中国ドラマレビュー『花と将軍~OH MY GENERAL~』(原題 将軍在上)ここにもいた!ナイト属性”報われぬ恋でも尽くす見守り男子”@胡青、てこ監修”イケメン備忘録”は【丁川ディン・チュアン】【張峻鳴チャン・ジュンミン】【盛一倫/盛一伦ション・イールン】 キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり
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今日は『花と将軍~Oh My General~』(原題 将軍在上)を紹介するよ。
ヒロインの”将軍”は葉昭イエチァオ:馬思純マー・スーチュン。
夫の”花”は趙玉瑾チャオ・ユージン:盛一倫ション・イールン。
てこイチ推しメンはナイト属性見守り男子胡青フチン/狐狸ホリ:丁川ディン・チュアン。
ここにも段宏さんばりに、報われぬ恋でも全てを捧げ守り続けるナイト属性がおった💖
(因みに他の属性はというと、一途系、ワイルド系、ほっとけないダメ男系、包容力太陽できすぎ君系、ストイック肉食系、etc、、、)
文武両道ないい男の切なさぶりを熱く語りたい。
伊諾役イーノウ:張峻鳴チャン・ジュンミンは肉食属性ストイック男子。
これもなかなか良い💖
てこ監修”イケメン備忘録”はこのお二方でいきたい。
てな感じではじめるよ、最後までよろしく!
花と将軍ってどんなドラマなん?
時代背景は、第4代皇帝・仁宗が天下を治める北宋時代。
「開封府~北宋を包む青い天」と同時代。
葉昭率いる葉家軍が、遼の猛将・耶律達丹を討つとこから物語は始まるが。
てこの記憶が確かならば、これは史実と違うね。
仁宗時代は遼と同盟関係になってたはず。
この関係が破綻したのは1120年、北宋と金がグルになって遼を攻めることにしたから。
まぁ、細かいとこはおいといても大筋としては史実の流れは合ってるから良しとしておこうと思う。
イケメン話はあとで熱く語るとして、まず葉昭がメチャかっこえぇ件。
女を褒めるてこは珍しい。
小泉今日子似の彼女が、16歳で責務を担い8年間国境を守ってきた葉家軍を率いる大将軍の葉昭。
どっから見てもお綺麗な女だが、みんな男だと思ってたらしいし、男に見えるらしい。
てこの嫌いな女要素が一つもない奇跡。
いつもはヒロイン登場できりきりといきり立つてこだが、本作はストレスフリー。
お相手の夫は、セオリーはずれの”虚弱なぼんぼん・ダメ男”設定の 主人公・趙玉瑾(盛一倫ション・イールン)。
女性のようにか弱く美しき貴公子。
ママに過保護に育てられ、ワガママで弱虫なぼんぼんに成長。
皇帝の甥っ子なのに武術も学問も極めず、遊んでばかり。
硬派な武闘派の嫁VS軟派軽薄の風流派の夫のメオトストーリー。
冒頭の登場シーンだが、イマイチじゃね?
いうほど美しくはない、と思ったのはてこだけではあるまい。
化粧が良くないのでは?
『太子妃 狂想曲』の太子・齊晟役で一気にブレイクの盛一倫。
齊晟の盛一倫は、肉食属性硬派ストイックでかなりのイケメン度で期待度大だったので、いささか肩透かし。
始めは葉昭を全く受け入れられない玉瑾が、だんだんと彼女に惹かれていき、最後は激愛になるだけでなく、人間的にも成長しちゃって、最終的に理想の夫に上り詰めちゃうお話。
玉墐はまさに”ほめて伸びるタイプ”だった。
「花と将軍」には夫婦円満奥義が隠されている説が浮上。
余談だが↑は『太子妃 狂想曲』の太子・齊晟役のお姿。
けったいな恰好だが、かっこえぇ事にかわりあるまい。
結構ストライクなのだが・笑👍
もう一つ語っておきたいことが。
話の大事筋である西夏問題。
放牧の民であるからして、豊かな北宋を征服したいと常日頃思ってる国。
そこの西夏王がメチャキモな件。
西夏王はおそらく李元昊がモデル。
史実ではなかなかの英雄で、西夏国創立者である。
本作では色ぼけエロおやじ。
そのエロが「拓跋の領土~うんぬん」とか言っていて。
、、、、!!!???
ぇえ!?
ぬん!
あの、かっこえぇ”情熱属性・一途な男子”拓跋濬の子孫かよ!(王女未央・参照)
花と将軍てこ監修”イケメン備忘録”
胡青フチン/狐狸ホリ:丁川ディン・チュアン
おまたせ💖
てこ監修”イケメン備忘録”コーナー。
胡青フチン/狐狸ホリ:丁川ディン・チュアン
新進俳優ディン・チュアンが演じるこのキャラは、男装の女将軍・葉昭から絶大な信頼を受ける戦友であり軍師設定。
文武両道の彼は陰日向で愛する葉昭を守り、そっと寄り添うイイ男。
なのに、その恋は悲しいかな、一方通行。
結婚式前日、"結婚相手が自分だったら"と妄想しちゃう胡青とか
悶々と酒を煽る日々とか
鈍感な葉昭に彼の恋心は通じなかったりとか
それでも、胡青にとって一番の願いは、葉昭が幸せになること。
だからこそ、これまで通り彼女に尽くすとか
マジほんと切ない、ナイト属性のサガ。
良きかな、良きかな💕
リアル版の胡青さん。
どや?マジかっこえぇ、マジどストライクなんだけど😍
185㎝!言うことなしやで!
カモン・胡青!
胡青にもっと出番を!
モア・胡青!
彼の出演作は少なく、情報も極めて少ない。
本作でめろめろになり、モア・胡青!をシャウトしてる輩は意外と多いのでは?
伊諾役イーノウ:張峻鳴チャン・ジュンミン
張峻鳴チャン・ジュンミン
本作では西夏王の息子の伊諾役である。
葉昭とは敵対する立場だが、彼女の強さに惹かれ屈服させたいと願っている肉食属性・ワルな男子。
考え方・生き方共に邪悪ではあるが、こーゆーつっぱり方、てこは嫌いじゃない。
むしろ好き💖
覇者を狙う男はこれくらいじゃなきゃねぇ。
西夏ロイヤルファミリーたちはみんな下まぶたにアイラインを施してるが、彼が一番しっくりお似合いな件に満足。
良きかな、良きかな💕
リアル版の伊諾さん。
しかしである。
リアル版はイマイチじゃね?
確かに美形ではあるが、ワルな感じまったくなし、善良そのもの。
胡青のギャップは許せるが、伊諾のギャップは許せないのは、やはりてこの好みではないということだろうか?
花と将軍てこが見た感想
どたばたメオトラブストーリーかと思ってサラッと見るつもりが、終わってみれば”くっっそおもろかったで”って感じである。
始めに書いたけど、ヒロイン葉昭と彼女率いる葉家軍がメチャかっこえぇ。
葉家カラーの群青がよい。
宋代では存在しえないであろうヴィヴィット色。
衣装はワダエミさんという日本の女性が担当している。
映画「HERO」の衣装担当者である。
そういえば似てるよね。
最後まで葉昭は男前で懐が広い、そして夫を深く愛する。
夫はだめぼんぼん男から、最後は妻の支えとなるほど優しく頼もしい男へと変貌。
政変や外敵との関係をうまく絡め、妊娠をエッセンスに、うまい具合に絶妙なメオト愛を描いてる。
一貫してほんわかしたあったかさを醸し出してるので、死亡フラグもなし。
ハッピーエンドしか想像し得ない作り。
胡青さんが最後刺されたけど”死なない”と断言できた。(生きててご褒美もろてたで)
唯一、柳惜音(葉昭を愛する葉昭の美しい従妹)だけ殉死したのが残念。
最後の晩年姿は余計だ!と思うのはてこだけだはあるまい。
凛々しい葉昭が、、、
美しき貴公子玉瑾が、、、
、、、、、、、、、、、、、
ってなる。
せめて共白髪の後ろ姿、とかにしてほしかった。
なので★一個減らす(★採点制度はない・笑)