中国ドラマレビュー『王女未央‐BIOU‐』(原題・錦繍未央)運命の二人はリアルでも夫婦、てこ監修”イケメン備忘録”は【金瀚ジン・ハン】【梁振倫リャン・ジェンルン】【羅晋/罗晋ルオ・ジン 】【吳建豪ヴァネス・ウー】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり
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今日は『王女未央‐BIOU‐』(原題・錦繍未央)を紹介するよ。
初めて見たときは、まぁまぁ面白かったけど正直記事書くほどではなかった。
出来すぎ君のヒロインがいけ好かなかったし、ルオ・ジンも好きか嫌いか問われたら”好き💕”って答えるけど。メチャ好きとまではいかないし(ちょっとポチャだったしね)ラストが気に入らなかった記憶がある。
しかし、である。
2度目は泣けた、何故か、とにかく(我も年をとったのか・・・)
なんだろ、結末知ってるからか、心臓きゅんってなって。
歴代5位くらいの涙量だったと思う。
加えて1度目は気が付かなかったジワるイケメンがいた!
叱雲南役のジン・ハン(金瀚)である。
ヒールで出番少ないけど、ジン・ハンが主役だったら、、、と何度も考えた。
嫁に行く未央を助けに来たのもジン・ハンに置き換え妄想。
ってことで今日もはじめるよ、最後までよろしく!
王女未央ってどんなドラマなん?
ざっくり説明すると、
時代は南北朝時代(ちなみに日本は古墳時代)、国(涼)を滅ぼされた王女が、王家の血を絶やさないために生き延びるよう一族に思いを託され、必死の思いで他人(李未央)として生きる運命を選び、更に皇子たちの熾烈な王位争いにも巻き込まれていく…という、気も休まる暇もない人生を追いかけるドラマ。
絶対の愛で繋がる運命の二人はルオ・ジン(羅晉)扮する拓跋濬(魏の皇帝の孫)とティファニー・タン扮する李未央。
リアルでも夫婦で娘もいるらしい。(撮影中に仲良くなったっぽい、なってこった、、、)
その李未央だけど容姿端麗な上、頭脳明晰設定。
恋のお相手・拓跋濬のみならず、周囲の男性を片っ端からメロメロにしてしまう李未央。
そんな彼女の“モテモテ伝説”はてこの心をいつもざわつかせ、ほかの女どもから妬まれ陥れられても「せやなぁ、できすぎだからやで?もてすぎや、かわいそだけど、あいつらの気持ちもわからんでもない」とつぶやいてた。
未央がいなければ、、、と何度も女たちは言ってたね。
女どもの嫉妬が強すぎで、陥れる策略もかなりえげつない。
その分”下剋上タイム”は盛大(笑)悔しがる女ども。
中国時代劇は怒りすぎると倒れたり、気を失ったりすることが多々ある。(”憤死”なるものがあるらしい、笑って暮らそうね、みんな)
このドラマ、強靭で華麗な男たちも大勢登場するが、やっぱり女たちが抜きんでてる。
嫉妬に狂う闇落ち姿の女たちは、ヒロインより断然魅力的だった。
お相手の拓跋濬(ルオ・ジン 羅晉 )は、魏皇帝の孫(皇太子の息子だから、皇太子死ななかったら王位継承1位、でも陰謀で死んじゃったから皇太子の兄弟、要は叔父さんたちと争うことに)
育ちの良さを感じる、上品で善良、いつもニコニコしてて、愛嬌もある、まさに真っすぐな好青年。
主役男は大抵そうだけど、やっぱり彼も一途にそして真摯に未央を愛する。(なんでなん?)
ただ、おそらく18~20歳くらい設定だと思うけど、お母さんにもたれかかって甘える姿はひいた。
てこにも18になる息子いるけど、絶対あんなことしないね。
あと作中では、ちょっとぽっちゃりして見えるけど、衣装のせいなのか?
あと作中では、ちょっと唇が赤すぎ、口紅か?
横恋慕係はヴァネス・ウー(吳建豪)扮する拓跋余。
皇帝の息子で拓跋濬の叔父さん。
母親の身分が低く、日陰で育ってきたせいか、人格が歪み、控えめな態度を取りながら、実は虎視眈々と皇位を狙う悪賢い男設定。
誰も信用しない冷酷な性格なのだが、李未央に対してだけは、これまで感じたことのない愛情を抱いてる、まさにツンデレの鏡。
最大のデレは最後うっかり無意識で未央の身代わりになっちゃったとこ。
オールドレッドヘアが斬新すぎでかっこえぇ。
草原の民とかそれこそ涼人とかドレッド多いけど、総ドレは稀。
このドレッドを”ばぁさっーーー ”と掻き上げる姿に不整脈ドキッ💕
彼はF4出身にも拘わらず、イケメン役に執着せず、一番の個性派俳優に成長中かも。
イケメン備忘録:ジン・ハン(金瀚)リャン・ジェンルン(梁振倫)
ジン・ハン(金瀚)
はぃ、おまたせ。
ジン・ハン(金瀚):叱雲南役
第1話です、第1話
ぜひとも見て欲しい。
未央のお父さんを陥れ謀反を企んだ濡れ衣をきせ、涼王家を惨殺・滅亡させたのが第1話。
『殺せー!』ってゆうセリフが『シャーーーー!!!!』って聞こえるのが、またいぃ😍
すんごい冷たい目なのさ、もう不整脈ドキッドキッ💕
ジン・ハンまで未央好きになったらどーしよ、許せん、とか思ってたら、安心、そうならず。
従妹の為に未央を恨んで殺そうと躍起になってくれてた。
最後、槍刺されるシーンはマジかっこえぇ。
ぃやー、てこ的には彼の優しく微笑むシーンとか、キスシーンが見たくもあったけど、こんなイケメンだからいつかファーストになっててこの前に登場してくれることであろう。
気長に待とうではないか。
リャン・ジェンルン(梁振倫)
リャン・ジェンルン(梁振倫):李敏徳役
中盤以降、このドラマの清涼剤となったのが李敏徳。
最初出てきたときは、とてもイケメンには見えなかったのに不思議なことにどんどんイケメンに見えてきた件。
てこは2回目だから、彼が柔然の王子って知ってるから(男版シンデレラ)、李家の人々がバカにするたび「王子なのになぁー、後で知って後悔するよ、その態度」とか思って見てた。
ヒロインの事をずっと想い続け(相変わらずの単純設定の中国ドラマ)、何があっても彼女の味方になり、愛する人の幸せを守る最高のサード。
華やかなスタァ性はやや足りないものの、李未央を懸命守ろうとする優しく誠実な義弟役には合っている。
彼に横恋慕する拓跋廸の演技がウザかったが、公主役って大概あんな感じの演技だよね。
よく言えば天真爛漫、悪く言えばただのわがまま娘。
彼女はかわいいし、いずれヒロイン役に昇格するね(もうしてるかも)
なんか、日本とか、かつての台湾アイドルに居そうな、フツーで素朴な印象の彼は、西安出身、身長180センチ、卒業した北京舞蹈學院ではミュージカルを専攻。
年齢は、少なくとも現時点では、非公開。
2006年に北京舞蹈學院に入学しているので、16歳くらいに見えても、実はアラサーの可能性高し。
ドラマ出演を始めたのが、2015年辺りと、少々遅かったので、少女ファンのハートを掴むため、敢えて実年齢を伏せているのだろうか。
王女未央~てこが見た感想
このドラマ、重量感はないけど 次から次へと事件が起きテンポ良く展開するから、スキップなしでもサクサクと観ることができ、あっという間のゴールイン。
ラストがあまりにも高速展開で、降って湧いたように出現した拓跋弘が、誰の子なのか分からない件。
ここは濬と未央の子ってことにしておきたい。
悲しすぎだから。
結局、濬が最後弱ってくの知ってるから、元気に戦ってる時とか、幸せそうに未央と花摘んでる時とか、未央のことが好きすぎで黄昏てる時とか、無駄に泣けてきて辛かった。
あと、衣装がとても豪華で華美だった。
日本が古墳時代の話なのにこんな衣装あり得ん、とか思ったらだめだよ。
その代わり、花とか造花だし。(でも本作はインコとか蛇は本物っぽかった)
豪華だけど雑、っていう大陸ドラマの味わいが好き。
色んなパクリ疑惑で訴えられてる作品ではあるが、キャストもいいし2巡をお薦めしたい。