中国ドラマ『花咲く合縁奇縁』(原題・花好月又圓/花好月又圆)ドラマレビュー:結婚相手を間違えた!?【黄俊捷ホァン・ジュンジェ】【丁嘉文ディン・ジアウェン】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり

2023年2月9日

SPOエンタメ倶楽部
ご訪問ありがとう、てこブログへようこそ。
 
今日は、中国ドラマ『花咲く合縁奇縁』(原題・花好月又圓/花好月又圆)ドラマレビュー:結婚相手を間違えた!?
を紹介するよ。
 
監督:徐惠康
主演:李庚希、黄俊捷、孫安可、丁嘉文
全30集(35分くらい)
 
播出は2021/6
2022/7/6〜DVD発売&レンタル開始
U-NEXTでも配信開始(1集無料・以下要課金)
 
男①の【黄俊捷ホァン・ジュンジェ】はすでにてこブログではランクイン済みだ。
ちなみに「萌医甜妻」(未レビュー)ではなく「屏里狐」だ。
さすがマニアのてこだ。(自画自賛)
 
男②の【丁嘉文ディン・ジアウェン】はてこブログお初明星だ。
「清平楽」ではほんのモブで出演していたがピックアップには至らない。
「特戦行働」ではそこそこ出番はあるようだが、未視聴だ。(軍隊モノの@高偉光主演だからだ)
 
とりまこの男主おふたりの絵面は強い。
イケメン探しがライフワークのてことしては、こういった作品は見とかないといけないやつである。
 
ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!

花好月又圓ってどんなドラマなん?

2組の身分違いのCPの恋の行方を描いた物語である。
 
最後までこの主題はブレない。
ふつー、ラヴだけだど間が持たないので。
政変とか、それぞれのお家騒動とか、事件の捜査なんかを絡めるのだが。
本作はそんな野暮な事はしない。
あくまで”ラヴで勝負”だ。
 
嫁が入れ違ってしまった2組のCPは、それぞれが超身分違いである。
 
・男①高貴(将軍の息子)♡女①大道芸人
・男②盗賊♡女②高貴(群主)
 
本来なら出会うはずのなかったCPが、困難を乗り越え真の愛を得るお話だ。
 
まずは男①CP↓
↑の画像を見たら、中華なコスチュームドラマぬまんちゅ(沼人)は察するに容易いが。
ツンデレ→溺愛コースをたどるであろう事は間違いない。
そう、間違いなくたどるのだが。
ここで珍事発生である。
てこが女主を応援してしまう、という一生の不覚が勃発である。
 
説明しよう。
この女①は借金のかたにギャングに嫁ぐ事になっていたのだが、アクシデントで将軍家に嫁入りしてしまった。
まぁ、しかし。
最初はツンムーブの将軍息子だが
・アクシデントキッス
・寝ぼけて風呂突入
という確信犯とも思える逆セクハラにより、ついつい女①を好きになってしまう男①だ。
 
特に、入浴シーンの↓は殿堂入りの逆セクハラであり、歴史に残るシーンである。
寝ぼけて、(わざわざ)風呂場に侵入し(こともあろうに)風呂のお湯を飲もうとする。
それを慌てて男①が止めたら、(わざとらしく)素っ裸の男に抱きつく、という歴史的なセクハラシーンだ。
この頃は女①には嫌悪感しかなかった。
しかし、しかしである。
この女、馬鹿そうにみえてわりと賢いし、なんと言っても善良な思考を持っているのだ。
 
もともと嫁ぐはずだった群主の事を思いやり、自分が人の夫を取ってはいけない、というリミッターを持っているのだ。
普通なら、もっすごい玉の輿案件ではしゃぎそうなのに。
「好きになっちゃいけない」
ってきちんと自制してるのが好ましい。
 
まんまと好きなっちゃった男①はぐいぐい強気で推してくる。
このルックで、この距離で口説いてくるのに女①の守りはわりと鉄壁だ。
しかも、自分が憧れてたヒーローと男①が同一だと知ってしまった日にゃ、揺れる乙女心である。
 
それなのに群主の侍女と従者がめちゃひどいのだ。
特に↑の侍女が非道だ。
主である群主の事しか考えてないのだ。
女①は間違って嫁いだと知った時に、すぐに去ろうと思ってたのに。
群主の立場が悪くなるとかで引き止めたのは、紛れもないこの侍女だ。
梅ファミリーには(戻ってくる群主のために)居てほしいが、息子を好きになるのは止めてくれ?
なんだそれ?
自分勝手もいいとこだろう?
 
ちょっと仲良くするとすぐに飛んでくる。
「好きになってませんよね?
絶対床入りはダメですよ?」
とか、うるさい。
少しは女①の事も配慮してほしいものだ。
 
でも、最終的に
「ごめんなさい。
この立場は群主に返すものだから、と思ってたけど。
どうしても好きなの。」
と嘘もつかず、誠実に告白する善良さなのだ。
 
それでも、こんな善良な女①にむかって、
「そんな事は許されない、ダメだ」
と突っぱねるこの侍女は、ちゃっかりと最後には男①の従者と恋人関係になるのだ。
はぁっ〜〜〜〜?
 
で、話をもどすが。
これと言った事件も起こらずに、
・まずは女①の身元をさぐったり(盲目のフリとかして)
・義侠ヒーローとのあれこれ
・反発しながらも惹かれあってゆく様
などがずーっと続く。
 
流石に、これだけだと飽きるのでも一つのCPの事情も同時進行である。
男②のCPは↓これだ。
こちらのCPはわりと複雑で困難な状況だ。
群主とギャングの恋なので身分違いも相当だが。
 
イー:面倒な事に、群主がお美しすぎてギャングの親分が
「自分が娶る」
と言い出した事。
 
アル:ギャング親分の娘が男②に惚れている事。
 
サン:女①のぱぱが、娘がいると思ってこの虎の穴に潜入してきてしまった事。
 
スー:女②は、自分の本当の身分を隠しており、間違って嫁いできた事を知らせていない事。
 
ウー:ギャングは足抜けは難しいし、脱出が困難である事。
 
ここは、男①CPがわりとのほほんと恋ライフを楽しんでるのに比べると、やばい状況だ。
親分のねっちりな視線に身の危険を感じるし。
親分娘は案の定、毒を使ってきよった。
「私と結婚するなら解毒薬をあげる」
これは、よくあるシュチュエーションではあるが。
全くもってひどい条件だ。
 
しかし、まぁこれもセオリーだが、物事は行き着くとこまで行かないと好転しないという法則がある。
なのでいずれどーしよーもない状況になるまでは、そこそこほんわか恋ライフを楽しめばいいのだ。
 
こういった訳で。
あっちでも♡
こっちでも♡
と♡だらけだ。
・・・・・・・
 
ここいら辺は、もうてこは上の空で。
帰結をどんな風に持ってくるのかの予想に専念していた。
 
この身分違いCPがハピエンになる方法とはなんだろうか。
ちなみに物語の性質上バドエンはあり得ない。
ハピエン一択である。
 
◆身バレなし
◆身バレした場合
・養女とか養子とかで身分を作る
・何らかの事件を解決しご褒美で身分をもらう
 
これの3択しか考えつかないので、これらのどれかになるはずだ。

花好月又圓てこ監修”イケメン備忘録”

うるうるな瞳の男子@梅三少【黄俊捷ホァン・ジュンジェ】

きらきらなイケメン【黄俊捷ホァン・ジュンジェ】だ。(以下呼び名ジュンくん)
てこは「屏里狐」時代の、おぼこい感じの方が好みであり。
もうここまできらきらだと”もういっかな・・・”という感じではある。
 
それでも、時には目隠し、時には仮面、と視聴者を楽しませてくれる事には変わりない。
さらには、完璧ルックのイケメンが剣舞のお稽古姿まで”これでもかっ”とアピールしてくる訳で。
その押しに負けてしまうのは、”心は何時いつまでも少女(オトメ)”な人間の性であろうか。
 
そしてジュンくんは高確率でうるうる瞳だ。
どや?
どや?
しかも衣装とか、被り物とか、たくさん用意してある。
パステルからダークまで。
ポニーテイルからお帽子まで。
もう隙のないイケメンぶりな訳だ。
 
演技が若干わざとらしさを感じなくもないが、
全ては彼のルックの破壊力でスルーすることが可能だ。
 
きらきらうふふモノならこれで十分だが、ムサモノならこうは行かないはずだ。
なので、いつかそんなむさ苦しい作品に出れる機会があるなら、その時こそが彼の真価が問われると言うことだ。
1998年7月9日まれの24歳、185㎝、60kg。
北京電影学院在学中。
 
屏里狐」「萌医甜妻」「三生三世枕上書」では@白真だ。
「重啓之極海聴雷1・2季」
最新は「春家小姐是訟師」でコスチューム劇だ。(待播)

わんこな男子@小宝【丁嘉文ディン・ジアウェン】

【丁嘉文ディン・ジアウェン】だ。
 
本作の役どころは、捨て子?で名前も適当に付けたし、姓などあろうはずもなく、っていう設定だ。
要するに、腕は立つが学は低く、ギャングでありながらも善良さは失わない可愛いボウイである。
そんなウブボウイが初めて出会った”高貴な女人”である。
何事も初めてとは特別だ。
 
美しく、かつ奥ゆかしく、さらにはそこはかとなくセレブみを感じる、
そんな女人にもう秒で恋するボウイだ。
もう、何時でも”好き♡”だ。
何をしても、されても”好き♡”だ。
尻尾ふりふりのわんこだ。
かわゆすぎるのである。
 
2017デビュウのNewカマーである。
彼は3歳からピアノを始め、小学生で10年生?の資格を取ったと書いてある。
よくわからないが、要は上手いってことだろう。
2016に音楽バラエティでエンタメ界へ入ったようだ。
 
出演作も着実に積み上げているので、これからの活躍に期待したい。
1995年12月7日生まれの26歳、184㎝。
 
「鬼吹灯之黄皮子墳」「火爆天王」「清平楽」「原来妳是這様的顧先生」「喵不可言」「眼里余光都是妳」「特戦行働」

花好月又圓てこが見た感想

てこはやはり天才なので、ラスト予想は見事に正解だ。(自画自賛)
彼らに幸せな今後を設定するためにヴィランズたちが降って湧いてきてくれた。
 
しかし、このドラマはいたずらにシリアスにしたりはせずに、”基本はラヴ”を貫くスタイルなので。
余計なストレスはない。
もうヴィランズが負ける未来は容易に想像できるし。
みんなせ幸せでhappyだ。
花畑だ。
 
しかしてこの気分は↓こんな感じだ。(byスペースキャット)
何も考えずににやにやして見れる”溺愛モノ”なのだが。
この需要が思いの外多そうなのでこれはこれで認めよう。
しかし、てこのような古参にはいささか物足りない気はする。
 
ただ”将軍orわんこ、あなたはどっち派?ドラマ”だと思えばまだ見れる感じもしないではない。
 
・純粋にイケメンを愛でたい方々
・溺愛モノを好む方々
 
以上の方だけにおススメできるドラマである。