中国ドラマ『清越坊の女たち~当家主母』(原題・当家主母)ドラマレビュー其の2:女達への賛歌ここに完結!【茅子俊マオ・ズージュン】【徐海喬/徐海乔シュー・ハイチャオ】【王雨ワン・ユー】【董又霖ドン・ユーリン】【汪汐潮ワン・ジーチャオ】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり

ご訪問ありがとう、てこブログへようこそ。
 
今日は、中国ドラマ『清越坊の女たち~当家主母』(原題・当家主母)ドラマレビュー其の2:女達への賛歌ここに完結!
を紹介するよ。
 
基本情報やら、第1〜3タームまでのレビューは其の1を参照にしてほしい。
さて、今回は其の2完結編である。
瓔珞」で人気を博した于正P作品である。
昨年秋に公開された本作だが、早くも日本上陸らしい。
邦題も付き、キーデザインも世界観が壊されることなくシック感がある。
 
衣装・舞台・背景・脚本・役者、とどれをとっても完成度が高い。
大河ドラマの様な格を感じる。
 
なんと言っても女どもの生き様が興味深い。
大きなビジョンを持った女達の生き方ファイルなドラマである。
 
さらには、時代背景が清朝なのでもれなく男どもが”辮髪ビューティー”である。
これは見逃せない要因だろう。
 
今回のレビューは、
・クライマックスターム
・てこ監修”イケメン備忘録”
・てこが見た感想
で完結としたい。
 
注:てこブログは大いなるネタバレを含みます。
閲覧の際は十分にお気をつけください。
 
ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!

当家主母クライマックスターム

全国織物大会の審査員はなんと皇后さまだった。
女①と女②はそれぞれ出場するが、ここでアクシデントが起きる。
そこで二人は苦肉の策で・・・
 
結果は、・・・
まぁ、自分で見た方がいいので書かないが。
皇后さまは、頑張った彼女達に一つだけご褒美をくれると言う。
女①、女②それぞれの希望が興味深い。
 
クライマックスタームは、この大会と並行してヴィランズファミリーのその後も描かれている。
そこの娘が于正秘蔵っ子の張訳兮だ。
このファミリー事情を絡め、この娘と娘のまま二人の女性の生き方も描いている仕様だ。
そつのない脚本だ。
ここんちのぱぱは、私欲に塗れた男であり。
自分の思考回路を強要するエゴの塊男子であった訳だが。
妻の決断は愚かだ。
愚かがあるからこそ聡くなれる方程式をぶっ込んできたのだ。
 
ここまででおよそ10名弱ほどの女性のそれぞれの生き方を描いてきている。
チーム立ち上がれ女達よ!のリーダー格であるヒロイン女①の最後の選択とは・・・?
 
ってここまでもわりと泣いたけど。
最後は号泣だった・・・
 
ぃいドラマだった。

当家主母てこ監修”イケメン備忘録”

優勝な男子@魏良弓【茅子俊マオ・ズージュン】

マオ兄さんこと【茅子俊マオ・ズージュン】だ。
まずはすばらきし辮髪ビューティーである。
竜珠伝奇之無間道(龍珠伝)」の時(2017)と大差ない見た目ルックにまずは驚愕。
 
今回はいろんな兄さんを愛でることが出来た。
まずは初登場時の凍死寸前シーンだ。
雪の積もり方で、兄さんの睫毛がもっすごい長いのがわかる良いシーンだ。
目が覚めたら、女②に
「あなたは妖精ですか?」
と聞く兄さん。
・・・
ポエムな乙女か。
 
妖精と勘違いした女②を好きだと思い込んでた兄さんだが。
任ファミリーで家庭教師をし、女①との関わるうちに知らず知らずのうちに惹かれ合う二人。
女②の誕プレに木彫り人形を作ってたのだが、出来上がった顔が女②ではなく女①のものだった。
それで初めて自分の気持ちに気付いたうっかりボウイの兄さんだ。
しかし再婚など許されない古(いにしえ)の世論。
自分の存在が女①にとって非常に迷惑で困った状況になったら大変、と兄さんはわざとひどいこと言って任ファミリーから去る。
その時の絶望に暮れる兄さんの儚さよ。
兄さんのがよっぽど妖精だ。
この↑の妖精の件で元の病気が再発してしまった兄さん。
 
そこで女②は、もうこの段階で「じぇじぇ」と呼ぶほど女①とはわかり合った仲になっているので。
ここは一つ仲をとり持とう、ってことで、
「このままでは春まで生きれない、
でも希望があれば、愛があれば少しでも長く生きられるのでは」
と女①に相談し、それを受け入れる。
なし崩しに両思い確定だ。
 
任ファミリーに戻ってからは、少し元気も取り戻し穏やかで幸せな日々な続く。
手がちょっと触れ合っただけで、こっそりニンマリする兄さんが幸せそうで萌えるのだ。
女①も初めて知る”愛”にめろめろで幸せいっぱいだ。
イチャイチャする訳でもないし、愛の告白などもない。
しかし、言葉に出さずとも二人が深く理解し合っている様が丁寧に描かれている。
女①が”愛”を知ることで、彼女自身も大きく成長し、彼女のこれからの人生に奥行きが出る仕様だ。
この命の期限付きの愛模様は、見てるものを切なくさせる。
そんな儚い命を”はまり役”と思えるほどに見事に演じきってる兄さんに拍手を送りたい。
このタームでは、病弱お約束の”こほっ”のあとの吐血も頂いた、アリガトウゴザイマス。
 
しかしながら、兄さんの演技の幅に今更ながら驚きを隠せないてこであった。
今回は兄さん優勝一人勝ちである。
わずか10集の出番でありながら、最後までその存在感を感じさせる演技であった。
1986年12月31日生まれの35歳、179㎝、65kg。
浙江財経大学卒業。
 
「美人心計」「傾世皇妃」「画皮之真愛無悔」「少年四大名捕」「秀麗江山之長歌行」「青雲志Ⅰ・Ⅱ」「大唐栄耀」「竜珠伝奇之無間道」「天乩之白蛇伝説」「皓镧伝」「恨君不似江楼月」
待播は「夜燕白」で男①の様だ。
映画「花千骨」ではなんと@じぇじぇらしい。
ぃや、なんでも演じられるよ、兄さんなら。

ヴィランな師兄な男子@李照【王雨ワン・ユー】

@麗華の兄さん【王雨ワン・ユー】だ。
今回もまたもやヴィランだ。
ヴィランではあるが、まずはお美しき辮髪ビューティーなイケ叔姿を皆も堪能してほしい。
 
ゆー先輩が、女①を好きな設定なら尚萌えたはずだが。
残念ながら女②に横恋慕男子だった・・・
女②のぱぱがゆー先輩の師匠だったようだ。
もっすごい女②を好きなのに、片想いなんで告る事もできずに見守ってきたらしい臆病男子でもある。
彼の現在は、出世しお偉くなってるんでわりと俺様ムーブ全開だ。
この昔の臆病男子が、今は俺様になってるとこにもてこはわりと萌えていた。
俺様になっても尚告ることもできずに、ねっちりと片想い中という状況も悪くない。
 
俺様なんだけど、唯一の弱点が女②の存在だ。
女②におねだりされると叶えてあげたくなるのだ。
なるんだけど、忖度でこの愛する女をも裏切る行動をとってしまう。
この辺のダメさ加減が、なんともてこのツボなのである。
なにかとアンヴァランスな人間に弱いてこである。
 
第2タームで下手こいて↓こんな姿で左遷だ。
第3タームでの華麗なるリターンを期待したのはてこだけではあるまい(ぇ、てこだけ?)
しかし残念ながら再登場は無い・・・
 
なんでゆー先輩は、こんなこすっからい役が多いのだろうか。
侍姿を見たいなぁ、といつも願っている。
↑は4月公開の「運河風流」だ。
1983年7月2日生まれの39歳、185㎝、75kg。
中央戯劇学院卒業。
 
「趙氏孤児案」「画皮之真愛無悔」「美人為餡」「秀麗江山之長歌行」「通天狄仁傑」「皓镧伝」「冷案」「鶴唳華亭」「別雲間」「驪歌行(大唐流流)」「許純純的茶花運」「女人万歳」「尚食」「珍馐記」「運河風流」
 
未だ脇専門のゆー先輩だが、遅咲きでブレイクした叔たちもたくさんいる。
なので今後もねっちりと追いかけたいし、頑張ってほしい俳優だ。

Newカマーな男子@書硯【董又霖ドン・ユーリン】

@書硯【董又霖ドン・ユーリン】ジェフリーらしい(英文名)
 
てこが一目で気に入った明星だ。
ジェフリーは出演作5〜6本のNewカマーだ。
台湾の子らしい、で歌手らしい。
第11回キング・オブ・キングス・グローバル・チャイニーズ・アニュアル・ミュージック・フェスティバル香港・台湾最優秀新人歌手賞、(長っ)とやらを受賞してるらしい。

まずはこの辮髪ビューティーぶりを見てほしい。
さらにはコスチュームの下には恐らくは華麗な肌肉が隠されているのは間違いない。
そしてエクボ持ちだ♡
cuteでいながら時にcool。
なんてアンヴァランス、ステキすぎる。
 
本作での役どころは@鼻穴のお付きの下僕だ。
女②のところに足繁く通ってた@鼻穴と同行してるうちに、女②の侍女(其の1参照のこと)に見染められる。
見染められたら、速攻こちらも好きになるウブっぷりだ。
結婚の約束をするも、@鼻穴の行方不明事件や、その後の任ファミリーの苦難でそれどころじゃなくなる。
彼は当たり前のノーマルな人間なので、結婚するからには・・・みたいなバイヤス思考を持っている。
しかし相手の女は、わりと突き抜け君のぶっ飛んだ女だったので。
結果、うまくいかなかった。
いいんです。
それで。
あの女と一緒になっても苦労するばかりだろう。
なのでいいのだ。

1995年1月22日生まれの27歳、178㎝、65kg。
 
「錯生」「誰説我結不了婚」「她們的名字」
映画「学長」
あと「傾城亦清歓」があるがこれは主演が@鍾漢良と@袁氷妍だ。
袁氷妍はなんだか最近問題を起こしてたようなので、今後この作品がどーなるかは心配な状況だ。
ちょん兄さん(鍾漢良)はなんとしても見たいし、ジェフリーも出るなら尚のこと見たい。

ちょっとだけ許凱に似てる、な男子@任如風【李逸男リー・イナン】

@任如風【李逸男リー・イナン】だ。
 
許凱に似てるとか言って、許凱のファンダムの方々ごめんなさい。
ほんのちょっとです、気を抜くと別人です。
極、極稀に許凱っぽく見える時があった、と言うだけです、すみません。
 
ぅん?やっぱ・・・似て・・・ないか。
 
彼の役どころは@鼻穴の弟で、遊んでばかりいる出来損ないの不真面目な坊だ。
しかし、義理姉(女①)のお導きで、ようよう改心した男子でもある。
その後、女①の妹分の@舒芳(張慧雯)に惚れ込むが、なかなかうまくいかない。
紆余曲折の後、ようやく結婚できたが、その後も彼の試練は続く。
 
最終的に出演者の男どもの中で一番成長したのは彼だろう。
頑張ったので敢闘賞としてのランクインだ。
 
中の人【李逸男リー・イナン】、彼もまたNewカマーである。
彼のデビュウ作は「河神」(2017)だ。
この時の評価がことの他良く、その後も順調に出演作を増やしている明星だ。
1996年10月15日生まれの25歳、181㎝、65kg。
中国伝媒大学卒業。
 
河神」「泡沫之夏」「法医秦明2清道夫」「輸不起」「我的刺猬女孩」「摇滚狂花」(待播)

当家主母てこが見た感想

女性の持つ強さ・可能性が存分に表現された作品である。
男がイニシアチブを取る古(いにしえ)の世論の中で、
 
「ぃや、そうじゃない
女だからと言って諦め服従する必要などないのだ
女であろうが自力で立って生きれるはずだ」
 
と大声を上げてくれた女①だ。
彼女のパッションに感化され、一人また一人と周りの女性が勇気を出し始める。
決して自分のためだけではなく。
織物業全体の、または職人の、または女性のために。
だからこそ尊いのだ。
 
終盤の彼女の心の声だ。
 
「あの人は、今も私のすぐそばに居る。
存在を感じることができる。
あの人のおかげで、私はいろいろなことを知った。
だからこそ、精一杯この命があるまでは生きる。
あなたと会えたからこそ、目標が出来た。
この目でたくさんのことを見、経験したい。
あなたの元へ行けるその日まで」
 
そしてマオ兄さんとダンスをするシーンがあるのだ。
胸が熱く、頬を伝う涙は大量だ。
 
彼女だけではなく、多くの女達が自分の足で歩き出す様は、見ていて爽快だ。
女②は、当初幸せになるために@鼻穴と結婚しなければ、と息巻いていたのに。
彼女も見事にじぇじぇをリスペクトし、本来の自分を取り戻す。
今後は自分の足で歩んで行けることだろう。
 
てこも何か(誰か)のせいにせず、頼らずに自分の道を歩いてゆきたい。
皆もぜひ見てほしい作品だった。