【楚喬伝~いばらに咲く花】(原題・特工皇妃楚喬傳)中国ドラマレビュー:全エピソード視聴率第一位、配信総数400億回突破ドラマは『イケメン祭り』てこ監修”イケメン備忘録”は大忙し【林更新ケニー・リン】【竇驍/窦骁ショーン・ドウ】【邢昭林シン・ジャオリン】【鄧倫/邓伦ダン・ルン】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり
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ドラマって大概三角関係だけど、てこはセカンドやサード男のが好みの場合が多い。(もしくはフレッシュマンのモブ)
で、「楚喬伝」はセカンド、サード、モブを集めた『イケメン祭り』となっている。
①林更新ケニー・リンは「宮廷女官 若㬢」で第14皇子役、イチ推しメンだったのに出番が極少😭(メインは4・8皇子だったから)
②竇驍/窦骁ショーン・ドウは「海上牧雲記~3つの予言と王朝の謎」の穆如寒江役、題名の通り3人の男が主人公だからこれまた出番少なっ😭
③邢昭林シン・ジャオリンは「寵妃の秘密」でヒロインの相手役(もちろん好みがファーストの時もあるのさ👍)本作ではケニー・リン扮する宇文玥の腹心役で出番は少ないが。
でもその後『霜花の姫』旭鳳役でファースト獲得(てこの目に狂いはない、いつでもいつまでも)
ヒロインはてこが嫌悪感を抱かずに見れる数少ない女優の一人趙麗穎/赵丽颖チャオ・リーイン。
てこのベストイケメン5にランクインのウィリアム・フォンの嫁である。
まぁ、演技力・アクション共に立派。
顔ちっさ!体ほそっ!まさに出来すぎ君状態!だからって、世子や皇子を呼び捨てって。ちょっと自信満々すぎやしないか?
てな感じではじめるよ、最後までよろしく!
楚喬伝ってどんなドラマ?なん?
南北朝時代を舞台に中国歴史ものでは欠かすことのできない要素をこれでもかと詰めこんだ作品。
ラブロマンスあり、宮廷の争いあり、アクションあり。
好感が持てるのは、ヒロイン楚喬が全く笑わない、ラストまでほぼ笑わないとこ。
ようよう笑ったとしても微笑む程度。
通常ドラマの女主人公は、明るく前向き、忍耐強く慈愛に満ち、時にお茶目でおっちょこちょい、、みたいのが多いけど、楚喬は違う。そこは素直に評価しよう。
しかし、やっぱり前出の”呼び捨て”の件は納得しがたい。
宇文玥(以前の主)燕洵(燕北の世子)元嵩・裕王(西魏の十三皇子)蕭策(南梁太子)と名立たる大物を呼び捨て。
”他の女子(おなご)とは違う、権力に屈せず己の力を信じる、感”で案の定この4人は楚喬を好きになる。(うぶすぎる男どもよ、ジーザス)
あざとささえ感じる。しかも、好かれた事実を知っても驚きもしない。
私を知って好きにならずにはいられないでしょ、的な?(なんとも傲慢)
宇文玥と燕洵の間で揺れ動く楚喬だが、この男2人の恋愛スキルの低いこと、この上ない。
贈り物一つせず口説くこともできない。
唯一、宇文玥が元気になった楚喬を見て思わず抱きしめキスをしたが、燕洵に至っては嫉妬以外はほぼ何もできずに終わってる。
主導権はいつでも楚喬。
まぁ、ラブラブ場面は見たくないし、必要ないからいいけど。
宇文玥は頭の良いクールな男だったのに、回を追うごとに若干情けなくなってくる。
楚喬を好きすぎて切なくなっちゃって、最後は血まみれで”逃げろ”だし。
燕洵は明るくて好青年キャラだったのに、女子一人の為に長安奪還をあきらめる恋愛男子に。
元嵩に至っては、右腕を切り落とされちまった。
楚喬は男をダメにするタイプの女なのでは?目を覚ませ、男どもよ。
燕洵は中盤、闇落ちしてからのかっこよさはハンパなかったが(メイクも髪型も変え超かっこええ)、これは楚喬のおかげではなく、政変による九幽台の虐殺のせいだから楚喬関係なし。
アクションは素晴らしく、衣装も豪華だったが、宇文玥の衣装はイマイチ気に入らなかった。
燕洵は藍色系で勝負服は黒、マジかっこええ。
宇文玥は正直ダサかった、白はまだいいとして、ベージュ系はどうかと思う。
もう一つ言っておかねばならぬことが、それは残念なCG。
アクションはあんな凝っててかっこいいのに、あのしゃべるインコと毒蛇はないだろ。
もはやコントレベルである。
割と重要人物なのに2回しか出番のなかった胡兵フー・ビンさん(烏先生役)だが、若い頃はもっとギラギラしていて、「イヤミなオネエ」オーラをぷんぷん発散させていた人だが、年を取るごとにマイルド化して今は好々爺みたいになっていた。
彼を見てると、大人になるってのもいいかもしれないと思うのだった。
イケメン備忘録
林更新ケニー・リン
宇文玥(ウブン・ゲツ)役:林更新ケニー・リン
良きかな、良きかな💕
惚れてまうやろ?
「若㬢」の時から押しメン(てこの目に狂いはない、いつでもいつまでも)だが、今や現代劇・時代劇ともに売れっ子に。
『三国志~趙雲伝~』で蜀の猛将・趙雲役を好演してるらしい。
竇驍ショーン・ドウ
燕洵(エン・ジュン)役:竇驍ショーン・ドウ
良きかな、良きかな💕
これまた惚れてまうやろ?
「海上牧雲記」の時は少し少年ぽさが残ってたが、本作はいい男臭ダダ洩れ。
海上~も変な終わり方で???って頭をひねった。続編がなければ納得いかない感じ。
こっちも気長に待っているが、もしシーズン2があったらどれほどかっこいいか、想像しただけで幸せに😍
邢昭林シン・ジャオリン
月七(ユェチー)役:邢昭林シン・ジャオリン
良きかな、良きかな💕
ヤンヤンに似てるけど違うよ!たまたまこの写真が激似なだけ。
『寵妃の秘密〜私の中の二人の妃』でヒロイン相手役でイケメン図録入り。
こんなとこに出てたとは!うれしい悲鳴キャー😍
寵妃~はセカンドシーズンもU-NEXTで見れるよ。
鄧倫(邓伦)ダン・ルン
蕭策役:鄧倫(邓伦)ダン・ルン
良きかな、良きかな💕
華流俳優はホントに背たかっ、鼻筋すっー、唇ぷっくり、ホントてこ好み。
本作は出番少なかったけど、出る度に画面が120%明るく感じる現象。
霜花~への期待度急上昇。
楚喬伝~てこが見た感想
てこが期待した展開にはならず。
まず第一に、楚喬のポテンシャルの高さが最後まで中途半端。
江胡の女隠密グループの後継者である証の背中の曼珠沙華模様が、初回のしょっぱなで水中で消える。
復活したら、他を圧倒、凌駕するけた外れの強さになると期待して待ってたが、楚喬は自身の出自を思いのほか詮索しない。
大概、自身が死にそうになるピンチとか、大事な人のピンチとかに覚醒するパターンだが、ことごとく外れ。
燕洵一族の悲劇は目を疑う残酷さだったし、楚喬は毒や刺客により何度も死にそうになってるが、覚醒せず。
ようやく背中の曼珠沙華が復活したのはラスト3秒前という、、、(宇文玥のピンチでようやく、でしたわ)
敵対する諜報機関の首領は大体目星はついてたけど、その辺の追及はなし。
母の仇は宇文一族のようだけど(要は宇文玥とは悲恋フラグ)その辺の追及もなし。
燕洵の敵討ちも、皇帝を討つにはまだまだ過程ありで中途半端。
もちろん三角関係の結論もまだ、と布石回収率0%の結末。
こんなんで納得できる?できないよね?えぇ、できませんとも!
これが中国か、、、と落胆してたが、2019年5月、続編制作発表があった模様。
キャストもほぼ変わらないようだし、宇文玥と月七が死なず生きてるストーリーはてこの中ではすでに出来てる(笑)
気長に待つとしようではないか、諸君!