中国ドラマ『君、花海棠の紅にあらず〜WinterBegonia』(原題・鬓辺不是海棠紅/鬓边不是海棠红)ドラマレビュー:其の6 エピローグ:堂々の完結編:語りたいことはあるのかい?【黄暁明/黄晓明ホアン・シャオミン】【尹正イン・ジェン】pickupイケメン【米热・汪汐潮・唐曾】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり

2023年6月14日

ご訪問ありがとう、てこブログへようこそ。
 
今日は中国ドラマ:原題『鬓边不是海棠红』(君、花海棠の紅にあらず)其の6 エピローグ:堂々の完結編:語りたいことはあるのかい?
を紹介するよ。
 
リアタイ勢が終了するのを待っていた。
今後はリアタイにかぶらないようにブログネタは考えねばな。
まぁ、てこブログはマイナーなのが多いし、日本に来るかわからんものが多いので、心配ナッシングかもしれんが。
 
ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!

鬓边不是海棠红てこが見た感想

完結編である。
なので、いきなり”てこが見た感想”である。
 
黄晓明を格別気に入ってる訳じゃなし、尹正も当時は未知の俳優である。
それなのになぜ見ようと思ったのか。
尹正の女形姿が非常に美しく、@覇王別姫を懐かしく思い出したからである。
覇王別姫と言えば張國榮(張国栄)レスリー・チャンである。
てこの心を長い事支え、今も尚てこの心をがっしりと掴んで離してくれないお人である。
 
正直30集くらいまでは、途中でお休みして張國榮モノを観る、というのを繰り返していたわけだが(@覇王の原作をもう一度読完しちゃいましたよ)だんだんと@ベゴニアに集中できるようになった。
前のめりになれる理由は3つ。
 
イー:架空だったりSFじゃない設定で、史実を割としっかり理解している時代背景
アル:圧巻の京劇舞台
サン:ふたりの行く末が心配でならない
 
非常にうまく作られており、特に34集の抗日タームからは心臓がもたないのでは、と懸念するほどほっこりしたり、悲しかったり、怒ったり、がせめぎ合う。
 
ふたりが背負っているものが、それぞれ違う、これは当たり前のことである。
違う人間なのだから。
ふたりが幸せになる未来が見えない。
犠牲の上に成り立つのならば、それはもはや幸せとは言えない。
 
ふたりが一緒なら幸せなのか。
そうではあるまいて。
時代の波にのまれた二人なんだろうか。
戦争が二人を分かつことが無ければ、彼らは幸せな時を続けられたであろうか。
そうではあるまいて。
 
そもそも幸せとは何なのか。
心の平穏とするならば、彼らはそれを手に入れたのではないだろうか。
一緒にいない、という選択をした結果、彼らには幸せな記憶だけが残るのであるから。
 
というような結論に達したてこである。
なので、てこは”ハピエン”としたが、もしかしたら”メリバ”かもしれない。
受け手の解釈によって印象が違うであろうから。
 
史実を知ってる側は、これから訪れる悲惨な出来事を思う。
日本による侵略、その後の文革。
文革は多くのアッパー階級や文化・芸術・有識人たちの未来を奪った。
決定的な状況に追い込まれた時に思い出すのは、お互いの事だろう。
”あの時いっしょになっていれば、、、”と考えるのはとうにやめたはずが。
だが、こんな時にも思い浮かぶのはあの人の事だけなのだ。
自分の選択は間違っていたのだろうか。
 
引きずってでも連れて行くんだった。
なりふり構わずすべてを捨ててついて行くんだった。
 
ぃや、もうすべては過去のことなのだ。
でも、最後に幸せな気持ちを思い出して逝ける事に感謝する。
などとエピローグを脳内捏造したてこである。
 
終わった後もなんやかんや徒然思う、スルメのような作品である。
 
終わってみれば、@程鳳台はもはや黄晓明しか考えられないし(ちょっとは考えるけどね、あの人だったら、とか)尹正の@商细蕊に至っては、今後この役柄を払拭できないのでは、などといらぬ心配をしてしまうほどの演じっぷりであったと思う。
黄晓明はもうすでに大スタアで、心配はナッシング。
尹正は、出来る事なら”プロモドラマ”できらきらしたラヴとかではなく”男のロマン”的なやつとか、武侠とか無双とか、ジワる人間模様ものとかやってほしい。
本作で大ブレイクなので追いかける方はたくさんいるだろうが、てこも陰ながらひそやかに見守ろうではないか。

鬓边不是海棠红てこ監修pickupイケメン

@范涟 米热 

マダム湘子の弟、のほほんとしたぼん。
子供出来た時は多くの方々の憎しみの対象になったであろう。
お姉さまとは違いオサレさん、↑のスカーフと共布のポケットチーフスタイルは17世紀におフランス宮廷スタイルである。
さすがのアッパー階層である。
1991年7月20日生まれの29歳、179㎝、65㎏。
上海戏剧学院2010级表演系卒業。
@半妖傾城(記事は気長に待ってほしい・視聴中)

@姜登宝 汪汐潮 

姜老爺子(梨園行會會長)のだめ息子。
必要悪要員、ドラえもんとこのスネ夫みたいなもん。
「ウチのパパすごいんだからっ」って言うぼん。
非常に可哀想な退場劇、ナレ死にさえなってない悲しみよ。
生年月日は未公表、歳よりもっふの毛玉が気になるてこである。
182㎝。
北京中视影校卒業。
@蜀山战纪(記事は気長に待ってほしい)に出てたらしいけど、全く記憶にない。
@凤弈(記事は気長に待ってほしい)これは知ってる。
めちゃヤなヒール役である。

@曹贵修 唐曾

曹司令の息子。
本土中華でも大人気で、なんと主角のおふたりを凌ぐ人気だとか。
日本でも最初の”エアダンス”ではキモってなってたはずが、いつの間にか気になるあいつへ昇格。
黒子さんとの入浴シーンはとても話題となる。
とにかく本土中華でも恐ろしいほどの弾幕で肝心の映像が見れない案件続出であったらしい。
1985年10月13日生まれの、35歳、180㎝、75㎏。
上海戏剧学院卒業。
傅晶さんと結婚してるとか、してないとか。
それより、超富士額(ふじびたい)、福が多そう。
@骊歌行に出てるらしい(未視聴)

鬓边不是海棠红 其の1~其の5まで

語りたいことは山ほどあったはずなのに。
マダムたちの髪型のことや、師匠世代の四天王の事などである。
あ、あとイラストすてきだったよね、その辺のことも書きたかった。
 
しかしながら、日々時間は流れ。
あの恐ろしい季節「夏休み」がやって来た。
そう、夏期講習である。
毎年死亡が確定している案件である。
ほぼ休みなしの1か月は中華なイケメンに癒してもらわねばならぬ。
Newカマーを探すライフスタイル、そして備忘録に記す、この日常を取り戻さねば。
なのでこの辺で完結である。
 
この長いシリーズを読んでくれた方々に感謝する。