韓国ドラマ『イカゲーム』(原題・오징어 게임):世界的大ヒット〜シーズン2はいつから?【イ・ジョンジェ】【イ・ビョンホン】【コン・ユ】【ウィ・ハジュン】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり

ご訪問ありがとう、てこブログへようこそ。
 
今日は、韓国ドラマ『イカゲーム』(原題・오징어 게임):世界的大ヒット〜シーズン2はいつから?
を紹介するよ。
 
【基本情報】
 
演出:ファン・ドンヒョク
脚本:ファン・ドンヒョク
制作:サイレンピクチャーズ
出演:イ・ジョンジェ、パク・ヘス、ウィ・ハジュン、チョン・ホヨン他
プラットフォーム:NETFLIX
全9話
 
ついに観た、イカゲーム。
当時(2021)ねとふりさんが公開した83カ国で1位を獲得し、全世界でブームとなったこのドラマ。
イカゲームが全世界でブームになるなら『カイジ』や『今際〜』やついでに『GANTZガンツ』だって世界ヒットして良さそうなもんだ。
日本はデスゲーム物発祥地、いわば始祖なのにな。
とうの昔っから日本ではこんなデスゲーム作ってたんっすよ、ってワールドワイドにプロモーションすればいいのに。(誰かやって)
 
よくよく見れば大したことないんですよ(すみません・ぺこり)実は。
目新しいと事といえば、生死を分けるゲームが”昔遊び”だと言う事くらいだ。
切羽詰まり具合はカイジとなんら変わらないのに。
VANSのズック(スリッポン)は激売れで一時は入手困難だったらしい。
ということは緑トレパン(ジャージ)も激売れだったことだろう。
 
斯く言うてこもご多聞にもれず一気見したのはヒミツだ。
デスゲームというジャンルは、基本残酷で描写もエグいので見る人を選ぶジャンルなのだがなぜ世界的ヒットとなったのか。
それは単純に見る人の分母が多かったからに他ならない。(だって83カ国で配信だぜ)
ただ、より多くの人が視聴継続出来るような工夫が日本のそれよりも優秀だった、という印象だ。
 
ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!
 
※画像はNETFLIXからです。

イカゲームってどんなドラマなん?

多額の借金を抱え地獄のような日常をおくっている456人がある場所に集められた。
ゲームに勝てば456億ウォン(およそ45億円)が手に入る。
勝てば天国、負ければ即死。
奇妙な招待を受けた456人に待ち受けていたのは、昔遊びのデスゲームだった、というのが初期設定だ。
 
第一のゲームは”だるまさんがころんだ”だ。
この”ヨンヒ人形”が渋谷に居たところをパシャっとしたのが保存されていたので載せておこう。
詳しいことは覚えてないが2021秋頃?だったと思うが、渋谷bunkamura映画館か美術館に行った帰り、マークシティのエスカレーター横に居たと記憶している。
当時は未視聴だったがいつか観るかもしれんと写真を撮ったのだった。
2年寝かせて日の目を見させることが出来て感無量だ。
 
”だるまさんがころんだ”でおよそ半分の人間が死ぬ。
 
後に、主催者側が
 
”同意の上だろう、君らがやると決めたんだろう?”
 
と言うのだが。
この第一ゲーム前は知らなかったんだよね。
だるまさんんがころんだ、で死んだ人間は200人強。
これら200人あまりは失敗すれば即死、と認識せずにこのゲームに挑まされている訳であり、事前説明はなかったと記憶している。
 
”フェアプレイ”をモットーとしているのに全然フェアじゃない始まり方に矛盾を感じるし納得いかない。
なんて言ってるけど、その前にどっきどきの事件があって。
それがめんこ男子なのだが。
めんこ男子はなんと【コン・ユ】♡なのん。
わかります?
ユン先輩が冒頭で出てきたことで、今後このデスゲームになんらかの形で再登場するかもしれない(わくわく♡)要素をぶっ込むことで、細かいことは水に流してとりま視聴継続、って流れになるんっすよ。
 
第二ゲームからは、もう趣旨もルールも承知した借金メンたちが集まるので気合の入れ方も十分だ。
ゲーム自体は”昔遊び”であり子供が楽しむ物だから単純なのだが、それをする借金メンたちは老若男女入り乱れで背景もきっちり描きこんでいる。
フォーカスされる十人ほどは、キャラたても念入り仕様で。
キャラそれぞれの抱えている問題が複雑で、社会の歪みが引き起こす社会問題などを背景としているので、観ている者の誰もが何かしらが心に刺さってくるはずだ。
 
何といっても主人公の@ギフン【イ・ジョンジェ】が”愛おしい愚か者♡”キャラであり、時折ふふっと笑えるムーブもぶっ込むという念入りな仕様に感心せずには居られない。
 
カイジにしても、主人公のキャラ建てが一番重要だし、この主人公を応援する図ができあがらないことにはデスゲームは盛り上がらないのだ。
 
第二ゲームは”ダルゴナ”だ。
日本の”型抜き”と似ているが、日本のはでんぷんを砂糖で固めたみたいなやつで。
てこはレギュラーでさえ成功したことはない。
韓国ヴァージョンは、カルメ焼をぎゅっと圧縮したような感じでもっすごく硬そうだ。
で、ギフンはスーパーハードコースの”傘”選んじゃって・・・
・・・
舐めるんっすよ♡(殿堂入り候補)
で、ギフンだけは金に魂は売らない善良メンか、と言われればそうでも無く。
それなりにゲスな事もしよる訳で。
そんな中途半端さが今までの人生失敗の大元になってるんだよなぁ、などとてこのようなダメ人間はもっすごく共感してしまう訳だ。
 
既存のデスゲームの魅力とは、別世界で繰り広げられる不謹慎な要素であり、それは残虐性や不道徳性を垣間見れる事にあった訳だが。
イカゲームはポップ空間でそれら(残虐さや不道徳さ)が展開されるために、現実味が薄れて参戦者たちの心が段々と拗れていく〜というのがわりと斬新だったと思う。
要するに”人殺し”が容認されている世界で”人殺し”に慣れてくる、というもっすごいサイコな状況なのに、”別世界だから許される”と脳が勘違いしてしまってる状況に陥ってると言う事だ。
 
ゲームは”綱引き””けんけんぱー””ビー玉”と単純だが、それに伴う心理戦はわりと心が疲弊する。
強さ(体の)、頭脳、だけで無く一番の不確定要素である心情、の三つ巴。
このゲームを考えついた監督(脚本)が秀逸である事は間違い無いだろう。
シーズン2にあたりファン・ドンヒョクさんが語るには、本作が世に出るまで12年の歳月を要した、と。
ぃやぁ、よほど粘着に考えに考え抜いた先に作り上げたゲームなんだろうなぁ。
 
ところで、失踪したひょん(兄)を探しにきてるデカ(刑事)が居るのだが。
それがてこ推しメンの【ウィ・ハジュン】なんだがね
最初は↓の赤いコスチュームの従業員になりすまし捜査する。
顔に○△□マークが施されているが、階級は△が一番下→次が○→一番位が高いのが□、のようで。
その上に”フロントマン”(グレーコート)が君臨しているという上下関係だ。
で、うぃっち(【ウィ・ハジュン】)は、行方不明のひょんがなんと2015開催イカゲームの優勝者である事実を突き止める。
・・・
古参ならお気付きだと思うが、おそらくは〇〇がひょんなんじゃね?
 
うぃっちに頑張ってもろて、キモい奴ら(仮面金持ち)を根こそぎ捕まえて欲しいが、そうなるとギフンは賞金貰えないしなぁ、というジレンマ。
でもうぃっちはあえなく〇〇となりてこを悲しませるのだが、フロントマンの正体が衝撃すぎてまともに思考出来ない状況となる。
何かと驚きのキャスティング。
うぃっちのことなどすっかり吹っ飛んでしまうこの現象。
 
で、デスゲームの方だが。
観続けてると、皆もそれぞれ推しメンが出来ると思うが。
気になるのは優勝って何人なの?ひとりだけなの?ってのが懸念となるはずだ。
グループ優勝とかもありじゃね?とか思うだろう。
だから教えると、優勝はひとりだ。
だからひとりを除いてみんな死ぬ。
 
最終ゲームは”イカゲーム”で、”陣取り”みたいなもののようだ。
Sケン、とか昔よくやったよね。
でも、もう最終決戦で陣上には二人しか居らんし、二人になるまでに憎悪が膨らみすぎてただの喧嘩(殺し合い)のようになってくる。
 
今こそ、と・ど・め、をーーーーーー
しかしギフンは・・・・
 
というのがクライマックスの肝だ。

イカゲームてこ監修”イケメン備忘録”

愛おしいおバカさん♡な男子@ソン・ギフン【イ・ジョンジェ】

㊗️てこブログお初【イ・ジョンジェ】だ♡
 
どうしようもないクズ生活をしており、とっくに離婚されてて十歳の娘には誕生日以外会えてない。
誕生日でさえトッポギくらいしかご馳走できないし、おんまが糖尿で重症化してる事にも気付かないとんだ愚か者だ。
 
そんなクズ男子が、デスゲームに挑みいろんな経験をしてある意味”漢”になっていく成長譚であもあるこのドラマ。
殺伐とした世界の中で、No.459ギフンともうひとりNo.199の外国人労働者が人情がありオアシス枠だ。
体力もないし脳みそも残念なギフンだが、神の采配か運は持ってた。
最後まで、運とか相手のおかげで勝ち上がった先にあったのは。
・・・
燃え尽きて灰になってしまったジョー(明日のジョー)になってた。
 
あれだけ
 
「弟を・・・・」
 
「おんまを・・・」
 
と念を押されてたのに。
約束してたはずなのに。
 
成長譚だったはずが、燃え尽きてどうする。
Instagram:from_jjlee
 
【イ・ジョンジェ】(이정재)
1972年12月15日生まれの50歳、180cm、70kg。
東国大学校文化芸術大学院公演映像芸術学科卒業。
 
「太陽はない』」「10人の泥棒たち」「新しき世界」「観相師」「暗殺」「神と共に 第一章」「神と共に 第二章」「補佐官,2」「熱血弁護士 パク・テヨン」「サバハ」「ただ悪より救いたまえ」他多数

ひょんの存在感に負けてしまった男子@ファン・ジュノ【ウィ・ハジュン】

てこブログ二回目のうぃっちこと【ウィ・ハジュン】だ♡
 
行方不明になったひょん(兄)を探しにデスゲーム主催側の従業員になりすまして潜入捜査するデカ(刑事)だ。
どんな状況か何もわからないのに、なりすまして業務をこなせるデキる男子設定だ。
全身スーツの制服でルックを愛でれないのは残念すぎるが、妄想体質のてこは十分に楽しむことが出来たから皆も楽しめるはずだ。
 
従業員の一部が息のある敗者から臓器を取り出して売るというもっすごくおぞましい事をしよるのだが。
実はひょんは腎臓が一つ無くて、その一つはうぃっちの体内に移植されていた、とかもっすごくさらっとうぃっち兄弟事情を説明する技ありの脚本。
さらっと説明してるのに、事実はもっすごく重苦しい重大さだ。
特にうぃっちに尺を取らずとも、
 
・ひょんを探す重要性
・兄弟の絆
 
を端的に描くことが出来ている。
 
途中、VIPをもてなすボーイで仮面付きで登場の時は♡
ひゃっ♡不整脈どきっ♡
Instagram:wi__wi__wi
 
1991年8月5日生まれの31歳、180cm、68kg。
聖潔大学校演劇映画学部演劇専攻卒業。
 
「コインロッカーの女」「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」「最高の離婚」「ロマンスは別冊付録」「霊魂修繕工」「18アゲイン」「バッド・アンド・クレイジー」「京城クリーチャー」「最悪の悪」「シスターズ」他多数。

ずっとゲスだったけど最後は・・・な男子@チョ・サンウ【パク・ヘス】

㊗️てこブログお初【パク・ヘス】だ♡
 
ソウル大卒業エリート証券マンが、落ちぶれて借金まみれでNo.218として召集された。
脳みそが優秀なので目利きできるし状況分析・判断もできるが、相当追い込まれているようでゲスさがパネぇ。
もっと謙虚に生きないとバチが当たるよ?、という教訓を感じさせる設定だ。
見下したり、騙したり、殺したり、自分本位男子なのだが。
このドラマを見てるといつの間にかこちらも感覚が麻痺してきて、”騙される方が・・・”とかうっかり思っちまいそうになり慌てる。
だめだぞ。
どんな追い込まれようが、善良な心を見失ってはならないのだ。
まぁてこには無理だし、おそらくだるまさんで死んでるはず。
 
ゲスクズムーブを量産してたヘス先輩だが、そう、最後のゲスはまじ酷くて。
可哀想な脱北女子を・・・
〜からの、最後はギフンにおんまを託し・・・
よかったよ、少しは心が残ってたんだね。
Instagram:actor_parkhaesoo
 
【パク・ヘス】(박해수)
1981年11月21日生まれの41歳、181cm、81kg。
建国大学卒業。
 
 「武神」「六龍が飛ぶ」「青い海の伝説」「カノジョは嘘を愛しすぎてる」「賢い監房生活」「ラケット少年団」「海賊:海に行った山賊」「少数意見」「狩りの時間」「マスター」「量子物理学」「キマイラ」「ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え」「ナルコの神」「幽霊」「刑務所のルールブック」「スリナム」他多数

イカゲームてこが見た感想

エピローグではまさかの展開が待ち受けている。
45億円もの賞金を手にしたギフンだが、一円も使わずに灰になってたのだが。
ここへ来て黒幕が誰なのかが判明する。
ある意味”やっぱり”なのだが。
そうなると辻褄が合わない点もちらほらあるが、そこはスルーした方がいいのだろうか。
 
で、ようやく自分の心に折り合いをつけたギフンは赤髪にしてリスタートを切ろうとしたその時。
〜からのシーズン2へのフラグを立ててラストだ。
 
ここで気になるのは、最初からシーズン2ありきで作ったのか。
それとも、うまくいったらシーズン2も作りたいから、のラストなのかだ。
シーズン2が無くとも、未来に向かう姿、は描けているのでこれで終了でなんら問題無いのだが。
 
ちなみに、ギフンの赤髪については監督曰く”ギフンの怒り”を表現したもの、との見解があった。
正義を正すギフン、が華麗に誕生したと言う事か。
正義に燃ゆるギフンなどに魅力があるとは思えないが、それでもシーズン2も見てしまうだろうな、という予感はある。
 
”昔遊び”が世界的には非常に物珍しい物だったようで、それがヒットの要因の一つであるようだが、
日本人にとっては馴染み深く、しかも似通った遊びであり、だからこそ十八番が奪われたような気がして悔しい思いが深まる。
まだまだあるよね。
けん玉、ドッジボール、はないちもんめ、竹馬、缶蹴り、etc・・・
次はどんな昔遊びデスゲームになるのだろうか。
2024に公開予定らしいので楽しみに待つとしよう。