中国ドラマ『長月燼明』(原題・长月烬明)ドラマレビュー其の1(1〜20集まで):嫌われ者の魔王、あなたに愛を教えたい【羅雲熙/罗云熙レオ・ロー】【鄧為/邓为ダン・ウェイ】【耿業庭グン・イエティン】【肖順尭/肖顺尧シャオ・シュンヤオ】【汪汐潮ワン・ジーチャオ】【李家豪リー・ジャーハオ】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり

2023年7月10日

ご訪問ありがとう、てこブログへようこそ。
 
今日は、中国ドラマ『長月燼明』(原題・长月烬明)ドラマレビュー其の1(1〜20集まで):嫌われ者の魔王、あなたに愛を教えたい、
を紹介するよ。
 
【基本情報】
 
監督:鞠覚亮
脚本:何妨、羅璇
P:王翼栄(総制片人)
原著:藤蘿為枝《黒月光拿穏BE劇本》
主演:羅雲熙、白鹿、陳都霊、鄧為、孫珍妮、耿業庭、李沛恩、孫淇渲
プラットフォーム:優酷、2023年4月6日〜
55分✖️40集
 
待ちに待ったトラオの新作がついにブロードキャストされた。
トラオとは【羅雲熙/罗云熙レオ・ロー】だ。
”ろー”で思い起こすのは、てこがわりと推してる“死の外科医”トラファルガー・ローのことであり、最近彼もまた”D”の名を持つことが明らかになった男子だ。
彼は、相手の名前に”屋”をつける。
なのでルフィーは”麦わら屋”だ。
その麦わら屋はローのことを”トラオ”と呼ぶ。
で、”ろー”と言えばこの死の外科医を思い起こすわけであり、そうこうするうちにてこの中での羅雲熙の呼び名は”トラオ”に落ち着いたと言う訳だ。
 
ぃやぁ、いつぶりだろうか、トラオ作品レビュー。
お魚さん(「香蜜沈沈燼如霜」)で人気を博し、最後のレビューは「白髪」だと思う。
もちろんその後もコンスタントにドラマ出演をしており、去年(2022)には「追光者」(記事は気長に・・・)もブロードキャストされている。
しかし、てこが好むのはコスチューム劇(古装)であり、ツンデレCEOや〇〇隊員は余程の事がない限り食指が動かない。
なので、スチール写真などを見て”魔尊かなぁ♡”などと胸を焦がしながら待っていた作品が本作だ。
そしてついに2023年4月6日〜ブロードキャスト。
俄にざわめき立つファンダムによるSNS投稿の嵐。
てこもリアルタイムで見る気まんまんだったのだが・・・
実を言いますとね、
もう百度百科見てあらすじ予習済みなんですがね、
なんかね、三世ものなんですわ。
面倒な展開になるのがわかってるし、ようくさんの”愛して愛され劇場シリーズ”だって知っちゃってね・・・
ほんとに見るのに気合いが必要だった。
 
しかし、いつまでもぐずついてるわけにはいかん、って事で、自分で自分の尻を叩きつつ、居合を入れて視聴開始だ。
心配とは裏腹に、10集くらいまでは思いの外さっくさく進んで(スキップなし)いい感じか、と思いきや。
やはり来た、死んでくれ、って願うほどのウザ女子登場で、もぅ・・・
しかも死なねぇ・・・
まじでキツかった・・・
 
視聴継続の理由は、トラオを最後まで見届けるのはもちろんだが、脇キャラに興味があったから。
てこが中華なコスチュームドラマをみ始めた頃に哥哥とか大哥だった男前たちが、今や世代交代で叔枠へアップデイトされている。
つまり、むかしてこを癒してくれた男前たちの”今”を見届けたい、
要するにイケ叔たちをしっかりと紹介しときたい、という義理堅いてこ。
 
さらには、ピン(主役)で活躍できるほどの力量で、活躍が見たい、と思わせる脇が大勢居る事だ。
ざっと紹介すると、
 
・”得体の知れない”認定済みのうぇいうぇい【鄧為/邓为ダン・ウェイ】
・@師ことおけつアゴが愛おしいMicミックこと【肖順尭/肖顺尧シャオ・シュンヤオ】
・怯える目が愛おしいスネちゃまこと【汪汐潮ワン・ジーチャオ】
・降龍十八掌男子の【耿業庭グン・イエティン】
 
どや?
たのしみだろう?
 
注・てこブログは、大いなるネタバレを含みます。
閲覧の際は、十分にお気をつけ下さい。
 
ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!

長月燼明ってどんなドラマなん?

もっすごい悪い男子”魔王”が、仙人界を一網打尽。
三界はカオスと化す。
よし、ヒロインよ、おまいは500年前に戻って魔王になる前の人間を殺して来い
みんばい(明白)
500年前:人間界
魔王になる前のたんたいじん(澹台燼Tán tái jìn)は、もっすごく可哀想な男子だった。
殺せ、言われたけど、死んだら魔王になるとわかり、どうしたもんかと思案中。
成り行きで大蛇の夢の世界へ
魔王化阻止アイテム収集のために、たんたいじんを愛することにしたヒロイン。
夢から覚めて、人間界へ
人間界の陣取り合戦(戦争)を背景に、魔王化阻止に励むヒロイン
元の世界、仙人界へ戻ってきたふたり(みんなも)
魔王化阻止できるか?
 
という、つまり”魔王化阻止”のお話だ。
いいのにね、魔王で。
冒頭のトラオの魔王、もっすごくcoolでワルイ顔しててまじサイコーなのに。
仙人界がひどい事になったのは気の毒だが、弱肉強食は自然の摂理だし、カオスからこそ発現があるのだよ。
まぁ、でもがんばるみたいヒロイン。
 
ってことで4つのタームに分けてレビューしていこう。
出演者にフォーカスしながらレビューしていこうと思う。

第1ターム:500年前人間界

時間旅行で着いたのは500年前の人間界。
なんとそこで、ヒロインとたんたいじんはメオトだった。
 
たんたいじんはB国の皇子だが、生まれた時からモンスター認定で出産時にままがお隠れになりそれを恨んだぱぱ(B国皇帝)が皇子を亡き者にすべく冷遇する。
ままが実家の里から連れてきた従者ふたりに助けられ命を繋いでいたが、ちーこ(5歳くらい?)の時にA国に人質としてやって来る。
B国でも生きるのがやっとのひどい生活だったが、A国でもそのひどさはさほど変わりがない。
ただ、A国の皇子のひとりはいつもたんたいじんを庇い、清廉潔白・公明正大なナイスガイ男子だ。
他のA国の皇子は
 
こいつどんなんでも泣かねぇらしいぜ
 
ほんとかよ
 
ボカっボコっベゴっ、となぐられ、腕をボキっとされても確かに泣かない。
なんでも、たんたいじんは生まれながらに感情がないらしい。
とか(感情がない)とか言うわりに、恨みにはナーヴァスになる様で、復讐ノートを作ったりもしてる。
 
生まれたてに実ぱぱからは殺されそうになるし、人質生活も悲惨、そして娶った女子はひどいDV嫁だったという。
不幸を人型にしたほどの背景設定だ。
 
そして、たんたいじんは”動物としゃべれる”というまま実家の里のスペシャルスキルを継承して生まれてきたらしい。
なので、虫(蜂)や鳥(烏)などと意思疎通ができるし、時に人間を屠る事さえ出来るのだ。
このスキルがあれば、ここまでいじめられる事もなかった様に思えるが。
そこはスルーすべきなのであろうな。
 
たんたいじんは、いつも内なる”悪の声”に脅かされており、それは彼の中にある邪骨のせいの様だ。
その”悪の声”は、たんたいじんを悪の道へとお誘いするのだが、つまりそれ(悪の声)は自分なので、要するにたんたいじん自身が悪になりたいと願っていると言う事だ。
 
てこなんかは
 
いいんじゃね?なれば。
なっていっちょあばれたれや
 
なんて思っちゃうけど、それにブレーキをかけるのがヒロインだ。
今まで邪悪なDV嫁だったのが、中の人が女神候補No.1女子の仙人に替わったもんで。
たんたいじんがあまりにも不憫だし、たんたいじんが恨みを持ってお隠れになったタイミングで魔王になる事がわかり。
魔王暗殺、改→心ケア救済→魔王化阻止、という計画に変更した。
ヒロインは【白鹿バイ・ルー】
ヒロイン像は、うるさすぎもせず泣き虫でもなく甘えん坊でもなく不幸自慢(自己憐憫)でもなく我儘でもない、奇跡のヒロインだ。
 
ただひとつだけの気になる点は本作のメイクに依るものだ。
全体的にもっすごい厚塗りなので、中身が若い場合は問題ないが多少薹の立つ者にはいささか不都合だ。
厚塗りによる弊害、それは”縒れ(ヨレ)”だ。
表情が動く事によって、目頭の下らへん(涙袋)やほうれい線らへんが縒れることになり、そこら辺のシワが目立つという弊害だ。
一気に”くたびれ感”が充満する。
 
その辺は本人るー姐さんも承知している様で、なるべく縒れない様に気をつけているのがわかるのが逆に悲しい。
そんな心配をさせずに表情筋を動かせれる様にメイクは配慮すべきだ。
 
さて、たんたいじんの魔王化を防ぐには、愛を与えて本人も愛に目覚めればいい、と結論付けたヒロインは、
愛VS悪の声、との綱引き状態で孤軍奮闘。
さらに、背景にA国 VS B国の国勢問題がある。
 
A国の皇帝が何中華さんだ。
てこブログでレビューしてる作品に、何中華先輩は8割方出演されている古参勢のひとりだ。
それこそ昔はイケ散らかしてた時もある男子だ。
いまでは、イケ叔枠だがその魅力は衰えを知らない。
今回は(も)クズ皇帝役だが、そのこっすからさを皆も堪能して欲しい。
 
その息子で皇太子候補No.1皇子が”得体の知れない”認定済みのうぇいうぇい【鄧為/邓为ダン・ウェイ】
相変わらずのルックで♡を100000個くらいあげたい。(完結編で備忘録にて語る予定)
彼もまた白塗りの刑に処せられてるが、それでも整ってるのには変わりない強すぎる顔面だ。
 
クズ皇帝の息子だが、そのクズさをうぇいうぇいの賢さと慈悲(とルック)で相殺する感じ。
ただひとつ変な女子を好んでいるのが許せない。
それが↑この女子だ。(中の人、陳都霊)
ヒロインの姉だが庶出で不幸自慢女子だ。
このヒロイン姉は、街中の男子の憧れの的らしい。
はて、なんの事やら・・・と疑いたくなる様な話だ。
有り体に言って見た目もさほどでもないし、嗜み(書とか茶とか音楽などの芸術系)に造詣が深いとかでもない。
しかも心も薄汚れてる。
それがなぜ?
うぇいうぇいの様な整ってる男子に愛されるのか意味がわからない。(のちにその”意味”もわかるがな)
いやな予感しかない女子だ。
 
そしてそしてそして。
なんとB国皇太子に、つまりたんたいじんのにいちゃんが、なんとなんとなんと@師ことおけつアゴが愛おしいMicミック【肖順尭/肖顺尧シャオ・シュンヤオ】だったのだ。
ぃや、ちょっと待って。
なにそのやけど痕?
またキモい役かよ・・・っと荒ぶったてこの気持ちわかるだろうか。
まぁ、いい、あとでじっくり語るとしよう。
 
拗らせ枠で、たんたいじんを深く恨んでおりたんたいじんがB国に帰って来るのを待ち伏せて屠ろうと画策してるワル男子だ。
 
でもまぁ、なんだかんだで(Micミック失敗)B国戻り、たんたいじんが帝位を継ぐ。
たんたいじんは内なる悪の声により、魔力を欲しておりそれどこじゃないんだが、
何中華皇帝がちょっかい出すもんで、そっちがその気なら受けて立つよ、と戦争勃発。
 
追いかけてきたヒロイン、他のメンツも揃って大蛇の夢の中へと吸い込まれ舞台は移る。
 
・・・
やな予感。
ヒロイン姉も吸い込まれていったけど?
やだなぁ・・・
 
っと、その前に、イケ叔紹介しとかなきゃ。
常鋮先輩は昔も↓この様に男前だったが
最近になり叔枠になってからイケ散らかし始めてる男子だ。
先輩は次のタームでちょっとした見せ場が用意してあるので、皆も見逃さないで欲しい。

第2ターム:大蛇夢の世界

大蛇夢の世界では、たんたいじんは戦神で、ヒロインは蚌族の娘。
戦で死んだたんたいじんの蘇生で大事な蚌族のお宝を使用したヒロイン姉のせいで、ヒロインは自らの仙髄で河を救う。
その代償にたんたいじんはヒロインを娶る事にした。
 
川なのに蛤とかムール貝とか・・・その辺もスルーした方が良いのだろうか。
まぁいいよね、実際淡水にだって居なくもないだろうし・・・
しじみなら川で・・・ってもういいか。
 
このタームからてこの視聴には忍耐が必要となる。
例のウザ女子が再登場して拗らせまくるし、当の本人たちの以前の記憶がないからだ。
つまりヒロインは本当の目的を忘れてるし、
たんたいじんも魔王の素質があるとか夢にも思ってない。
なのでふたりでいちゃこらに専念することになる。
しかし、大蛇夢世界のたんたいじんは神だしやましいとことか恨みとかもない清流属性男子なので、わりと早いうちにスパダリ化しいちゃこらは盛大だ。
てこはいちゃこらもさほど好まないし、ウザ女子の企などは不愉快なので、
白状するとスキップが多く、実は詳しいことはわからないのだ。
 
なので結果だけお知らせ・・・する前に。
于波先輩を紹介しておこう。
于波先輩も、てこブログでレビューしている作品の大半に出演されている古参勢である。
やはり先輩も昔はイケ散らかしてた時もあり楊家の息子たちを演じた事もあるのだ。
そんな先輩は今回は、昔は神で女神と♡仲だったが魔道に堕ちた男子だ。
最終タームでは、妙な白髪カーリー姿で再登場するので、皆さんお見逃しなく。
 
あと、完結編で詳しく語りたいが、ここで少しだけ怯える目が愛おしいスネちゃまこと【汪汐潮ワン・ジーチャオ】を紹介しておこう。
スネちゃまを知らない方も居るだろうが、それは@姜登宝(「鬓辺不是海棠紅」参照のこと)の事だ。
本作の様な期待・話題大な作品に出演できた事が、まずは嬉しい。
そして最後には見せ場もあり、物足りないがわりと満足している。
 
で、話を戻し結果がどうなったかと言うと。
ウザ女子のとんでもないパワハラにより悲惨な事になってしまい、ヒロインは我を忘れて魔神ブゥ化してしまい。
スパダリたんたいじんが、そんならかわりに僕が・・・とかもあり。
使命を思い出したヒロインその身を犠牲に・・・
とかやってたら魔王の泪ゲット。
 
魔王化阻止アイテムは3つある。
 
イー:夢(大蛇の夢クリア)
アル:泪(ゲットクリア)
サン:絲(あとこれだけ)
 
と言うところで次の世界へ移動だ。

長月燼明てこ監修”イケメン備忘録Part1”

降龍十八掌な男子@おにいちゃん【耿業庭グン・イエティン】

㊗️てこブログお初の降龍十八掌男子のEddyこと【耿業庭グン・イエティン】だ♡
 
映画『射彫英雄伝之降竜十八掌』で@郭靖役だった男子だ。
EddyはNewカマー男子で、デビュウは2018「鳳囚凰」だ。
なんと「天盛長歌」にも出演している様だ。
 
てこは映画の郭靖しか見ておらんが、今後に期待が持てる男子である。
本作では、ヒロインのおにいちゃん(人間世界)役で、九尾狐悪魔との♡も紡ぐ男子役だ。
将軍なのに、パステルのひらひら着せられたりしてるし、やはりまた白塗りの刑に処せられているが、
まだまだヤングの25歳は白塗りも弊害にはならない。
しかし、次のタームでもっすごく気の毒な事が起きて
↑こんなキョンシーみたいなメイクをされてしまっている。
さらには最終タームで、全ての力を使い果たし吐血し白髪に変身する姿も見せられてしまう。
なんの苦行か。
・・・
まぁ、Newカマーでありながらこんな話題作で出番も多いし、と喜ぶべき所なのだろう。
てこは到底納得できないが、次回に期待するしかないだろう。
ひゃ♡不整脈どきっ
夏休みの少年かっ♡
微博:耿業庭Eddy
 
1998年1月10日生まれの25歳、180㎝、65kg。
上海師範大学卒業。
 
「大贏家」「救了一万次的妳」「西遊魔童紅孩児」
待播は「封神三部曲」「宿命之敵」「皓衣行」

Newカマーな男子@鳥とはなせる部下【李家豪リー・ジャーハオ】

㊗️てこブログお初のJeremiahりーこと【李家豪リー・ジャーハオ】だ♡
 
本作の役どころは、たんたいじんのままの実家の里の出身で、突然変異的な何かで動物と話ができる男子だ。
彼の本作におけるトレードマークは
なんと言っても↑この”くるるん触覚”だ。
ごつめの男臭いルックにあえてのあまいカーリー仕様。
まじない系の種族なので、コスチュームがダークな色合いだったのも高評価の理由だ。
パステルのひらひらはもうお腹いっぱいだったから。
彼を萌えポジに置く方も多かったのではないだろうか。(ぇ?てこだけ?)
 
彼はたんたいじんを敬い慕い一途に仕える忠臣であり、なにかとMVP級の働きも多かったのだ。
しかし、情の深さが災いし終盤にちょっとうろうろする場面もあるにはあるが。
ってか、たんたいじんにすっとばされてからの消息ってあった?
ない気がするの・・・(スキップしまくりで見逃したか?)
 
彼は本作がデビュウ作という、正真正銘のNewカマー男子だ。
待播も「愛情遇見達爾文」でやはりこれもトラオ主演ドラマだ。
りーは《創造営2021》でエンタメ界入り。
今後の活躍を見守ろうではないか。
未開発の初々しさが佳きだ♡
 
1997年12月20日生まれの25歳、183㎝。
重慶大学卒業。

長月燼明1〜20集までてこが見た感想

監督の鞠覚亮さんは「射鵰英雄伝2003」や「水滸伝」、さらには「孤芳不自賞」なんかも手がけた方だ。
なので、アクションに関してはなるほど見応えも充分にある。
それなのに、なぜこんなにも視聴が辛いのだろうか、と考える。
 
1番の弊害は、例のウザ女子なのだが。
次に挙げられるのは、たんたいじんが疎ましがられいじめられる様が不愉快で見ていられない、という点だ。
疎ましがったりいじめをする者どものあからさまな蔑みや妬みの感情は見るに耐えない。
そしてなんと言っても、悪VS愛、の綱引きが長すぎる、という点だ。
いつまでやるんだろうか。
いっそ魔王になっちまったら、話も進むんじゃないだろうか、
などと徒然思いながらの視聴は、もう本来のドラマの楽しみとは大きくかけ離れている様に思うのだ。
 
今までのレビューで、主役であるトラオについての言及は一切ないことに気付くが。
誤解しないでもらいたいが、トラオは安定にステキだ。
トラオに対しての不満は1ミリもない。
 
信じたい
けど信じきれない、信じていいの?
ほら、やっぱりな
はーはははっ、と自虐的に笑う、
 
このパターンがこうまで何度も必要だろうか、と思うのだ。
つまり脚本に問題がありそうだ。
それでもステキなトラオを見たいという欲求と、
見せ場の来ない、しかもキャラ的にまじでNO魅力キャラを演じてるうぇいうぇい【鄧為/邓为ダン・ウェイ】が、このままウザ女子に騙されたままでいいはずがない。
 
さらには、やけど痕までついてるMicミックがこのまま退場だとかあり得んのだよ。
 
次はまたA国とB国がごちゃついてる人間界タームだが。
この夢世界の記憶が残ってることを願って、其の2へ続く。