中国映画『發丘天官:昆侖墟』(发丘天官:昆仑墟)映画レビュー:昆侖墟遺跡の謎に迫る!?【裴子添ペイ・ズーティェン】【唐文龍/唐文龙タン・ウェンロン】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり

2023年8月18日

ご訪問ありがとう、てこブログへようこそ。
 
今日は、中国映画『发丘天官:昆仑墟』映画レビュー:昆仑墟遺跡の謎に迫る!?
を紹介するよ。
 
オンライン映画らしい。
オンライン映画ってなに?
劇場公開しないってこと?
ってことは、日本で言うところの火曜サスペンスとか土曜ワイド劇場みたいなもんってことだろうか。
 
てことしては長いオンラインドラマよりはコンパクトな映画の方がありがたいが。
スクリーンで観たい、とか言う人も居そう。
大画面とブースト音響のW迫力で気分も上昇するしね。
まぁでも、近頃はわりと多くの人が大画面TVを持ってるようだからオンライン映画でも問題ないのか。(てこはPC鑑賞だけどな)
 
でも今までの「鬼吹灯」とか「盗墓筆記」のシリーズから察するに、映画1本で収拾がつくのだろうか、などという懸念ももちろんあり。
半ば疑惑の気持ちを持ちつつ視聴開始。
 
監督さんは@海涛さん、脚本は@叶蘅さん。
 
ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!

发丘天官:昆仑墟ってどんな映画なん?

まぁ、一言で言うと洞窟探検アドベンチャーである。
そう、洞窟であって墓ではない。
なので鬼吹灯でもないし盗墓笔記でもないということだ。
しかしながら似ている。
細かい設定は変えているが、目新しい試みがなければもはやトレンドと化している”盗墓”シリーズだと誤解してしまうであろう。
 
現に画面は暗いし雰囲気がそっくりである。
しかしてこはわりかし心が広いので(ウソです)最後まで見ますヨ。
だってペイが主役だから。(裴子添ペイ・ズーティェン・以下ペイ呼び名)
 
内容はあるようで実はあまりなさそう(失礼・ぺこり)
一応プロローグとして。
・数年前、アイテム”古代の鏡”で昆侖遺跡の扉が開くらしいってことでぱぱが探検に行く。
・ぱぱ失踪の謎、しかしきっと生きている。
↑左手にもってるのはぱぱの秘密の武器なのだが、エピローグにも出てくるので覚えておくがいい。
 
で、数年後、息子のペイが古代の鏡探しを始める。
ぱぱが昆侖遺跡にいるのでは、とペイは思ってる。
古代の鏡を探すものが他にもおり、それが日本人の女という設定である。
また変な着付け(帯板入れないからくしゃくしゃやねんなぁ、帯)は目を瞑るとしても。
日本人なんかに渡すものか、っていう発言。
民国時代背景なのでこれも目を瞑るが、悲しんだよね、こーゆーの。
 
っと話を戻す。
で、↑のジャマ者と戦いながらも遺跡にたどり着く。
この辺は実にシンプルで、映像もかっちょええし、盗墓シリーズとの違いも僅かだが垣間見れる。
↑はハイライトと言っていいラスボスである謎の木なのだが。
単純に視覚的にインパクトがあるし、さすがのCGスキルである。
↑は、ちょいちょい出てくるシーンなのだが。
例の古代の鏡が一面にずらーっと並んでるのだが。
正直意味わからんの。
なんなのか。
なんかままが病気になったのも関係してるとかしてないとか。
現実じゃなさげだし。
なら妄想?
回想?
わからんの。
 
何一つ、疑問も解消されず。
何一つ、フラグの回収もなく。
ってかフラグ自体がたってない案件。
ぇ?ぱぱ。
武器は?
例のあの武器。
どこやったん?
・・・
完璧に視聴者を置いてけぼりである。
???
 
なにがなんだかわからんうちにエピローグ・・・
クライマックスの肝・・・とかありゃせんのだよ。

发丘天官:昆仑墟てこ監修”イケメン備忘録”

待ってました!な男子@張文鳳【裴子添ペイ・ズーティェン】

主役である。
まずはめでたい㊗️
 
類まれなるポテンシャルを秘めているにも関わらず、なかなか羽ばたけずにいた明星である。
その昔「玄門大師」なるドラマで男②を務めるも、次の「皓镧传(コウラン伝)」では出番が極端に少ない上に無駄に殉死で非常に残念だった。
しかしその後、「新白娘子传奇」で当たり役の”もっともセクシーな坊主”を演じじわじわと人気上昇。
次の「大唐女法医」でも立派に男②を良演し主角街道へと上がってきた男である。
がしかし、主角作品「全世界都不如你」は未だ日本上陸には至らず、彼のファンはさぞかしヤキモキしてたことだろう。
 
で、まずはめでたい主役だが。
見せ場が少ない
アクションも難なくこなせるペイだし、しかもマッスルなのだが。
見せ場が少ない上に、その見せ場さえ画面が暗くてよく見えない。
紫の木に巻かれた敵の方(日本人女の部下)がなんぼかフォーカスされてた気がする。
敵(日本人設定の女)もペイがやっつけてほしかったなぁ。
 
ペイが主役なのに、ぜんぜんペイをアゲてくれない。
ほんとはできる子なのに・・・
 
でもなぜか(てこはわりとがっかりしてるのに)中華本土では評価は上々のようで。
大胆さもあり、しかし繊細さも表現できてるとか。
冷静沈着なのにお茶目さもあり、などと言われており素直に良かったなーとも思う。
 
だが、てことしては、
・数々のトラップをギリギリ回避したり、
・キレッキレな推理をしたり、
・ぱぱを思う純粋な慟哭
などを見たかったなぁ、などと思ってしまうのである。
1990年6月17日生まれの31歳、182㎝、68kg。
北京電影学院卒業。
 
玄門大師」「皓镧传(コウラン伝)」「新白娘子传奇」「大唐女法医」「全世界都不如你」「甜蜜暴击」「暖暖,请多指教」
待播は「安乐传」
今後もねっちりと追いかけたい明星である。

ムサ叔♡な男子@張玉嶺【唐文龍/唐文龙タン・ウェンロン】

ペイのぱぱ役の【唐文龍/唐文龙タン・ウェンロン】です♡
叔枠が充実してる作品は無条件でいい。
これはね、ただの変態のはなしではなく公式オフシャルなのである。
歴とした事実であるから皆も受け入れてほしい。
 
数年前の昆侖遺跡でのぱぱの活躍ったら♡
なんか全てを知ってそうな流れだけど、生死は不明♡
もぅなにかとキーマンな流れ。
 
中の人たん兄さんは香港ドラマではお馴染みなベテラン勢。
こんなところでお会いできるなんて感無量です、尊い。
 
兄さんと共に本作ではあの大御所@李子雄ぱいせんも出演しておられる。
ペイが”マスター”って呼んでるんだが。
なにかと目眩がするほどのムサ叔勢である。
これだけでも見る価値ありだと思うので、皆も見てほしい。
1969年11月17日生まれの52歳、178㎝、70kg。
 
ここ10年はお仕事の主流は映画の模様。
主演的映画「军火大劫案」「冥海禁地」「叶问之九龙城寨」「辣警霸王花:澳门行动」

发丘天官:昆仑墟てこが見た感想

納得いかない形でむりくりエピローグへ突入なのだが。
そこで、唐突に@李子雄ぱいせん(ペイのマスター)からあるものを渡される。
それこそがペイのぱぱが持ってた秘密の武器なのであるが。
・・・
???
はて?
なんで今?
ってか、なんであるのかな?
 
で、なんか未来に希望が、みたいな感じで終わってるのだが。
まさか。
本作はまるまるオール本編のプロローグだったのだろうか?
で、よくよく考えてみたのだが。
本作のスチール(てこブログのサムネに使ったスチール)をよく見てみると
ね?
ペイの片目の様子がおかしいし、唇も変だ。
察するに、ペイはこんな姿になるんじゃないだろうか、いつか。
 
この映画は、ペイのぱぱの生死の真相は17年間昆侖遺跡の謎と共に埋もれており、それをペイが突き止める、ってのが大筋なのだが。
実の所、秘密も謎も何一つ解明されてない。
 
しかもペイの為人の描写が一切ない。
なのでペイに惚れ込みたいのに惚れ込めないという、なんとも歯痒い状況なのである。
ペイとタッグを組んでいる2人についても、
「誰やねん、あんたら」
という状況なのである。
 
視覚的な要素は概ね満足だが、それぞれのキャラが魅力的かと問われたら微妙であると言わざるを得ない。
続編ありきで作っていると信じたい。
だって↑の覚醒ペイがみたいもんねぇ。

華流映画

Posted by teco