中国ドラマ『少年歌行』(原題・少年歌行)ドラマレビュー其の2(23集〜ラストまで):江湖義侠の世界で広がる”朋友の輪”♡ついに完結!【李宏毅リー・ホンイー】【劉学義/刘学义リウ・シュエイー】【敖瑞鵬/敖瑞鹏アオ・ルイポン】【李欣澤/李欣泽リー・シンズー】【白澍バイ・シュー】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり

2023年10月9日

ご訪問ありがとう、てこブログへようこそ。
 
今日は、中国ドラマ『少年歌行』(原題・少年歌行)ドラマレビュー其の2(23集〜ラストまで):江湖義侠の世界で広がる”朋友の輪”♡ついに完結!
を紹介するよ。
 
基本情報と其の1(1〜22集まで)は↓これだ。
読むがいい。
明日をもしれない命となったサンガレの阿舒と似た様な状況の青ボウイだ。
 
てこレビュー其の1を読んでない方に説明すると、本作の3人は青ボウイ、赤ボウイ、白ボウイと呼んでいるのでそこんとこよろしく!
・青い服着た@蕭瑟、勘当されたケチ皇子男子【李宏毅リー・ホンイー】
・赤い服着た@雷無桀、ひたすらポジティブ男子【敖瑞鵬/敖瑞鹏アオ・ルイポン】
・白い服着た@無心、ナルシスト妖艶僧侶男子【劉学義/刘学义リウ・シュエイー】
 
551(蓬莱島)で治療を受けるために出航した3人(青・赤・唐アニキ)➕何人か。
でもすんなり治療ってはずないし、なんらかあるでしょ。
その後は、1年後の約束で天啓城に戻るんだろうか。
でも仲間も多いけど、敵も多いんでな、苦労が多そう。
 
ところで、前半に白ボウイ排除に躍起になってた金剛マンは、もしかして花和尚【晋松ジン・ソン】大パイセン。
うっかりフォーカスし忘れたので、ここで紹介しておかなきゃね。
 
後半は、明徳帝の出番が増えると思うんだが中の人は【丁勇岱ディン・ヨンダイ】大哥である。
なんとも憎いこのキャスティング。
本作では、処刑された皇帝弟に”琅琊王”などと何かを連想させる名前を使っており。
あの時の〇〇の中の人が、今回はこっち側か、などといろいろと思わせぶりなキャスティングである。
ぃやぁ、だってね。
⑥青王ってのは琅琊王に育てられてるんだが、琅琊王の実の息子、ってのも後に出てくるんですわ。
 
そこは置いといても。
赤はいいとして。
白ボウイのポジションが微妙であり、今後どういう振る舞いをするのかが心配でもあり楽しみでもあり。
 
あとね、白虎がまだ居らんのよね。
四守護揃うのが楽しみだ。
 
ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!
 
※てこブログは、大いなるネタバレを含みます。
閲覧の際は、十分にお気をつけください。

少年歌行23〜ラストまでってどんなドラマなん?

【さよなら編】お別れターム23〜37集くらいまで

やさぐれ展開にもう我慢ならない。
まずね、蓬莱行くとか怪我治すとか、もう結局上手く行くんで説明とかいいですよね?
ぁ、でも一応蓬莱でこじらす人は紹介しとかないとね。
このタイミングで、いきなりランキング発表とかあって”ふーん、ランキングってわかりやすい号外があんのか・・・”という気付きと共に、1位がいきなり初見の知らない人、っていうね。
まぁいいですけど。
それが、叔世代では拗らせ専になりつつある【何晟銘/何晟铭ホー・シェンミン】
その昔は「四大名捕」でヴィラン総括、
最近では「与君歌」でも拗らせた強すぎる宦官を演じている。
 
白髪キャラが多い先輩だが、今回は64歳でも若々しい仙人ちょっと手前の役で、やっぱり魔道落ちしているキャラだった。
結局青ボウイの武魂は治してくれるのだが、その説明がよくわからなかった。
内力は一旦消えるが〜(よくわからない説明)結果、以前より強くなるだろう、とな。
???もうなんの事かはよくわからないが、日本上陸の際の綺麗な翻訳だと理解できるのだろうか。
まぁ、でもつまり、もう戦えると、つまり、強くなったと、そういう認識でいいのだろう。
 
とまぁ、こんな感じで雪月城に戻ったが、天啓の父皇が危篤という知らせを受けてようよう帰ることにした青ボウイ。
でね。
なんでか青ボウイ、ひとりっきりで馬に乗って帰るんだが。(計画して帰ればいいのに)
四方八方敵だらけなのに・・・って事で、四方八方で仲間たちが敵と戦い青ボウイの進む道を開けてくれる訳だが。
 
南はオレが・・・
西は私が・・・
北は僕が・・・
 
みたいな感じで、それぞれ持ち場で個性的な戦いを繰り広げ、十分な見せ場もあり見応えがある。
しかし、いやな予感だ。
唐アニキ(大師兄)の戦い画面がカッコ良すぎる。
モノクロームに抑えた色調に、唯一血の赤だけがバエるこの構図、映画「影」み。
7杯の酒。
もしかして、もしかするけど?
よもやよもやのカウントダウンか、そうなのかっ!?
 
いいヴァランスのほっこりギルド5人衆だったが、更なる絆のために”試練”をぶっ込む気の様だ。
女子ふたりのうちどちらかでいいと思うんだ、試練。
男子たちはみんな無事がいい。
犠牲は女子でお願いしたい、心から。
 
城門の前で勢揃い。
 
「大師兄がまだよ、待つ?」
 
「いや、いい、入ろう」
 
・・・
なにそれ。
探しに行けよ。
まだ間に合うかもしれんだろっ!!!
おいって!!!
 
正直な話。
ここで見る気、半分は失せたよね。
でもな・・・まだはっきりした訳じゃないし・・・生き返りワンチャン・・・
とか思った自分を叱りたい。
しかし、この時点では物事に動きがあって、しかも大師兄の続報も入らず見続けるしかないのだ。
 
続報が入り・・・てこもしょんぼり・・・
そっからはあんまり真面目に見てないが、天啓での皇子たちとのパワーゲームの始まりだ。
前半の武侠の楽しさはあまりなく、それぞれの皇子の後ろ盾である、”剣仙”と”5大監里”のパワーヴァランスなどを理解する流れだ。
つまり、後ろ盾が強ければ有利、という単純な図式だった。
 
一旦は皇太子レースから脱落した青で、後ろ盾の雪月城も苦しい状況だが、もともと優秀な上に琅琊王の人望を引き継いでいるので、根強い人気の様だ。
”青ボウイ帰還宴会”も名だたる有力者が参加、さらには危篤だったはずの父皇まで駆けつけ。
本人はまったく玉座などに興味はないが、皆からは期待される皮肉な流れ。
 
しかし、そんな晴々しい宴会をもお葬式にしてしまう太々しさ、しかしその根底にあるのは”絆”であり、外せない王道であり、それは絶対的なカリスマ性へとつながる。
まぁ、いいかえると人たらし、って事っすよ。
なんだかんだで、やっぱりイカすのが青ボウイ、だから観るのをやめられない。
 
けっこうダレる中盤ではあるが。
てこを泣かせた人がおるのよねぇ・・・
↑この男子よ(涙
白王お付きの従者@蔵冥【劉一隆/刘一隆リウ・イーロン】
ルックとかじゃなくて(すみません、ほんと・ぺこり)、役柄が泣ける。
 
「僕は、ずっと白王の目の治療を調べてきました。
ただ一つの方法があるのも知ってます。
ただその治療ができる神医が居なかったので・・・
でも、出来るなら、その方法は白王には伝えてほしくないんです」
 
なんという温かくも悲しき話であろうか。
 
ところで、とんとご無沙汰の白ボウイってなにしてるん?って話だが。
宦官になりすまし、後宮に行ったせいで薬人にされちまってピンチに。
 
っちっ。
ここいらで自分の勘違いに気付いてきたのだが。
このドラマって、青・赤・白の3人がひたすらいちゃこらするドラマだとひとり思い込んでたてこなのだ。
スリーマンセルでずっと一緒に旅して、成長する物語だと思い込んでたのだが。
どうやら、赤を始め他はみんなモブで、青♡白、のふたりっきり♡熱烈なぽんやう朋友ストーリー、なのか、とようよう気付いたてこなのだった。
それなのに?
ふたりはいつも離れ離れ。
 
このふたりはそれぞれが心配し合うも、交わる点はほんの僅か。
それぞれが離れ離れで、しかしシンパシーは感じ合いながらの切磋琢磨?知らんわっ、と荒ぶるてこだ。
会えよっ、会っていちゃこらしろよっ、ったく。
とんだ上級編だぜ。(いちゃこらは見てる者の脳内妄想に委ねられる方式)
 
要するになにが言いたいかと言うと、てこが一番気になるし観たい場面は見れないけれど、物語は進んでしまうよ、と言うことで。
それは何かと言うと、青の心の枷となっている”琅琊王・謀反の罪”である。
これを何とかひっくり返し、汚名返上するのが青の一番の願いであり目的だ。
そこで登場するのが、お待たせの【白澍バイ・シュー】である。
つい最近「天龍八部2021」で主役の一人を演じたが、あれよりかはこっちのキャラの方がなんぼか良い。
天八は金庸センセ伝説の武侠で、てこレビューは念入りに其の3まであるので読むがいい。
 
で、この”琅琊王・謀反の罪”案件も片付き。
残る問題は
 
・皇太子レース
・白ボウイが黒ボウイになってるので助ける
 
の2点だ。
 
皇太子レースは、赤王が悪さしまくってて諸悪の根源なので成敗せんとならん。
【鄧凱/邓凯ダン・カイ】
 
あとは白ボウイを救出して、ふたりの愛の行方(←チガウ)を見届けるとしよう。

少年歌行てこ監修”イケメン備忘録”

青ボウイな男子@蕭瑟/萧瑟【李宏毅リー・ホンイー】

てこブログ3回目登場のL(エル)こと【李宏毅リー・ホンイー】だ♡
 
ちなみに過去レビューは、↓これだ、読むがいい。
 
今回も鉄仮面キャラ(無表情)ではあるが、口角片方だけあげる、や、やや目線を泳がす、などの、ちょっとした顔芸でいろいろな状況を表すスキルを遺憾なく発揮しているので、皆も愛て欲しい。
残念なのは、今回も安定の配音で「我叫劉金鳳」と同じ谷江山さんによる配音だ。
原音で観てみたい(切願)。
 
ほんとに美味しい役で(衣装も良かった)、最初こそ武魂が傷つき軽功しかできないが、四大境界の上から2つ目(たぶん)とかのめちゃすご軽功だし、その後は結局超強くなるし。
敵も多いが、それ以上に味方が多いという超ヒーローの資質がたっぷりと詰まってる設定だ。
 
悩みに悩み導き出す答え、その導きは多くの友・仲間だ。
少年が青年へ成長し、見る先は大きな未来だ。
この物語は序章に過ぎず、彼の成長はこの先もずっと続く、〜one-pieceはきっと絶対あるんだっ、ていう武侠版ルフィなのだ。
微博:L李宏毅
 
1998年6月26日生まれの24歳、189㎝、64kg。
北京市現代音楽学院卒業。
 
「学姐知道」「男神執事団」「霍去病」「青囊伝」「天雷一部之春花秋月」「時間倒数遇見妳」「錯嫁世子妃」「烽火流金」「最酷的世界」「我的奇妙室友」「一片氷心在玉壺(高潔なあなた)」「我叫劉金鳳」「勿擾飛升」「武林有俠気」(待播含む)

白ボウイな男子@無心【劉学義/刘学义リウ・シュエイー】

てこブログ2回目登場の、しゅえっちこと【劉学義/刘学义リウ・シュエイー】だ♡
 
得体の知れない何かを持つ男子しゅえっちが今回挑んだのは坊主だ。
実は、すでにしゅえっちは辮髪ビューティーをこの世に晒しており、坊主もなんの問題もなくこなせる男子だ。
はい、↓こちらが辮髪ビューティー「龍珠伝(ラストプリンセス)
今回は、後ろの三つ編みもない、つるっぱげの坊主だが。
心配はいらない。
イケメンに毛は不要だ。
※画像はびりびりさんから拝借しました。
 
ご覧あそばせ。
右がアニメ版無心、左がしゅえっち無心、何の遜色もない。(アニメ版は見てないけど、すんません)
なんならしゅえっちの方がお色気むんむんだ。
この人生3周目みを醸し出し、訳のわからん何かを振り撒きまくってる男子が、な、な、なんと17歳設定。
ガラスの十代なのだ。
 
しかもね、配音が阿傑さん。
古参だ。
異常に滑舌が良いので、とっても賢く聞こえるんっすよね。
17歳のしゃべりじゃねぇだろ、と。
 
まぁしかしだ。
17歳は若干キツい感じも否めないが、それ以上に視聴継続の原動力そのものになり得る魅力。
なんだかわからんが、17歳に手のひらで弄ばれてる様なそんな感覚。
17歳の少年が見えている世界を垣間見たい、そんな感覚。
・・・
とかカッコつけるけど、実はそんな事もあったりなかったり。
本当は青ボウイとの絡みが見たくって見たくって、それだけ願って見てたんだ、実は。
しかし、それ(絡み)はほんの少ししかない。
後半、いや、前半途中で無心が天外天へ行ってからと言うもの。
青ボウイとの絡みは、合計で10分くらいしか無い。
なんとイケズな事か。
 
薬人にされた時はどうなる事かと心配したが、黒無心も造形が良く。
黒かろうが唇が変な色だろうがしゅえっちはいつだってステキングなんだ♡
しつこいけど↑これで17歳はねぇだろうよ。
 
てこはLエル【李宏毅リー・ホンイー】もお気に入りだが、ちゅえっちはもっとお気に入りだ。
なので本当はしゅえっちに青を演って欲しかったんだ。
微博:Mr_刘学义
 
1990年7月6日生まれの32歳、183㎝、75kg。
中央戯劇学院卒業。
 
「大玉児伝奇」「龍珠伝(ラストプリンセス)」「青雲志・青雲志Ⅱ」「天乩之白蛇伝説」「怒海潜沙」「琉璃」「清落」「雲頂天宮」「天目危机」「夜色暗湧時」「千古玦塵(千古の愛)
待播は 「落花時節又逢君」「生活在別処的我」「画眉」「長風渡」

赤ボウイな男子@雷無桀【敖瑞鵬/敖瑞鹏アオ・ルイポン】

㊗️てこブログお初の【敖瑞鵬/敖瑞鹏アオ・ルイポン】だ♡
 
なんて呼ぼうかな・・・ぽんち、でどうですか、みなさん。
みなさんも呼んでいいですよ、ぽんちって。
 
いやね、ぽんちは「国子監来了箇女弟子(国士監は花ざかり)」に出てはいるんですよ。
でもフォーカスしてない、ランクインしていないのだ。
つまりスルーしたと言う事だ、当時は。
どうです↑コレですよ?
 
ぃやぁ、今回は良い役もらって本当よかった。
善良で明るく裏表もない素直な男子。
曲がった事は嫌いで、守るために刀を持つNARUTOの様な男子で実に好ましい。
とんちんかんの様でいて、実は空気も読める賢い男子だ。
白ボウイと青ボウイの間に流れる微妙な空気を瞬時に読み取り、身を引くタイミング。
白に最初に手解きされた技も、しっかりと練習していて。
真面目かっ。
偉いぞ。
 
家族みな名のある剣武で、じいちゃんも剣造りの達人で、実は生まれもしっかりした背景がある坊だ。
行く先々で可愛がられ手解きを受けたり、武器を譲られたり、試練で境界を突破する様子は武侠ならではの成長譚であり、それを嫌味なく演じていた。
中の人の人柄も良さそうに思える。
 
てこの好みからは少しずれてはいるが、今後の活躍も見てみようと思う出来だった。
 
ぇーバイク乗りなのか。
気をつけるんだぞ。
 
1995年10月6日生まれの27歳、188㎝。
成都芸術職業大学卒業。
 
2019デビュウのNewカマー男子だった。
待播がわりと多い。
「我才不要当盟主」「鎮魂街之熱血再燃」「落花時節又逢君」「新上錯花轎嫁対郎」
こんなに!
ブロードキャストを楽しみにしておこう。

忘れないで、俺のこと・・・な男子@唐アニキ【李欣澤/李欣泽リー・シンズー】

てこブログ2回目登場、ずー哥哥こと【李欣澤/李欣泽リー・シンズー】だ♡
 
ぃや、今回はランクインさせる気はなかったのだが。
見てるうちに情が移ってしまってのぉ・・・
 
今回はいい役でねぇ。
しかも随分と垢抜けた。
「琉璃」は見とらんが実は過去レビューもある「女世子」にも出演している。
そして、おそらくは黒歴史だろうが、むかし(「明月曾照江東寒」2020)は↓こんなんだったの、ずー哥哥。
もっすごいダイエットしたよね、とりま。
その後の↓「大秦賦」(記事は気長に・・・)はヴェリーcuteだったの。
「雁帰西窓月」↓は日本上陸か?(記事は・・・書かないかも)
で、これは絶対上陸するやつ「沈香如屑·沈香重華」で堂々のヴィランを演じ
〜からの本作だ。
 
てこが今まで見た作品中1番のキャラクターで、ほんとに嬉しいしよかった。
死ななきゃ尚よかった。
ってか、このドラマ。
謎にポジティブで、シリアスなランキング上位者との戦いですらコメディ化する路線なのに。
なぜこの殉死が必要だったのかが、まじで本当に意味がわからない。
 
他のメンツは、意地でも死なない様になんとかかんとかして助けるのにさ。
なんで唐アニキだけは助からんの?
 
そんな制作側へのモンクは置いといて。
 
哥哥の演技は、今まで苦労した甲斐あって文句なしの出来であった。
ちーこの時から真面目、勤勉、とりま臥薪嘗胆の日々。
しかし、友と出会えた事で彼の内面が変わってくる。
 
”心に従うのだ”
 
とりま〜の日々から、一つの信念が生まれてからの哥哥は魅力的だった。
 
だからこそ、最後の洛青陽との戦いの場に居て欲しかったんだ。
 
1990年7月6日生まれの32歳、180㎝、68kg。
東華大学卒業。
 
待播の「長風渡」は白くん(白敬亭)主演で、あいちーいー配信予定。

少年歌行てこが見た感想

クライマックスは、ランキング暫定1位の剣仙・洛青陽との戦いだ。
中の人【崔鵬/崔鹏ツィイ・フォン】
 
なんで?と思うでしょ。
それは洛青陽が⑦赤王の後ろ盾で、なんと名付け親でもあると言う。
どゆ事かと言うと、つまり、⑦赤王のまま(白ボウイのままでもある)が洛青陽の師妹であるらしい。
そして、剣仙はこの師妹のことを深く愛しているらしい。
・・・
後ろ盾になる理由が、為人に惚れ込んで、とか、命の恩人だから、とかでなく。
単なるエコ贔屓、その子のおかあさんが好きだから、というあほらしい理由だった。
く・くだらねぇ・・・
 
⑦赤王は
 
「おじさん、やっつけちゃって、そいつら」
 
とまるでスネちゃま(スネ夫)だ。
こんな男子のせいで唐アニキは・・・クッソ・・・
 
この戦いになる前に、超強剣仙とやりあうにはスペシャル武器が必要、とかで。
青ボウイが剣と語る武侠ムーブもあって、そこそこ楽しめるが。
 
そもそも白ボウイがここに(対決ムーブ)おらんので全く上がらんの、気持ちが。
さらに、四守護が勢揃いで青ボウイをお助けに来たところで一気に萎えた。
 
なんで四人?おまい誰?だ。
 
唐アニキの場所だった玄武使ポジになんと別の人間がちゃっかりとな。
すげ替え可能とは、いやはや。
しかもアルマゲドン(エアロスミスみ)の脚色で盛り上がってる。
否。
ここは空席でしょ。
ここに居るはずだったアニキに捧ぐ、って流れだろーよ?
ぁ?違うか?
 
 
いくら青ボウイが整ってても盛り上がれる訳がないのだ。
始まりは武侠だったが、途中からはお決まりの皇族のお家騒動物語に変わってしまう。
皇族が、強い剣侠を囲い込むのは古今東西同じで、剣侠たちが権力者に振り回されてきた歴史も重々承知だが。
それでも義侠を貫くのが江湖の世界だ。
それを考えると、本作はあくまで武侠テイストではあるが本格武侠ではない。
それにしても、武侠といえばむさ苦しくて、ふろに1ヶ月ほども入ってなさげな剣侠や。
必ずツーマンセル攻撃のメオトとか(カップルコーデ)。
モヒカンの錘遣いとか。
独眼の両刀(短刀)遣いとか。
そんなもっすごい個性的な面々が多いが、今回は皆、叔世代も爺世代もみなこ綺麗どころかルックも上等な男子たちを揃えてきて。
新世代ヤングを取り込む気が十分に感じられた。
 
結果的に大成功の様で、第2季の話もあるとかないとか。
なんだかんだ荒ぶってはいるが、次シーズンがあったら見るけどね。
本作は日本上陸の可能性も大きいし、ラストも一応は綺麗に片がついてるので、機会があれば見て欲しい。
みんな、気になるのは↑このふたりだろう?
 
このふたりは、こんなにも求め合っているのに、別々の道を歩む。
白ボウイは、敢えて青ボウイに考える時間を与えたのだ。
なにが大切か、誰と居るべきなのか。
それを考える時間だ。
 
だって、好きな女が居る、とか父皇に話してた青ボウイ。
 
はぁ・・・言ったってわかんねぇよな、あいつ。
まぁ、いろいろ経験すりゃわかるだろうよ。
行けるとこまで行って、夢から醒めて来な。
待ってるよ。
いつまでもさ。・・・by白ボウイ
 
とまぁ、こんな感じだろうか。(注・全ててこの思い込みによる妄想です、この様な話はしておりません、念のため)