中国ドラマ『進撃的皇后2』（原題・进击的皇后2）ドラマレビュー：進撃の皇后再び参上！？【丞磊チェン・レイ】【尚思丞シャン・シーチェン】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり
ご訪問ありがとう、てこブログへようこそ。
今日は、中国ドラマ『進撃的皇后2』（原題・进击的皇后2）ドラマレビュー：進撃の皇后再び参上！？
を紹介するよ。
【基本情報】
監督：呉承峰
脚本：陸伶沁
主演：王路晴 、丞磊 、尚思丞 、馬小欽
プラットフォーム：芒果TV、2021/8/18〜
13分くらい✖️18集
こないだレビューした「進撃的皇后」の続編だ。
シーズン1のブロードキャストが4/30だったので、わりとすぐのシーズン2だ。
監督さんも同じだし、最初から2季まで作ってたのかかもしれない。
内情はよく知らんが、スチールとかは格段にグレードが上がっている。
主要メンバーは変わらず、新しいキャスティングは男主の従者くらいだ。
シーズン1はハピエンで終了したのだが、いったいどんな設定で別世界に行くのだろうか。
ってな感じで始めるよ、最後までよろしく！
進撃的皇后2ってどんなドラマなん？
実世界へ戻った二人は、その後結婚して幸せに暮らしてたらしい。
でも、ある日突然一緒に並んで歩いてたのに、男子の方だけ居なくなってしまった、という設定。
今回迷い込んだ設定は、プロットがアップデイトされていて1季よりも複雑だ。
相変わらず、この世界でも男主の前の記憶は無く、やはりまたヒロイン暗殺を目論んでいる。
でも、ちょいちょい前回の記憶のフラッシュバックがあり、早々に
「ん？
この女、一体何者だ？
知り合いか？」
みたいな流れがあり、切ないおもひでに胸が痛くなってそうな描写もある。
で、早々にヒロインを刺し殺し、ブレスレットを引き千切るとまた最初のシーンに戻る。
しかし、ここで前回との決定的な違いが現れる。
今回は、男主はやり直し前の状態を記憶しているのだ。
「あれ？
この女、さっき殺したのに、生きてる。
過去に戻った？」
という状況だ。
でも、ヒロインを殺したい欲求はそのままなので、何回かヒロインは死ぬ。
その合間に、記憶が戻ってきたり、甘い宮廷ラヴロマンスを経ているうちに、
「死ぬなーーーー」
に変わってきて。
で、どうやら元に戻るにはブレスレットを引きちぎればいいらしい、と気付く。
で、何度も何度も、
暗殺阻止→やっぱ死ぬ→ブレスレット引きちぎり
を繰り返す。
二人とも目標はなんとかこの”設定”を制覇し、ループから抜け出し現実世界へ戻る、という事なのだが。
二人ともロジックを検証したりしないもんで。
行き当たりばったりな感じだ。
まぁ、それが逆にほのぼのしてるといえばしてるが。
短編でありながら、見ている方は少々飽きを感じ始める。
そして、話し合って方向性を決めればいいものを、男主がフライングするという。
それも、ぽっと考えた
「悪役が死ぬまで、嫁が死ぬ運命は変えられないのでは」
というひらめきでだ。
この時、残り2集とかだ。
ということは25分くらいで、どうやってかたをつける気か。
残りの尺を考えると、現実世界に戻って快楽結局にはいささか長すぎる。
ということは、現実世界でもう一波乱あるのか？
などと想像していた。
しかし、現実世界ではヒロインだけが一年間、男主が現れるのを待ってる、というつまらない状況だ。
そしたら、急に
「ブレスレットだ」
みたいにヒロインが気付き始めて。
こっちにしてみれば
”ぇ？
今まで知らんかったん？その事実”
って感じだが。
で、ブレスレット引き千切ったら、ようようまたコスチュームドラマの世界に戻れた。
・・・
でも、男主の記憶はない。
・・・
は〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ちょっとくどい感は否めない。
もう残りの尺は10分もないんだが・・・
クライマックスの肝も何も。
もう何処へ向かってるのかさえわからない。
進撃的皇后2てこ監修”イケメン備忘録”
今回はゲスじゃなくふつーな男子＠景清【丞磊チェン・レイ】
今回はふつーに単体スチールもあった【丞磊チェン・レイ】ことレイレイだ。
レイレイのチャームポインツの三白眼はしっかりとご健在だが。
今回はそこはかとなくかっこいいイケメン風だ。
ちょっと間違ったら犯罪者に見える、という様な事もない。
なんだろう？
たった数ヶ月しか経ってないのに（1季から）何故にこんなにも垢抜けたのか。
彼女でもできたんだろうか。
数ヶ月しか経ってないので、お直し工事ではない。
内側を磨いたのだろうか。
ぅん、きっとそうに違いない。
このドラマの基本はコメディなので、かるーいノリの演技が多いのだが。
相変わらず、にやにやしたり、ちゅーをせがむ姿も可愛らしい。
時折見せるマジムーブはなかなかのかっこよさだし。
スタイルも良いので武侠アクションなども見てみたい。
1995年12月18日生まれの26歳、181㎝、68kg。
河北美術学院卒業。
2018の映画「妳是我的魂斗羅」でデビュウ。
待播は「妻子的秘密世界」
進撃的皇后2てこが見た感想
死んでは→戻り、を何度も繰り返したのだが。
現実世界でヒロインだけが一年間過ごした後に戻ったコスチュームドラマ世界の時間軸は違う、という設定。
そこから導かれるのは
・元々の原因を除外する
という事になるのだろうか。
要するに、よくわかってないのだが。
今度こそ・・・という意気込みで終了という事だろう。
同じ様な終わりじゃ納得できない気もするし、ハピエンに拘る気持ちもないが。
この作品の性質上バドエンは受け入れるのは難しい。
でも、ずっとある違和感が実はあって。
それはこのドラマのタイトルだ。
「進撃的皇后」は直訳すると”攻撃的皇后”だ。
今まで攻撃はしていない。
なので、このタイトルの帰結はファイナルシーズンにあるのではないだろうか。
しかし全くそんな情報はない。
そのうちメインCPのどちらかが人気になったりしたらもっと可能性は減る。（ファイナルの）
ヒロインは、違う作品を見ても恐らく思い出せないんじゃないか、と思うほどの印象の薄さで。
大衆的なお顔立ちなので、人気者になる心配は比較的低いと思われるが。
男主のレイレイはもしかしたらワンチャンありそうなポテンシャルだ。
まとめとしては、プロットは確実にグレードアップし甘さも倍増した。
しかし終わり方がまずかった、というところだ。
短編シリーズは、3時間あれば見れるのでうまいこと編集して映画枠でどんどんOAしたらいいと思うなぁ。