中国ドラマ『女世子 愛を継ぐ花』(原題・女世子)ドラマレビュー:中華なオスカル、キュン欠必見エモ満載【姜潮ジャン・チャオ】【王安宇ワン・アンユー】【孙毅スンイー】【凌非凡リン・フェイファン】キャスト情報・感想※ネタバレあり

2021年11月4日

ご訪問ありがとう、てこブログへようこそ。
 
今日は、中国ドラマ『女世子 愛を継ぐ花』(原題・女世子)ドラマレビュー:中華なオスカル、キュン欠必見エモ満載、
を紹介するよ。
 
報告しよう。
久々の大ヒットである。
また男装?
とか思うでしょ?
てこもそう思ったが前24集と短いし?
近々日本でDVDもリリースらしいし?
サムネ見る限りじゃ男装の女もあんまイケてなさげだし?(失礼・ぺこり)
で、視聴開始。
、、、、!
何これ、面白いのだが。
男装女子が、「微妙だけどこーゆー男、いなくもない」な、綺麗すぎないのも後押し。
ラバみたいなのが男装したって、「こんな男いるわけない、おまえらわからんの?」なのだが。
本作は、華奢だがこんくらいなら男でもいる、という微妙なラインをついてくる。
しかも、言動が”男前”で、ときに”はっ”とする凛々しさがある。
中国文学にも男装の麗人ってのが登場するが、まさにそんなイメイジがしっくりくるのである。
 
さらに、男主①には男の侍衛が二人、女主には女の侍衛が二人。
これは、恋愛脳になった主につられて、お付きのやつらのそれぞれの甘酸っぱい初恋ストーリーを見せられるんか?などと思ったが、物語は割と真面目な作り。
心配ナッシングで感心した。
 
見終わった後に、こんなふうにすぐにブログに書くのも珍事。
それくらい余韻のあるドラマなのである。
 
ってな感じで始めるよ、最期までよろしく!

女世子ってどんなドラマなん?

中華なオスカルである。
二人の男が出てくるが、男たちはフェルゼンとアンドレではない、念の為。
あくまで、美しい女性が家のため、国のために男になりきっている、というところ。
言うほど綺麗じゃないが、心がイケメンなのである。
 
時代背景は架空(たぶん)
陳って言ってるから南北朝かとも思ったが、周囲の魏人、羌人なる勢力と争ってるようだから、もう架空ってことでOK?
皇帝の名も陈承澜だっていうから架空ってことで。
↓中の人は特別出演枠の郑国霖
で、その大陳国の三大世侯が
↓・韓家は国の北境を代々護る定国公で女主の実家。
↓・楚家は西境を護る鎮国公で前の皇后の実家で男主①五皇子陳廷易はその息子。
↓・王家は現皇后の実家で、男主②はここの跡取り。
で、皇帝の健康不安から、空席の皇太子席を狙う第二王子と第五王子(男主①)の動きが活発になる。
皇帝は軍事力をもつ韓家に不信感を持ち、定国公世子を呼び寄せる、言わば人質である。
定国公世子は実はちーこ命の時に暗殺されており、双子の妹が男装し世子として生きてきた。
皇帝に召喚された女世子は第五王子(男主①)と王家の長男(男主②)が通う国士監に入学する。
この国士監は@花郎や@成均館みたいなとこ。
ってのが、初期設定である。
 
この@成均館で相変わらずないじめや、ニヤミスちゅーや、「ぇ、なにこれ、男ってこんな柔らかいっけ?」や、つまずいてずっこけからの腰支えイナバウアーの見つめ合いや、、、以下略。
が続くのか、などと思ったら大間違い。
ぃや、違わないのだが↑こんな生き物!ぇ、ミニブタってこんなキュートなん?
ぃやぃや、そうじゃあなくて。
女世子はぱぱんの言いつけで”能ある鷹は爪を隠す”を実践中で、おバカで遊び好きを演じてるわけだが。
早々に男①と男②に女だとバレてる。
で、男二人は女だってバレちゃったら斬首ものだからなんとか守ろうと必死なわけよ。
右に①、左に②みたいに両側から守られる両手にイケメン(くっそうらやましい)
女世子は自分が女だってバレてるってしらないから
「ぇ、まさか男色?ひぇ〜〜〜」みたいなやりとりにきゅんってなれる自分に驚いた。
いつまでもココロは乙女なてこである。
 
ところで、割とどうでもいい話ではあるが。
だんだんと「王子って男が好きなんじゃ?」みたいな流れの噂話の中文で使われる単語は”分桃”とか”断袖”とか”男風”とかだった。
”分桃”は霊帝と男寵が一つの桃を分け合って食べたって故事から来てるみたい。
”断袖”は漢哀帝と男寵の董賢が昼寝してて董賢を起こさず動くために哀帝が服の袖を切り裂いたって故事からみたい。
”袂を別つ”みたいなのだと思ってたから不思議で調べた、勉強になった。
 
っと、話を戻すと。
とにかく男①②がすこぶるぃい、イケメンすぎる。
そこかしこに”エモ”が散りばめられていて、いろんな流れとともにストーリーは進行してゆく。
キラキラなラヴだけじゃなくて、シリアスな話もスパイスとして入れられ、コメディタッチなところも随所にある。
コメディパートは唐突にBGMが”スネ夫が自慢話してるときのBGM”みたいなのに変わるので”コメパート来るな”ってわかる仕様。
 
勘違いにきゅんとし、葛藤にきゅんとし、片思いにきゅんとする。
きゅん✖️きゅん✖️きゅん=とてつもないきゅんなのである。
この”きゅん”摂取は淑女にとっては非常に重要かつ有効である。
質の良い”きゅん”は一つ摂取するごとに、シワが一つ消えるという魔法のような効果をもたらす。
くっそ高くて成分がいかがわしいアンチエイジングなどよりよっぽどビッグなリターンなのである。
 
18集までは、シリアスな話もあれど、@成均館がらみの競争とか、横恋慕の女とか、ちょっとしたスキンシップにどきどきとか、割と軽めに進むのだが。
こっからラストまでは一転して、マジシリーズと化す。
突如、北境で魏人が、西境では夷人が同時に兵を起こしたとの急報である。
3人それぞれの想いは迷い、葛藤しながらも固まっている。
 
男①:国を守り、皇太子になってなんとか女アイデンティティを取得させて一緒になりたいーーー。
女世子:韓軍を守るのは使命だが、男①のことも好き、女の幸せなど諦めていたが彼の元に行けたらどんなに幸せだろうかーーー。
男②:自分に分がないのは十分承知、だが初めての恋情、諦めきれない、諦めるなんて無理なんだーーー。
 
こんなそれぞれの想いとは裏腹に、突如始まる戦。
絡み合った3人の運命の糸は、戦の激しい風に無惨に引きちぎられるのか、、、
って話になるんっすよー。

女世子てこ監修”イケメン備忘録”

ニヒルな俺、実は幻城男子@陈廷易【姜潮ジャン・チャオ】

片方の口角が上がってるキメ顔がニヒルなあいつの第五王子@陳廷易。
冷静沈着、武道も上等な文武両道。
ライバルの第二皇子はもうお察し通りダメ子で暗君要素満載。
なのでこちらが皇太子の器なのだが、皇后は実子の第二王子推しなのでお決まりの陰謀が展開される。
この寸分の隙もないイケメンが、介抱中に
「ぇ、ぇ、えーーーーー、お、おんなやん、こいつ、やばっ」ってなるギャップ萌え。
各所に萌えポイントが設置されており、飽きない仕様になっている。
女世子を好きすぎなわけだが、決して恋愛脳にはならない。
これはこれだけど、あれはあれ、というふうに分けて考えることができる帝王脳を持っている。
割と細かい段取りを考えて、自然な形で結ばれるように考えてるとこが立派。
誤解された時の懐の深さといったら、深海並の深さである。
惚れてまうやろ、、、
1991年8月12日生まれの30歳、180㎝。
北京现代音乐学院卒業。
 
「开封府传奇(開封府)」のふぁんしゃん役。
「幻城」↓でこじらせてたあいつですよ。
で、嫁が↓で二人目がこないだ誕生のめちゃ仲良しメオトな二人。
@幻城ってゴンズーも出てるし、割とレア作品かもしれない。
何度も挫折して未だに完走出来ずにいるのだが。
頑張らねば。

誰かに似てる、だれだっけ?男子@王仲钰【王安宇ワン・アンユー】

現皇后の兄の息子だが、ぱぱんに隠れて戯曲を書いてたりする風流人設定。
政治?権力?そんなのいらないね、楽しく暮らしたいよ、というスタンス。
その割におぼこ娘みたいに純なギャップ萌え。
こちらは男①と違って、見事に恋愛脳菌に侵されてしまった。
が、根が善良であるためすんでのところで黒化はせずに、秘密をカミングアウト。
もっと早くに言ってたら、違う結末になっただろうに、でも必要悪であるからしょうがない。
 
で、誰かに似てない?
ね?
日本のなんとかいうアイドルグループのなんとかいう人に似てるよね?
1998年2月3日生まれの22歳、若っ、183㎝、70kg。
中国传媒大学播音主持专业卒業。
 
リアル画像を見ると似てないね、古装限定か。
実はまだみてない「梦回大清(宮廷の茗薇)」に13王子で出てるんだが。
見る気がなかったのだが、あまりのかっこよさに見ずにはいられないかもしれない。
13番かぁ、死なないけど報われないんだろうなぁ。
どうでもいいが何番と成就する話なのだろうか、やっぱり④?
④なら康熙よ、おまいはいったいホントは誰が好きなんだよ、って話だよね。(宮パレス、若儀etc,,,)

Newカマー其の1@寄野【孙毅スンイー】

新亭とセットで常に護衛につく。
主人に試しに抱きつかれ困惑する。
割と表情豊かで台詞も多かった。
1992年12月31日生まれの28歳、178㎝、65kg。
「刺客列传」「楚喬伝」「雷神突击」
これはくるぞと思ってたら、やっぱり「人间烟火花小厨」に出てた。
てこの眼に狂いはない、いつでもどこまでも。

Newカマー其の2@新亭【凌非凡リン・フェイファン】

 
寄野同様、主人の奇行に戸惑いながらも、忠実に仕える護衛。
二人のうち寡黙無表情な方。
いずれ必ず来るであろうnewカマー
「择天记」「翡翠恋人」
てこを信じて追っかけてほしい明星である。

女世子てこが見た感想

3人の運命はどうなったのか?
ラスト気になるやろ?
 
残り4集のラストスパートは怒涛展開でアレではあるが。
 
女世子がいろんなアレで男①を信じきれなかった、のも納得。
真実を知った時「しかし、結局のところ悪いのは自分なのだ」というヒロインの言葉にも納得。
彼女には、恋愛脳にはなれない宿命があるのだから。
 
男①の選択も間違っていない。
死にゆく父に、恋愛脳な事は出来ないし言えないと言うのも納得。
今、彼女を追いかけるよりも、何より重視しなければならないこと「治世」があるのだから。
 
男②の行動も、気持ちは痛いほどわかるので納得。
でも黒化もせずに自分の恥ずかしい行いを告白する勇気。
ついていきたい気持ちを抑え、これ以上惨めなことはすまいという覚悟。
 
ALL納得である。
 
いいですか、みなさん?
てこが今までこんなほめたドラマってそうそうないっすよ?
 
エピローグが唐突に、例によって”3年後”である。
「また、例によって、面倒なことは時間が解決するってやつかよ、クッソ」とか。
「また、例によって、後は視聴者の妄想でよろしくってやつかよ、クッソ」とか。
思ってたが。
その3年間が妙にリアルで、納得しちゃう不思議現象。
 
これは、この作品の作りが全体的に丁寧だからだと思う。
割とリアル寄りで「うっそー」みたいな流れがほぼないのと、余計なものを極力削ってシンプルでクドくない。
例えば、恋愛関係はメインでありながらメインでないし。
横恋慕たちもしつこくない。
陰謀もあることはあるが、ウザくない。
なので3年間事情がナレーションで、1年後に韓軍の名誉は〜、その後〜は〜し、、、、以下略と説明が入る。
そのナレ内容が非常にリアルに頭に入ってくるわけである。
 
〜からのラストシーン。
あのラストはてこは”ハピエン”につながるワンシーンと捉えている。
”ふっ”というなんとも言えない優しげな笑みは、次に駆け出し、肩に手をかけ”ただいま!”につながると。
そう思っている。
そうかたく信じているのだ。