中国ドラマ『武侠探偵簡不知』(原題・侠探簡不知/侠探简不知)ドラマレビュー:名探偵”簡不知”登場【于済瑋/于济玮ユイ・ジーウェイ】【王燕阳ワン・イエンヤン】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり

2023年7月10日

ご訪問ありがとう、てこブログへようこそ。
 
今日は、中国ドラマ『侠探簡不知』(侠探简不知)ドラマレビュー:名探偵”簡不知”登場
を紹介するよ。
 
日本に来るときはわかりやすい邦題が付くのだろうが。
とりあえずタイトルから、武”侠”の”探”偵ものかな、と。
で、その探偵さんの名前がコナン”簡不知”くん、である。
 
とか、書いてたらちょうど来ました!
U-NEXTにタイムリーに入ってきたよ、Pだけど。
その名も「武侠探偵”簡不知”」
まんまや!
 
割とどうでもいい話だが、最近てこレーダーが優秀だと思う訳。
@天意はてこ的に良作で、けっこうハマったドラマなのだが日本には来るまいと思っていた。
が、しかしブログ掲載から程なくアマプラとU-NEXTで配信された(有料だが)。
そして数日前にブログ掲載した「大宋北斗司」もU-NEXT配信(P)である。
よもやU-NEXTさんはてこブログをチェックしてるのではなかろうか(んなわけない)。
 
名探偵役が「天意」(其の1其の2)の【于済瑋(于济玮)ユイ・ジーウェイ】である。
そう@天意つながりでこの作品にたどり着いた。
同じように【欧豪オウハオ】の「黑白禁区」も現在視聴中であるので記事は気長に待って欲しい。
 
ドラマを見て、Newカマーの他の作品を追いかけるのもまた楽しきかな。
ハズレもあるが、たまにアタリもある。
で、本作は”アタリ”である。
実は@黑白禁区はハズレなのはヒミツである。
 
ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!

侠探簡不知ってどんなドラマなん?

一言で言うと厨二坊の自分探しの旅である。
 
まず8年前に江湖の人々は鬼面の殺人鬼・王画に苦しめられていた。
で、简不知のパパである神機谷の谷主・简尽歓は4人の仲間と共に王画に戦いを挑むも相打ちで果てる。
简不知が気づいた時には、パパは絶命しており、王画の死体もなかった。
自分は生き延びたが、いったい何があったのか?
しかし简不知は記憶を失っていた。
で、その戦いでパパの仲間の4人は生き延びていることを知り、真相を究明し、ついでに自分が何者なのかもわかればいいな、ってことで旅に出る。
ってのが初期設定である。
 
ちなみにパパは独鈷ぱぱ。(独狐伽羅
ぱぱんと一緒に王画と戦った4人の仲間は生きてるゾ、ってんで、順番に会いに行こうと旅は始まる。
 
行く先々で殺人事件が起きる。
それも連続殺人。
人間生きていて殺人事件に出くわす可能性は非常に低い。
てこも割と長い時間生きているが、殺人事件に遭遇した経験はない。
だが彼は古代中華版の”コナンくん”であるから、解決すべき殺人事件の現場に行きあたる運命となっている。
殺人事件を引き寄せる男、それが”简不知”である。
↑こんな感じで次々とキレッキレの推理力で事件を解決してく。
↓梅長蘇みたいなモアモアを着てるのは
第一の事件で訳あって”寒毒”に侵されたからである。
なのでたまに眉毛まで凍ってぶるぶる弱るシーンや、湯に浸かるシーンなどもあり、程よく淑女たちを心地よくさせる配慮がうかがえる。
ぱぱんの仲間は4人いるので事件は第4まで起きる。
で、それまでに解決しなければいけないことは
 
イー:ぱぱんの事件の謎
アル:王画の行方
サン:自分の記憶は戻るのか
スー:寒毒を克服できるのか
 
4つもあるとか、けっこうなハードルである。
中華な古装ドラマは伏線が回収されずに終わる、もしくは終われないドラマが割と多い。
途中くどい展開もなく割とサクサク進むので、このペースで4つの問題を解決できるとは到底思えない。
全24集と短いし。
などと心配しつつ見るがいい。

侠探簡不知てこ監修”イケメン備忘録”

自分探しの厨二坊@簡不知【于済瑋(于济玮)ユイ・ジーウェイ】

@天意では脳筋属性の@項羽役だったのが一転、頭脳派インテリへ。
本人は全く武芸ができない設定。
なのでいつも男②が守ってくれる、という萌え設定である。
たまーに女①も守ってくれるが、正直これは余計、いらない。
近頃はブロマンス脳になってきてるので、ほんとに女が邪魔、不必要。
1994年7月27日生まれの27歳、184㎝、75kg。
上海戏剧学院卒業。
「天意」「光荣与梦想」
直近は↓「朝歌·少年行」配信待ち(たぶん)

ナイトな男子@赵我还【王燕阳ワン・イエンヤン】

冒頭で仲良しになって、なし崩しに”義兄弟の盃”をかわし晴れてブラザー認定の彼である。
イケイケの武道マンかと思いきや「実はオレ、武道イマイチなんだ、、、」のカミングアウト。
で、不知がぱぱん直伝の武道極意書を渡す。
で、真綿が水を吸収するが如く、メキメキと上達(語彙力)
不知の頭脳と、彼の武道があれば向かうところ敵なし設定が完了である。
不知と並んでも体格・顔ともに遜色ないイケメンっぷりの彼だが。
中華なサイトでは@肖戦(肖战)に似てると評判と書いてあったが。
確かに似てるんだよね。
てこは本家よりこっちのが好みだなぁ。
1991年11月22日うまれの29歳、184㎝、72kg。
北京電影学院卒業。
サーチしたら驚いたことに「琅琊榜」に出てる?
未だこれといったブレイク作品はないが、本作では見どころ十分であったのでこれからに期待したいNewカマーである。

侠探簡不知てこが見た感想

驚いたことに4つのハードルのうち3つは解決してのラストである。
サン:自分の記憶は戻るのか
以外は全て解決、という快挙。
 
ラストのあとのエピローグ5分で衝撃の事実が発覚する、というなんともいけずな展開である。
終始ほのぼのしてた展開が急激にシリアス街道になるという。
その事実を踏まえて、あとあと思い出して見ると、
第1の事件で盲目の寒月山荘の李二爺が死ぬ間際に驚いていたことなどを思い出す。
、、、ぃや、これ以上は言うまいて。
 
男主①&②が非常に良いし、ほかもNewカマーが何人かいる。
推理も面白いし、なんといっても男主が武芸ができない&病弱でみんなが「おれの(わたしの)後ろに隠れろ」と口々にいうのが良きかな。
男子3人女子1人じゃなくて、オール男子でぇえやん?と思うが、これはBL避けかもしれない。
そう、この取ってつけたようななくても良いラヴラインが難点だが。
このおかげで検閲もサクッと通って晴れて日本上陸、なのかもしれないと思うと、まぁしょうがないかなって許せます。
 
2季があるのか、が気になるところだが、今のところ情報はなし。
だいたい日本上陸時には既に2季が本土で配信済みとかでない限り、時間をおいての次シーズンはない気もするが。
まぁ、近頃は次々と新しい作品の配信があるのでそれを消化しつつ気長に待とうではないか。