韓国ドラマ『サムバディ』(原題・썸바디)ドラマレビュー:いろいろとえげつない”新感覚ドラマ”登場【キム・ヨングァン】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり

ご訪問ありがとう、てこブログへようこそ。
 
今日は、韓国ドラマ『サムバディ』ドラマレビュー:いろいろとえげつない”新感覚ドラマ”登場、
を紹介するよ。
 
【基本情報】
 
監督:チョン・ジウ
脚本:ハン・ジワン
主演:キム・ヨングァン、カン・へリム、キム・ヨンジ、キム・スヨン
配給:Netflix、2022/11/18〜
全8話
 
今までの韓流ドラマとは一線を画す新感覚韓流ドラマだ。
もっすごく過激なので、見る人を選ぶ。
てこはわりかし平気なのでだいじょぶだが、暴力や性的描写が全編を通して満遍なくぶっ込まれているので、苦手な方は気をつけたほうがいいだろう。
 
ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!
 
※てこブログは、大いなるネタバレを含みます。
閲覧の際は、十分にお気をつけください。
 
※画像出典元:Netflix

サムバディってどんなドラマなん?

普通の人とは違う人間が織りなすサイコスリラー、すなわち心理的な恐怖を題材にしたドラマだ。
 
連続殺人犯の男子と、問題を抱える3人の女子のお話なのだが。
キャラクターの設定からして過激すぎる。
 
・ヒロイン:アスペルガー症候群の天才プログラマー
・問題の男子:マッチングアプリで釣りをし続けるサイコパス
・ヒロインの親友:事故で下半身付随の女子警官
・ヒロインの親友の親友:レズビアンの巫堂ムーダン(恐山におけるイタコみたいな感じ)
 
特に、ヒロインと問題の男子のキャラは突き抜けており、存在感がパネぇ。
彼らの思考の多くが、常人では理解し難い性質のものなので、結果もっすごく重苦しい。
居心地が悪いのだ。
 
細かいキャラ設定をしているわりに、種明かしや説明はしてくれない。
例えば問題の男子には数多くの痛々しい古傷があるのだが、それが何なのかは最後まで明かされない。
ヒロインは少しだけちーこ時代の回想があるが、他3人の人格形成エピはZEROだ。
つまり、今現在の様子は細かく設定したから、その他のことは自分で想像しなよ、って仕様なのだ。
でもてこは普通の人間だから。
アヴノーマルな思考を想像しろと言われても、それはとても困難だしもっすごく心が疲弊した。
そして、脳みそをフル稼働で想像したのに、そのてこの想像をはるかに上回る展開でその都度落ち込んだ。
 
例えば、ヒロインと問題の男子の熱烈モーレツラヴシーンがあるのだが。
その時に、男子がヒロインの耳を見つめるのだが。
サイコパスなのに切ない目をしよる。
問題の男子は”執着”ではない”真実の愛”に目覚めるのだろうか、などとありきたりな想像しかできない自分にがっかりしたものだ。
 
ヒロインも、見た目とか言動とかもっすごい”イノセント”感たっぷりであり。
孤高の天才ヒロインが作った友達”AIサムワン”だけには、いろんな事話せるのね・・・けなげ・・・
とか思ってたら。
女子トークでは下ネタばかりだし、唐突に自慰ムーブをぶっ込まれた時はほんとうに狼狽えた。
〜からの正当防衛を超えた過剰防衛とも言える事件後の日常ムーブ。
そこから導かれるのは、ヒロインの中にある狂気だ。
 
問題の男子もわかりやすそうでいてわかりにくい男子だ。
一言で説明すれば”サイコパス”なのだが。
実は違うのではないだろうか、と思うエピがある。
今までのてこ知識から紐解くサイコパス定義としてそれは”生まれつき”だ。
常人からは理解されにくいであろうし、肉親はそうとう彼のせいで苦悩してきただろう。
それが男子の古傷と関係あるのは間違い無いだろう。
しかし、彼が犯した最初の殺人は一年前だという。
それもアクシデント的な殺人だ。
それが引き金で、という解釈もあるが信憑性を裏付ける話はないままだ。
 
なにより、この問題の男子は多くの人間を屠ってきたのに、
ヒロインを含むこの女子三人のことは最後まで殺さない、ぃや殺せないのだ。
サイコパスっぽいサイコパスじゃない男子なのでは、などと思ってしまう。
 
さらには、
てこのジャッジを狂わせる最大の理由は、
この問題の男子のルックがすこぶる良い事だ。
 
とりましばらくはレンズのおっきい銀縁メガネはてこの心臓をどきっとさせるはずだ。
 
ほんとうはいい人なのかも・・・
最後は改心していい人になるかも・・・
 
の希望が捨てられないほどにかっこぇえのだ。
やってる事が、ゲスいしキモいしグロいしサイテーなのだが。
憎みきれない。
カッコ良すぎて。
 
とにかくこんな紙一重の二人、人とは違う感覚を持つ二人がシンパシーを感じてしまうのだ。
単品でも十分に危険なのに、コンビになったら・・・と想像するだけで不整脈が起きそうだ。
 
物語は佳境に突入する。
問題の男子は、ヒロインとの関係を続けながらもマッチングアプリ”サムバディ”を利用し続けている。
そしてたいした計画も無く、欲望のままに殺人を続けている。
しかし、事件は表沙汰にはならずだからこそ自重せずに遊び続ける問題の男子だ。
 
・ヒロインの親友の警官女子は問題の男子に一度ひどい目にあっている。
彼女の根性と執念で、死体発見や証拠品スマホの没収ができ、問題の男子を殺人犯としてマークするとこまでこぎつけた。
 
・”サムバディ”開発会社”スペクトラム社”の動向。
見てて不安に思うのは、このマッチングアプリの危険性だ。
現実にもこんな事件は十分にあり得そうだから。
しかし、さすがは韓流ドラマ。
きっちりと
「そんなことは想定済みです。
そんなんならないように、秘密裏に全てのログを管理してますよ」
という背景をぶっ込んできた。
スペクトラム社が、問題の男子に対して何らかの仕込みをしたようだ。
 
そもそもノー計画な上に、詰めが甘い問題の男子だ。
さらには”揺れ動くココロ”も加勢し、だんだんと様子が変わり弱々しくなっていく。
おそらくは最悪の結末が待っているはずだ・・・

サムバディてこ監修”イケメン備忘録”

一人勝ちな男子@ユノ【キム・ヨングァン】

㊗️てこブログお初【キム・ヨングァン】だ♡
 
てこが見たことあるのは「ピノキオ」くらいだと思う。
こんな感じになってるとは♡
 
ネトフリさんとこに画像が無いので載せられないのが残念だが。
彼は終始かっこぇえ♡(語彙力)
 
うっとりと何かの音に聴き入る姿も。
もっと・・・強く・・・と請われて悦に入る様も。
このク○女め・・・と蔑む虐ムーブも。
サムワンを叩き潰す壊れっぷりも。
ヒロインの親友警官女子を軽々と抱っこし、エア背泳ぎさせるプリンスムーブも。
 
何をとっても完璧にかっこぇえ。
しかし何と言っても優勝は””だ。
 
そこにいやらしさや色気はない。
あるのは芸術作品だ。
圧倒的な美。
現実とかけ離れた、美化された彫刻のようだ。
 
しかし、一転、ヒロインの裸体と並んだ時。
それは急に血潮湧く生々しい匂いがする肉体へと変わる。
 
このリーサル・ウェポン級の裸で、多少の脚本の不具合は水に流してしまう、そんな肉体だった。
 
デカ(刑事)の聞き込みで
 
「耳が・・・(恍惚)」
 
この様子はどう見ても異常なのに、デカはまったく見当違いな結論を言っていて。
腑に落ちないけど、ここで捕まったらもう見れない、裸が、と思う。
だから、ぼんくらデカでよかった、になる。
 
大きな体躯を折りたたむようにして、ちっさく見窄らしい食堂のテーブルで食事をするシーン。
こんな姿も愛おしい。
とか他もいろいろあるが、
何と言っても裸だ。
これに勝るものはない。
それっくらいの圧倒的存在感の裸は、一見の価値があるので皆もぜひ観るように。
WIDE-S COMPANY
WIDE-S COMPANY
本ドラマでのブレイクを念頭におき、事務所は2022/3/10にプロフィール写真を更新したようだ。
白と黒で「サムバディ」@ユノに対比した写真で佳きだ。
 
作中では、白のシャツをばさっと羽織るだけだったりの衣装だが、どんなでも軽ーく着こなす流石感。
↑こんな風にキレイ目に整えられると、当たり前にお美しい。
 
「サムバディ」でもうやばいほどの汚れ役をしたのだから、今後はどんな役だってだいじょぶだ。
楽しみすぎる俳優だ。
 
1987年1月11日生まれの35歳、188㎝、75kg。
漢陽大学校演劇映画学科卒業。
 
「ラブレイン」「グッドドクター」「ピノキオ」「僕らの青春白書」「恋するシャイニングスター」「番人」「ナインルーム」「初対面だけど愛してます」「君の結婚式」「ミッション:ポッシブル」「こんにちは? 私だよ!」「ハッピーニューイヤー」

サムバディてこが見た感想

Netflixシリーズ「サムバディ」独占配信中
↑のシーン。
狂気が見え隠れしてスリリングでいて、そこはかとなくいやらしさも感じる。
カメラワークや舞台芸術は、それなりな雰囲気を醸し出していて。
BGMも不気味で”ノアール”風だ。
 
アスペルガー症候群であるヒロインは、知りたくても知り得ない感情”恋心”を解明したい。
思考回路データを積み重ねれば、恋心を具体化し体験できるのでは、と考えついたプログラムが「サムバディ」の起源だ。
 
問題の男子こそが、ヒロインに欠落している”恋心”を擬人化したものだと。
要するに自分の一部だと。
しかし同時に、物事には相応の対価(責任)があるということと。
死の概念の違い。
さらには、これこそが根本だが。
そもそも”恋心”が重要か、という事だ。
 
「恋心・・・
知らないから興味あったけど。
知ってみると・・・
さほど、いいもんでもないかな・・・」
 
↑はあくまでてこの所見であり、一般的な解釈と違うかもしれない。
なので反論は自由にしてくれて構わないが、わざわざてこに話す必要はない、念の為。
 
全体的な雰囲気がいいのと、キャラクターが秀逸なのでテンポの悪さはあっても最後まで息をつめて見ることができる。
先にも書いた通り、キャラクター設定は緻密だが背景はぼかしているために、視聴者は随時想像力を駆使しないといけない。
よって緊張感が張り詰める。
クライマックスに近づくにつれて脚本の綻びは大きくなる。
謎のフィンガーマンは実は〇〇の手の者のようだが、実態は明らかにはされていない。
あの隠れ家の説明では何もわからない。
何より、問題の男子が殺人鬼になる理由がまったくわからない。
何をどうしたいのかが見えてこない。
まぁわからなくてもいい仕様だ。
犯人を捕まえることとか、犯人の心理を紐解く、とか、そういった性質のドラマじゃ無いからだ。
 
あくまでこのドラマは”ソムの恋心体験記”であり、重要なのはソムの心の変化だからだ。
しかし、変化はしていない。
ソムはこの事件後もなんら変わることは無いだろう。
 
とか思ってたら、エピローグでヒロインが出社するムーブが。
!!!???
ぇ、なんか歩き方?歩行経路?違う気がする。
 
と、何かと余韻を残すドラマだった。
 
あと一つだけ。
ちょっと不満なのは字幕だ。
ネトフリさんの字幕はちょっと省略しすぎじゃ無いだろうか・・・