさくさに紛れて同行してるのが黒猫CPなのだが。
終盤にきて、黒猫@离殊【此沙ジェ・シャ】(其の1参照の事)が急にフォーカスされて来た。
実は、このちょっと前に青鷲だか青不死鳥だかの姐さんの殉死があったのだが。
ここにも悲しくも引き裂かれた恋が存在したのだが。
ここで見えてくるものがある。
 
てこが其の1で”サブラヴラインの不必要性”を少し書いているのだが。
実は不必要どころか、もしや重要な意味があるのでは?と思って来たのだ。
そして、どうやら神器を活性化は@黒猫の犠牲の上に成り立つらしい。
ここで見えてくるものとは
サブラヴ=犠牲、という公式だ。
今まで散々恋愛至上主義だったが、行き着くところは大義のための自己犠牲、であるようだ。
 
案の定、冷凍鮫になったアレン鮫を見て
 
「次はオレがヒーローになる番だ」
 
などとカッコつけてミッションに臨む@黒猫だ。
 
でもてこはアドバイスしたい
 
「死んでないよ、生き返るよ・
だから早まるな」
 
と。
 
〇〇を助ける為に〇〇犠牲〜がもっすごくたくさんだ。
だから、もう最後の方は犠牲も殉死も慣れっこになってしまってあまり感激したり切なくなったりはしない。
しかも高確率で蘇るし。
 
クライマックスの肝は
 
・冷凍鮫は復活なるか
・ラズボス対決
・アレン鮫♡らば、の恋の行方
 
この三点だ。

恰似故人帰てこ監修”イケメン備忘録”

鮫な男子@長意【任嘉倫/任嘉伦アレン・レン】

アレン鮫こと【任嘉倫/任嘉伦アレン・レン】だ。
 
意外な事に、多くのアレン作品を見ているのにレビューできてるのはたった一作品だけだ。(「周生如故」)
しかも続編である「一生一世」は途中放置で完走さえしていない。
実はてこのストライクゾーンからは外れていることを白状しよう。
しかし、イケメンは正義だし尊い。
さらには堂々の男①をスルーするわけにはいかんだろう。
なので、今回もランクインだ。
 
上部では、言葉もわからない純粋な心をもつ鮫だ。
教育係のらばに徐々に心を開き、やがてはもっすごく好きになってしまう。
あどけない瞳で、カタコトで
 
「ゆ・・・ん・・ふぅ・・・?(雲禾yúnhé)」
 
などと呼ばれた日にゃ、誰でも心が動く。
動かないのは鉄の心を持つものだけだろう。
 
ここいら辺のおぼこアレン鮫は、アレン君初めてのキャラだ。(たぶん)
なので非常に新鮮だし、もう文句なしにかわゆだ。
下部でのアレン鮫は、まぁいつものアレン君だが。
アレン鮫体内にあるアレン真珠とは、生涯の契りを証明するレアアイテムなのだが。
このやりとりは口移しだ。
すなわちキスでやりとりすると言うことだ。
 
このキスの思い切りがよい。
キスシーンは、中華なドラマにおいて寸止めで邪魔される確率が高い。
なので、唇が重なるまでの時間はすこぶるスロウモーション、と言うのがほとんどだ。
しかし、アレン鮫は素早く確実にミッションクリアだ。
しかも床入りもスムーズだ。
要するに艶っぽいアレン君を拝めるいい機会だと言う事だ。
 
なんとかいう火山の下にいる魔物を封じ込めるときの超激速トルネードは、無双を通り越して突き抜けてしまって笑えたが。
さらに、ラストの姫ビッグテイルキックも突き抜けていて笑える。
被せてくるBGMも”連チャン確定”みたいなノリだった。
 
無双設定がすぎるせいで、悪目立ちしてしまった例だ。
とは言う物の、全体的にアレン君のかっこよさを愛でれる仕様となっている。
1989年4月11日生まれの33歳、178㎝、60㎏。
青島外事服務職業学校卒業。
 
2009の”雪碧·飛揚新声名師高徒”に出場し青島部門でTOP3。
2010の”先声奪金,唱響亜運”で全国チャンプ。
渡韓し、練習生としてトレーニングに励みデビュウに備えていたが。
何度かのデビュウ失敗の後2014に帰国。
その後2014「通天狄仁傑」の主役に抜擢(播出2017)。
そして「青雲志」→「美人為餡」
その後が「大唐栄耀(麗王別妃)」だ。
デビュウまでは苦労したかもだが、デビュウ後はとんとん拍子で羨ましい限りだ。
その他も多数あるが古装だと
 
「天乱之白蛇伝説」「錦衣之下」「暮白首」くらいか。

@師な男子@林昊青【肖順尭/肖順尧シャオ・シュンヤオ】

彼こそが@師と呼んでた【肖順尭/肖順尧シャオ・シュンヤオ】だ。
Micミックと呼んで下さい。
 
ミックのチャームポインツは、みっしり密度の長い下まつげとおけつに割れたあごだ。
てこは少し言いたいことがあるのだが。
以前もおけつに割れてはいたが、こんなにくっきり割れてなかったと思うんだ。
角度とか影とかの影響でそう見えるだけなら良いが。
よもやなにか工事など施したのではと心配している。
そう、愛があると心配事は尽きないし、どうでもいい感じの心配などもしてしまうものだ。
 
@師(大軍師)司馬懿の時より格段とボディが成長している気がする。
ダイエットする俳優が多い中、ミックは筋トレに励みアミノ酸(タンパク質)を摂取しているのだろうか。
てこは細マッチョも佳きだが、基本はむさ苦しめのごつごつむっちりを好む。
己を知る事は大事だ。
流行りはあるだろうが、自分に合ったスタイルの方がより魅力的に輝けるのだ。
ミックは”透明感”とかには無縁なハードボイルド路線で突っ走って欲しいものだ。
 
本作の役どころは、らばをちーこの時から好きだったが。
don’t loveルールとか、ぱぱの言いつけとかで冷たくして来た(優しさ故)という、わりと拗れめな男子だ。
無理強いすることもなく、なんだかんだで陰日向でサポートして来た。
生まれ変わったちーこらばを可愛がる様子はロリコンぽくてキモさもあったが。
それよりも、自分の計画がことごとく失敗して。
”らばとの薔薇色の人生”が所詮は夢であり、何度やり直したってそんな運命にはない、って達観するあたりが切なすぎて気の毒すぎるんだ。
だから、皆もキモいストーカーとか思わないでやって欲しい。
 
最期の最大のイケメンムーブも、らばにしてみればさほど影響していない。(それどころじゃなかったので)
ほんとに気の毒なのだが。
エピローグがマジで不必要。
300年もまだ心配し続けてるとか・・・
困った子だ、ほんとに。
 
1988年3月23日生まれの34歳、185㎝、70kg。
青島旅遊管理学院卒業。
 
MIC男子団というアイドルグループの一員なので健次と同僚だ。
「天醒之路」は途中放置だが、待播が多数なので紹介しておこう。
 
無名偵探、葡萄藤下的玫瑰、長月烬明、蓮花楼だ。
 
@長月〜はお魚さん(羅雲熙)
@蓮花〜はいー(成毅)
なので、間違いなくてこは視聴するはずだ。
そん時にミックの成長ぶりが語れたら嬉しいなぁ。

わがまま叔な男子@仙師【王東/王东ワン・ドン】

てこブログ古参勢の【王東/王东ワン・ドン】だ♡
 
もうみんな”またこの人悪さしてる”とか思ってるだろうが。
その通りだ。
圧倒的にヴィラン役が多いのは事実だが、もちろんそうじゃない時だってある。
大軍師司馬懿」では司馬懿の弟@孚で善良な役だ、念のため。
@師の叔父さんってことだ。
叔父と甥が、本作で再会したと言うことだ。
 
本作の役どころは、自分のわがままから世界を恐怖に陥れた諸悪の根源男子だ。
ちょっと不思議なのは、目的が死んだ師傅を蘇らせることとかではなく、
こんな世界無くなっちゃえっ、だってところだが。
まぁいいか。
 
あんなに邪悪だったのに、夢の世界で師傅に再会したらあっさりいい人にチェンジした。
その辺は、先輩の落ち度ではなく脚本の詰めの甘さだから先輩に罪はない、念のため。
しかし、散々邪悪で不穏で悪巧みばっかりやって悪い顔だったのに。
夢世界で師傅を前にしたら、一気に少年み。
見た目はアラフォー、心はガラスの少年時代、を一瞬で表現できる先輩なのだ。
 
将夜」「将夜Ⅱ」の@葉青の時は、
 
「オレはできる男だ」
 
と、どやぁって登場するのに、①師兄に秒で倒され、自信喪失で落ち込んでしまう役だ。
そのときの、悔しい・悲しい・でも嬉しい(好敵手に出会えて的な)みたいな、複雑な顔をする。
そんな微妙な役ばかりやってる先輩にどうしようもなく惹かれてしまうてこなのだ。
 
もっすごくカッコつけてる先輩だ↓
1978年7月30日生まれの44歳、186㎝、75kg。
 
司馬懿と将夜の他に、先輩の出演作でてこがレビューしたものを紹介しておこう。
山河令」では、@晋王。
尚食」では@朱高煦。

恰似故人帰ターム23〜42集まで、てこが見た感想

ラヴものだが、最後は己の幸せ(ラヴ)じゃなく、世界の幸せを選ぶ皆だ。
その幸せは少数の犠牲にの上に成り立った、というわりと残酷なお話だ。
キーマンとなる人物は揃ってお隠れする事となる。
 
しかし、希望は捨ててはならず。
必ず道はある、という帰結で綺麗に纏っている。
 
しかしなー。
命が九個あるとか言われてもなー。
もしかしたら今回が九回目かも知らんから、転生できないかもしれないじゃん?
とか徒然思うてこだ。
 
このドラマはひどい展開が多くて、多くのお隠れシーンがあるが。
それと同様に蘇る。
しかし全てというわけじゃないようで、蘇らない登場人物も居るのだ。
その違いは何なのか。
 
というのは・・・
其の1でフォーカスしたじんじん【李俊賢/李俊贤(李燊)リー・ジンシエン】が・・・
 
幸せの定義だって人それぞれだし、綺麗に纏ってはいるが何かとモヤる作品だった事は確かだ。
 
最後に一つ。
最後までもっすごくウザかったヴィランの彼女だ。
中の人は、郭暁婷さんで本来はきらっきらの女優さんだ。
しかし、本作では憎々しいヴィランを良演している。
スキルの高い役者のヴィランは尊いものだ。