中国ドラマ『山河令』(天涯客)ドラマレビュー完結編:胸熱なブロマンス”你身上有光我抓来看看”【龔俊/龚俊ゴン・ジュン】【張哲瀚チャン・ジャーハン】【李岱昆・範津瑋/范津玮・魏哲鳴/魏哲鸣】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり

2023年8月15日

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今日は中国ドラマ『山河令』(天涯客)完結編を紹介するよ。
其の1其の2も読むがいい。

大好評のうちに全36集で完結 「Youku」の独占配信で、Youkuにとっては久しぶりのメガヒットコンテンツになったのでは。
中華は、外資サイト(ネトフリ、アマプラ、Huluとか)が参入できない代わりに、中華資本の配信プラットフォームが林立し、各社が非常に激しい競争を展開している模様。
「山河令」のような独占配信のWebドラマがヒットすると、配信プラットフォームに大きな利益をもたらす。
最速で見るには課金なわけだが、3元(50円くらい?)とはいえ潜在会員は億単位だから、すごない?
もちろん「彩蛋」(おまけ映像)見るのも課金っすよ。

さらに「山河令」は商業価値が最もあるコンテンツの1つにのし上がってる。
特に龚俊なんかはいきなりトップ10入りの大ブレイク(よかったね💛)

公式グッズ(CDとか)は予約受付中というステータス。
クラウドファンディングに近いやり方で、目標金額に予約額が到達したら商品化が実現するシステムのようだ。
もちろん、すでに目標の10倍以上の金額が集まってる模様。
小道具レプリカにいたっては、目標更に上回り130倍集まってるらしい。
因みに小道具とは、老温の扇子と瑠璃甲アクセ、欲しい人いっぱいいそうである。

中華エンタメは著しくデジタル化していると実感する今日この頃である。

ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!

山河令クライマックス長明山

きたーーーーーーーーっ👍
1集から長らくお待たせしたけど、リーサルウェポンとして登場👍
不整脈ドキッ💕
釘を抜いた甲斐があったキレッキレ殺陣を見よ。

おれ、来たったで💛やっつけたったで💛

↓周りに散ってる金色が”字”なんだけど、なんか意味ありそう、わかんないけど。
六合神功極意であろうか?命をもって命をつなぎます、、、みたいなものだろうか?

聴覚がなくなってる阿絮にいっぱい話しかける老温に涙涙である。
阿舒がようやく目を開けたとき、フライング気味でカタルシス頂きました。

生き残る方がつらい。師兄ならそっち引き受けろ

ね?こんな言葉はやっぱり武侠だろう、とてこは思う。

こっからは「彩蛋」映像である。
長明山で向かい合うふたり。

老温のバックには光が。↑
これはもしや↓とセットなのでは!?

你身上有光我抓来看看

涙涙ポイントである。
老温にとって阿絮が光そのものであったように、阿絮にとっても、また、老温は光なのだと。
そうゆう事ですね?
くぅーーーーー、ありがとう、ありがとうございます👍

山河令てこ監修”イケメン備忘録”

1位【龚俊】(しかも配音が王凯💖であったことも明記しておかねば)
2位【張哲瀚】
こちらは『山河令』 其の1 で紹介済なので、その他のランクインを紹介するよ。

蝎王【李岱昆】

てこ調べによると、彼は当初温客行をやる予定だったらしい。
アンラッキーにもほどがあるね、老温やってたら、、、って本人も悔しいだろうねぇ。

1992年7月4日生まれ28歳、180㎝。
「玄門大師」(現在視聴中なので記事は気長に待ってほしい)
「芙蓉訣」(現在視聴中なので記事は気長に待ってほしい)
「千门江湖」(途中リタイヤでもみあげに笑った記憶がある)
同時視聴どんだけあるん?笑

大巫【範津瑋/范津玮ファン・ジンウェイ】

1993年5月21日生まれ27歳、181㎝。
「九州缥缈录」(現在視聴中なので記事は気長に待ってほしい)
「谁说我结不了婚(結婚できない)」
「心动的瞬间」

景北渊(七爷)【魏哲鳴/魏哲鸣ウェイ・ジャーミン】

1990年5月23日生まれ30歳、183cm。
「下一站是幸福 (働く女子流ワタシ探し)」
「完美先生和差不多小姐 (Perfect And Casual)」
「我好喜歡你(I really like you)」

七爺と大巫はどうやら「天涯客」公式CPで”老夫婦”と呼ばれてるらしい。
実に奥が深そうなBLワールドよ。

ドラマでは存在感は空気だったが、天涯客では重要なポジションの様だ。

山河令てこが見た感想

まぎれもない”武侠ドラマ”である。

”武侠”の”侠”とは、己の心情に則って正義のために行動しようとする精神である。
その正義を表す方法が武術であるというのが”武侠”である。
武侠とは、義侠であり、忠義でもある。
そうゆう精神がしっかりと根底にある限り、それはどこまでも”武侠ドラマ”であると言える。

かれらが大人だという点もよい設定だと思う。
出会うまでに、それぞれが苦渋の経験をしている大人ふたりと対照的なまっさらなヤング神木。
生きる意味が復讐という男、何も考えずにあと3年いきれればいいという男、ダメな子と言われてるがポテンシャル大の伸びしろ期待大の子供、この3人の対比バランスが非常に良い。
武侠にはこの”若者育て”という重要ポイントも欠かせない。

さらに武侠には欠かせない、一癖も二癖もある一筋縄ではいかない変人達人が大勢いて、それもかなりの顔ぶれなのに総合出演時間1分とか2分とかざらであった、ある意味破格。
アクションもクンフー映画ほどではないにしろ皆それぞれかなりの腕前で”ばえ”てたし、武器も軟剣やら扇やら鞭やら暗器やらで多彩。

こうゆう武侠としか思えない作りにブロマンス要素はどんどん薄れていったように思う。
勿論「天涯客」からの淑女方は違う観点で見てらっしゃると思うが。
てこには武侠で義侠に感じられた。

てこ調べによると、プロデューサーが主役を選ぶ際、
①未婚
②両主役を演じる役者の年齢は27~29歳
③人生経験と役者としてのキャリアを持っている
④未婚であること交際相手がいない
という4条件を挙げていたらしい。

実に愚かな観点による選抜基準だ、的な物議があったらしいが、てこは同意。
いろいろ妄想する際にリスクは極力排除した方が妄想に力が入るし、特に④は非常によいステータスだと思う👍

中華なエンタメは進化が早く瞬く間にアップデートされる中、記憶に残る作品とはいったいどんなものになるであろうか?
そんな事を考えながら「久々にガチな武侠を見たい」と切に思うてこである。