韓国時代劇『アラン使道伝』<全20話>韓流ドラマレビュー:キャスト・あらすじ・ネタバレあり・感想つきで紹介

2023年3月19日

アラン使道伝-アランサトデン- DVD-SET2 -

ご訪問ありがとう。
てこブログへようこそ。

今日は「アラン使道伝」を紹介するよ。
お待たせしちゃって申し訳ない、イ・ジュンギ様の登場。
(これから数多く紹介するであろう”イ・ジュンギ”作品。決して本作が一番というわけではない、念のため)
イ・ジュンギ様兵役除隊後の復帰作ってことで、なにかと期待が高まりすぎで落ち着かない。
何がって?そりゃぁ、ね、鍛えぬいちゃって逞しくなってるであろう肉体美とか♡

花美男、イ・ジュンギ様健在!

両班設定のため、最初から最後までキレイめないで立ちなのがチョイ残念。
てこは”賊”的なお髭or長髪バンダナスタイルが好みではあるが、イ・ジュンギ様を見れるなら、まぁ、どんなでもいいっす、はい。

時代劇、伝説(幽霊系)もの、ラブコメ、もうてんこ盛り。
今回もてこの独断とえこひいき満載で始めるよ。
最後までよろしく!

アラン使道伝-キャスト-

ウノ役 イ・ジュンギ

出典:韓ドラDX

ウノ(イ・ジュンギ)
前宰相キム・ウンブ大監の庶子。
プライドが高く、出世や世の中のことには全く興味がないクールな性格。
子供の頃から霊が見えてしまうことが唯一の悩み。
特異な能力のせいで常々面倒な目に遭うため、周りの人には秘密にしている。
しかし、ある日突然現れた幽霊アランにその能力を見破られ、彼女にそそのかされ密陽(ミリャン)の使道(サト)に就任することに…!
そして、予想だにしない大事件に巻き込まれてしまう…。

イ・ジュンギ プロフィール

完璧なスーツ姿
どの角度から見ても完ペキやろ

ご覧あれ。
良きかな、良きかな♡

生年月日: 1982年4月17日
身長: 178cm、体重: 63㎏
血液型: A型
特技: テコンドー、テッコン(片足で相手を倒す競技)、サッカー、コンピューターゲーム

「女よりもきれいな男」というキャッチフレーズで、世間から注目を集めた俳優イ・ジュンギ。この愛称は彼が主演俳優として出演した映画『王の男』からついた。
しかし、実はキャッチフレーズとは違い、壮健で男らしい青年である。
テコンドー全国大会に出場したほど頑丈な体格をし、彼のシャープな顔の線はカリスマを感じさせる。
イ・ジュンギは『王の男』を撮る前は「女よりきれいな男」どころか「女みたい」とさえ言われたことがなかったという…それにもかかわらずイ・ジュンギが女性よりさらにきれいな女性になれた理由は、憂愁に濡れた目の色、そして己を凌ぐ努力だといえる。

[映画]
2007年 『初雪の恋』、『華麗なる休暇』
2006年 『フライ・ダディー』
2005年 『王の男』
2004年 『ホテルビーナス』、『バレエ教習所』

[ドラマ]
2014年 KBS 朝鮮ガンマン』
2013年 MBC 『Two Weeks』
2012年 MBC 『アラン使道伝』
2008年 SBS 『イルジメ』
2007年 MBC 『イヌとオオカミの時間』
2005年 SBS 『マイガール』
2004年 MBC 『星の声』

アラン役 シン・ミナ

出典:韓ドラDX

アラン(シン・ミナ)
おてんばでワガママ、でもとってもキュートな幽霊。
考えるよりも先に行動してしまう好奇心旺盛な性格。
普段は決して気弱な面を見せないが、自分がどんな人間でなぜ死んだのかもわからないという孤独と不安を抱えている。
そんな失われた生前の記憶を取り戻すため、ウノを無理矢理、使道に仕立てる。
やがて2人で捜査を進めるうちに、密陽(ミリャン)の事件が自分の過去に繋がっていることを突き止めていくが…。

ロマンスの要素がある以上、ヒロインが鼻につくとドラマの面白さは半減するのだが、今回、幽霊のアランを演じるのは、人外(九尾狐とか…)を演じたらいつだってキュートなシン・ミナ。
本作でも、森を走り抜け、屋根にのぼり、乱闘シーンでも大活躍。
爽やかさ120%で使道のハートをグラグラとゆさぶる、女性から見ても好感度の高いヒロインだ。

シン・ミナ プロフィール

生年月日: 1984年04月05日
身長: 168cm 体重: 47 ㎏
血液型: O型
特技:スケート
その完璧なスタイルを維持するために、運動を欠かさないというミナは、運動神経も優れているようである。

出演作品
「明日、キミと」~タイムトラベラー夫(イ・ジェフン)を好きすぎる役
「オー・マイ・ビーナス」~ソ・ジソプのコーチでおデブから変身するえくぼがかわいい役
「ローファーム2年目弁護士」
「僕の彼女は九尾狐」~ツンデレ彼氏(イ・スンギ)の妖怪彼女役
「魔王」~復讐ものオム・テウン、チュ・ジフン二人から好かれる超能力者役
「このろくでなしの愛」
「パンチ」

おぃおぃ!!
相手役、悔しいほどの豪華イケメンな件!
悔しすぎるが、”鼻につかないほどほど感”の女優さんなので、ギリ許せる範囲内としとこう。

玉皇上帝役 ユ・スンホ

出典:韓ドラDX

玉皇上帝役 ユ・スンホ
天上界を牛耳っている王。
年齢不詳なものの、とても美しい見た目をしている。

ユ・スンホ プロフィール

ご覧あれ。
良きかな、良きかな♡

生年月日:1993年8月17日
身長:175cm
血液型:A型

スンホ様はこれからどんどん紹介してくよ!
「仮面の王イ・ソン」良かった。
涼し気な目元、キリっと結ばれた唇。
そして、何といっても立ち居振る舞いが優雅じゃね?

出演作品 「リメンバー 息子の戦争」「ポゴシッタ(会いたい)」「プロポーズ大作戦」「ペク・ドンス」「欲望の炎」「ドラゴン桜」「美男<イケメン>ですね」※カメオ出演「善徳女王」「太王四神記」「王と私」「先生はエイリアン」「悲しき恋歌」

ジュワル役 ヨン・ウジン

出典:韓ドラDX

ジュワル(ヨン・ウジン)
密陽の権力者チェ大監家の養子。
容姿端麗で女性たちからも人気を得ているが、本人は傲慢で冷たい性格。
その行動もミステリアスで、暗い過去を隠している。
アランと出会ってから何故か心が揺れ始め…。

ヨン・ウジン プロフィール

イケメン
出典:https://pariskero.exblog.jp/18065238/

これもまた、良きかな、良きかな♡

生年月日:1984年7月5日
身長:185㎝
血液型:AB型

目がカンドンウォンぽくて。
左右の大きさが違ういわゆるガチャ目でもあるんだけど、そこがまたナチュラルで魅力的!
目鼻のバランスと、高身長の抜群なスタイルの良さは韓流スターの強烈な特徴の一つだな。

出演作品:「 7日の王妃」「内省的なボス 」「恋愛より結婚」

アラン使道史-あらすじ-

時代は朝鮮王朝時代、キム・ウノ(イ・ジュンギ)の父は元宰相で母は奴婢。ウノの母親は自分の身分がウノの将来の妨げになると考え、3年前に姿を消した。母を探すためウノは下男のトルセとともに、母が行方不明になった場所、蜜陽(ミリャン)へ向かう。

その途中、ウノは幽霊のアラン(シン・ミナ)に出会う。幽霊と関わるとろくなことがないと思っているウノは普段から幽霊を見えないふりして過ごしているが、アランに見抜かれてしまう。

ウノはアランから「生前の記憶がないので、自分の素性を調べてほしい」と頼まれる。ウノが「使道(地方官長)でもない限り無理だ」と言うと、ウノは巫女パンウルの力を借りてウノを使道に仕立ててしまう。

アラン使道史-見どころ-

「イルジメ〔一枝梅〕」「王の男」など時代劇を中心に圧倒的な人気を誇るイ・ジュンギ、「僕の彼女は九尾狐<クミホ>」でブレイクした人気女優シン・ミナを迎え、MBC同時間帯視聴率1位を記録した話題のロマンス・フュージョン時代劇!

韓国に伝わる「アラン伝説」を題材に、心ときめくラブストーリーと、スリリングな謎解きサスペンスが、息つく間もなく展開される。

見どころ-その1-全てが華麗なイ・ジュンギ様

除隊後初の主演作となったイ・ジュンギ様。
2年のブランクをものともせず、クールなイケメン使道(地方官)ウノを熱演!
シニカルで冷たい表情の裏に秘めた熱い情熱、無関心を装いながらも美しいアランにときめいてしまう純情な一面、女心を引きつける魅力的な主人公に演じ上げた。

“元祖花美男”ともいえる美俳優のイ・ジュンギ様。
「犬とオオカミの時間」や「HERO(ヒーロー)」など、現代ドラマでも活躍してるけど、あの切れ長の涼しげな眼は、やはり時代劇にこそぴったりはまる。
また、なぜか彼はいつも出生に秘密のある役柄を演じることが多く、悲しい出自は時代劇でこそ存分に活かされる、とてこは思ってる。

更に、ノースタントで挑んだ迫力あふれるキレっキレのアクション💕
からの武術、乗馬まで披露してくれて。
後半登場する“扇子”を使ったアクションは、これまでの見たことのない流れるような、美アクションを見せてくれる。
ファンならずとも一見の価値ありなのだ!

見どころ-その2-アクションシーンでのBGM

いかがかな?
実はてこはラップ好きなんだけど。
時代劇にラップとかほんとセンスあるわ~。
使いどころもパーフェクト。

(さらに、 日本でオリコン1位を獲得するなど歌手としても大人気のイ・ジュンギが、本作ではOSTにも参加してる。)

かたことだけど、歌うまっ💕

どや?
うまかろ?
かっこよかやろ?
出来すぎや♡

見どころ-その3- ユ・スンホ、ヨン・ウジンら、豪華キャスト

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天界の様子

すべての謎を握る玉皇上帝は、花咲き乱れるロココ調メルヘンチック天界で、美しい天女を侍らせている。
演じるのは美男子ユ・スンホ。
パートナーである閻魔大王(こちらはコワモテのおじ様、パク・ジュンギュ氏)と、碁を打ったり、釣りをしたり、琴を弾いたり、優雅に暮らしてる。
閻魔が勝つと戦争がおきて大勢死ぬ、とかサラっと言ってる。
みんな必死で生きてんのに、そりゃないわ、ととは独り呟くてこ。

玉皇上帝と閻魔大王が地上に差し向ける死神ムヨン(奥に居る顔色悪い人)も、渋くてクール、ミステリアスなイケメン(死んでるけれど……) だ。
ムヨンは生まれ変わってヤギになる設定。(これいるん?いらないんじゃね?)

ジュワル役のヨン・ウジンも、スラリとした立ち姿が艶やかで、アランにだけ見せる純粋な表情も印象的。
不思議な色気のあるイケメンである。
闇落ちしきれないギリギリのところをうまい具合に熱演してた。

アラン使道史-全20話あらすじ-

1話:府使(ブサ) 求む

アランは自分がどうして死んでしまったのかわからない記憶喪失の幽霊。そんな幽霊アランの生活は、幽霊たちの現世での復讐を禁止する玉皇上帝の命令により、現世を彷徨う幽霊を追う死神ムヨンから逃れながら、自分の正体を突き止めるため奔走する毎日。一方、幽霊を見ることが出来るウノは、目の前に現れたアランに対して見えないフリを…。

2話:かんざしの記憶

使道になったウノは、ある日、アランの持っていたかんざしを見てウノの母が持っていたかんざしと同じであることに気付く。アランが記憶を取り戻せば、ウノの母のことも何か手がかりがつかめると思い、ウノはアランの正体捜しを手伝うことにする。その結果、アランの生前の名前はイ・ソリムといい、許婚がいたが3年前のある日行方不明に…。

3話:アランの祈り

ある日の大雨の後、村はずれで若い女性の死体が見つかり、村中大騒ぎに。ウノは使道としての初仕事で、早速現場に向かう。なんと、その死体は3年前に行方不明になったアランであった。アランは、やっと自分の体が見つかったものの、その無残な姿にショックを受け、自分が何故死ななければならなかったのか、何故あのようなところにいたのか…。

4話:三途の川

アランは自分の死の真相を知るために、死神ムヨンと交渉し玉皇上帝に会うために三途の川を渡る。一度三途の川を渡りあの世に行くと、二度と現世には戻れないという…。それでもアランは三途の川を渡り、玉皇上帝と閻魔と会う。アランは自分の死の真相を2人に尋ねるが、2人はアランの死の真相は知らないと言う。おまけに現世に人として戻り…。

5話:桃園の誓い

あの世へ行ったはずのアランがウノの前に現れる。ウノはアランが人として戻ったことが信じられずに戸惑うが、アランの死の真相を明らかすことは、自分の母の手がかりになるかもしれないことから、2人で協力しようと提案する。ある夜、役所で眠るアランは何者かに襲われ連れ去られてしまう。異変に気付いたウノがアランの部屋に行くと、そこには…。

6話:チェ大監(テガム)家の秘密

役所に忍び込みアランを刺し連れ去ったのはジュワルだった。ジュワルは、ある女性の指示を受けてアランを連れ去っていた。一方、ウノは、アランを助けた山にあった小屋で母のかんざしを発見し、小屋の近くにある不審な穴に気付く。その穴には何人分もの人骨があった。この中に母がいるかもしれないと思ったウノだったが、母の…。

7話:封印されていたもの

ウノは人骨の見つかった穴の周辺で、あることを発見する。それを追っていくうちに、崖から転落してしまう。一方、アランは外出したまま戻らないウノを心配して捜しに行ったが、ウノを助けようとしてアランも崖から転落してしまう。雨が降ってきたが、ウノは重傷で動けないため、2人は近くの洞窟に避難する。洞窟の中で、ウノとアランは…。

8話:閻魔の怒り

崖から転落し洞窟で一晩を明かしたウノとアラン。翌朝トルセが二人を見つけるが、救出中にロープが切れ、アランは崖下の川へ転落してしまう。役所に戻ったウノは、アランが心配で捜しに行くが、見つからない。実は、川岸で意識を失って倒れていたアランはジュワルに助けられ、チェ大監家に運びこまれていた。一方、チェ大監家にいる謎の女性…。

9話:真夜中の花見

チェ大監が山の穴を勝手に埋めたため、ウノは使道としてチェ大監を役所に呼び出す。2人ははじめて対面するが、チェ大監はウノのことを「庶出」だと見下すばかり。その夜、悩んでいるウノを心配したアランは、気分転換にと真夜中の花見に誘う。花見の帰り道、ウノとアランはチェ大監が手配した者たちに襲われるが、そこに、悪霊までも現れる。

10話:満月2つ

ウノは外出しようとしたところ、村の子どもから「父親を助けて欲しい」と泣きつかれる。子どもの父親はチェ大監の家で拷問されているという。ウノはトルセと共に、チェ大監の家に行き、子どもの父親を助け出す。その父親は、高利貸しのような税の徴収をするチェ大監のことを使道に訴えに来たところだったという。一方、アランはジュワルと一日…。

11話:ムヨンの苦悩

チェ大監家の謎の女性ホンリョンの持つ不思議な力を知った死神ムヨンには、ホンリョンの正体に心当たりがあった。ムヨンは、このことを玉皇上帝に確認に行き、ある確信を得るが、これがムヨンの苦悩のもととなる。一方、ウノに勝手に倉を開けられ民衆に倉の中身を取られたチェ大監は、ウノへの仕返しとして、アランと巫女を人質にして…。

12話:ソリムの日記

以前ウノが骨の墓の近くで見つけた護符が、チェ大監家にあるものと同じことから、ウノはチェ大監の家に見張りを付けることにする。壁を通り抜けられ姿を見られることもない幽霊は見張り役に適任ということで、アランの提案で見張りは幽霊たちが行うことに。しかし、チェ大監家に到着した幽霊たちは、家の中に入ろうとするが入れない。

13話:400年ぶりの再会

ある夜、ウノは自分の気持ちをアランに伝えるが、アランはウノとは違う気持ちだと言う。ウノはアランの気持ちを尊重し、天上へ帰れるように協力する約束をする。翌日、巫女から護符の秘密を知らされたウノとアランは、チェ大監になぜそのような護符が必要なのか不思議に思い、チェ大監家に向かう。一方、ムヨンは玉皇上帝から…。

14話:ウノの師匠

ある日、アランはジュワルから「そなたの心が欲しい」と告白を受けるが、生前の婚約者だったはずのジュワルからの告白に、アランは自分の心にジュワルが残っていないことに気付く。一方、ウノはチェ大監家で見つけた怪しい壺の調査を巫女に依頼していた。巫女はその秘密を見つけ、ウノとアランの前で壺を開封する。壷から出てきた悪霊に…。

15話:玉皇上帝の計画

ウノと死神ムヨンは、チェ大監の家にある地下室でホンリョンと対面する。ホンリョンを見たウノは、捜し求めていた母であることに驚愕する。一方、ムヨンは今度こそホンリョンの体に乗り移ったムリョンを倒すべく、ホンリョンに刀を向ける。しかし、ホンリョンを母と疑わないウノは、ムヨンから「ホンリョンはウノの母ではない」と言われ…。

16話:ソリムの死の真相

かんざし、扇、ホンリョンとムリョン、アランが人として現世に送られたこと。ウノとアランは、これら今まで起きた全ては偶然ではなく、玉皇上帝の計画だったのではないかと感じ始める。だったら何故、チェ大監はアランの正体を知りたがるのか、ジュワルは何を知っているのか、不思議に思う。そんなある日、密陽にウノの…。

17話:あの日の記憶

ホンリョンと会ったアランに、ソリムとして殺された時の記憶がよみがえった。アランはこれが望んだ真実だったのかと悩みながらも、ウノの母の肉体を取り戻すため、ムリョンの魂を誘い出す方法を巫女に相談する。一方、ウノはチェ大監家に捜査に忍び込んだものの、私兵と争いになる。負傷して戻ってきたウノを手当てしながら、アランは…。

18話:アランの手紙

ウノとトルセは、チェ大監の計略によって謀反の罪で捕らわれる。チェ大監が村人の前でアランの秘密を暴露し、彼女に刀を振り上げて脅したため、ウノは無実の罪を認めてしまう。そんな彼の前に突然、父のキム・ウンブ大監が現れる。この元宰相が王命を持って息子の無罪を証明したことで、ウノは死刑を免れた。いよいよ期限の満月が近づく中…。

19話:母の願い

アランは、ウノの母を取り戻すために自分の体をホンリョンに渡そうとする。だが、ホンリョンがアランに乗り移ろうとした瞬間にジュワルが止めに入り、さらにムヨンがホンリョンに襲いかかる。そんな中で一時的に弱まったホンリョンの中からウノの母の魂が解き放たれた。ジュワルの知らせを受けて母との再会を果たしたウノは、いかに自分が…。

20話:アランと使道の物語

ウノは、師匠から授かったかんざしでホンリョンに切りかかる。たまらず体から出てきたムリョンを素早くムヨンが刺し貫き、彼ら2人はそろって消滅してしまう。そして、体を取り戻したウノの母は安らかに息絶え……。すべてが終わったかに見えたが、アランの死の真相だけが解けずに残った。ウノはアランを天上に送るため、ムヨンから…。

アラン使道史-てこが見た感想-

とにかく、イ・ジュンギ様演じるウノがかっこよすぎ、これに尽きる。
立ち姿良し、しゃべって良し、アクション良し、全てが完璧。

優雅な時代劇の中に、エンターテインメント要素をプラス。
幻想的な天界イベント、悪霊&死神イベント、数々のアクションシーン等。
さらに謎解きもありで。

でも、正直なところ中盤から人間&幽霊関係やその他諸々が複雑になってきて、テンポがわるくなりダレた。

まぁ、それはそれで置いといて。
ちょっと風変わりな設定の「アラン使道伝」だが、物語のテーマは王道。
運命の恋、親子の愛情、身分差別や復讐というものの虚しさ、そして何より、複雑な生い立ちで世の中を斜めに見ていた主人公の成長がまぶしい。

てこはいつも思う。
“自分だったら…”と。
妄想体質だからね。

えぇ、えぇ、最後はハッピーエンドですよ。
心配いらないよ、みなさん。
転生かぁ…

スリル、ユーモアそしてラブを求めて、ミステリアスでファンタジックな「アラン使道伝」の世界をぜひ一度、のぞいてみてほしいとてこは願う。