中国ドラマ『烏雲遇皎月』(原題・乌云遇皎月)ドラマレビュー:SF時空を超えてもいつでもどこでも我愛妳!【金瀚ジン・ハン】【王子睿ワン・ズールイ】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり

2022年11月25日

ご訪問ありがとう、てこブログへようこそ。
 
今日は、中国ドラマ『烏雲遇皎月』(原題・乌云遇皎月)ドラマレビュー:SF時空を超えてもいつでもどこでも我愛妳!
を紹介するよ。
 
【基本情報】
 
監督:蔡聰、于中中
脚本:丁墨
原著:丁墨の同名小説
主演:李一桐、金瀚、曾可妮、王子睿、呉静怡、範津瑋、盧昱暁
プラットフォーム:騰訊視頻、2022/10/1〜
45分✖️30集
 
近頃のてこはわりと忙しい。
塾講師をしている我は、この時期あたりから気が抜けない日々が始まるのだ。
高校受験を控えた中3連中の、仮内申に大きく響く定期テスト対策やら、過去問レジュメ作りとやる事は山ほどある。
さらには中国映画週間やら、のむコレやらの時間も必要だ。
・・・
忙しいとやりたくなくて逆に暇になる、という現象を皆は知っているだろうか。
てこは今まさにその現象に陥っている。
夜な夜なドラマを見、のんびりレビューを買いている。
 
さて今回レビューのこのドラマは、てこ激推しメンの【金瀚ジン・ハン】が主役だ。
そう、あのヴィラン顔の、たまに”こけし”(注)に見える、イケメンからずれたイケメンの金ちゃん(金瀚)だ。
(注:「君九齢」参照のこと)
このどこをどう見ても悪もの顔で、ごく稀にこけしに見える時もある、それでも癖になる摩訶不思議な魅力あふれる金ちゃんのルックだが。
このドラマのカテゴリーは”ラヴサスペンス”らしい。
そして、サイコな殺人犯とか、アウトローなデカ(刑事)とかでもなく。
インテリ決めた物理学者であり、愛を紡ぐらしいのだ、あの金ちゃんが。
・・・
もうなんだか心配でならない。
例えば。
例えば、本土での評判も気になるが。
日本上陸しちゃって、BSなんかでOAされたりしたら
 
「なに、あの顔」とか
 
「この男主じゃリタイヤだわ〜」とか
 
そんなん言われるんじゃないか・・・と言うような心配だ。
愛があると何かと心配事は尽きない。
 
で、お相手はいーとん姐さん(李一桐)だ。
なんと現代装のいーとん姐さんは初めてのてこだ。
コスチュームドラマでは、近頃のいーとん姐さんにわりと美貌の衰えを感じていたのだが。
現代装の姐さんはもっすごく可愛い。
cuteだ。
ぎすぎすな痩せすぎ感もないし、笑顔にあざとさも感じない。
姐さんは、もう古装は封印した方がいいのではないだろうか。
 
注:てこブログは、大いなるネタバレを含みます。
閲覧の際は、十分にお気をつけください。
 
ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!

烏雲遇皎月ってどんなドラマなん?

ヒロインの姐さんは読み物を書いてる作家で、取材を兼ね三週間前(2021年8月5日)に豪華クルーズの旅に行っていて、帰って来た。
 
「うふふ、楽しかったな旅行♡」
 
などとおもひでを反芻してたが、実は一年後の2022年9月5日であり。
その間およそ一年間の記憶がない。
さらには豪華クルーズ旅の詳細もなぜか思い出せない。
 
そこで出会うのが、旅で出会った金ちゃんだ。
旅の時は、爽やかボウイ決めてたのに、現在の世界では車の修理工でなんか暗いアウトローでカウスキンジャケットとか着てるんだが。
 
「オレも同じだ。
記憶があいまいだし、あの船に乗ってた者は皆そうだ」
 
なんて言ってる。
 
そうこうしてるうちに、子供の誘拐事件なんかが起きて。
謎の黒い鳥もバサバサしてるし。
金ちゃん扮する@鄔遇うーゆーの視力が、100、5くらい(10km先まで見えるとかそんな感じ)あるとか。
姐さんが、謎の黒帽子黒マスク男に命を狙われるとか。
さらには、よくよく聞くと、うーゆーの愛するめいめい(妹)が旅後に連続殺人の被害者になってる事とか。
もっすごくたくさんの???を背景に。
突然のタイムワープだ。
湖だか、河だかに落ちたらそこは豪華クルーズの中だった。
 
そこは、過去なので。
未来で犠牲になった妹もぴんぴんしてるし。
ふたりはひらめく。
 
「未来を変えれるのでは」と。
 
っつう事で、とりま今起きてた子供誘拐の元を絶とうと過去で奮闘する二人。
そしてここにも居る謎の鳥。
10集くらいまでは、ラヴよりサスペンスみが強く、なんといってもこの鳥が怖い。
でも結局この鳥がなんなのかは最後まで明かされる事はなかった。
鶴の恩返し的な事だった風なシーンもあったけど。
鳥がそんな事できるとは思えないけど・・・
 
過去(豪華クルーズ)に戻っても滞在期間は1日らしい。
また現在に戻って来た。
・・・
と思ったら、そこも過去だった。
ちょっと日付は忘れたが(すんまそん)めいめいの事件はすでに起きた後だ。
でも、死亡ではなく行方不明に変わっていた。
実際に未来は変えられる、という事だ。
二人はメビウス関数なんかで、こーゆー事かな、的な予想を始める。
まぁなんてたって物理学者だからね、うーゆー。
 
行方不明のめいめいを探すために、殺人犯を見つけたいし。
ついでにこれから起こる事件も防げるはず、って事で二人は協力するうちに深く愛し合って行く。
 
姐さんは親友にこの事を話協力してもらうのだが。
この親友がすごい。
何がすごいって。
こんなありえない話をすんなり受け入れ。
実はこの後も何度も(四回くらい)タイムトラベルを繰り返すのだが。
いつでも秒で親友の姐さんの言う事をいつも信じ受け入れ全力でサポートしてくれるのだ。
そして、その親友と恋に落ち、一緒にサポートしてくれる男子も居る。
女子の中の人は、曾可妮。
ふぉ(霍建華)に激似の男子は【王子睿ワン・ズールイ】だ。(てこ監修”イケメン備忘録”にて特集する)
激似だがふぉではない、念のため。
 
この二人は、いつでも何度でも必ず恋に落ちる運命の二人だ。
てこはいつもサブのラヴラインは不必要だと言ってるのだが、彼らだけは例外だ。
ふぉに似たイケメン男子だからでもあるが、なにかとエモいお二人だったから。
まぁ、見てくださいって。
 
現在に戻っても(結局は過去に戻ってるのだが)、そこでの滞在時間は二週間ほどだという公式も新たにわかる。
要するに
2022/9/5→2022/8/5(豪華クルーズ)→2022/12(2週間)→豪華クルーズ→2022/10(二週間)→豪華クルーズ→2022/9(二週間)→みたいな事だ。
 
豪華クルーズには、うーゆーの恩師も乗っており。
その恩師もクルーズ後に事故でお亡くなりになるのだが。
その娘のウザさなども盛り込みながら、核心に迫って行く。
・・・
と思わせといて、まったく核心じゃないのだ。
ほぼ見当違いなことばかり積み重ねていて、めいめいを殺すであろう連続殺人犯にはまったく結びつかない。
さらには、序盤恐怖を振り撒いてたばさばさ言う鳥も形を潜めたし。
うーゆーの視力ももうフォーカスされることも無くなった。
 
そのうち、豪華クルーズへのタイムワープで無人島に流される事になる。
そこで忽然と誰かが消えたり、誰かが出現したり、誰かが殺されたり。
ここは”LOST”を思い出さずにはいられない。
しかし、ここへ来てようやく核心に迫り始めた。
この連続殺人と豪華クルーズが無関係とは到底思えない。
と言う事は、この無人島メンの中に犯人は居るはずだ。
さらには、てこはずっとうーゆーと姐さんにアドヴァイスしたかったのだが。
殺人犯像を追うよりも、被害者の繋がりを洗ってみるべきだ、と。
BAU(クリミナルマインド)のホッジナーがいつも言ってた事だ。
 
でもてこは、かれらと友達ではないのでアドヴァイスなどできない。
おそらく犯人はあいつだ、とてこは知ってるんだがな。
 
しかし終盤で、驚くべきことが起きる。
犯人かと思われる男の腹から”銫”なる物質が出て来たと言う。
”銫”ってなんだよ。
と思って調べたらセシウムだって。
このセシウムで、脳みそを支配できるらしい。
うそやろ。
 
さらには電子核のことまで持ち出して、電子の動きがどうとかでそれで磁場にも影響が・・・とか言い出した。
”量子もつれ”というわりとナウい学術論で、むりくりタイムワープを納得させるつもりだろう。
タイムワープもテレポーテーションもとうの昔から理論的には可能だ。
しかし、こよなく物理を愛するてこにはいささか興醒めだ。
ここは”謎の石”のせいでもっすごく不可解な事が起きた、と説明されたほうがなんぼかマシだ。
シュレリンガーの話など、こんなところで聞きたくはない。
でも、そこは目を瞑ろう。
だってふつーに面白いからね。
 
クライマックスの肝は
 
・犯人は誰
・無人島脱出はなるか
・ふたりのラヴのゆくえ
 
この三点だ。

烏雲遇皎月てこ監修”イケメン備忘録”

誰がなんと言ったってイケメンな男子@鄔遇【金瀚ジン・ハン】

てこブログでは、もう古参の【金瀚ジン・ハン】だ♡
 
イケメンからはわりとズレているイケメンボウイだ。
何度も言うが、完璧なヴィラン顔で、ごく稀にこけしに見えることもあるイケメンだ。
 
今回はてこでもお初となる金ちゃん現代装ドラマだ。
常々、金ちゃんのアウトローなアサシンとかサイコパス殺人鬼とか見たいと思ってたので、心躍らしたが。
こってこてのラヴ物と聞きがっかりしたものだ。
しかし蓋を開けてみれば、なんのことない。
いつでもどんな時もどこまでも、金ちゃんはイケメンだった。
取り越し苦労だった喜びよ。
 
ここでの、うーゆー(金ちゃん)のイケメンムーブはヤバい。
 
序盤、なぜかアウトロールックで影ある男子みを出してくる。
無愛想で、とりつく島もない感じ、イイね。
夜は腹筋ローラーで肌肉生成に余念がない。
お腹の肌肉は幕の内弁当のご飯のように八つに割れている。
黒ごまを振りかけたい♡
カウスキンでバイク♡ハードボイルドも追加で。
一転、豪華クルーズでは物理学者なんで頭脳明晰であり、見のこなしはジェントルメン。
さらにはおピアノまで弾けるという無双ぶり。
いちいち言う事成す事がイケメンであり、メローだ。
そんな繊細さと裏腹に、危機には颯爽と駆けつけ悪者を捩じ伏せる腕っ節も完備。
キスシーンは10回近くあったと思う。
全てがロマンチックだ。
さらには床入りにプロポーズと、もうこんな無双イケメン設定の金ちゃんは最初で最後かもしれない。
 
皆も後悔することのないように、ここは見ておいた方が良い。
やはり最後までイケメンには見えないが、イケメンと感じるはずだ。
この男は、いろんな間(あわい)に居る男なのだ。
その間を感じてくれたら幸いだ。
 
金ちゃんのチャームポインツはたくさんあるが。
まずはおケツに割れたあごだ。
この割れ方がワイルドで佳きだ。
次はタレ目だ。
この切長なのに幅のあるタレ目でさらに黒目がち、ってのがレアだ。
そして最後は”毛”だ。
金ちゃんの毛量がパネぇ。
中華な俳優は、過酷なズラ生活で頭皮に重大なダメイジを抱える方が大勢いるが。
金ちゃんにその心配は無用だ。
ふっさふさのもっわもわだ。
画像だとわかりづらいかもだが、ぜひ見て欲しい。
そして毛量は、頭髪だけに止まらず全身だ。
ランニング姿の時をよく見て欲しい。
ひゃ♡不整脈どきっ♡
笑ってる♡
羊串か、んまいか♡
 
1993年6月7日生まれの29歳、184㎝、73kg。
京現代音楽研修学院・影視戯劇学院卒業。
 
2011″青海省Dancing by you大賽"でファイナルで4位となり、翌年「愛情、怎麽了」でデビュウ。
そん時は主題歌も歌っている。
 
でも泣かず飛ばずで、2014に”中国好男児”でファイナル3位。
これで少しずつお仕事が入るようになる。
 
未だこのヴィランを超えるヴィランには出会っていない、レジェンド級のヴィランが@叱雲南だ。
錦繡未央(王女未央)」参照のこと。
お次も「楚喬伝」でヴィランだ。
もうこの辺りでヴィラン専門街道が見えて来た。
・・・
と思ったら
「妳和我的傾城時光」「誰的青春不叛逆」
と現代劇が続き、てこの守備範囲外系ドラマだろうと思い未視聴だ。
次の
「鶴唳華亭」は続編も含めて、またもやヴィランだ。
じん兄さん(羅晉)が泣いてばかりいるドラマで未レビューだ。
 
ヴィラン街道とばかり思ってたのに、いきなり来たのが
今夕何夕(夕月花)」と「君九齢(九齢公主)」というコスチュームドラマだ。
ヴィランじゃない金ちゃんを愛でる事ができる。
 
2022/6には「遇見·璀璨的妳」という現代劇も播出された(未視聴)
待播は
「雷霆令」「甜小姐与冷先生」「許妳歳月静好」

ふぉに似た男子@沈時雁【王子睿ワン・ズールイ】

㊗️てこブログお初の【王子睿ワン・ズールイ】だ♡
ずるい君と呼ぼうと思う。
皆も呼んで良いですよ。
 
実は、わりと最近レビューした「星漢燦爛・月升滄海」に出てたのだが。
るーすーが最初に結婚の約束をした男子のお兄ちゃん役だった。
そこそこ悪いやつで、イケメンではあったがフォーカスには至らない男子だった(失礼・ぺこり)
 
しかし、本作では見せ所も随所にあり。
なんといってもふぉ(霍建華)に激似だ。
マスクしてたら成りすませるほど似てると思う。
 
「秀麗江山之長歌行」はこれ↓みて思い出す感じ。
「少年神探狄仁傑」は、正直覚えていない。
 
本作は”代表作”って言って良いほど出番も多いし、役どころも佳きだ。
情にも厚いが、仕事との線引きはしっかりしていて、それでいて義理にも厚い。
こんな背景の男子にはめっぽう弱いてこなのだ。
今回は、お相手の女子が背が高いので小柄みが出てたのだが。
ずるい君も183㎝の長身だ、念のため。
 
このふぉ似のずるい君が、”はっ”と一眼見た時から恋に落ちる様は、胸がきゅっとなって不整脈どきっ、となるので。
体の弱い方は要注意だ。
てこも何度か死にそうになった。
ひぇ♡不整脈どきっ♡
これまた、まさかの坊主ビューティーいただきました♡
 
ドラマでも坊主だったが、ちょっとこれよりは伸びてた。
これで足元は白いスニーカーなんすよ♡
 
1987年8月29日生まれの35歳、183㎝、70kg。
北京電影学院卒業。
 
てこが楽しみにしてる「雲襄伝」に出演とか言ってるけどほんとかな。
ほんとなら楽しみが増えるなぁ。
現代劇も一本くらいなら見てみてもいいかなぁ、と思っている。

烏雲遇皎月てこが見た感想

犯人はてこが思った通りの人物だった(自慢)
しかし、最後に行くほどロジックの破綻は大きくなって行く。
てこは、SFドラマのロジックをうるさく言うつもりはないのだ。
なんだって素直に受け入れる地盤ができているので、そのことで文句を言うつもりはない。
 
てこは物理が好きで、日々重力について考えている。
量子のロマンも考えている。
原著者でもあり、本作の脚本も手がけた丁墨さんも、おそらくはてこのような人間で。
日々↑こんな事を考えながら生き、それを小説に活かしているのではないかと思う。
なので、原著を読めばもしかしたらそれなりだったり、
もしくはドラマ中の中文の理解力のせいかもしれない、などと思う事にした。
 
ロジックとは関係ないが、最初の子供誘拐や恩師教授一家殺害事件は、結局のところ豪華クルーズとは無関係だった、という事で良いのだろうか。
 
最後の”やり直し豪華クルーズ”には犯人はロジックで言えば存在しているはずだが。
そこんとこはどうなってるんだろうか、などという疑問は尽きない。
 
そして、化学的な事を言っていた割には、最後は思いの強い方が〜の根性論とか。
愛ってすごいな、なラヴ仕様に変わってしまう。
 
しかし最後の最後に、そんな思いや疑問を吹っ飛ばすオチがついていたので
”おまいらそれで納得しろよ?”って言う、もっすごく高飛車で亭主関白な終わりだった。
 
終わった後も、なにかと思いは尽きない余韻の残る作品だ。
タイムトリップという使い古された題材だが、戻る時間がちょっとずつ後退するという設定は面白いし、いろんな可能性を考えることもできて楽しかった。
 
そして、いーとん姐さんだ。
こんな魅力的な姐さんを見たのは初めてだと思う。
心の底からうーゆーが好きなのが痛いほど伝わったし。
なんと言ってもにっこりと笑う姿がcuteすぎる。
我が身を犠牲ムーブも自己憐憫は全くなく尊かった。
甘える姿も、泣きべそも、全てが可愛らしく健気で美しかった。