花遊記<ファユギ>-全20話-韓流ドラマレビュー:【イ・スンギ】【チャ・スンウォン】キャスト・あらすじ・ネタバレあり・感想つきで紹介!ネタバレあり
ご訪問ありがとうございます。
てこです。
イ・スンギ除隊後3年ぶりのドラマ出演は、孫悟空での登場!
豪華キャストで贈る「西遊記」をモチーフとしたファンタジーロマンスです。
緊箍児の力によってソンミこと三蔵(オ・ヨンソ)を愛してしまう孫悟空(イ・スンギ)。
緊箍児の力と知りつつも悟空に惹かれてゆくソンミ。
切なくも甘いラヴストーリー。
悪童孫悟空が本当の愛、そして心の痛みを知る者に成長してゆく様を描く。
3話にはカメオでチャン・グンソクが出演。
他豪華なキャストも魅力です。
脚本はホン姉妹。
「イケメンですね」「主君の太陽」などを手掛けたお方。
今回はどんなエモシーンがあるんでしょうか。
花遊記<ファユギ>主要キャスト
イ・スンギ/役:ソン・オゴン(孫悟空)
火山島で生まれたサルの妖怪。秀でた妖力と武術により「斉天大聖(せいてんたいせい)」の称号を与えられ神仙になるが、傲慢な性格ゆえに大きな罪を犯し天界から追放され五行山に閉じ込められる。
一生守ってあげるという契約を交わし、幼いソンミに助けられ五行山から脱出するも、自由になったとたんソンミを置き去りにして逃げ出す。
25年後、飲むと無敵になる「三蔵法師」の血を受け継いだ人間がソンミであることを知り、見つけ出し食べようとするが、緊箍児の力によってソンミを愛するようになる。
頭ではソンミを食べて最強かつ自由の身になりたいと思う一方で、愛するソンミと、ソンミを一途に想う気持ちを無くしたくないと願う、二つの相反する気持ちに悩まされながら、ソンミと共に悪霊退治を行う。
イ・スンギ
「華麗なる遺産」、「僕の彼女は九尾狐<クミホ>」
チャ・スンウォン/役ウ・フイ(牛魔王)
巨大な白牛の妖怪。強い妖力を持ち、オゴンとは犬猿の仲。神仙になって愛する女性を救うため、ただいま人間界で修行を積んでいる。オゴンが五行山から脱出する原因を作ってしまったせいで、神仙になるために積み上げてきたポイントが100年分も減らされた挙句、何をするかわからないオゴンを監視するためオゴンと同居する羽目に。
人間界では、韓国最大エンターテインメント会社ルシファー企画の会長ウ・フィとして生きている。所属している人気スターはほとんど妖怪。彼らが全世界から集めてくる良質の「人気」を吸収できるうえに、人間からは尊敬されている(と思っている)ので、人間のふりをして生きることを何気に楽しんでいる。
チャ・スンウォン
「最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~」
オ・ヨンソ/役:チン・ソンミ(三蔵)
幼いころ、オゴンを五行山から逃がした罰として「三蔵法師」の運命を背負わされた女性。しかし霊が見える以外、特別な能力は持っていない。能力を活かし、いわく付き物件専門の不動産会社を経営する女社長になる。やっと再会したと思いきや自分を食べようとするオゴンから身を守るため、牛魔王からもらった<緊箍児>を使い最強の妖怪ソン・オゴンを支配できる唯一の人間になる。そして牛魔王との契約で、オゴンと一緒に悪霊退治を始めることに。自分を騙し、命まで狙ってくるオゴンに腹が立って仕方ないのに、オゴンに優しくされる度、ときめいてしまう自分に激しく動揺する。
オ・ヨンソ
「猟奇的な彼女」、「わたしはチャン・ボリ」
イ・ホンギ/役:チョ・ハルゲ(猪八戒)
豚の妖怪。オゴンの弟分。人間界では牛魔王のルシファー企画に所属し、豚の妖怪らしからぬ甘いマスクと女性の心を鷲掴みにする妖力を使ってトップスターPKとして生きている。コミュニケーション能力が高く情報通。パルゲがつかんだ情報は時々オゴンたちの役に立ったり、逆にみんなを困らせることも!?また、お調子者でプレイボーイだが、ゾンビ少女プジャを妹のように可愛がり、プジャがピンチの時は誰よりも早く駆けつけ助ける頼もしい一面も持っている。プジャを守るために行き過ぎた行動を取ってしまい、兄貴であるオゴンや、事務所の会長牛魔王を怒らせることも。
イ・ホンギ(FTISLAND)
「美男<イケメン>ですね」
チャン・グァン/役:サ・オジョン(猪八戒)
妖怪。オゴンの弟分。人間界では韓国最大企業の会長。想像を超える財力の持ち主だが、オゴンのために掃除・洗濯・料理をするのが最大の幸せ。
チャン・グァン
「トガニ 幼き瞳の告発」
イ・セヨン/役:チョン・セラ(プジャ)
ひき逃げ事故で亡くなったが、ソンミの血の力で蘇ったゾンビ少女。元アイドル練習生。名前を付けてくれた優しいソンミを慕っている。
イ・セヨン
「最高の一発」
ソン・ヒョク/役:冬将軍、夏仙女
冷気を操る妖怪。オゴンの弟分で人間界では小さいアイスクリーム屋を経営している。訳あって、夜は妹の夏仙女に体を貸している。
ソンヒョク
「私はチャン・ボリ!」
花遊記<ファユギ>あらすじ
幼いころから霊が見えてしまう能力のせいで不気味がられ、いつも独りぼっちだった孤独な少女チン・ソンミ(オ・ヨンソ)。ある日、偶然出会った牛魔王ウ・フィ(チャ・スンウォン)からあるモノを取ってきてほしいと頼まれ五行山に入る。そこには、神々から怒りを買い、長い間妖力を封印された孫悟空ソン・オゴン(イ・スンギ)が閉じ込められていた。ソンミはオゴンを五行山から出してあげる代わりに、悪霊たちから自分を守ってほしいと持ちかける。オゴンはその提案を受け入れ「俺の名前を呼べばいつでも駆けつけてお前を守る」と、絶対に破れない‘妖怪と人間の契約’をソンミと交わす。しかし五行山から出て自由になったオゴンは、ソンミの記憶から自分の名前だけを消して逃げてしまう。オゴンの名前を思い出せず、彼を呼び出すことができなくなったソンミは、また独りぼっちになってしまう。
それから25年間、ソンミは自分を騙して消えてしまった名前も思い出せない妖精さん(オゴン)を探しながら、霊が見える能力を活かし、いわく付き物件専門の不動産屋を経営する女社長に。そんな中、飲むと無敵になる「三蔵法師」の血を受け継いだ人間が現れたという噂を聞きつけたオゴンはその人物を捜し出す。ところがそれは25年前にオゴンと契約を交わした少女、ソンミだった!再会したと思いきや、自分を食べようとするオゴンから身を守るため、ソンミは牛魔王からもらった<緊箍児>をオゴンの手首につけキスで作動させる。<緊箍児>の力によって、ソンミを愛するようになってしまったオゴン!そんなオゴンのツンデレな優しさが<緊箍児>の力によるものだと知りながらも心惹かれてしまうソンミ!果たして、妖怪と人間の愛の真偽は…!?
花遊記<ファユギ>見どころポイント
まずは孫悟空(イ・スンギ)、メチャかっこええ。髪型は気にくわんけど猿設定だからしょうがない。逆にこの髪型でもかっこええイ・スンギに拍手を与えたい。
えくぼのかわいい三蔵(オ・ヨンソ)、まあまあ好きな女優さんだから許すけど、何度「サラゲ…」言われてたことか。悔しい、、、その度にうっとりタメ息と嫉妬メラメラでわたしの心は落ち着きをなくしてしまうのだった。
牛魔王(チャ・スンウォン)、相変わらずでかくて、しかも好みの声。華政(ファジョン)の時代劇もよかったけど、スーツ姿が決まりすぎてうっとり♡
冬将軍&夏仙女役のソンヒョク、女装姿が大柄なのになんとなく美しい。美形は何しても様になるということか。
雑貨店の孫役も美少年。チョン・ジェウォンくんはONEというラッパーらしい。アスダル年代記のチャン・ドンゴン青年期役がかっこよさげ、これは後日紹介しよう。
花遊記<ファユギ>-各話あらすじ
花遊記-1話-
小学生のソンミは周りの子たちに化け物と言われ、いじめられていた。ソンミの目には魔物が見えるのだった。そんなソンミの前にある日、牛魔王が現れて森の奥にある家から芭蕉扇を持ってくればソンミの傘と自分のステッキを交換してくれるという。家の中では何が見えても聞こえても無視するようにという牛魔王の言いつけを破り、ソンミは声をかけてきた孫悟空と話をしてしまう。危ない時に名前を呼んだらいつでも助けに来るという契約を悟空と交わすのだが…
花遊記-2話-
不幸が移ると、みんなからのけ者にされていた子供の頃のソンミ。そんなソンミを、いつか守ってくれる者が現れると慰めてくれるのは祖母だけだった。そして大人になったソンミは、悪鬼に狙われていた。ソンミの血の匂いにつられてやってくる悪鬼を悟空が退治してくれたが、悟空にとって三蔵であるソンミは餌に過ぎない。自分に食われろと言う悟空に、生きたいから守ってくれとソンミは頼む。悟空は15日間だけ願いを聞いてやるから食われろと言う。
花遊記-3話-
ソンミは血を流して自らを危険にさらし、悟空の名を呼ぶ。悪鬼がソンミを襲おうとするが、そこに悟空が現れる。腕にはめた緊箍児を見せて、自分はソンミを愛してしまったと言う。緊箍児はソンミが悟空にキスしたことで作動してしまったのだった。もう一度キスしろと迫る悟空を拒むソンミ。一方、人けのない平原では女性が埋められようとしていた。血を流し死体となった女性を埋めようと、硬い地面を掘る2人の男たち。ところが女性は生き返ってしまい…。
花遊記-4話-
ハンジュが還魂屍に殺されるかもしれないと聞いたソンミは、彼を助けてほしいと悟空に頼む。だが悟空はソンミ以外の人間は助けないと断る。助けてほしいのなら緊箍児を外せと言われ、ソンミはどうしようか悩む。そこへ魔王が現れ、緊箍児がある限りソンミの頼みを聞くはずだから緊箍児の力を信じろと言う。結局、愛の力に抗えない悟空はハンジュを助けるのだった。魔王がソンミと契約してる事を知った悟空は激怒し、魔王のビルを壊そうとする。
花遊記-5話-
魔王は1930年代の記録映像を博物館に寄付し、功績を認められて大統領勲章を授与される事になる。みんなに自慢したくてたまらない魔王だが、誰もそのニュースに気づいてくれない。一方、妙なものが現れるという噂のせいで客足が途絶えたモーテルが売りに出されると聞いたソンミは、様子を見に部屋へ行く。そこには呼んだはずのない悟空もいた。結局、悟空のおかげで悪鬼を無事に退治できたが、ティッシュケースの中から隠しカメラが見つかり…。
花遊記-6話-
三蔵の血を飲まされた魔王には三蔵を食べたい欲求が生まれてしまう。必死でこらえているのだが、悟空はそれを見て面白がる。ソンミがやってくると悟空は、魔王の忍耐力テストをすると言い残して去ってしまう。ソンミと2人きりになり、次第に制御が利かなくなってゆく魔王。我慢の限界になり、ぎりぎりのところで悟空が現れてソンミを連れ出す。悟空はきょとんとしているソンミを自分の住処である水簾洞へと連れていく。そこには数多くのお酒があり…。
花遊記-7話-
風をひいたという悟空の為に沙悟浄は高麗人参スープを作ってあげる。風邪などひく体ではないはずだと言う魔王に、悟空の症状は風邪に間違いないとプジャは言い張る。食事の間中、魔王はずっとウィンクをしていたが、薬の副作用のせいだった。苦しみを分かち合うためにみんなで一緒にウィンクをしようと悟空は提案するが、プジャは目玉が取れてしまうので出来ない。面白がっている悟空に対し魔王は、近々映画製作者を家に招待するからソンミも呼びたいと言う。
花遊記-8話-
魔王の家でジョナサンとソンミは再会する。ジョナサンはソンミをモデルにした映画を撮るという。幼い頃、妖精さんを信じて待っていたソンミがまるで童話のように感じられたというジョナサン。妖精さんに会えたのかと問うジョナサンに、童話ほど美しい話ではないが会えたと答えるソンミ。キスをした悟空とソンミの仲は接近したかのように思われたが、魔王は悟空の作ったタレをソンミに見せて2人の仲を邪魔するのだった。
花遊記-9話-
悪鬼を捕まえるため、ウェディングドレスに身を包みヴァージンロードを歩くソンミ。ドキドキしながら歩くが、無事に悪鬼を消滅させるとすぐにそのお芝居は終わりとなってしまう。悟空が運命の相手だと信じているソンミは、嫁に来いという悟空の言葉にまた心ときめいてしまう。一方、酔ったアリスに絡まれた時に写真を撮られスキャンダルになってしまった猪八戒は、本当はプジャとスキャンダルを起こして有名にしてあげたかったのだとアリスを責める。
花遊記-10話-
子供の魂を本に閉じ込める悪鬼である書店の店主は、ソンミに頼まれて子供の頃のソンミを本の中に閉じ込める。そのせいで三蔵の能力も契約も店主に渡ってしまう。それを知った魔王は、緊箍児の能力も店主に渡るので今後悟空が愛するのは店主なのだと告げる。ソンミが三蔵でなくなったことによりプジャの体は腐敗が始まる。それを知った八戒は、ソンミをプジャに食べさせてプジャを救おうとする。襲われそうなソンミを魔王が助けに行くのだが…。
花遊記-11話-
幼いソンミを無事に取り戻した大人のソンミ。三蔵の能力も戻り、ソンミは緊箍児を再作動させて一件落着する。聖火ランナーに選ばれた魔王は、公衆の面前で男に刺されてしまう。回復の見込みは立たず容体は深刻な状態であるというニュースがマスコミに流れる。妖怪の魔王が死ぬはずがないが、これを機に人間の自分は死ぬことにすると魔王は宣言する。魔王が死ぬのなら当然マ秘書も死ぬと言い、八戒も引退して死のうかと言い、沙悟浄は会長職を引退したら死ぬと、それぞれの計画を言う。
花遊記-12話-
プジャの死体を埋めた2人の男を悟空は殺そうとする。そんな悟空をソンミが止め悲痛の叫びを上げると、悟空の心臓は締め付けられて血を吐いてしまう。悟空の心臓がソンミのせいで脆くなってしまったと魔王に言われたソンミは悲しみ、悟空を殺すかもしれないと言われてショックを受ける。屋上から投げられて大けがを負ったプジャを悟空は水簾洞に連れて行く。プジャは自分を水簾洞で燃やしてほしいと悟空に頼むのだが…。
花遊記-13話-
阿斯女は王にした男に裏切られて婚礼を挙げられず、悟空と婚礼を挙げたいという。それは悟空の人形だった。悟空は阿斯女を始末しようとするが、ソンミに渡した弁当に毒が入っていると脅された悟空は急いでソンミのもとに駆け付ける。幸いソンミは料理に口をつけていなかった。料理を食べた魔王も無事だったため、阿斯女に騙されたと悟空は憤る。
花遊記-14話-
羅殺女の苦しみを終わらせる為に魔王は1万年分の苦痛を代わりに受けるが耐えられずに途中で倒れてしまい目が見えなくなってしまう。魔王を家へ連れて行きベッドに寝かせるが、魔王は寒いと言って震える。八戒は夏仙女を連れて行き部屋を暖めてもらうことにするが、そこには阿斯女と冬将軍のたくらみがあった。香炉を盗むために魔王の家へ入る口実ができたのだ。冬将軍は偽の香炉とすり替えることに成功し、阿斯女は自分の血とソンミの血を混ぜるのだが…。
花遊記-15話-
ソンミの体を奪った阿斯女は三蔵のように振る舞い、悟空はそれを知りながら気づかない振りをする。招待がばれていないと思っている阿斯女は悟空を誘惑するが、魔王の協力もあり悟空はうまく逃げ切る。香炉の色が青くなったら阿斯女と三蔵が入れ替わった証拠だから割るように、と冬将軍は阿斯女の指示を受けていた。香炉が無くなったら三蔵は永遠に戻れなくなる。それを知っている悟空たちは早く香炉を取り返そうと膝を突き合わせて話す。
花遊記-16話-
眠っている悟空の腕から緊箍児を外そうとするソンミ。その瞬間に悟空は目を覚ます。なぜ石棺に入っていたかでもめている最中に、ソンミは悟空の酒瓶を割ってしまう。ソンミは阿斯女の力がまだ体内に残っていることに気づく。悟空の部屋に食事を運ぼうとした悟浄は白鷺を見かける。悟空は悟浄に、生まれた時の三蔵の幻影を見た話をする。すると、赤ん坊の声がどこからか聞こえてくる。そこには白鷺が置いていった赤ん坊がいた。
花遊記-17話-
三蔵を殺す刀を須菩提祖師から奪った悟空は刀を隠してしまう。刀の存在を知った魔王は自分も利用されていたことを知る。そんな魔王のもとを訪ねた三蔵は、この世の破壊されていく光景を見たと言い協力をお願いする。ところが魔王は、人間界のことはもう関与したくないから勝手にしろと冷たく言い放つ。我が子が生きているのではないかと疑う魔王は、事実を知りたくてたまらない。一方、阿斯女は魔王を欺くために家出少年の遺体に魂を吹き込むのだが…。
花遊記-18話-
カン・デソンに会った悟空は、力とカネを与えるから同類を集めるように言う。カン・デソンは自分がトップの座に着いたら望みの物を提供するという取引だと解釈する。しかし悟空は完全に見下した態度をとり、絶対者だと思うように宣言する。今世に現れる悪鬼が黒竜だと悟空から聞いた魔王は驚き、3200年前に戦った時の黒竜の力は強大だったことを話す。三蔵に竜を入れて斬れという魔王に、悟空はいい気がしない。
花遊記-19話-
プジャを殺したのがカン・デソンであることを八戒は知ってしまう。阿斯女がプジャを殺した男に協力をしていることを知り激怒した八戒は、カン・デソンの家に向かう。突然の八戒の訪問に戸惑うカン・デソンは、チョン・セラを知っているかと問い詰められる。そこに魔王が現れ、うまく言い繕って八戒を連れて帰る。魔王は興奮している八戒に、悟空の命懸けの計画を邪魔したくないからおとなしくしていろというのだが…。
花遊記-20話-
黒竜との戦いに勝ったものの、悟空は記憶を失ってしまう。水簾洞の外に出ようとしない悟空を外に出させる為に、魔王はあの手この手を使うがうまくいかない。そこで天界をうまく丸め込み、ソンミを1日だけ冥界から人間界に降りてこさせることに。悟空はソンミを見て雑鬼だと思い込むが、ソンミは自分が緊箍児をはめた主だと説明する。ソンミの言葉を信じられない悟空は魔王に確かめるのだが、魔王は記憶を自分で取り戻せと言われてしまい…。
花遊記<ファユギ>てこが見た感想
3年ぶりにイ・スンギがドラマ出演するということと、ホン姉妹脚本ですごく楽しみにしてた作品。
「華麗なる遺産」のオレ様ぶりも良かったが、除隊後初作品ということで、男らしさとか渋さも加わりほんとにステキだった。
腹筋チラ見せはなかったけど、ソンミとシーツに包まった時の肩甲骨は惚れ惚れ…♡
緊箍児は頭に嵌める従来型じゃなく、手首に嵌めるブレスレットタイプに変更。
締め付けられるのは頭じゃなくて心臓。
発動条件はキス♡
大まかに整理すると
1.孫悟空と三蔵の愛の物語
2.牛魔王の元ヨメ関係&子供存在問題
3.プジャ-猪八戒との関係
-阿斯女としての王を作らんとする目的
ざっくりこんな感じなので、作中はビッシリ伏線がはってある。でも、最後はきちんと回収してくれてさすがホン姉妹という感じ。
最初はソンミを愛したくないのに(食いたいのに)緊箍児のせいで愛してしまって悪態をつく悟空。
逆にソンミは今まで孤独だった分助けられる安心感や、25年間待ち続けてた妖精さんと出会えた喜びやらで、緊箍児の力と知りつつも悟空が好きになってく。
緊箍児を外したら愛する相手に食べられるとか、ほんと切ないんだけど悟空を第一に考えるソンミの強さとやさしさに感服!
毎回のお助けシーンは、これでもかってタイミングで服装も(レオパードの毛皮とかロングコートとか)とにかくすざましいかっこよさでキュンキュンしすぎた!
最終回、悟空が記憶を取り戻したシーンなんぞてこは号泣だった。
終了後よくよく考えると「あれって結局わからずじまいだったな」とか、「あの展開は安直すぎだろ」とか、いろいろあるもんだが、さすがはホン姉妹!(しつこい?)そんな感想もなく、久々に<納得!!おもしろかった!>と言えた作品だった。