中国ドラマ『夢幻の桃花~三生三世枕上書~ 』(原題・三生三世枕上书)ドラマレビュー:どっぷりラブ沼へようこそ【高伟光ガオ・ウェイグァン】【劉芮麟/刘芮麟リウ・ルイリン】【戴向宇ダイ・シィァンユー】【樊治欣・徐绍瑛・易大千・郭品超・金泽灏】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり
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今日は、中国ドラマ『夢幻の桃花~三生三世枕上書~ 』(原題・三生三世枕上书)ドラマレビュー:どっぷりラブ沼へようこそ、
を紹介するよ。
「三生三世十里桃花」(永遠の桃花~三生三世~)のスピンオフ作品。
↑でサブCPの白鳳九&東華帝君のラヴストーリー。
原著もある(唐七公子:著)
「三生三世辰汐縁」(運命の桃花~辰汐縁)は原著がなかったせいか、矛盾も多くラストはどう考えても納得いかない案件であるが、こちらは原著があるため一応きっちり辻褄があう作りとなっている。
コレは見るつもりなかった、実は。
十里桃花でのこやつらのサイドストーリーが、本編に全く関係がないせいでただの邪魔エピソードであったし。
そもそもこのお二人が格別好きなわけでもない。
というかどちらかといえば苦手な部類である。
高伟光はこのビジュアルに何度だまされたことか。
そしてラバ(迪丽热巴)はてこブログ常連で、高確率で荒ぶってきた。
この二人が全56集もかけて愛を語るのかと思うと、気が遠くなる。
がしかし、三生三世シリーズを完結させたいという思いと、いちおー見ときたいというミーハーさと、その他諸々の事情(ツイ友さんたちのため)で視聴開始。
始まってみる↓といきなりの違和感
このピンクたちは折願&白真コンビ。
折願の若返りにも驚くが、@桃花のときの仲良しBLな感じが全くない、ピン活動である。
一抹の寂しさを覚えたのはてこだけではあるまい。
ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!
三生三世枕上書ってどんなドラマなん?
、、、、
、、、、、、
、、、、、、、、、
↓優勝、ってことでいいっすか?
↑刘芮麟が扮する@燕池悟が好きな女に振り向いてもらえるまでストーリー?(←チガウ)
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ぇっと、じゃぁ、
神様の気まぐれで他の世界を混乱させる物語?(←チガウ)
、、、、、、
ぇえ、ぇえ、ふつーに運命の愛で結ばれる運命のふたり(ちっさ)ですよ。
56集もかけて語る話か!
そもそもね、三生三世って?どこ行った?なんだが。
一度、例によって神様都合で、帝君が刧をうけて修練積むために人間界に落ちる、ってのがあったが。
神様の”愛の試練”のために引っ掻き回される人間界が気の毒である。
それ以外死んでもないし、だから前世とか来世とかないし。
三世って、三度生まれ変わっても〜ってことなんじゃ?
もしかして、@あらんや達の話ってこと?
@あらんやって鳳九の影だったらしいじゃん?どうやら。
それも天界人の気まぐれで「実験的に、影を半分人間界で育ててみる?」的な感じだった。(たぶん)
で、言ってた「影だから来世はない」って(たぶん)
てこの中文力はうん○こ級だからアレだが、あの影たちをそれぞれ帝君と鳳九が吸収して一世カウント、ってこと?(たぶん)
ここでも、天界の気まぐれで混乱したなんとか鳥(比翼鳥?)族界が気の毒である。
ぇっと、整理するよ。
イー:恩返しのために天宮へいく鳳九、訳あって狐姿のペットとなる
アル:人間界に下りた帝君を追って鳳九も人間界へ
サン:なんとか鳥族界で訳あって@あらんやの夢の中へ
スー:天界にもどりイチャイチャのラヴラヴ、挙式へ
ウー:ラスボス魔尊@緲落との対決の行方
ね、まとめるとわかりやすいね↑、シチュエーションを変えてなんとか56集かせぐ作戦なのだ。
時に君はペット、時に皇帝は君に恋をする、時にツンデレCEO、時にロリータ、時に君の瞳に恋をする、時に君のために死のう、時に、、、以下略。
でも到着点は「我爱你」(愛してる)がゴールである。
なんだろう、一度もきゅん、ってならなかったし、じわっ、ともならなかったし。
ラバかわいぃーとか、もちろんないし、帝君かっこぃいー、とかもなかった。(失礼・ぺこり)
じゃぁ、なぜ完走できたのか?
これは重要なことなのだが、自分でも完走できたことに驚いている。
これはひとえに、各シチュエーションで新たに投入される新顔の功績である。
では、こっからてこ監修”イケメン備忘録”を始めるとしよう。
三生三世枕上書てこ監修”イケメン備忘録”
天宮ペットターム@重霖【樊治欣ファン・ジーシン】
帝君の住まいの責任者みたいなお仕事の彼。
ちょい役ながら安定的にちょい出してくれるので隠れ萌えポジとして貢献。
1999年6月20日生まれの22歳、184㎝。
杨幂事務所所属で本作が2本目作品の正真正銘のNewカマー。
人間界ターム@叶青缇【徐绍瑛シュー・シャォイン】
歷劫中の東華の皇帝(宋玄仁)の忠実な腹心将軍。
白小九(鳳九)に横恋慕、夕日を見ながらはにかんで玉の腕輪をプレゼント。
愛の試練成就のために利用するように天界の司命に言われた鳳九。
神のいたずら?ってシャレにならん。
1995年生まれの25〜26歳、186㎝、すごそうな肌肉。
中央戏剧学院卒業。
新人ではあるが「天盛長歌」「人民的財產」「愛思小姐探案集」などに出てるらしい。
古装よりは刑事とか良さげ。
なんとか鳥族界ターム@相里萌【易大千イー・ダーチィェン】
なんとか鳥族界のロイヤルファミリーのセカンドプリンスである。
お坊ちゃま設定で、文武ともにイマイチだし、壺ん中でコオロギとか飼ってて、なんかいなくてもいい感じの役。
「お前後悔しないように告ってこいよ」みたいに乗せられて、告ってる姿を陰で笑われてる、なんかモヤっとする感じわかりますかね?
全て”帝君&鳳九”以外はみんな雑魚・モブ扱いにモヤる、非常に。
最近ブログアップした@長歌行に出てたから、てこは応援してたよ。
1994年8月1日生まれの27歳、181㎝。
重庆大学美视电影学院卒業。
彼も杨幂事務所に所属。
「長歌行」だけじゃなく「暴风眼」にも出てる。
あらんや夢ターム@苏陌叶【郭品超ディラン・クォ】
あらんやの師匠だが、あらんやの中に鳳九がいることに気づき助ける。
フォックス飴をもらってごきげんの様子。
彼が出てきた時は体温が0、1°くらい上がった。
@将夜、将夜2、の②兄さんだから。
将夜の時は頭の飾りが長くって、どうしてもイケメン枠には入れられなかったが、
今回はイケメンではないが、頑張ったのでランクインである。
彼も割といなくてもいいような役でモヤる。
彼がいたおかげで、帝君たちがラヴラヴになるとか言われてるが。
いなくてもラヴラヴになってたはず。
わずか、とってもわずかなジェラシー要員としての役割しかなかった。
なんとかいう道具作る時めっさお手伝いしてたのに。
1977年6月8日生まれの44歳、ぇ?ほんとに?妖怪?187㎝、75kg。
台湾出身、中国海专机轮工程科卒業。
「花木兰传奇」「雪女王」「古剑奇谭二」「谈判官」「懒人美食日记」「赢天下」
他ももっと出てるかもしれない。
魔族の男子@煦旸【金澤灝/金泽灏ジン・ズーハオ】
一応、魔族の君主。
ウザめの女(帝君に横恋慕係)のにいちゃん。
魔族の企みがしょぼいのは別に彼のせいではないが、魔族たちが全体的にしょぼいのもモヤっとのひとつ。
彼の最後などほんとしょぼくて勇敢に戦うシーンなし。
@重霖が気を失う寸前に「、、煦旸さんは死にました、、」のナレ死である。
で、はぃ、てこブログを読んでるみんなは見たことあるね?
「司藤」にご出演。
ぁっと、ランク外でした(失礼・ぺこり)なのでみんなは見たことないね。
1988年2月10日生まれの33歳、185㎝、75kg。
南京理工大学卒業。
「琅琊榜之风起长林」(琅琊榜2)「十年三月三十日」「天醒之路」
魔族の男子@聂初寅【戴向宇ダイ・シィァンユー】
↑で紫のモッフを着ててお分かりのように、モッフフェチの彼。
鳳九の毛皮欲しさに近づく小物。
彼がどーゆー役割かはかわいそうなほどわかりやすい。
いわゆるスネ夫ポジションである。
しかし魔族の良いところは、みんなひらひらきらきらふあふあのコスチュームの中で、唯一シックな装いであること。
しょぼかったり、こずるかったり、脳筋だったりするが、衣装だけは良い。
1984年12月27日生まれの36歳、185㎝。
上海交通大学卒業。
彼をサーチするともれなく嫁がついてくる。
オシドリメオトなのだろうか、ちなみに嫁は陈紫函である。
さすがの悪人顔(てこ好み)で「赘婿」でもヒールを熱演している。
優勝@燕池悟【刘芮麟リゥ・ルイリン】
脳筋だけどぶれない漢、それが@燕池悟である。
思考回路が善良で、思ったことを素直に口に出すから誤解もない。
ストレスフリーな漢、それが@燕池悟。
違う男が好き→そうなん?まぁいいよ、それでも、オレが好きなだけだから。
闇堕ちした女→そうなん?まぁいいよ、それでも、オレどんなお前も好きだから。
すごない?
脳筋だけど懐の深い漢、それが@燕池悟。
そう、優勝である。
この二人、実は双子らしいが。
中文版ではそんな発言あったかなぁ。
原著はどっち?なのだろうか、まぁ、いいけど。
1990年10月6日生まれの30歳、180㎝、65kg。
北京电影学院卒業。
三生三世枕上書てこが見た感想
どのタームも、一貫してラバが悪い。
やめろ、って言われてるのに我慢できない。
思い込みで突っ走る。
はやとちりで誤解する。
しかも頑固。
このドラマ、”きゅん組”はいいとして、そうじゃない方々は何に苛ついただろうか?
ウザめの横恋慕係が二人ほどいたが、そいつらであろうか?・・・否
やっぱりラバの言動?・・・否
詰まるところ、飽きる、これに尽きる。
わかった、好きなんだよね。
わかった、愛してるんだよね。
わかった、いとおしんだよね。
わかった、、、以下略。
たとえ名前が変わったって
たとえ世界が変わったって
たとえ死んだって
行き着くところは「我爱你」
やってることがおんなじだから、飽きるのである。
最初のペットタームはちょっとてこでも「ぃいなぁ」と感じてしまうシチュエーションではあるが。
ペットのイッヌがぬいぐるみに嫉妬したりするじゃん?そんなん思い出したりして。
ただ人間界タームは「またか、またアレをみせられるんか」という辟易さは否めなかった。
@桃花と関連付けてみなければ、まだいいのかもしれないが。
ただ、一つ帝君役の高伟光ガオ・ウェイグァン。
備忘録もランク外の塩対応ではあるが、割と見直した。
もともとビジュアルだけは格段な明星である。
この”すんっ”としたツンぶりの瞳孔が開き気味の演技は@桃花のときもそうだったが。
人間界で歴劫中の皇帝役↓
一目惚れの女をヤキモキ探したり、じっとりジェラシー演技。
さらに可愛さ余って憎さ100倍を通り越してやっぱりスキ、の演技が。
そしてなんといっても、石から生まれた冷たい心の持ち主が、最上級のデレに変わる。
ぇ、こんな演技できたん?とか割と感心した。(ほんとすみません・ぺこり)
そしてもう一つ、ラバが割と高身長なので気づきにくいが彼は191㎝もある。
それなのに、そんな目立って大きく感じないのは。
他の男優もでかいから!である。
170㎝台が一人もいない、ってすごない?
色々と荒ぶり、今更、、、ではあるが。
決して駄作ではない、念の為。
夢のようなきらっきらな世界で、夢のようなビジュアルの銀髪の憧れの人とのフォーリンラヴである。
ときめける方はどこまでもときめけるはず。
そして、好みとは違っても、どこまでも続く”ラヴ”に疲れながらも、大挙のイケメンに押し切られるドラマ。
是非体験して欲しい。
おまけ↓烈火如歌