中国ドラマ『双花伝~運命を分かつ姉妹』(原題・长相守/長相守)ドラマレビュー:義兄弟5人壮絶人生のお話?【于小彤ユ・シャオトン】【关智斌ケニー・クワン】【陈政阳チェン・チェンヤン】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり

2022年6月12日

ご訪問ありがとう、てこブログへようこそ。
 
今日は、中国ドラマ『双花伝~運命を分かつ姉妹』(原題・长相守)ドラマレビュー:義兄弟5人壮絶人生のお話?
を紹介するよ。
 
原題は「长相守/長相守」でスチールは↓
物語は、とある聖人から6人の子供たちが国を守るという予言を聞いて子供たちを集めるところから始まる。
なので、そんな感じの原題なのだと思う。
本土中華のスチール↑はシックだし、スタイルも重厚な感じである。
 
がしかし、邦題は・・・
きらきらうふふを通り越して、ぎらぎらごてごてのピンクである。
邦題のスチールは明らか切り貼りやんなぁ。
双花伝~運命を分かつ姉妹
二人の姉妹が、おそらくはどっちかがヴィランで、壮絶な寵愛戦争をおっぱじめるのかなぁ・・・
だったらきっと完走できないなぁ・・・
などと思いながらの視聴スタートであったのだが。
・・・
かなーり衝撃的な展開で、さすがのてこも不憫さを感ぜずにはいられなかった。
おそらくは日本でOAされることなどないであろうな、アレでは。
 
ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!

长相守ってどんなドラマなん?

とあるどこぞの爺さんが
「6人の子供が国を守る」
とか、それっぽく予言したせいで集められた6人の子供。
?でも、↑の画像はひーふーみー5人だね。
そう、ここにいない一人は、あまりにも暴れん坊だしキーマンだってその爺さんは言って自分ちに連れて帰った。
だから残り5人。
ちなみにみんな孤児だったりの訳ありキッズ達である。
 
この義兄弟5人の壮絶人生ストーリーズである、一言で言うと。
 
寵愛戦争でもなかったし、きらきらうふふのラヴでもなかった。
それどころか、時には目を背けちゃうような悲惨さで。
さすがのてこも
「これはひどい」
「でも、ちーこ命の時から武芸を習って強いのでは?」
「ぇ、皇子死んじゃった?」
とか、もう溢れ出るいろいろな思い。
正直何から書いたら良いのかわからない。
 
時代背景は架空で東庭王朝とかいうとこのお話らしい。
どうやら原と窦という2大ファミリーが皇位の座をめぐって争ってるみたい。
 
で、諸葛なんとかさんが残した32字の予言みたいなのがあって、それを紐解ける人間は2人だけ。
1人は、このドラマの女①&②(双子姉妹)のぱぱん。
もう1人がさっき上述した爺さんである。
双子姉妹のぱぱん@花さんは窦さんから家族を守って殺された。
爺さんは明さんに幽閉されてたけど原さんに救出される。
で、爺さんは言う。
「この32字は6人の子供が国を守るって意味だと思う」
で、@原さんは見込みのありそうな子供を集めてきた、ってのが初期設定。
 
天下の秘書《商训》と《将苑》を託された@花木槿(姉・左)と、とりま武芸しか得意じゃなかった@花锦绣(妹・右)
姉は聡明で、ポジティブシンキングガール。
妹は紫の瞳を持つせいで、いろいろとディスられてきたひねくれガール。
 
成長して原家の奴婢となる。
納得いかないのは、国を守るキーマンになるんだから特別待遇で育ったのかと思いきや。
ふつーに辛者庫みたいなとこで働かされてたんだよね。(姉)
他も、側室の下働きとか。(妹)
警備とか(兄)
まんま奴婢なわけ。
 
でも大兄の
「俺たちはいつまでもきょうだいだかんな!」
「ぅんぅん、きょうだい!」
「だいすききょうだい、なかよし!」
ってのにほっこりするのも束の間で。
まず双子姉妹の仲を微妙にさせるのが↑の2人。
于小彤が演じる原非白と司马遽のふたりも双子。
このふたりが見た目おんなじの双子だからややこしくなって。
 
いちおー姉と原くんがメインCPなのだが。
このCPのラヴを楽しみにしてた方はおそらく居ないのではないだろうか。
 
それというのも、妹の人生が悲惨で壮絶すぎるからである。
 
メインCPもいろいろあるにはあるんだが、なんせ姉は勝ち組であるから。
何やってもうまくいくし。
何しててももてるし。
姉は、合計5人の男に惚れられるというとんでもないモテぶりである。
こんな姉はてこもいやだなぁ。
なーんて思ってしまう女だから、恋の行く末も気にならない、ってか何なら破局でも構わない、ってなる。
 
この姉妹は、↑の男が双子だと知らないもんで二股かけられてると勘違いしちゃうんだけど。
姉は、妹の好きな男なら身を引く、って出ていくのだが。
出ていくならもうそれでおしまいでいいのに。
「やっぱり好き」
ってなんなのそれ。
 
妹は、さっさと
「二股かける男はいらん、@原さんを皇帝にして自分は側室なって楽しんでやる」
と方向転換。
もういろいろと傷ついてるんでヤケクソ気味なのが痛々しい。
 
妹がこいつを落として贅沢してやるーーー
って落としたは良いが、この男は死んだ元妻をこよなく愛しいまだ忘れてないというデフォ設定。
それがこのお方↓
ぃや、もう優勝。
ここまでされると、もう逆に違和感など感じない。
清々しささえ感じる突き抜け感。
 
妹は、自分が愛されてると思ってたのに違うし。
危うく数珠行き(尼寺行き)になりそうだったし。
もういろいろとひどい仕打ちを受けるのだが、運良く妊娠発覚。
ようやく巡ってきた運を逃すものかと、躍起に画策する妹。
でも、もとが脳筋属性なもんでツメが甘かったり、
百戦錬磨のパイセン側室には叶わなかったり、
で、どんどんと黒化してゆく。
 
姉も男装して商売したり、毒に冒されたりはしてたけど。
妹にくらべりゃ幸せライフである。
だって身の回りに、無条件に己を犠牲にしても・・・って男子が常時2〜3人いるし。
みんなに頼られて愛され尊敬されて多くの仲間がいる生活である。
世の中って不公平だな、って再認識するし、妹の負け感がパネぇ。
 
ふつーは、わるさしたヴィラン達がぎゃふんっていわされて→ザマぁ、ってのがセオリーなのだが。
ぜんっぜんそんな気にならない。
ヴィランだから間違いなく玉砕は確定なのだが、願わくばメインCPも悲劇バドエンを切に願うてこが居たのである。
 
そして、まったく書ききれていないが、物語は意外にも複雑で。
 
イー:まず皇位を狙う原さんは王族でもなく、いわゆる将軍、兵権を持つ重臣であること。
要するに、皇帝が死んだからと言って皇位継承できる身分ではないので、準備が大変ってこと。
 
アル:東庭王朝だけでなく、南国の皇子と、砂漠国の皇子も姉のことが好きなわけで。
その二つの国の騒動も絡んでくる。
 
サン:原さんが皇帝になったら本格的な皇太子レースの幕開け
 
と、いう複雑な背景の上で“小五義”という義兄弟がどんな立ち位置で、どんな勝負をしていくか、ってのが大筋である。

长相守てこ監修”イケメン備忘録”

双子な男子は立ったらめちゃデカかった@原非白/司马遽【于小彤ユ・シャオトン】

ぃやぁ、彼知ってます?
てこはね知ってるんですよ、彼のこと。
「红楼梦2010」の小宝玉だった子である。
細っちぃキュートボウイがこんなオトナになりました。
足が不自由な三皇子ってことで、最初車椅子だったのだが。
立ち上がってみたら↓
ご覧のような、思わず目の錯覚か?と思ってしまいそうなほど大きい。
うしろのおじさんと比べてみてわかるように(ちっさいおじさんじゃなくて、あくまでノーマルサイズのおじさんである)非常にデカくてまじで驚いた。
でもビジュアルは微妙、とっても微妙である。
もともと困った顔なのか、困った顔メイクなのかは判断が付かんが、いつも困った顔をしている。
しかし、もともと微妙なラインが好みのてこであるからして。
このイケメンというには微妙すぎるルックスが妙にツボるのである。
 
てこがこよなく推している@金瀚はそのヴィランなビジュアルのせいで、日本人のみならず本土中華においてさえ顔面については全くの塩評判であるので。
于小彤も日本では人気になどならんであろうし、本土でもさぞやディスられてると思いきや。
意外にも高評価である不思議よ。(本土において)
 
本作においての彼の役どころは。
正直影がうすい。
陰謀による毒の影響で、ついこないだまで歩けなかった、ってのは気の毒だが。
双子の兄は20年間日の当たらぬところで生き、そして未来永劫暗宮で生きねばならんし。
跡目争いは悪辣だが、ぱぱんに期待され愛されてるし。
作中でもほぼ何もしてない。
困った時に颯爽と〜みたいなヒーロー感も1ミリもない。
なので、本作品で人気が出ようはずがない。
しかし、てこは応援する。
わぁーぉ、手前にいるのは本作の@大兄さん♡
リアル姿も困った顔だった。
1994年5月27日生まれの27歳、190㎝、63kg。
北京舞蹈学院附属中等舞蹈学校卒業。
 
「花谢花飞花满天」「十宗罪」「泳者无畏」
映画「迷妹罗曼史」「冰火凤」

女装がお似合いな男子@段月容【关智斌ケニー・クワン】

ケニー先輩はいつもかっこぇえけど、今回はパープルアイでさらにかっこぇえ。
本土中華でもめちゃ弾幕とんだらしいが、てこはリアタイで見とらんので真偽の程はわからんが。
 
が、本作のキャラは割とウザめ。
女①(姉)をめっちゃ好きなんだが、女は違う男を想ってるというデフォであるが。
ジェラシーにより、自分らの子だとか、うちらは愛し合ってる、幸せだ、などと嘘を言う。
まぁ、ふつーはどこぞの嫉妬女がやる嘘つきなのだが。
本作は、訳あってメオトに扮するのだがケニー先輩が妻役という。
しかも、ケニー先輩ってこんな男臭いのに実は身長もさほどではなく。
↑でお分かりのように、案外とかわゆである。
なので、もう女枠でもいいか、ってなる。
 
ちなみにケニー先輩は、20代、ぃやガラスの10代でもいけそうではあるがれっきとしたアラフォーな男子である。
すごない?
1980年12月30日生まれの41歳、176㎝、62kg。
香港科技学院卒業。
 
「拜见宫主大人」と「拜见宫主大人2」は非常に面白かったのになぜレビューしてないのかがわからない。
ダークヒーローで無双なのにかわいらしい、という魅惑のキャラクターを演じている。
 
知らんかったが2021年2月に「青龙偃月刀」という主演映画が公開されているようだ。
タイトルからして関羽ってことだろうか、見ねば。

実は一番あくどい男子@宋明磊【陈政阳チェン・チェンヤン】

玄门大师ではほんのモブだったのに、こんな出世してるのにまず驚いた。
出番も多いし、一番罪深い男でもあった。
 
“小五義”の2番目の兄さんで、文武両道な優等生にいさんである。
最初は“小五義”の3番目のおねいさんを好きなんだと思ってて。
みんな思ってたはず。
このおねいさんも兄さんのことが好きだった。
しかし、ある時、突然双子姉を好きでいずれ結婚したいなどと言い始める。
ぃやぁ、さすがにこれはない、とみな思ったはず。
 
で、次のお相手が↓
まぁこのCPはどっちもどっちとも言えるが。
女はひどい目にあってるしなぁ。
とにかく結婚した理由はどうであれ、この男は誠実には程遠いゲスさであった。
 
実は明家の子で、一族を原さんに殺されリベンジを虎視眈々と狙う、というこれまたデフォで。
しかし誓いとは裏腹な己の心・・・ジーザス、ってな感じである。
1992年1月1日生まれの30歳、164㎝!ん?ほんとかな。
中央戏剧学院表演系卒業。
 
「玄门大师」「凤囚凰」「大宋宫词」「百灵潭」

长相守てこが見た感想

すっかり成長した“小五義”はこの姿↑でわかるように、相当出世した。
女は3人とも、それぞれ皇帝の妻であるし。
男どもも、公主の夫であったり将軍になった。
 
国を守るとかいう长相守な予言は、当たってるようで当たってない。
そんな重要な役割は果たしていないし、逆に拗れた要因となっていたようにも思える。
 
そして最後までどうしても納得できない点は。
↑集められた6人のうちの1人チーファング齐放である。
1人だけ、あまりにも荒くれてるとかで爺さんのお預かりになった子である。
爺さん曰く
「この者があきらかキーマンであろうて」
「この者がこの世を変える」
って言ってたのに?
ほぼ何もしてないし、まじモブである。
 
このままいいとこなし?とか思わせといて、忘れた頃にちょこっとだけ出てくる。
ぇ、やっぱり何かしてくれるん?とか思っちゃう。
結果、なんもしとらん。
 
中の人は李彦明さん、174㎝。
「大宋宫词」映画「鬼吹灯之龙岭神宫」などに出演。
がんばれ李彦明!
 
これといった推しメンもおらず、イケオジもイマイチ、お気にのキャラもいない。
それなのに完走できてしまった驚きよ。
メインCPの恋の行方など1ミリも興味なかったのに。
最後まで見れたのは、あの悲惨で壮絶な双子妹の最期を見届けたかったからかもしれない。
↓一番カッコ良かったのは大兄さんかもしれないなぁ。