中国ドラマ『白玉無瑕<はくぎょくむか>~恋とミッションは若様と』(原題・白玉思無瑕/白玉思无瑕)ドラマレビュー:トゥルっとモチっと白玉のような恋♡【張耀/张耀ジャン・ヤオ】【劉昱晗/刘昱晗リウ・ユーハン】【王佳玉ワン・ジャーユゥ】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり

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今日は、中国ドラマ『白玉無瑕<はくぎょくむか>~恋とミッションは若様と』(原題・白玉思無瑕/白玉思无瑕)ドラマレビュー:トゥルっとモチっと白玉のような恋♡
を紹介するよ。
 
【基本情報】
 
監督:彭宇
脚本:朱心怡、王耀、徐不知
主演:万鵬、張耀、劉昱晗、雨婷児
プラットフォーム:芒果TV、2021年4月11日〜
40分✖️32集
 
㊗️日本上陸ユネクさんで視聴可能だ。
すんごい副題背負ってるよ、~恋とミッションは若様と、だって。
・・・
てこブログタイトルの〜トゥルっとモチっと白玉のような恋♡の方がセンスあるけどね。
日本発売のパッケージデザインは↓こちら
(※画像U-NEXT)
 
見ての通り”仮面”だ。
仮面は要注意ですよ、みなさん。
 
男主は「少年遊之一寸相思(紅蓮伝)」のやおっちこと【張耀/张耀ジャン・ヤオ】だ。
こん時は、ヒロインに恵まれず大いに荒ぶったレビューをしているが、今回はわりと好ましいヒロインだ。
今回は、原音だし、相変わらずのcuteなエクボだ♡
もし虫ほどの大きさの体に成れるなら、あのエクボの中に住みたい。
もし許されるなら、あの窪んだエクボに人差し指をぐにゅっとぶっ刺してみたいてこだ。
 
そして、てこ監修”イケメン備忘録”にはお初明星が二人もランクインだ。
楽しみにするが良い。
 
ヒロインは、万鵬ワン・ペンだ。
「外星女生柴小七」は良かった。(記事は気長に・・・)
そういえば「人不彪悍枉少年(駆け抜けろ〜)」でやおっちとは既に共演済みだよね。
息の合った演技は安心要素だ。
 
ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!

白玉無瑕ってどんなドラマなん?

基本路線は、メイド(家庭教師)とゴンズー(若様)の白玉のような恋、だ。
 
ここで言う”白玉”は白い玉(ぎょく)、つまり白い石、要するに”純粋無垢な恋”の比喩表現だ。
この基本路線(ラヴ)を背景に、過去に家族に起こった悲劇の真相も探る、という仕様だ。
 
万鵬ワン・ペン扮するヒロイン@水無瑕は、メイド派遣パビリオン”琅琊閣”の首席メイドだ。
メイド(侍女)と言ってもその仕事は身の回りのお世話だけに止まらず、
 
・文武を教え
・セキュリティ(ゴンズー専用アルソック)
・生きる為の全ての術を授ける
 
という、もっすごいハイスペックなメイドだ。
そのヒロインが、やおっち扮する道楽息子@江白玉のメイドとして派遣される事となる。
プレイボウイな道楽者だが、後の科挙に合格するように派遣された、という初期設定だ。
 
ヒロインは、メイド派遣業務とは別にある秘密があった。
それは、七年前に何らかの事件に巻き込まれ連れ去られその後消息が掴めない兄を探す事だ。
その事件の手がかりを調べていたら出会ったのが二人の男子だ。
 
イー:まずはどこかのプレイボウイ。
ヒロインの男装は、もう勝手に各自でツッコんでくれて構わない。
この男子こそが、メイド派遣先の@江白玉だ。
 
アル:もう一人が仮面男子@沈青鯉だ。
・・・
もちろん、この二人の男子が同一人物ってことは一目瞭然だ。
しかし、ヒロインはポンコツで気が付かない。
優秀なはずだが、こんな簡単な事に気が付かないのだ。
・・・
まぁ、そこは置いといて・・・
で、この男子白玉にもある秘密があった。
七年前に実のぱぱが殺されており、昼間は無能な放蕩息子を演じ夜は義士となり人々を助けながら当時の事件の真相を探っている、というものだ。
 
ここで(第一集)で既に古参なら気付くはずだ。
それぞれの七年前の事件は同じ事件で、すなわち男主(白玉)のぱぱの仇はヒロインの兄だろうと。
そしてそれはおそらく十中八九誤解だが、それが原因の試練タームが訪れるであろうと言う事を。
もう流れはほぼ分かった。
ここでリタイヤでも何の問題もなさそうだ。
しかし、やおっちをもう少し観たいのと、全32集ではあるが1集35〜40分であり、さらにはOPとEDを端折れば正味30分程度だ。
途中、どうでも良さげなイチャコラもスキップすればなんとか行けるかもしれない、そんな感じで見始めた。
 
シリアスな背景があるにもかかわらず、物語は清々しくのほほんムーブで進む。
だってラヴコメだもの!
 
昼間は、江ファミリーの座学所で従兄弟(&琅琊閣二位のメイド)と仲良くお勉強だ。
↓従兄弟@江天凌【劉昱晗/刘昱晗リウ・ユーハン】
↓琅琊閣二位のメイド
 
セオリーなら、この従兄弟は不穏なヴィランで、
二位女子もジェラシーむんむんの陰謀を図るのだが。
驚いた事に、このドラマにはそう言ったイラつくヴィランが存在しない。
わかりやすいヴィラン一派だけだ。
 
この二位女子は↑の従兄弟男子を好きになるが、従兄弟男子はヒロインの一位女子に♡だ。
しかし、嫉妬でなんか企んだりもしないし、わりと善良な女子だ。
この二位女子に一目惚れしたのが、白玉の従者の@方雲成【王佳玉ワン・ジャーユゥ】だ。
なにかとエモい男子だ。
 
主にこの五人で物語は進んでいく。
昼間の座学所の先生からのほのぼのミッションは、シリアス事件に少し関わってたり、全く関わってなかったりするのだが。
手がかりアイテムを追ってたり、手がかり人物を追ってるうちに、何度か仮面男子とヒロインは遭遇する。
で、互いに段々と好きになって行くのだが。
昼間は白玉、夜は仮面、と、つまり四六時中一緒にいると言う事なので。
ヒロインにしてみれば、昼は白玉、夜は仮面男子、と別人認識なのだが。
しかし白玉は四六時中一緒にいるヒロインがもっすごく好きになってしまって、もうメロメロだ。
早いとこ、身バレさせた方が良いのだが、タイミングを逃してズルズル、ズルズルズル・・・と。
 
なぜ気付かん!
 
言っとくが、やおっちの口元は特徴的だし。
さらには声だ。
わりとイケボな低音ヴォイスなのだが、わりと滑舌が悪くもそもそ喋っている。
さらには最大のチャームポインツであるcuteエクボだぜ?
こんな特徴のある男子なのに、気付かない。
気付いたのは30集近かったと思う。
もう残りわずかってとこまで引っ張るのだ。
 
シリアスな背景を説明すると、江ファミリーは代々薬局を営んでいる。
殺された白玉ぱぱはそこの社長さん、連れ去られたヒロイン兄はお薬を研究をしていたDr.(?)だ。
この二点だけでも、お薬に関する何らかの事件だったのだろうと推測できる。
 
そして、突如襲う従兄弟の謎の病。
手足に力が入らない・・・とか言っているし。
従兄弟のままも病気でお亡くなりになっているようで、もしや同じ病か(遺伝子病系)?と推測される流れだ。
ちょっとだけ捻りを加えて物事を混乱させるスパイスもある。
真の悪マスターに仕える悪者が、主に内緒で私利私欲に走っている事だ。
つまり、そのせいで点と点が繋がらず線にならない為に、真相に近づくのに時間がかかったと言う事だ。
 
ある時点で、自分のだっい(大)好きなヒロインの兄が仇だと思い込んだ白玉。
急に態度の変わった白玉に動揺するヒロイン。
でもわりとあっさりとそれ(仇)が誤解だと判明する。
しかし、兄は死に(死んでないけど)その犯人が仮面男子だと勘違いするヒロイン。
敵討ちしなくては!とまたも拗れる。
拉致案件であっさり解決。
ついでに身バレもあっさり。
身バレで拗れることはなかったが(ヒロインが聡明なので素直に受け入れた)
何と言うことか白玉が記憶喪失に・・・
 
というなんともしつこいほどの切なさ投入にいささか萎えます(もうとっくに萎えてるけどな)
 
クライマックスの肝は、もうすでにお二人は好き合っててラヴラヴなので。
ラスボス対決、一点のみだ。

白玉思無瑕てこ監修”イケメン備忘録”

エクボがcuteな男子@江白玉/沈青鲤【張耀/张耀ジャン・ヤオ】

てこブログ二回目ランクインのやおっちこと【張耀/张耀ジャン・ヤオ】だ♡
 
一回目ランクインの過去レビューは「少年遊之一寸相思(紅蓮伝)」だ。
こん時は、若めの梅長蘇で白のモッフで”ごふぉっ”と喀血してた弱めの男子だったが。
今回は、仮面時は無双、白玉時にはお茶目男子と見所がいっぱいだ。
特に白玉時のお茶目ムーブは見逃せないシーンばかりなので、どれほど内容がつまらなくとも見続けなければならない。
特に注目して欲しいのは、原声だ。
滑舌がわるくもごもごもっそりしていて、聞けば聞くほどくせになる、そんなスルメヴォイスだ。(噛み締めて欲しい)
そのスルメヴォイスの中でも注目したいのは笑い声、それも”引き笑い”だ。
きゃっきゃ、きゃっきゃのイチャコラ中に面白がって笑うのだが。
低音のこもった”ひぃーひぃーひぃっ、ひぃっ”という引き笑いは一見(一聞)の価値があるので、是非皆もその耳で聞いてみて欲しい。
途中リタイヤするにしても、この引き笑いを見届けるまでは続行だ。
言い換えれば、それさえ(引き笑い)見れれば放置しても構わない、とも言える。
 
やおっちは、学生時代は金融を学び演技経験はない。
2018に「人不彪悍枉少年(駆け抜けろ1996)」でデビュウ。
その後も順調に経験を重ね、2020には「全世界最好的妳」「少年遊之一寸相思(紅蓮伝)」「破繭」と立て続けに男①という売れっ子ぶりだ。
2021は本作、「陪妳到世界終結」「法医秦明之読心者」とこれまた主役街道をひた走る俳優となっている。
現代劇も一本くらい観ておいた方が良いかもしれない、と思う今日このごろだ。
待播も楽しみ作で「夜燕白」なのだが、これは日の目を見ることが出来そうにもないアレ系だ。
え・く・ぼ♡
1997年4月29日生まれの25歳、183㎝。
 
cuteなエクボ持ちのやおっちだが、ついでに八重歯男子でもある。
全体的に個性あふれる、今時では珍しいお直し工事無しの自然回帰なイケメンボウイだ。

何かと気の毒だった男子@江天凌【劉昱晗/刘昱晗リウ・ユーハン】

㊗️てこブログお初【劉昱晗/刘昱晗リウ・ユーハン】だ♡
ユーハンなのでディナくん(夕飯)とでも呼ぼうか。
皆も呼んで良いですよ、ディナくん♡
 
ぃやぁ、正直な話。
やおっちより輝いて見えた明星だ。
白玉のキャラ建てがいまいちだったので、何かとディディ弟弟Dìdìのが魅力的だった。
 
最初は仄かな恋ゴコロにときめき
恋愛三十六計を熟読する姿に萌え
片想いの切なさにときめき
一夜の過ちから、新たな恋が出現(よかったねぇ、と心から応援したくなるかわゆさ)
不治の病発症
 
と、何とも気の毒な展開が続くのにもかかわらず、ディナくんの輝きは衰えない。
ディナくんのお相手としてはいささか薹が立ってる気もしないでもないが。
まぁ、姉さん女房は金の草鞋を履いてでも探せ、と言われとるし、年寄り応援派なので良しとしよう。
 
このドラマの唯一の良い点は、闇堕ち黒化が居ない、という事だ。
ディナくんも片想いだし、長男の息子でなく次男の息子だし、おばあさまは従兄弟の兄@白玉推しだし。
本来なら、不穏な立ち位置なのだが。
善良で清らかなる清流属性の男子であり、それ(善良性)は最後までブレることなく続く素晴らしき男子だ。
ひゃっ♡メガネ男子
1995年6月17日生まれの27歳、181㎝、56kg。
中央戯劇学院(2013級表演係/系本科)卒業。
 
もっすごい努力家で、猛勉強猛特訓で入学通知は専攻9位だったらしい。
やおっちとは真逆の整いすぎてるほどのお美しさで、キレイ目な目元が印象的な男子だ。
きらきらうふふなラヴ史劇ではもったいないほどのルックと演技スキルの持ち主であるからして。
現代劇の探検ものなどを時間ができたら観てみようと思う。
 
「三国機密」に出てたようだ。
ぇ、「十二譚」にも出たたようだ。
他は、「上道」「満満喜歓妳」「終極筆記」
 
待播もいいね、「夜燕白」「跳躍的青春」「穿過謊言擁抱妳」「這個江湖不一般」

EIKOな男子@方雲成【王佳玉ワン・ジャーユゥ】

㊗️てこブログお初EIKOこと【王佳玉ワン・ジャーユゥ】だ♡
 
EIKOこと狩野英孝をきれいに整えた感じの男子だ。
二位女子に一目惚れしたあとは、ケナゲに一途にその女子を想い続け陰日向でサポートする男子だ。
しばらく塩対応が続いてたが、この女子には毒ぱぱが居て随分と苦労している女子なのだが。
もう色々とサポートされてるうちに両想いになる。
物語の筋には一切1ミリも関係ないサヴラインだ。
メインCPが仮面をずっと取らないせいで、全然進展しないのでサブでなんとか食い繋ぐ為の要員だ。
 
サブなのだが、意外と芸が細かくて。
EIKOは孤児で白玉の従者なのだが、白玉にとっては家族・兄弟も同然の男子だ。
人間味あふれるキャラ設定で、一途でおっちょこちょい設定なのだが。
好きな女子を追いかけて滑って転んだりする。
転んだ次のシーンでは、ほっぺに傷メイクをしたりしてて仕事が細かい。
 
”ぁ、ずっこけてほっぺ擦りむいたん?”
 
って察する仕様だ。
 
そんな天然設定の男子だが、最終的には恋愛脳男子ではなく。
将来の自分ヴィジョンを持ち、それにチャレンジする見所のある男子でもあるのだ。
 
ルックがわりと好みでもあるし、役柄によっては化ける高ポテンシャル持ちの男子である。
今後に期待したい。
ひゃっ♡不整脈どきっ♡
なになに?やはりてこの眼に狂いはない、いつでもどこまでも。
なんというイケメン♡
現代劇を見てみるべきかもしれんな、これは。
ぇ、「花好月又圓(花咲く奇縁〜)」にも出とるやないかいっ。
まったくのノーマークだった・・・
 
「隻好背叛地球了」では男②のようだ。
最近ブロードキャストされた「促醒者」にも出てるらしい。
 
1997年9月22日生まれの25歳、184㎝。
北京電影学院在学中。

白玉思無瑕てこが見た感想

ラスボスが〇〇なので、辛辣な決着はナシだ、物語の性質上。
この物語の性質は、ほんわかラヴなのでな。
最終決着も家族内で密やかに着けた感じだ。
要するに家族内のごたごたに巻き込まれたヒロイン兄妹だったという、なんとも微妙な結末だ。
 
さらにエピローグで???を量産する事となる。
サブのラヴラインは二組とも良い感じにまとまって、未来を感じさせるが。
肝心のメインCPがまだ結婚してないの。
なんで?
 
とはいえ。
心が暗くなる嫉妬による画策や、闇堕ちする人間も居らず。
基本はのほほんとあったかいイチャコラが続く由緒正しきラヴコメだ。
隠れ命題なども無い、全く。
頭を休ませたい時、何となく幸せを見たい時、そんな時に観るにはおススメできるドラマであった。