㊗100記事!特別企画『私が選ぶ中国ドラマ9選』満を持して登場!どうですか?気が合いますか?見てってくださいヨ♡
ご訪問ありがとう、てこブログへようこそ。
今日は、特別企画『私が選ぶ中国ドラマ9選』を紹介するよ。
割と最近このタグ部屋が賑わっているようで、遅ればせながら重い腰を上げたてこである。
そう、遅れ過ぎてもはやトレンドではなくなっている頃である。
なぜか、
それはきっと地味なラインナップになるであろうと容易に想像できるからである。
イケメンNewカマー探しをラフスタイルにしている割に、、、みたいな感じになるからである。
説明しよう。
てこの中華愛を支えてるコアな部分は
イー:三国志演義
アル:金庸
この2つである。
まず、三国志演義とは、史書の三国志ではなく小説版の三国志である。
幼き頃にまず吉川(きっかわ)版を読み始め(宮本武蔵から吉川小説を読み、行きついた)それこそ何回読んだかわからない。
吉川さんは書いてるうちに、感極まってきて自分でも何を書いてるかわからなくなっているんじゃないか、と思うところが多々あり(バッハとか弾いてると、今どこ弾いてたっけ、ってなるのと同じ感覚)
幼いわたしは「こんな大人が夢中になるなんて、なんて世界だろう」と思い、なんとかその世界を知りたくて何度も読んだのである。
そして割と大人になってから北方版があることを知る。
正直、北方さんの本はそれまで1冊も読んだことはなかったが、「三国志」とある以上読まずにはいられない。
そしてまたどっぷりと浸かるに至る訳である。
同じ「三国志」でも書き手によってこうも違うとは、まさに目から鱗である。
肝の部分は勿論一緒だが、北方版は明らかにかっこえぇのである。(語彙力)
今でも、必ずカバンに入っている。
ちょっとした時間に読むために。
そしていつ何時北方さんに偶然ばったり会っても、サインがもらえるようにである。
「今日は何巻にしよっかなー」っという感じである。
次の、金庸さんとは言わずと知れた中華な武侠小説の巨匠である。
こちらも割と大人になってから読み始めた。
初めて知る江湖の世界。
宗教思想、武術、義侠、何をとってもわたしには非常に新鮮で斬新であり、またもや自分の見えてる物が世界のほんの一部でしかないのだ、と強く思った瞬間である。
という訳で、わたしの中華ドラマの入り口は武侠ドラマであった。
で、悩むのは、金庸ドラマは数ある訳で。
しかも定期的にリメイクされている訳で。
イー:どの作品を選ぶか
アル:何年版を選ぶか
というダブル案件に頭を悩ますてこである。
ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!
わたしが選ぶ中国ドラマ9選:いきますよ?
金庸作品は○○年版とかリメイクが多数あり、それぞれの面白さがあり。
順位など付けられるはずもない。
なので一番最初に見た版とする。
加えて、9選とはいったものの、順不同である事を了承のうえご覧いただきたい。
射鵰英雄伝(射鵰英雄传)2003年版【李亜鵬・周迅】
その後、2017年版(レジェンドオブヒーロー)【楊旭文・李一桐】
次に、2008年版【胡歌・林依晨】という順番で視聴。
2003年版が一番面白い気がするが、2017年版≪レジェンドオブヒーロー≫はその後の@神雕侠侶へのつながりがスムーズに思える。
神雕侠侶2006年版【黄暁明・劉亦菲】
2006年の黄暁明はまだギラついてる。
おけつに割れたあご、ぎらついた目つき、全てが好みじゃないのに心を持ってかれちゃう不思議である。
その後2014年版【陳曉・陳妍希】を見るが、こちらは○○年版じゃなくて”于正版”と冠がついてる・笑。
やはり于正P、”@小龍女改革”を決行しなんだか全く別物の神雕侠侶を作り上げてしまった。
まぁ、でもてこはコレはこれでアリだと思う。
で、最新2019年版【佟夢実・毛暁慧】@うーちゅーおじさんですよ、きましたよ、NEWカマー。
こちらの配信を今か今かと待っている。
そう、てこの眼に狂いはない、いつもいつまでも。
笑傲江湖2013年【霍建華】版
いろいろとツッコミ所がまんさいで、最後まで「あ゛ーーーーー」って見てた。
日本語版は「月下の恋歌」なる謎の邦題が付けられている。
@陳曉も出てて、ビジュアル的にも文句なく最後まで楽しめる。
主角の@令狐冲は原作では絶世の美男となっており、まぁ、朕なら合格でしょう。
2001年李亜鵬版がまだ見ておらず残念だが。
2018年丁冠森版≪レジェンドオブスォーズマン≫は、なかなかの面白さだった。
何といっても@東方不敗の丁禹兮の美麗な事、この上なしである。
しかし、霍建華版のパンチ力(いろんな意味で)には勝てないかな。
天龍八部2013年【鐘漢良】版
スノボを肩に、でビックリ登場の鐘漢良。
正義も悪もなんだかごっちゃになったかんじで。
BGMやCGも安っぽい感じなのだが、てこはこの時がお初@鐘漢良だったので。
なんだかんだ言いながらも、楽しみ魅了されたのである。
だがしかし、その後2003年胡軍版を見た時の軽い衝撃を今でも忘れない。
断然こっちだな、って感じです。(でもほら、最初に見たヤツって、ね、言ったし)
曹操【趙立新】
立て続けに金庸作品を紹介してきたが、もうひとつの軸である三国志である。
が、しかしである。
三国志と冠が付くドラマは数あれど、どれもこれもしっくりこない。
なぜなら、てこは曹操が一番好きだからである。
息子の曹丕だったり、司馬懿なんかにスポット当てられてもな。
荀彧ならまだいい、胸熱な漢だから。
諸葛亮?もう褒められまくりの男の話など今さら面白くもなんともない。
曹操好きの一番の難点は、途中退場である。
死んでしまうから、、、。
しかし、この「曹操」は曹操が間違いない主役である。
だが、しかし昔中文であまりにも訳が分からなくなって挫折した経緯がある。
そしたら最近ひょんなことから日本語版があることを知る。
ほんとだよ、なぜ気が付かなかったのか、ばかなの自分。
で、一気見でした。
間違いなく三国志関係の中では1番良い、優勝。
楚漢傳奇(項羽と劉邦)【何潤東・陳道明】
いわゆる”楚漢モノ”である。
これは中華な歴史を語る上ではぜひとも押さえておかなければならない事のひとつである。
楚漢を題材にした作品は、それこそ映画・ドラマともに数多く存在する。
項羽側か劉邦側かで、描かれ方も違うし、とらえ方も違う。
間違えてならないのは、第一にフィクションであり物語であるという事。
重要なのは、ほんまもんの史実はどうだったのかをしっかりと把握することである。
てこはこの十数年で何冊の中国歴史書を読んだか数知れない。
経験から言って、理解するための良い本は「岡本隆司」先生の著書である。
彼の弟子であり妻でもある「宮脇淳子」先生の著書もおススメである。
中国ドラマを機に中国史を勉強することは非常に良い事だと思う。
琅琊榜【胡歌】
言わずと知れた名作である。
中華なドラマで初めて感じた”映像美と世界観”。
男たちの信念や苦悩、更には煩悩までも切なく語り上げる世界に心奪われてしまった。
中国ドラマにはこんな一面もあのかと、あらためて「恐るべし中国」と思い至った。
このドラマを機に、いろんな中華なドラマを見てみようと思い立ったわけである。
刺客列傳(刺客列传)(刺客列伝)
たしか2019年か2020年に初めて見たと思う。(作品は恐らく2017年・たぶん)
はじめは、その辺の高校の文化祭の演目みたいな感じで、なにこの安っぽさ、とか。
あまりに多くのヤングたちが出てくるので、どっかのアイドルがひとまとめで出てるのか、とか。
ぇ、もしやこれが、俗にいう”やおい”なのか、そうなのか?などと、生暖かい目で見ていたわけだが。
何なの、このヤングたち。
誰一人として平凡な人間はおらず、みな何かを抱えたヤングたちである。
なんて胸熱なヤング達であろうか。
夢に見たいほどおもろいし(見なかったけど)、ラストは「あ゛ーーーーーー」って叫ぶほどに。
本当に衝撃的で、てこ的には”金字塔”クラス。
中国ドラマの底知れない怖さを思い知った作品である。
いくつになっても新しいものに触れた時の感覚は愛おしい。
いくつになっても気づきがある事への単純な喜び(大げさか)
しかもコレ終わってない。
ほんとあるあるなのだが、3季をまっているのだ。(切望)(懇願)
少林问道(少林問道)【周一圍】
最後の1つはこれ↑である。
間違いなくてこ華流ドラマ史上最重厚ドラマである。
時代背景は、てこブログでもたびたび登場でディスられてる”ゲス時代・明朝”であり。
簡単に言うと”義兄弟モノ”である。
更に彼らの兄世代の”義兄弟モノ”も重ねるというミルフィーユ構造となっている。
濃い、実に濃い。
濃すぎて息切れがしてしまうほどである。
三国志で泣ける人間がこれで泣けない訳がない。
非常に重く難解なドラマであるが見た後の達成感パネェっすよ。
わたしが選ぶ中国ドラマ9選:てこの感想
実は当ブログ、細々とやってまいりましたがとうとう本記事で100記事達成である。
なので、今日は㊗企画としてやったのだが。
やはり、地味。
どうしようもなく地味。
皆が選出している宮廷モノやラヴ史劇も、ひとつも入っていない。
しかしながら気付いたが、100記事も書いているが、今日紹介した9選の中で記事を書いているのは@琅琊榜のみ。
驚きである。
@琅琊榜も内容にはほぼ触れず、ひたすらに@胡歌がかっこえぇ、とばかり書いておる。
そして、それこそ宮廷モノやラヴ史劇、最近ではブロマンスなどもたんまり書いておる。
という事は、好きなものほどブログに書けないという事か。
しかしながら、てこのライフワークであるてこ監修”イケメン備忘録”とは、ヤングなイケメンNEWカマーを探し紹介することである。
そして後にブレイクし男主角に成長したりする姿に目を細めるのである。
なのでこれからも、好みとは別であっても日本未上陸のマイナー作品から、話題作品まで、いろいろと見ては記事を書いてゆきたいと思うのだ。