中国ドラマ『仙剣奇侠伝』(原題・仙剑奇侠传)ドラマレビュー:”我愛妳”は地球を救う【胡歌フー・ゴー】【彭于晏エディ・ポン】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり

2023年4月26日

ご訪問ありがとう、てこブログへようこそ。
 
今日は、中国ドラマ『仙剣奇侠伝』(原題・仙剑奇侠传)ドラマレビュー:”我愛妳”は地球を救う、
を紹介するよ。
 
【基本情報】
 
監督:李国立、呉錦源、梁勝権、麦貫之
脚本:黄浩然、鐘正竜、鄧立奇
P:李国立
出演:胡歌、劉亦菲、安以軒、劉品言、彭于晏
2005年1月24日〜台湾中視
2008年1月27日〜河北衛視
45分✖️34集
 
てこが本作を初めて観たのは、もう15年くらい前だろうか。
新宿2丁目の、四半世紀来の親友から借りて観た。
彼女(彼)に出会ったのは、てこが世の中を舐めくさってぶぃぶぃ言いながら街を闊歩していた頃だ。
そんな時、在日の彼女(彼)に出会い世界観が大きく変わった。
親友であり人生の師匠とも言える人だ。
 
その彼女(彼)が
 
「てこよ、”我愛妳”は地球を救うのよぉ♡」
 
と言って貸してくれたのが本作だ。
 
本作は同名のゲームが元になっていて、冒険アクション・ヒーロー成長譚だ。
なので、仲間を増やし→イヴェント→アイテムゲット、と言うのが流れの基本だ。
今では、こうゆうのも洗練されCG技術も格段に高性能だし、”また?”という使い古された感さえある設定だ。
しかし、当時は画期的でナウい仕様だったのだ。
それを見目麗しきイケメンボウイが演じるという高ポテンシャル新ジャンルだった。
 
現に、シリーズ化され”仙剣”と言えば”胡歌”と言われるほどの代表作となっているし。
 
”もう30過ぎたんで・・・玄幻は卒業します・・・”
 
なんてイケズな事を言って、胡歌はもういないけど。
仙剣20周年記念で関連ドラマもつくられたり、続編もあったりする。
 
そして”愛”だ。
今まで数多くの”ラヴ史劇”のレビューを書いて来たが。
現在セオリーとなってる設定は、本作にはほぼない。
報われない枠?
闇落ち?
そんなものなど存在しない。
真っ向勝負の愛の世界をこれでもか、と見せつけるドラマだ。
今見直してみると、改めて今現在のラヴものが如何に安直な作りかがわかってしまうドラマだと思う。
 
レンタルとかもされてると思うが、YouTubeでも見れそう。
ちなみにてこはRakuten Vikiで視聴した。
(現在も親友から借りれるが、ビデオデッキがない。時代の流れ〜遠い目・・・)
 
ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!

仙剣奇侠伝ってどんなドラマなん?

呑気に暮らしてた穀潰しの少年が、ひょんなことから一人の少女と出会う。
少女と旅をし、仲間と共に成長していき。
最終的に地球を滅さんとしている拝月教主をやっつける英雄になる。
というヒーロー爆誕ストーリーだ。
 
少女は”逍遥哥哥、会いに来てくれたのね?”と喜ぶ。
少女は@霊児こと劉亦菲で、てこの中の永遠の小龍女ガールだ。
こないだの久々のドラマ「夢華録」では、相変わらずのお美しさだったが。
本作撮影当時は16歳くらだろうか。
とにかく可愛い。
 
で、十年前に自分を助けてくれた哥哥だと少女は言う。
けど逍遥(胡歌)は
 
「ぇ、十年前ならオレもちーこだったけど?
だから別人だって」
 
とか言ってて、会話が噛み合ってない。
考えられるのは、
 
・顔がそっくりなぱぱが助けてた
・タイムワープで今の哥哥が助けた
 
とかかなって思いながら見るのだが。
この疑問が解消されるのは30集過ぎたあたりだ。
 
で、哥哥は自分を育ててくれた叔母の薬をもらいにこの島に来てたのだが。
少女の乳母のおばあさんが、薬をあげるから代わりに少女と結婚してくれ、と言う。
 
薬もらえるなら・・・と結婚することにするが。
土壇場で、やっぱムリ・・・とかもあり。
善良だけど、脳みそはわりと残念男子であり、呑気ボウイなんでね。
・・・
でも、何と言っても若いし。
少女は可憐だし。
結局のところ(欲情には勝てず)少女の押しも強いし、情も湧くわで床入りまでを無事に完了する。
しかし、この熱烈イチャコラタイムはわずか1日だ。
次の日には、故郷の叔母へ薬を届けに行かないといけない。
 
「オレが迎えに来るまで待っててね」
「うん、待ってる。
これあなたが私を好きなうちは消えない印ね。
私を忘れたら消える印なの」
「うっわー、すげぇね。
うん、オレぜってぇ忘れねぇよ!」
 
とか言ってる矢先に、敵に襲われて離れ離れ。
〜からの。
早速の記憶喪失だ。
 
あんなに念を押されてたのに。
すっかりさっぱり霊児のことを忘れちまってる哥哥だ。
そんなアホな哥哥を見捨てず諦めずにぴったりと寄り添う一途少女霊児。
とりま霊児の故郷を目指すべく二人は旅に出る。
ここまで2〜3集での話だ。
 
ちなみに哥哥のこの頃は、武芸は全く出来ない。
しかし早々に出会う酔っ払いを師傅と呼び↓中の人、謝君豪。
およそ3分くらいの特訓の後は一端の剣侠の出来上がり。(イヴェント)
 
剣侠達はもちろん水上歩行や空歩行も可能だし。
道教や仙人はまじないでさまざまなことができる世界なので。
魔物や妖精や、神だっている世界だ。
だから嘘っぽいとか安っぽいなどと思ってはいけない。
そうゆう世界だと思って素直に受け入れて欲しい。
 
あとはセットとかも多めにみて欲しい・・・
あきらか造花をぶっ刺してるこの図は、わりと最近(2015くらいまで)までの主流背景なので笑うことのない様にお願いしたい。
 
で、なんと哥哥は早々に出会う脳筋女↓に刺されて死んでしまう。
死ぬけど、霊児のまじないで生き返る哥哥だ。
 
この猪女は、刺し殺すほど嫌いなこの哥哥を好きになり。
以後ずっーーーーと張り付き、側に居てやいのやいのうるさくしてる女だ。
霊児は訳あって居なくなり、哥哥と離れ離れになってしまうので。
30集近くまでこの女がずっと哥哥の側に居る。
 
しかし、今現在横行しているラヴものとは全く違い。
嫉妬で邪なことを考える訳でもなく。
闇落ちしたりもせず。
見返りを1ミリも考えずに、ただ”逍遥(胡歌)が幸せであること”だけを願う、意味のわからない女子だ。
逍遥が霊児を好きなことを、痛いほど理解していて。
それでも側に居続ければ自分にもチャンスが・・・とかも思ってなさげだ。
要するに”もっすごく良い子”なのだ。
 
こんなもっすごく良い子と一緒にいるうちに、案の定情がうつって来てる哥哥に、観てるものはイライラするはず。
そこには、哥哥を考えるがあまり、遠ざけなければならなかった可愛い霊児の心があるからだ。
視聴者は、ほぼ霊児の味方だ。
だって、
 
・見た目がもっすごくかわいい
・個人の愛より大義を優先しなければいけないという過酷な運命を、いろんな存在から手を変え品を変え諭され続けていて気の毒
 
だからだ。
 
このトライアングルは30集すぎるまで何も進まない。
今時のラヴものなら、早々に誤解は解け→イチャコラになり→試練ターム→試練乗り越えイチャコラ→ラスボス→快楽結局、という流れだが。
全くもってそんな流れはない。
嫉妬女子へのカルマのザマァなどもない。
まぁ、悪いことしてないしね。
 
そこには、
 
・愛する哥哥を好きなじぇじぇへの気遣い(霊児)
・愛してるのは霊児だけど、猪女も見捨てられない哥哥の本音
・幸せな逍遥を見たいけど、その図に自分は入ってるのか、と不安な猪女子
 
こんな様々な心の内が、丹念にしつこくうんざりするほど描かれているのだ。
 
メインのトライアングルがこんな感じで一歩進んで二歩さがる(要するに何も進まない、どころか後退)ので。
代わりに他の様々なラヴで繋いでくるのだが。
このラヴのレパートリーが凄い。
 
それは単なる男女の愛に止まらず。
親と子だったり、国や民を思う愛だったり、師弟の愛だったり、世代を超えた(前世とか)のだったり。
中には前世の男(実は自分の前世)に嫉妬して、他の女と床入りしちゃう男も居る。
自分に嫉妬する自分・・・
・・・
と実に多様な”愛ってなんなん?”を深ーく掘り下げているのだ。
 
「悪ってなんですか?
僕はなんか悪いことしましたか?
愛することは悪ですかーーーーーーっ」
 
いやはや・・・
見てくださいって。
 
メインのトライアングルを形成している猪女を好きな男子ももちろん居る。
しかし、その男子も善良そのものだ。
無理強いなどしない。
そして、その善良男子に惚れ込む女も居る。
その女子はなんと蝶々バタフライだ。
 
ちなみに、一途少女霊児は蛇だ。
 
もうすでにこの世界観を理解できている者は、なんの抵抗もなくこう言った事柄を受け入れることができる。
皆もそうなるはずだから、信じて観て欲しい。
 
そして。
そして、てこ激推しのあの方もいらっしゃる。(7集で登場)
エディ様【彭于晏エディ・ポン】だ♡
彼は、メイン・その他と仲良しメンズを結成する一員だ。
エディ様のことは、後のてこ監修”イケメン備忘録”でねっちり語るので割愛するが。
彼は、ヒロインを横恋慕とかでなく、ヒロインの親友を好きな設定だ。
一途男子で好ましいが、なぜこんな女が好きなのかが納得できない点だ。
まぁいいけど。
 
このエディ様が好きな女子は何かとウザい。
まずはうるさいし、いろんな人に”赤い糸”をくっつけてる女子だ。
この糸の効果には流石に笑う。
凄い速さで振動する様子は、おそらく観てる者全てが笑うはずだ。
 
で、物語は、いろんな愛を語りながら、少しずつ本筋へと導かれていく。
いろんな愛は、ほぼ悲恋だ。
愛の犠牲の上に、一つずつアイテムが集まったり、物語が進展していく容赦のない仕様だ。
 
30集をすぎるあたりから、ようやく肝に触れる流れになっていて。
一気に今までの疑問が解消される。
この頃には、哥哥もようやくオトナになり物事を広い視野で見れる様に成長。
霊児も王女(女神)としての責任を理解しながらも、個人的な家族も守りたいというこれまた広い視野を持てる様になる。
メインCPが、ようやく落ち着くところを見つけたら残るは諸悪の根源退治だ。
 
クライマックスの肝は
 
・ラスボス拜月教主との決着
 
これで超ヒーロー爆誕となるはず。

仙剣奇侠伝てこ監修”イケメン備忘録”

存在が神な男子@逍遥哥哥【胡歌フー・ゴー】

@逍遥哥哥【胡歌フー・ゴー】だ♡
 
胡歌22歳のはじける青春時代を観て欲しい。
播出(台湾)時は2005で、翌年2006/8にみなさんご存知の大事故に遭う。
2007/6には華麗にカムバック。
2009には本作の3季に出演している。
なので、目の上の傷跡など何一つない事故前の胡歌を存分に愛でれる本作だ。
 
胡歌は、てこの推しリスト中において相当の古参であるのに出演作のレビューは二作しかない。
それは2015以来、お仕事が減ったのと視聴環境がよくなかったからだ。
2016は「旋風十一人」というドラマで高校生サッカーチーム物語ドラマと、
「那年夏天妳去了哪里」という誘拐犯役の映画の二作品だけだ。
2017はドラマは「外科風云」と「猟場」、どちらも未視聴だ。
2018は映画「妳好,之華」一作のみ。
2019に「南方車站的聚會(鵞鳥湖の夜)」で、翌年2020に日本上陸で喜んでたのに、コロナで中止。
2021にようやく早稲田で見て来た。
映画「攀登者」は呉京と共演している。
 
この様な状況なので、目先の男前たちの目新しい作品をレビューしてたのだ。
しかし、今回神のお告げで再視聴した仙剣で見る胡歌は、今時のイケメンたちとはレヴェルの違う異次元の男前さだ。
実は胡歌の待播ドラマは二本あり(「県委大院」「繁花」)
なかでも「繁花」はかーわいさん(王家衛)が監督だ。
これはお祭り騒ぎどこじゃない騒ぎになるはずなので。
それまでに完全なる下地を刷り込むべく、胡歌出演作レビューをしていく所存だ。
 
と言うことで、本作の役どころとか魅力とかはぜんぜんレビューしていないのだが。
必要ないだろう。
胡歌は胡歌であり、いつでも必ずてこに幸せを運んできてくれる男子だ。
演技力?
アクション?
そんなことは語る必要はない。
クズだろうかゲスだろうがプリンスだろうが平民だろうが、存在が尊いのだから。
1982年9月20日生まれの40歳、185㎝、70kg。
上海戯劇学院卒業。
 
↑は直近(2022/7/13)の胡歌だ。(微博
素敵すぎるので大きな画像だ。
 
近頃は現代劇ばかりなのだが、古装が見たい(切願)

これまたレジェンド級な男子@唐鈺【彭于晏エディ・ポン】

@唐鈺【彭于晏エディ・ポン】エディだ♡
 
なんと㊗️てこブログお初だ。
なんで?
ま、エディは銀幕俳優なんでね。
お昼のお茶の間を賑わす俳優じゃないんでね。
 
ドラマは、てこの記憶が確かなら「風中奇縁」が最後じゃないだろうか。
まぁ、これをレビューしてないのもどうかとは思うが。(胡歌も出てますよ)
実は胡歌バディ物はもう一本あって、それは「少年楊家将」という。
(次回レビューはそれでいこうと決意している)
2014以降のお仕事は全て映画だ。
 
全部知りたいですか?
 
お教えしましょう。
 
黄飛鴻之英雄有夢、匆匆那年、十二金鴨、聴説、破風、剰者為王、奔愛、我的特工爺爺、近在咫尺的愛恋、寒戦2、危城、湄公河行働、長城、乗風破浪、明月幾時有、悟空伝、邪不圧正、深夜食堂、緊急救援、熱帯往事、第一炉香
 
だ。
待播映画は「潜行」らう先輩(劉徳華)プロデュース。
こんな感じだ。
なるべく多くをレビューしたいと思っている。
 
今回の役どころは、旅の途中で哥哥と出会い”ずっ友”(ずっと友達)になる設定だ。
一途だし、善良だし、強いし、ステキ設定だが、
何度も言う様に、一途に好きになる女は気に入らない。
もっとまともな女がよかった、とは思うが。
思うが、要するにエディはどんなひどい女を好きになろうが、たとえ弱虫でクズであろうが(本作は違いますよ、念のため)、エディはエディだから、結局のところ骨抜きになってしまう。
まぁ、そーゆークラスの男前と言う事だ。
 
ちなみに、今現在でもcoolでありながらもcuteな永遠のガラスの少年みあふれるエディだが。
本作撮影時は胡歌と同い年の22歳だ。
まじでおぼこいエディを見れるチャンスだ。
あの無垢に煌めく瞳を堪能して欲しい。
 
そして、エディの最大のチャームポインツはなんと言っても鼻だ。
可愛すぎだろ・・・
反則だろ、こんなの・・・
 
最近ツィッターで#これを見た人は真横の画像を貼れ、とか見かけるけど。
確かに美しい方ばかりだが。
こんな↑愛すべき可愛らしい横顔はそうは居ないはずだ。
こっそり参加したが、アウェイ感がパネぇ。
でもてこはめげない。
八重歯は居ても、この鼻はエディだけのものだ。
こんなエディを皆さんも是非見てやって下さい。
1982年3月24日生まれの40歳、182㎝。
不列顛哥倫比亜大学卒業。
 
↑は2022/1/17の微博だ。
まさかの坊主ビューティーいただきました♡
やはりこのクラスの男前たちは、いつでもてこに幸せを運んでくれる。
 
今後のご活躍を祈ろうではないか。

仙剣奇侠伝てこが見た感想

超ヒーロー爆誕譚?
なんの事ですか?
と言う様なラストだ、実は。
衝撃的なので、30分すぎたら視聴終了した方がいいよ、とアドヴァイスしたいくらいだ。
 
まぁ、もうすでに(昔のドラマなので)周知の事実として。
この仙剣シリーズは快楽結局はない。
それも相当置いてけぼりを喰らう終わり方だ。
自分の心の折り合いを付ける為に、かなりの労力とコツが必要だ。
しかし、物は考え様だ。
このハードルを克服できれば、あとはどんな作品だろうと受け入れ可能な広い心をゲット出来るのだ。
どうゆうラストなのかは、敢えて書かないでおくので。
皆さんもトライしてみて欲しい。
 
ラスボスの拜月教主サマは、一体何がしたいのか、動機は何なのか。
実はずっと謎だった。
中の人は徐錦江で、2008胡歌版の「射雕英雄伝」@欧陽鋒だ。
その辺も、最後は判明し、実は几帳面な脚本でもあった。
 
この教主サマを野放しにしていた皇帝こそが全ての元凶なのでは、と皆が思っていたはずだ。
でもしっかりと霊児が言ってくれてた。
 
「あなたのせいですよね?
母もあなたのせいで死にましたよね?」
 
わりとスッキリするよね、こんなん言ってくれたら。
こんな仕様も古いのに新しい。
 
小手先の技など一切ない、ラヴ尽くしドラマ。
古き良き時代を皆も感じて欲しい。