中国ドラマ『大宋少年志２』ドラマレビュー：暗部第7班、今度のミッションは西夏王暗殺？！【張新成/张新成チャン・シンチェン】【王佑碩/王佑硕ワン・ヨウシュオ】【付偉倫/付伟伦フゥ・ウェイルン】【鄭偉/郑伟チェン・ウェイ】【余承恩ユー・チェンゲン】【黄曦彦ファン・シーイェン】【海一天ハイ・イーティエン】【趙濱/赵滨チャオ・ビン】【馬大明/马大明マー・ダーミン】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり
ご訪問ありがとう、てこブログへようこそ。
今日は、中国ドラマ『大宋少年志２』ドラマレビュー：暗部第7班、今度のミッションは西夏王暗殺？！
を紹介するよ。
【基本情報】
監督：王飛 、周楠
脚本：王倦
P：唐藩(総) 周恩(総) 王碩
監制：周海、方菲、万琳、張志紅、朱琰、羅沢軍、盧海波、楊懐東
主演：張新成 、周雨彤 、王佑碩 、蘇暁彤 、鄭偉 、付偉倫
プラットフォーム：、芒果TV、2023年7月29日〜
45分✖️27集
ちなみに第1季のレビューも貼り付けておくので、読むがいい。
待ちに待った（約4年）シーズン2のブロードキャスト。
見ようと思ってたらマンゴーはとっくにVIP囲いしてて痛恨の極み。
わかってたのに夏期講習で脳みそが死んでいたてこ。
優先順位を間違えた。
しかしつべで見ることが出来た。
感謝だ。
さて、シーズン2。
暗部第7班のsixメンはひとりだけキャス変。
それが、1季でてこが激推しだったエクボがcuteな＠韋衙内【禾浩辰ハー・ハオチェン】が【付偉倫/付伟伦フゥ・ウェイルン】に替わってしまった。
だだ漏れてたアホっぽさが、キャス編で普通のイケメンに。
作中では
おまい、随分雰囲気かわったなぁ！
なんて突っ込まれてたんで、てこもそういう認識で見ないといけないのか、と
不満をぐっと堪えて視聴開始だ。
で、本作は紛うことない第2季で第1季ありきの物語だ。
なので1季を見てない人は、今すぐ1季を見るがいい。
1季のラストから数日後とかそんな時系列で物語はスタートだ。
ってな感じで始めるよ、最後までよろしく！
大宋少年志２ってどんなドラマなん？
1季ラスボスだった西夏皇子＠丁二。
ヒロインは西夏に囚われたぱぱと交換するために、丁二を脱獄させ西夏へ向かう。
ヒロインが国を裏切るはずない、と信じてる第7班メンがヒロインの元へと集まる。
集まった皆が丁二を連れて西夏に行くが、ヒロインぱぱは病気でお隠れになってしまってた。（ほんとに病気なのかは現時点では謎）
そこに現れたのが、新しい暗部学園（秘閣）の学長さん。
1季で暗部学園は閉校したと思ってたが、細々と運営していたのか。
学長さんは、前学長の陸さんの息子らしい。
学長からのミッションは”西夏王暗殺”であった。
人質の丁二は西夏皇子なので、要するにぱぱだ。
でも丁二もぱぱを殺したいと思っていて。
みんなで顔をみあわせ、ふぉっ？？？！！！
じゃぁ協力する？
という流れで西夏王暗殺に取り組む事になった、と言うのが初期設定だ。
このドラマは少年ジャンプみあふれるヤングらの成長譚なのだが、蓋を開ければわりとシリアスなオトナのドラマであり。
しかも暗部なので、熾烈な諜報活動や過激な暗殺などもやってのけるのもヤングらなのだ。
そしてハイリスク・ハイリターンで彼らはわりとこっぴどい代償も払う事になっている。
綺麗に仕事が片付いてプライベイトも順風満帆、なんて事はリアリティに欠けるわけで、
オトナなドラマとはそこんとこもしっかりと追求するのだ。
なので、ヤングたちにはわりと過激に悲惨で酷いことが起きる。
開幕で既にヒロインぱぱがお隠れになってますしね。
でもそこで暗くジメジメさせないのが”大宋少年志”なのだ。
人間の持つ辛く暗い部分に向き合いながらも、ヤングらは眩しいほどのポジティブシンキングで、友情という絆のもと互いに切磋琢磨していく。
時には”じわっ”っと泣ける展開であったり、
時には”にやっ”と口角が上がるエッジの聞いたジョークだったり、
時には”ぶぶっ”と吹き出す馬鹿らしさだったり、
と、手を替え品を替え視聴者を引き込んで行く。
そういったおふざけスパイスのない、重厚で濃厚な間諜モノもそれはそれで趣もあるし、なんとなく大作を見せられてる気もして来て観てるだけで満足しちゃう事もあるが、
観てて疲れるのも本音だ。
そう言った観念で考えれば、本作はエンターテイメントとして完璧なドラマなのだ。
本作は大まかに3つのタームで構成されているので、それぞれをさっくりレビューしていこう。
暗殺失敗〜投獄ターム
まずは、さっくりと開幕で暗殺は失敗するのだが。
その理由は王様が強過ぎるから。
王様は一天先輩【海一天ハイ・イーティエン】なんで、強いのはなんとなく納得しちゃう流れ。
もうね、圧がすごい。
さらに強い。
この強さが、ちょっと腕が立つ、程度じゃなく魔王級に強い。
ここまで強いと、家族や家臣、国民までをも従服させ専横を振るうのも納得できる。
これじゃ息子に殺したいと思われても仕方ないかな、って設定の先輩です。
このタームでしんちゃんの出自が拓跋由来（西夏人）であることが判明。
ちょっと無理のある流れではあるが、それらしくしんちゃんぱぱの話をぶっ込んできて力技で納得させる仕様。
このしんちゃんぱぱがまた美叔でねぇ♡（まだ出て来てないけど）
1季でてこを喜ばしてくれたのは、しんちゃん哥哥とその知己ラインだったのだが。
2季ではぱぱ世代、つまり叔枠があれやこれやと拗らせ、ああだこうだとここ彼処で攻めて来るので。
てこの喜びようも大層なものだったのだ。
その話は追々するとして、話を戻すと。
しんちゃんは西夏のスパイだと疑われ投獄される羽目になる。
ここでもしんちゃんは拷問されたり散々な目に合うのだが。
とうのしんちゃんは、身体は痛めつけられてるけど心は健全なままだし、なんとかなるでしょ、的なスタンスがまさしく＠元仲辛というキャラなんですよね。
ブレないキャラって視聴者に信頼を与えるものだ。
しんちゃんこと【張新成/张新成チャン・シンチェン】
で、ヒロインは大牢に繋がれてるしんちゃんを訪ねて来て結婚しちゃうとか、こちらも（ヒロイン）も漢気あふれ判断力も行動力もついでに清廉な心根も文句なしのキャラまっしぐら。
まぁ安心感のあるCPで、ぐだぐだが苦手な視聴者には有難い仕様である。
ただ、これを結婚式と認識したのはてこの勘違いだったのか、この後”婚約者”だと言ってた。
まぁどっちでもいいか。
7班メンはしんちゃん助けようと四苦八苦。
謎の編笠叔や、謎に面白い＠尉遅源なんかが登場するが、どちらも背景をしっかりと描き切ってる神脚本。
あと暗部学園8班メンが登場する。
この時点では2人（男子1・女子1）だが後にもうひとりイケメンが出てくる。
【余承恩ユー・チェンゲン】だ♡
彼はてこブログでは数回フォーカスはされてはいるが未だランク外の男子だ。
今回はてこ監修”イケメン備忘録”は開催しないので、つまりまたもやランク外だが。
ランクイン認定でいいほどの佳き活躍だった。
↑は第3タームでのムーブだが、こんなん出来るとは知らなんだ。
彼は中央戯劇学院の舞踊専攻卒なのだが、なるほどアクションかっこぇえ。
8班も西夏王暗殺で動いてる様だが、民心を買うために一天先輩は宗教を利用しており。
その宗教団体”守羊神”の神主となっている設定のようだ。
鶴従えてるんっすよねー♡
この8班も後に登場するイケメン含めて、若くして国のために散々な苦難を味わう事になる悲しい3人組なのだ。
で、処刑場に移動中のしんちゃんを救う一面がこれまた作り事みたいにうまくいく。
まぁ作り事なんだから当然なんだが、喜ぶ単純な視聴者てこw
で、追う学長。
学長も登場から胡散臭いけど、もちろん陰で一物企んでる男子である事は間違いない。
さらに1季で登場してた＠衙内ぱぱが再登場で、西夏に降っている設定だ。（ほんとに降ってるのかは現時点では不明）
しんちゃんらは全てを知ってると思われるしんちゃんぱぱを探しに潭州へ。
他のメンバーも彼らを追う。
ここでサブCPのヨウちゃんこと【王佑碩/王佑硕ワン・ヨウシュオ】と「御賜小仵作」で恋士官だった女子の事情を少し。
彼らは身分の差のせいでで未来があまり輝いてないCPなのだが。
ヨウちゃんは、僕のお嫁さんはこの子しかいませんっ、とぱぱに真っ向勝負しちゃうかわゆボウイなのだが。
そんな事を許してくれるはずもなく、家出同然で7班ミッションに挑んでるんだが。
かわいくてほんわかしてるCPなんだが、恋士官女子も自主性もないし、ヨウちゃんもただ甘やかしてるだけに見えてなんだかなー、ってCPなのだが。
そのてこの憂もきっちり晴れる事態にこの後なる。
盧月書院〜さよなら三角またきて四角たーむ
↑は親子（しんちゃん＆ヒロインがメオト設定）
なんでこんな事になってるかと言うと。
謎の編笠男子は、むかし暗部学園は罪人を使って運営していて編笠もそのひとりであり、
その時しんちゃんぱぱと同僚だったらしい。（しんちゃんぱぱが罪人だったかは不明）
で、暗部名簿が存在するらしく。
それが西夏に渡ったら大事だと言う事で、名簿を持ってる老人（＠北河星）と関係がありそうなこの学院に潜入しているのだ。
息子役をしてるのが今回キャス変になった＠衙内【付偉倫/付伟伦フゥ・ウェイルン】
ふつーにイケメンだが、やはりてこは前作の・・・（以下自粛）
一応見せ場もきっちりあって、8班女子とのロマンスがぶっ込まれている。
息子の従者役をしてるのがチビ和葉こと【鄭偉/郑伟チェン・ウェイ】
1季では実家の話で少しだけフォーカスされてたが、本作では少しだけロマンスがあったチビ和葉。
そんなラインは不要であり、＠衙内とずっ友でいちゃついてたらいいのに、と少し思ってたてこ。
武芸が取り柄なキャラだが、弱くはないが強すぎる訳でもないちょうどいい塩梅の脇キャラといった立ち位置。
んー、いずれもっと輝ける役に当たります様に・・・
で、途中しんちゃんぱぱから手紙が届いて会う事になった訳だが。
涙の再会、とはならないどころかぐっさり刺されるしんちゃん。
・・・なんでなの？
ぃや意味わからんけど美叔なので紹介しとこう。
濱大哥と呼びたい【趙濱/赵滨チャオ・ビン】だ♡
この叔もめちゃ強で、一天先輩とこの方なら勝負になりそう、そんな強さ。
いいわぁ。
このぱぱが、
なんでよりによってお前が生き残る
兄が生き残ればよかったのに
お前が代わりに死ねばよかった
などとなんとも酷い事を言いよる（しんちゃん気の毒ーーーー）
でもそれが本心だとは、ドラマの性質上、到底有り得ないと思う。
なので、危険いっぱいの西夏に行かせたくない、とかそんな理由なのでは？と考えてるてこ。
ぐっさり刺しはしたが死んでないのが証拠だ。
とんだツンデレ親父である。
で、ぱぱのところに監禁されてたしんちゃんだが謎に面白い男子＠尉遅源【馬大明/马大明マー・ダーミン】
に助けられる。
彼は、もともと敵討ちでしんちゃんを殺そうと狙ってたんだが、成り行きで共に行動している。
恋士官女子を龍神さまだと思い込んでいるし、しんちゃんぱぱに勝手に弟子入りしちゃうなんとも（見た目と違って）愛らしい男子なのだ。
で、名簿を持つという老人の話を聞く7班メン。
次々と興味深い話が出て来て、すぐにでも西夏に乗り込みたい7班メン。
しかし、そこはオトナなドラマなので。
君たち、そんな子供じゃ話にならんよ？
って事で、3年の猶予を与えるから、それぞれ切磋琢磨しておいで、と。
特にヨウちゃんへの言葉はてこの気持ちを代弁してくれて胸がスッとした。
つまり、恋士官と一緒になるために家も将来も捨てたヨウちゃんだが。
おまいそれ違くね？と。
役目が大切なら、愛だの恋だの言ってないで宰相なるのがおまいの責任だろう？と。
それを聞いてなんらか決心したヨウちゃんは、恋士官を置いて実家に戻る。
ぃやぁ実にいいですね、この流れ。
と言う事で、さよなら三角、3年後に会う約束してそれぞれが自分磨きの旅へと向かう。
〜で、あっという間の3年、また来て四角。
しんちゃんメオトは一緒だったみたいだが。
ヨウちゃんは、実家に戻って自分より宰相に相応しい者を見つけてそれなりな事してきたから、もう心配いらないよ、だって。
きっちりふたり（恋士官との）の未来を明るく描いてのご帰還。
チビ和様は、しんちゃんぱぱに指導を受けてたらしい。
＠衙内はなんでも商売が大当たりしたとか。
で、恋士官は神医と崇められる存在に。
なんでも疫病看護中に何件も解剖してたら神医になれたとか。
どうやら3年間は、殿下と恋士官中してたって事か。
ここ制作陣わざとだよねー、と突っ込む視聴者。
で、3年後にもらうはずだった名簿だが、名簿に乗ってる人間は皆既に死亡してるらしく。
7班メンを成長させるための芝居だったことが判明する。
しかし、もともとのミッション（もう学長おらんけどw）は西夏王暗殺なんだから、やるっきゃないよね、って事でいざ出陣。
西夏王暗殺再び〜ターム
とりま西夏ルックが佳きですよ♡
ﾓｯﾌ帽子がかわゆなんだが、中でもこれ↓が一番かわゆ。
ここに心配なのかフォローしてるしんちゃんぱぱ。
相変わらず毒舌だし大事な事は一切しゃべらないんで、謎風味に包まれてるが最後まで楽しませてほしい。
ここで8班の最後のひとりが西夏皇后の個人護衛設定で登場だ。
Timティムこと【黄曦彦ファン・シーイェン】だ。
ティムはいつもおっきな箱を背負ってるのだが、一天先輩にも聞かれてた。
箱の中には玉枕が収納されてた。
ぇ、なんで枕？と思うが理由はわからない。（てこが見逃しただけかもしれない）
ティムにも悲しい最期が待ってるのだが、その伏線（枕）回収もきっちりしてた。（さすが神脚本）
8班は3人全員、国のための悲しいほどの犠牲となってしまう。
彼らも7班メンと同じ様な若人だし、なんなら7班よりベテランだったはずなのに。
7班と8班は何が違ったのか、そんな事を徒然考えてしまうほど8班は気の毒だった。
それでですね。
しんちゃんが崖落ちした一方で（もちろん死んでなどいない）ヒロインたちは皇后に取り入って王様（一天先輩）の暗殺に取り組むのだが。
これがまた一天先輩が死角なしの激強で。
毒も匂いでわかる、一瞬で。
で、実は＠衙内が一天先輩に囚われてるんで、それも助けなきゃだし。
とか言ううちにとんでもない事件が起きて。
もうてこも思わず
う・う・うそでしょ・・・
と唖然としたもっすごくひどい事が起きてしまう。
それは未来を明るくした男子ヨウちゃんに関する事なんだが。
これは皆も見て確認してほしい。
で、＠衙内のぱぱを処刑したらしんちゃんぱぱ＆小賢しく立ち回ってる7班メンを誘き出せるだろう、って事で＠衙内のぱぱが吊るされたり。
ぇ、おまい（しんちゃんぱぱ）居たなら、＠衙内も助けられただろうし、
ヨウちゃんだって助けられただろ！？
って言うしんちゃんの言葉もぱぱはガン無視で。
ついでに、＠衙内のぱぱまでぐっさりやって、
ほら、これで心配事なくなったろ？
などとほざく愛しいしんちゃんぱぱ。
もういろいろと突き抜けてて本作では優勝ポジだ。（てこの中で）
失敗を繰り返してた7班メンだが。
いいとこなかった＠衙内の渾身の裏切り茶番なども功を奏し、決戦の舞台は”一天さん結婚式”となる。
はずだった。
これも、ほんとは丁二の嫁になるはずの女子を、
おれの側室にする
とジャイアンの様な事を言って横取りしたのだ。
そんなジャイアン行動にも、媚びた笑いで答える丁二にはもはや何も期待しない。
1季ではそれなりなデキる感を醸し出してたが、2季では何一つやってない。
途中、丁二にずっと支えてた忠臣の悲しい最期もあって、丁二に対する期待も愛情も無くなってたてこ。
一天先輩をよしんば屠れたとしても、後任が丁二じゃぁ先が思いやられるなぁ、などと思ってた。
その辺も、憂なくきっちり始末をつけた神脚本だった。
で、本当のクライマックスはどこ？
これも一天先輩の凄さを見せつける流れで、
神などおらん
俺が神だっ！
って天下に知らしめようと祭事を行う事にするのだが。
それに討ち入る予定。
・・・
もっすごく真っ向勝負で肩透かしなんだが、基本は少年ジャンプ仕様なので曲がった事はしないのが7班メン。
クライマックスの肝は、
・一天先輩（西夏王）をやっつける事ができるのか
これ1点だ。
んーシンプルで佳き。
大宋少年志２てこが見た感想
ぃやぁ、良かった。
もっすごく楽しい時間をありがとう。
クライマックスは、それぞれがそれぞれの出来る事を懸命に取り組み。
一番頑張ったのは、やっぱり武芸が得意なチビ和葉。
倒れても倒れてもへこたれないその根性。
数年先には、もっともっと強くなるだろう、そんな未来を感じる有望なヤングへと成長している。
一天先輩のしぶとい事しぶとい事。
これも見てて嬉しかった。
さすがの神脚本も最後はわりとありきたりな月蝕などを使ってきたが。
最後に8班の意地を、俺らのした事だって実を結んだんだ、って言う涙のストーリー展開には、こう言った神がかり的なものが必要だったのかもしれない。
鶴たちが感動的だったし。
あの仕掛けを眠らせるのはもったいないしね。
ヨウちゃんも手助けできてよかった、よかった。（涙
他に例えばどんな手があるの？と聞かれれば、てこだって答えられないしな。
ただ、エピローグは余計だったと個人的には思う。
あんなに頑張ったし、未来あるヤングたちのこれから〜を想像したらきらっきらに輝いてるもん。
だからあの様なエピローグにしたのだろうが。
ここまでやって、無事に帰れる訳がないと言うか。
普通に考えて、あんな風に囲まれるのは百も承知だろう。
それでも、7班メンはその手立てさえも考えており、全て想定済みだった、ならまだ納得も出来る。
それか、西夏の将軍女子の援護とか、
しんちゃんぱぱが、実は秘密裏に軍隊背負ってた、とか。
まぁいろいろ考えたよね、脱出方法。
でも、そんなじゃなかった。
ちょっと荒ぶりたくなったのは事実だが、最後にしんちゃんぱぱが、
側室が身籠ったから、もうおまいの事はどーでもいい
と言い捨て馬で駆けて行った。
♡
最後までツンデレがすぎるしんちゃんぱぱで、全てOKになってしまった単純なてこなのだった。
・
・
・
1季ブロードキャスト当時は、皆お初の明星でヤング揃えた学園ものか、などと見始めたものだった。
しかし、蓋を開けてみると個性的なヤングが、友情・家族・ラヴを紡ぎながらの成長譚であり、
そのコアは”正義”だった。
その後４年の時を経て、あのヤングたちが実生活でも活躍し、その成長した姿を2季で見る事が出来た。
今回は、叔世代のあれこれが非常にフォーカスされており1季よりさらに家族、特に父子のさまざまな関わり方が紡がれていた様に思う。
いずれヤングたちがオトナになり親世代になった時に、彼らもまた多くの柵の中で暮らしている事だろう。
今だからこそ、何も疑わず信じて進んで行ける、という黄金時代の話でもあるのだなぁ、と感じながら視聴した。
3季も作れるポテンシャル。
まぁないだろうが、ほんとに楽しくてあっという間の27集だった。