中国ドラマ『陳情令』ドラマレビューその3(たぶんファイナル):絆はフォーエヴァー胸熱な終劇を堪能してほしい【肖戦シャオ・ジァン】【王一博ワン・イーボー】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり

2022年7月25日

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今日は中国ドラマ「陳情令」その3(たぶんファイナル)を紹介するよ。
その1その2も読んだらよろしい。

俳優愛勢からは称賛、魔道祖師勢からはブーイングと賑わっているが、衝撃のラスト案件で更に中文版勢と日本語版勢も加わり、交流・物流が激動。
間違いなく「陳情令」は、昨今の”BL&ブロマンス”人気の機動力であったし、今後も「昔ね、陳情令ってドラマがあったんだけど、、、」みたいに語られて、結局は陳情令の二番煎じみたいに言われるのであろうか?

で、とうとうファイナルである。
ぷんすこ怒ってばっかりのアホなじゃんちょん回と、ラスボスの戦いと、”忘羨”の動向、である。

ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!

陳情令ぷんすこ江澄(じゃんちょん)を語りたい

温情に一目惚れ、じゃんちょんは脳筋属性だから残念なとこあってね、、、。
「櫛、あげよっかな、、💛」そのくせすぐには渡せない。
案の定、悪いタイミングで告白し秒で玉砕、っていうほんとに愛しいおバカさん。

プライド高くて意地っ張り、いつも何かと競ってる、っていうほんとに愛しいおバカさん。
情が深くて心配性なのに、それを隠そうとしてぷんすこしてるほんと愛しいおバカさん。

うえいんの力になりたいのに、ぽっと出のらんじゃんにかっさわれた感。
加えて、ぱぱ・まま殺されたのに温氏を庇うとか、なんでなん?うえいん?感。
約束したじゃん!オレといっしょに雲夢盛り立てるってさぁ、、、感。
お前の事一番わかってるのオレだろ?、、なぁ、、?感。

いろいろ思うようにいかなくって、虚しくって、切なくって眉間のシワが常駐しちゃったじゃんちょん、ほんとに愛しいおバカさん。
46話でとうとうアレをもらっちゃったこと知っちゃったおバカさん。

48話は観音寺、じゃんちょん不憫ターンで神回である。

フィルムに包まれた丸い羊羹知ってる?

↑これや、これ。
つまようじでぷちっとさすとでろんって羊羹があらわになるんだけど。
まさにコレ。
じゃんちょんがちっちゃな穴からもう堪らんっって、でろんって心の内を吐き出すのさ。

「おれは、、、一体、、、何なのだ、、、」

ぉうっ、、、、、、😭
ほんとこの一言に尽きる、、、、、😭

幼い頃から一緒に育った二人、知りすぎるほど互いを知ってるし思いあってる。
うえいんがじゃんちょんを理解してるように、じゃんちょんもうえいんを理解してる。
いくら理解しあってても2人は別の道を行くのだと、2人ともわかっているのだよ。(号泣)

因みにじゃんちょんの武器は剣で「三毒」(サン ドゥー)という。
三毒の由来は断つべき煩悩「貪・瞋・痴」。
貪…求める心「欲」
瞋…怒りの心「いかり」「憎しみ」
痴…真理に対する無知の心「おろか」

驚くことにじゃんちょんの性格まんまの剣である。
願わくば煩悩を断ち、うえいんと再会してほしい。(切望)

かしこ犬と賢くないるーらん

考えたんだけど、
うえいんはああ見えて受け身というか、流れに任せる感じあるよね。
だから行動力・決断力そして包容力満点のらんじゃん、なのだが。
じゃんちょんは弟だし、うえいんに頼るところが大きいからねぇ。
あくまで”兄弟”であって”知己”ではないのかもね。
でもあえて言いたい、うえいんに。
100かゼロか?じゃないんだから、
白か黒か?じゃないんだから、
じゃんちょんとも上手く付き合ってあげて

じゃんちょんの「達者で」が辛すぎなんだけど😭
しかも本人に言えてないんですけど😭
「大事なアレなくしたの、じつはうえいん助けるためだったんだぞ?」ってだれか伝えてあげて、お願い(涙)

あ!あと陳情笛や!
じゃんちょん崖下で探したん?
なぁ?必死に泣きながら探したろ?
16年ずっと持ってたん?

くぅーーーーー、切なっ(涙涙)

陳情令ダメじゃん?澤蕪君&孟揺ターン

もんやおはねぇ、、、。
初めから不穏だった、えくぼまでが不穏、笑。
イケオジにえ先輩(聶明玦)の刀の覇下(ばーしゃあ)の男気刀気には恐れ入った。
正直もんやおの不幸自慢は聞いてて不快だし、同調も全くできないし、しゅえやんみたいに不憫にも思えない。(ばっさり)
長いし、しつこいし。

でもね、もっとダメなのは澤蕪君。
ずっと騙されてたんだけど、最後まで信じてた。
はずなのにね?

あなただけは
傷つけようとは
思わなかった

きた、きましたよ”妄想しどころポイント”
涙涙からのカタルシスゲット方程式。
コツは、いろいろあるけど無視して浸ること、余計なことは考えずヴィジョン優先。

澤蕪君は初めこそ大物感・重要人物感出してたが、義兄弟のにえ義兄のいうこともスルーし、実弟らんじゃんの話もスルーし、もんやおを信じ切ってほぼ何の役にも立ってない。

信じてた義弟に駒にされ、更に黒幕からも利用されとどめ刺し要員に。
扱われ方が悲しい。

”忘羨”以外のラインはほぼ悲哀路線なのはなぜか?

イケオジにえ先輩と背中のばーしゃあ(覇下)

陳情令フィナーレは?

中国版と日本語版のラストが違う驚きよ。

ここまでは同じでここからシーンごとにカット&ペーストで順番が違う。
順番が違うだけで、こうもちがう印象になるとは。
かしこクラスの成せる技である。

大陸側からクレームとかでないんだろうか?
ってかこんな勝手に変えちゃってよいものなの?

見つめるらんじゃんのなんと美しい事か。
陳情を吹くうえいんのなんと美しい事か。

この美しき者たちへの慕情が止まない。

そして背中に聞こえる「うえいん」と呼ぶ声がかっこ良すぎて死にそうになる。(本人声ではない、念のため)
そして振り返るうえいんの笑顔が愛しすぎて死にそうになる。

ドラマラストとエンディングの間のテロップ。

遠音に響く「忘羨」
曲が終われど絆は永遠に


どや?萌えごころまっしぐらのエモなお言葉。
これは大陸のおねえさまたちが日本版ブルーレイ欲しがるわけです。

こんなことが起きると、「鎮魂」も日本版はもしやラストが?などと淡い期待で視聴する羽目に。
山河令」も、もぅっウルウルのラストであったが(その2は気長に待ってほしい)”もしや懸念”があるならば、日本版を心待ちにしなければ。

陳情令てこが見た感想

”BL”という感じは全く受けなかった。
2人の距離が少しずつ、少しずつ、ほんの少しずつしか縮まらないが、確実に縮んでると実感できる仕様に感心した。
想像力を掻き立てる”妄想どころポイント”設置の成果であろう。

妄想はてこの得意分野であるし、てこは粘着なので「あれってこれにつながってるんじゃ?」とか細かくねちねちと考え続ける訳で。
「口には出さないけど」的なことは大好きです、はい。
妄想はどんどん広がり、2人で合奏したり、ご飯食べたり、更にはじゃんちょんとの再会シーンまで想像し終わりました、はい。
何ならスピンオフとかそうゆうのでどうですかね?

そうゆう想像がはいりこむ隙を随所に用意してくれた、実に懐の深い作品だったと思う。

とまぁ、こんな感じ。
わかるようでわからない、わからないようでわかる、てこブログの特徴である。
ライフスタイルであるてこ監修”イケメン備忘録”までたどり着けなかった、今回も。
次回は特別編で開催したい。
ってか武器とかも説明したいけどなぁ。