中国アニメ『天官賜福』(原題・天官赐福)アニメレビュー:慕い続けて800年、天からの祝福をあげたい鬼男子降臨!あらすじ・感想※ネタバレあり
ご訪問ありがとう、てこブログへようこそ。
今日は、中国アニメ『天官賜福』(原題・天官赐福)アニメレビュー:慕い続けて800年、天からの祝福をあげたい鬼男子降臨!
を紹介するよ。
【基本情報】
監督:李豪淩
脚本:春日幽鈴
作画監督:李相美
P:劉綦、潘琳琳、王蓉
原著:墨香銅臭《天官賜福》
プラットフォーム:bilibili、2020年10月31日〜
25分✖️12集
中国アニメレビュー第2弾。
今日紹介するアニメは、中国の小説投稿サイト「晋江文学城」で2017年に連載を開始した小説《天官賜福》
またもや墨香銅臭センセ作品だ。
2020年に中国ではbilibiliにてアニメが配信され、現在(2023/6)日本ではゆねくで観れる。(7/5までだが)
密林でも見れるようだが、アニメなんとかの契約を余儀なくされるようだ。(30日無料)
他も、たとえばDTVとかで見れるかもしれないので調べたらよろしい。
中国版は見ておらんが、日本版の制作は株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ、株式会社アニプレックスがやられており、丁寧なお仕事で感心した。
しかし、ゆねくさんは吹き替えの場合字幕が出ないのでわりと不便に感じた。
例えば名前だ。
ぴんいんではなく日本語発音で名前を呼ばれても、なかなか判断が付きにくい。
それに「けつうたんか」とか言われてもなんの事かさっぱりだ。
後に原著を読んで解ったが、「血雨探花」でいわゆる二つ名だ。
Xuè yǔ tànhuāなのだが、日本語読みでケツウタンカと発音されている。
名詞にたいする読み方は悩みどころだろうが、字幕をつければ問題ナッシングなのにな。
ゆねくさんはねとふりさんのように、吹き替えでも字幕を付けれるようにしたらよろしい。
原著者の墨香銅臭センセはチンジョレ(陳情令)の原著《魔道祖師》で有名だが、デビュウ作の《人渣反派自救系統》(通称・サハン)も最近『クズ悪役の自己救済システム』(原題・穿書自救指南/穿书自救指南)通称・クズシス、がわうさんでOAされている。
3作共通してるのがBLであると言うことだ。
墨香銅臭センセの紡ぐ世界で、多くのBLオタクらが死亡(嬉し死)しているらしい。
つまり神作家だ。
てこはそちらの方面はビギナーのひよっこではあるが、自分で言うのもあれだがわりと高ポテ(高ポテンシャル)女子だ。
妄想がふくらんで萌え過ぎて息が苦しくなる事ができる体質であり、その気配は既にチンジョレや鎮魂の時から自覚している。
そして、こないだのサハンで次のステップへグレードアップした気がするのだ。
〜からの本作であるので、もっと楽しめるはずだ、という確信で視聴開始だ。
(この後は魔道祖師に挑戦する意気込みである事も白状しておこう)
ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!
天官賜福ってどんなアニメなん?
かつて神様に助けられた少年が、2度も天界を追放された神様をモーレツに口説くお話だ。
しかし、12集までにその展開(モーレツに口説く展開)はない。
12集までは、序章プロローグであり、
そのプロローグとは何かと問われれば、それは、ファーストインプレッション、であると答えよう。
つまり口説くための掴みだ。
未見の方は、何の事かわからないかもしれないが、見たら完全に理解できるのでまぁ観て欲しい。
世界背景は、てこはじめてこブログを読んでくれている方にとってはお馴染みの3界(天界・魔界・人間界)背景だ。
しかし、よくわからん、と言う方はPixiv大百科を参照するといいだろう。
ただ、神への昇格を”飛昇”と呼んだり、神に昇格した者を”神官”と呼ぶのはすこし混乱要素かもしれない。
そして魔界の4大派閥を形成しているのは悪魔ではなく鬼だ。
かっけぇーーーーよね、鬼。
鬼にもランクがあり、上から「絶」「凶」「厲(れい)」「悪」だって。
かっけぇーーーーよね、”絶”って響き。
作中で太子殿下と呼ばれてるのが、↓@謝憐
800年前に存在していた仙楽国の太子で、天才なんで17歳抜擢飛昇し武神となり人々から崇められる。
が、仙楽国が滅亡の危機に瀕しそれを助けるために人間界にへ介入。
そのせいで神号剥奪、人間界へ追放。
その後復活するもまた追放、でまた復活の3度目の正直の飛昇。
しかしその3度目飛昇で、何とか言う大鐘を壊してしまって888万功徳もの借金を背負うことに。
その借金返済のために人間界で起きている”鬼花婿事件”の捜査に乗り出す。
このタームで、天界のパワーヴァランスやシステムや太子殿下の立ち位置などを理解させる流れだ。
ひとりだと心配なんで、ふたりの部下がついてくる。
まずは↓@南風
@風信(南陽将軍)の配下。
もう一人が↓@扶摇
@慕情(玄真将軍)の配下。
このふたりの上司の@風信と@慕情がもっすごい犬猿の仲なんで、配下のふたりもいつでも何かしら競っていがみ合ってる設定。
この3人で事件の捜査に挑むのだが。
早くも1集で婚礼だと?
なんという事だ。
嬉しさのあまり既に死にそうだ。
見てください。
この禍々しさ爆盛りの背景を。
プラチナ蝶に誘われた先に居たのは、指に赤い糸を巻く男子。
顔も見えないその男子には悪意どころか懐かしい何かを感じ、為されるがままにその手を取る謝憐。
相合い傘のこの絵面、まさしくヴァージンロード。
顔を見ようと・・・
ってところで居なくなる。
そっから4集までは、みなさん我慢のしどころです。
でも覚えとかなきゃならないムーブも各所にぶっ込まれてるんで、お見逃しのないようにしっかりと観るように。
回想タームで、謝憐が助けた少年。
”生きる意味がわからないのなら、私のために生きなさい”
なにこのイケメンムーブ♡
こん時の少年が・・・と、もう見てる者は全員100パー気付いてるはず。
そういうのをしっかりと見とかないといけません。
事件の方は、ある男子が好き過ぎて死んでも好きで好きで悪鬼になっちゃった女子将軍のせいだった。
この男子、↓@裴茗 (明光将軍)ってのが、普通に悪い男子で。
つまり遊んだ後は捨てちゃう使い捨て男子で、ウブ女子の天敵のような男子だ。
で、事件はまぁ片付いたといえば片付いたし、片付いてないといえば片付いてない感じで次へ。
天界に居ても居心地悪いし、信徒も居ないし、人間界行って自分を祭る御祠を作って信徒増やそうかなと下界へ。
4集で出会いだ。
画像: TWITTER.COM
ぇ?
なんか可愛いけど♡
ヴァージンロードの時ともOP画像とも違うけど、赤い服着てるしこの男子があの男子だと速攻気付くはず。
名前は@三郎だって♡
でもほんとは血雨探花も@花城だ。
鬼の中でもmust最上級の”絶”の絶境鬼王である。
親と喧嘩して放浪中、などと誰が聞いたって嘘とわかる嘘を吐くかわゆな男子である。
謝憐も怪しいと思いながら、手相を見たり髪の毛結ったりとボディコンタクトを量産し(嬉し死してる方もう居るはず)ながら、様子見状態。
三郎は、早くも無双のスパダリと化し、甲斐甲斐しくお手伝いするし。
尊すぎて永遠にこのタームが続いてくれても良いとさえ思うほどだ。
そうこうしてるうちに、半月国とかいう国があった砂漠の土地に不可解な事が起きてるらしいってっことで4人でワープ。
なんか”陣”みたいなのを書くと1000里くらいワープできるらしい。
さすがは神。
このタームでも恐ろしいほどの萌えが詰まっていて。
これは蠍蛇に噛まれた嫁の手の毒を躊躇なく吸い取るシーンだ。
こっからは、アルソックとしてしっかりしなければ、と心意気も改に一層尽力する姿が尊い。
これは↑10集で鬼モード降臨なのでマジで観て欲しい。
真っ暗闇設定なので、顔は見えない。
でも声で三郎だとわかる。
体温も鼓動もない・・・
でもどうでもいい。
だってかっけぇーーーーーーーーーーーーんだもん♡
って感じはたぶん謝憐も同じだ。
とりま下ろして。
だめだ。
なんで?
汚れるから。
なにそれ♡
ちょっと掴まってて。
ちゃっちゃとやっつけるから。
なにそれ♡
しかもやはり強いのん、無双♡
でももう10集なのだ。
残り2集しかない。
・・・
ぁあずっと永遠に見ていたいのに。
半月国タームも、悲しい話ややるせない話や驚く話なんかもあって。
未来への不安などをぶっ込みながら、ここも片付いたといえば片付いたが、片付いてないと言えば片付いていないというわりと中途半端な感じで今季のエピローグへと進む。
「何が食べたい?花城」(ぇえ、その名で呼んだ、しれっと呼んだbyてこ心の声)
「その名より三郎って呼ばれたい」(押し倒しちゃってかまわんけど、ってか押し倒しちゃってっbyてこ心の声)
もぅぐるぐるの感情のまま最後の夜(になる予感)の話に突入するが。
もうその時はぐるぐるが渦巻いて巻きすぎてゴムが切れて、心がすぅーっと軽くなった気さえした。
翌朝。
予感通り。
三郎を探す謝憐。
謝憐の首には、指輪を通したネックレスがかけられていた。
婚約指輪と捉えて問題ないと思う。
そして12集で初めて晒してくれたそのルックを見よ。
ひゃ♡
不整脈どきっ♡
天官賜福てこがみた感想
サハンも途中なのに、原著を読んでしまっているてこだ。
第1巻は15章まであり、アニメは12章までだ。
つまり、アニメのその後も少しだけわかるんだぜ。
もちろん第2巻も手元にあるのさ。
ちょいちょい名前だけ出てくる帝君が早く見たい。
あと、鬼メンツ(残り3人)早く見たいよね。
気になる2季も予告なんかは出てるけど、いつ見れるのかさっぱりわからない。
てこは一応は仕事もあるし、積本もたくさんだし、てこ監修”イケメン備忘録”のためにドラマも見なきゃなので、いつまででも待てるけど、できれば早めがいい。