中国ドラマ『紅蓮伝(ぐれんでん)~失われた秘宝と永遠の愛~』(原題・少年游之一寸相思)ドラマレビュー:失われた秘宝はないよ?【張耀/张耀ジャン・ヤオ】【鄒廷威/邹廷威ゾウ・ティンウェイ】【任宇レン・ユウ】【鄭好/郑好ジェン・ハオ】【石雲鵬/石云鹏シュー・ユンポン】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり

2022年8月18日

ご訪問ありがとう、てこブログへようこそ。
 
今日は、中国ドラマ『紅蓮伝(ぐれんでん)~失われた秘宝と永遠の愛~』(原題・少年游之一寸相思)ドラマレビュー:失われた秘宝はないよ?
を紹介するよ。
 
まずは、邦題案件から荒ぶるとする。
本土中華のスチールは↓こちら
本家と日本版がえらいイメイジが違うことに気が付くはずである。
 
タイトルの”紅蓮”であるが。
はて?
なんのことやら。
作中で一度、たった一度だけこの”紅蓮”という言葉が出たが、それは”紅蓮流”。
どうやら女主がちょろっとだけ見せた武功技が紅蓮流派っぽい、ってそれだけである。
言っておくが、この紅蓮流とやらになにか特別な秘密があるとかではない、念の為。
奥義に特別なものがあるわけでもなく、どうして紅蓮流を使えるかなどの説明も皆無。
結論として、”紅蓮流”はストーリーになんら影響を与えないワードである。
それを邦題に採用するとか。
 
さらに副題の”失われた秘宝と永遠の愛”であるが。
はて?
なんのことやら。
永遠の愛は置いといたとしても、失われた秘宝など作中に存在しない。
 
結論から言うと、邦題のイメイジと実際のドラマのそれはあまりにもかけ離れていると言うこと。
”紅蓮流”を継承している無双女の一代記などでもないし、悲恋などでもない。
ふつーの”ちょいラヴ入りの武侠ドラマ”である。
 
公式に言いたいのは、こんな釣りまがいのことをしていると、
 
イー:きらっきらラヴを期待した人にがっかりされるよ
アル:てこみたいな武侠好きは、タイトルで誤解して見ないよ
 
という注意である。
てこは去年の春ごろ(たしか)に途中までリアタイして放置で、最近ようやく見終わったが。
この邦題が先なら間違いなく見なかったと思われる。
何度も言っていることだが、てこをエグゼクティブフェローとして召喚してくれたらいいのにな。
 
邦題案件はこれっくらいにして。
 
途中放置だったこれをなぜ最初から見直す気になったのか。
それは♡
任宇ぱいせん↑が出てることを思い出したからである。
つい先日レビューした↓@锦心似玉の区にいさんである。
じつはてこはにいさんロスでたいそう苦しんでおり。
やむなく「そいえばアレに出てたよな、、、」で復活。
今回も間違いないヴィランか、と思ってたら実は〜だった、って武侠っぽいオチがあったので最後まで見てね。
 
で、このほかにも本作は特筆すべき事が結構あるのであるが。
まずはこのお方↓王滋润
山河令で見たことありますね。
本作は@鬼童子といういかにもな武侠キャラで登場。
実は魔術で姿が変わってしまった設定で、いかにもな武侠エピをぶっ込んできてるので期待して欲しい。
 
さらに、本作はチーム子役@九州海上牧雲記が出演している。
牧雲笙&寒江の少年時代役の2人が青年に成長し共演している。
義兄弟の盃を交わすほどの親友ぶりに萌え確なのだが、お二人とも悲しみエピをぶっ込んできてるので期待して欲しい。
 
ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!

紅蓮伝ってどんなドラマなん?

山河図が盗まれたので取り返して欲しい、
っていうミッションに↑(上画像)に➕@寒江というメンバーで旅が始まる、ってのが初期設定。
 
男主角の@左卿辞(中の人、張耀)は毒に侵されて病弱で、例の如く首にふわっふ巻いてる@梅長蘇みたいに。
女主角は@蘇雲落(中の人、張雅欽)
どっかで見たと思ったら@扶揺の雅蘭珠だねぇ。
すごいのは最初に変装してるんだけど、髪型だけで男装とか言ってる女に見せたい。(特にラバあたりに)
これがガチ変装というヤツである。
見習って欲しい。
 
で、この2人は10年前に出会ってて運命の2人っていうセオリー設定である。
なのでこの2人の恋は成就するのか、はたまた悲恋なのか、ってことなのだが。
男は毒に侵されてるし、出自も怪しいし。
女は師父が犯罪者のようだし、師父も毒に侵されてて薬となる幻の超レアなハーブを探してる。
という、こじれる設定である。
 
さらに、第一ミッション時のグループ人数が多いことからわかるように。
彼らそれぞれの事情とサブのラヴラインが盛り込まれる。
 
そして、それらの背景となるのが江湖の武侠ワールドなのだが、そこに朝廷の権力争いも加わってくる。
 
山河図ミッションが終わったら→レアハーブ争奪戦大会開催→身バレ→うさん臭い掌門たちの企み→メンバーのままん救出ミッション→師父救出ミッション→・・・以下略。
 
夥しいミッションの合間にメンバーそれぞれのラヴを入れてくる。
でも問題なのがこの女どもである。
男はいい。
武侠ってことは女も武術をたしなんでる訳であるが、こいつらがどーしよーもなく脳筋なのである。
なぜ、武術をやってる女は脳筋属性が多いのか。
はぁ〜〜〜〜〜。
アレも、コレも、、、
頭に浮かぶ脳筋属性の女はほぼ武術やってるね。
罪多き2人の女を紹介しよう。
特に下の女の罪は深い。
よりによっててこ推しメンである鄒廷威を、困らせるとか。
なんで、こんな女どもを好きになってしまうのか。
ちょっとも脳みそを使わないし、自分のことしか考えてない女どもなのに。
 
唯一の脳筋じゃない女は悲しき最後だったのに、こいつらは幸せになるとか。
おかしいだろ、その流れ。
 
しかしながら、脳筋の女どもにきりきり言いながらも、武侠あるあるで涙涙してしまうという。
例えば、汚名を注ぐために10年頑張ってきた男の死に様や。
例えば、ある掌門主の「数多くの仲間を見送ってきたが、自分が逝く日をようやく迎えられた、、、」や。
内にあるクリミナルマインド(罪なる心)と戦い、結果自死する姿など。
武侠ってやっぱりさいこーーーーー、と叫びたくなるお約束の流れが心地よい。
 
では、こっからてこ監修”イケメン備忘録”でその生き様を紹介してゆこう。

紅蓮伝てこ監修”イケメン備忘録”

梅長蘇な男子@左卿辞【張耀/张耀ジャン・ヤオ】

10年前に皇帝の身代わりにさせられて、皇帝だと思われて毒飲ませられた、っていう悲惨な過去を持つ。
現在も毒による生命の期限発動中、というヒロイン設定。
 
好きな女が「師父師父」うるさいから。
彼女の師父ためにレアハーブを手に入れようと、いろいろ画策するのに女は信じてくれない。
ようよう手に入れたそのハーブを、彼女の命を救うために使ってしまって。
「裏切り者」だと責められる。
師父の毒を相殺するために自分の命を削るが。
「師父殺し」と責められる。
と、非常に不憫で、見てる皆さんも「可哀想」と思ったはずだが。
 
「可哀想」とか「気の毒」以外の感想が思いつかない。
作中ほぼ弱ってるせいだろうか。
それなりの見せ場もあるにはあるが。
「寒い、寒い、、、雲落、、、、」とかで帳消し感。
弱り方も、知謀も梅長蘇とさほど変わらないのに、梅長蘇に思い焦がれたあの感じは、彼にはない。
 
この差がなんのか考えてみた。
演技力?問題があるほどではない
脚本?テンポはいいけど
・・・・
やっぱり、考えられるの女問題しかない気がしてきた。
 
まず第一にラヴが余計だという事と。
第二にラヴがあったとしても、相手がもっとまともな女であって欲しい、という2点が考えられる。
正直な話、作中で女が勝手に誤解して「もう縁切りね!」と言ってても。
”うん、それがいい、永遠と別れて”と願うてこがいた。
普通はココは、”あ゛ーそうじゃないんだよっ”って切なくなったり、心配になったりするシーンなはずだが。
2人が幸せになる姿など見たくなかったりするのだ。
いくらてこが女主嫌いと言っても、悲恋を願うドラマなど今までなかったのである。
こんな女に惚れた男、ってことで評価が下がってる気がしてならない。
 
製作側も第二の梅長蘇を狙ってた節があるけど、そうはならなかったね。
ビジュアルも申し分のないイケメンなのにね。
鄒廷威を差し置いての男①だったのにね。
全ての敗因は女である。(結論)
1997年4月29日生まれの24歳、183㎝。
「人不彪悍枉少年(駆け抜けろ1996)」で鮮烈デビュー後の本作の主格ドラマ。
主演映画も撮ってるし、@茅子俊のドラマ「夜燕白」にも出演してる模様。
楽しみである。

2番手って事でいいのかな?男子@文思渊【鄒廷威/邹廷威ゾウ・ティンウェイ】

てこの推しメンである、念の為。
男①でもいける明星なのに、あえての助演、なぜ?
いちおー男②ってことでいいのかな、いいよね?
 
琅琊閣みたいな諜報機関のマスター設定なのだが。
 
このドラマ、実は中華本土ではかなりの高評価だったのだが。
皆がてこと同じように荒ぶっていることが判明した。
为何文思渊娶了资质平平的沈曼青?
だよね、だよね。
 
この脳筋な女のたわごとを全て受け入れる懐の深さよ。
包容力太陽系の如し。
当初は男②か、、、と残念がったのだが。
もし①なら弱っていいとこ1ミリもない残念キャラだったわけだし、終わってみて女以外はおおよそ満足である。
 
琅琊閣マスターの時のコスチュームは
↑こんなんで気に入らなかったが、身バレしてからは黒系のシックな装いに変わったのも良き。
やはり彼のポテンシャルが高ければ高いほど悔やまれる女問題。
こんな女が好きなのか、感は否めなかった悲しみよ。
1984年6月19日生まれの37歳、183㎝、70kg。
中央戏剧学院卒業。
 
正統派イケメンから程よくズレており(失礼・ぺこり)リアルでその辺にいなくもなさげなイケメンである。
 
彼は「独鈷伽羅(独鈷天下)」でランクイン済み。
その後も脇ではあるものの存在感は感じられる配役で頑張ってきた。
霜花の姫(香蜜沉沉燼如霜)」「月上重火
そろそろ男①デビューでもいいと思う。

牧雲笙な男子@殷長歌/殷长歌【鄭好/郑好ジェン・ハオ】

锦心似玉の時はスルーしちゃったんで(@鍾漢良のお付きの役だった)今回はリスペクト。
 
上述にあるように少年時代の牧雲笙がこんな青年に成長。
成長しても@黄軒に似てると言えば似てる。
 
父とも慕う師父は実は悪人だった。
武侠あるあるの、正派が実は邪悪って公式がまんま当てはまる構図。
義兄弟の盃を交わした親友は闇に堕ちた。
しかし惚れた女はまともだった。
男①男②ともに脳筋な女に惚れたが故に評価ダダ下りの中、退場劇も加勢し一躍勝ち組に昇格である。
おめでとう。
実はてこも涙涙(ちょろい)
 
でも少しフライングだったのでは?とか思っちゃうのはてこだけか?
もうちょい待ってれば何も〜てもよかった気もしないでもない。
でも、ドラマティック劇場にするには仕方のない犠牲か?そうなのか?
いろいろとモヤる、、、。
1998年8月16日生まれの23歳、178㎝、60kg。
 
作中で上半身裸頂きましたが、なかなかのボディであったことを明記しておこう。
「拾光的秘密」「小风暴之时间的玫瑰」「锦心似玉」「玉楼春」

穆如寒江な男子@朱厭/朱厌【石雲鵬/石云鹏シュー・ユンポン】

彼は、女で評価がダダ下がることはない。
なぜなら、彼だけお相手がいないから。
いちおー@雲落のことが好き→黒化、ではあるのだが。
 
最初はいつの間にか、どっからか湧いてきて、気付いたら仲間の一員だった、ってゆう。
思えば最初から雑な扱いだった。
師匠だと思ってた人が実はままんで。
父だと思ってた人はなりすましで。
どちらも無念にも殺され。
好きな女はげほげほ弱ってる男を好きだし。
唯一の心の支えは、義兄弟なのだが、義兄弟には別に大事な人がいて・・・
って書くと、まじで気の毒じゃね?
 
結果彼はうちなるクリミナルマインドに負けて黒化するという、武侠あるあるに陥るのであるが。
彼は、隠れヒロイン枠であると言って過言ではない。
最後に彼が選んだ道、、、ここもてこは涙涙(ちょろい・2)だった訳だが。
流石に子役から精進してるだけあって、技量的な問題もないし。
ビジュアルも自然回帰で良き。
一見イケメンではないが、ふとした時にイケメンに見える魔法を使える。
ごく稀にこーゆー明星が存在する。
こんな明星はいずれ歴史大河など、ムサもの(むさ苦しい叔らが大挙する作品)などで覚醒することが多い。
なので今はまだほんのヤングだが、じっくりと待つのがよい。
いずれ来る、必ず。
てこの眼に狂いはない、いつでもどこまでも。
1996年10月23日生まれの25歳、180㎝、61kg。
中国传媒大学(卒業・たぶん)
「长安十二时辰」に出てるらしいが。
実はまだ見てないんだよね、これ。
見ねば。

紅蓮伝てこが見た感想

実はガチ武侠なドラマである。
 
武侠迷としては、武侠セオリー展開に悶絶する仕様となっている。
➕朝廷の権力争いの”知謀✖️陰謀”みたいなのもあってなかなか面白くはある。
 
が、しかし。
やはりラヴラインが余計と言えば余計。
あっても悲恋ならまだいいが、成就となると”話ちがくね?”になる訳で。
好きだけど、好きって言えない、とか。
愛してるけど、一緒になれない、とかが良いわけで。
成就した瞬間に「へーよかったね」になってしまう残念さは否めない。
 
加えて5年後。
解毒の説明一切なし。
もう、いいけどね。
 
おまけで、ひとつ。
琅琊閣みたいな諜報機関での情報のやり取りだが。
普通は伝書鳩などが使われるが、本作では
↓鯉を使用。
鳩は高確率で、撃ち落とされるが、鯉はその心配はない。
しかし。
消化の問題や、川続きではない地形での伝達など、他の心配が尽きない。
これを機に、他の伝達方法を考えてみようと思った今日この頃である。