中国ドラマ『河神 -Tianjin Mystic-』(原題・河神)ドラマレビュー:沈められた真実を暴け!【李现/李現リー・シエン】【张铭恩/張銘恩チャン・ミンエン】【康恩赫カン・エンハー】【唐以诺タン・エヌオ】キャスト情報・感想※ネタバレあり

2021年10月4日

ご訪問ありがとう、てこブログへようこそ。
 
今日は、中国ドラマ『河神 -Tianjin Mystic-』(原題・河神)ドラマレビュー:沈められた真実を暴け!、
を紹介するよ。
 
確か3〜4年前くらいに見たと思う。
これが日本上陸→U-NEXT配信→BS放送。
割と最近(1年前くらい)に続編の「河神2」を見たし”ブログ書くか”って事で、記憶も曖昧なので追い1巡しました。
 
改めて見直すと、いろんな気づきがあって面白い。
例えば、李现の相手役の女①は当時はお初だったけど、最近見た映画「陰陽師~二つの世界」侍神令の”チーム式神”の中で一際輝いていた@雪女を演じてた王紫璇ワン・ズーシュエンである。

スポンサーさえつけば、スピンオフもいけるんじゃね?ってほどのお美しであったが。
本作では李现演ずる@郭得友の幼馴染の”妹以上恋人未満”の役柄を嫌味なく好演している。
 
他に@魚四の陈剑は「怒晴湘西」に出てたな、そういえば見たけどブログ書いとらんなぁ、とかいろいろ思い出した。
本作では”記憶に残るモブ”として存在感をアピールできたと思う。
 
ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!

河神 -Tianjin Mystic-ってどんなドラマなん?

一瞬”中華なウォーキングデッド”なん?と思うが、
↑の二人がバディを組んで謎究明、悪をやっつけるドラマである。
 
左:李现演ずる@郭得友。
  水死体処理隊の隊長、”小河神”と呼ばれる。(師匠は”老河神”の郭淳)
  水中では無敵・無双設定。
  煙で死者の遺言的なものを見たり感じたりできる特異体質。
 
右:张铭恩演ずる@丁卯。
  大きな海運会社の御曹司でありながら、ドイツに留学して法医学を学んだ変わり種。
  物語の冒頭で、彼のパパの水死体が川から見つかる。
 
100体もの水死体が上がるとか、死者をあやつる虫とか、オカルト風味が漂うのだが。
ウォーキングデッド化したときは、「そんなんじゃダメ!頭つぶさないとっ!」とか思ったりもした。
が、実はオカルトじゃなくて、れっきとしたサイエンス(ウィルス)だったとか。
「ぇ、この人じゃね?」みたいな人があっさり死亡退場とか。
と、次々とてこの推理が外れるという、、、。
 
あと、幽閉されてる謎の人物がいたり。
この幽閉人が目隠しされている。
で、割とどうでも良い話なのだが、目隠しされた危険人物といえば@安部公房の「壁」という本があるのだが。
「壁」の場合は、じっと見つめると、お腹の中にその景色が吸収されてしまう、という話であるが。
これはちょっと似てるけど違った。
 
話を戻すと、
ウィルスが諸悪の根源なのだが、このウィルスに罹患したものたちが始めた宗教団体が”魔古道”である。
スーパー抗体を持つ”聖童”なる赤子を掌握し、この世を支配しようと企んでる。
そんな原因となる事実を突き止めて、さらにその悪団体と対峙する、ってのが本筋である。
 
物語の肝は
イー:聖童は誰なん?
アル:魔古道との対決
 
と、至ってシンプル。
これなら24集でも回収できそう、とか思ったら間違いなのであるよ、みなさん。
 
ところで、このドラマ。
衣装やセットが新鮮だが、なぜか懐かしくも感じる。
「はいからさんが通る」by大和和紀
袴にブーツ、軍服、こんなのを思い出す。
御曹司の@丁卯とか、有力者の娘なのに新聞記者をしてる@肖蘭蘭なんかはもろこんな感じの大正ロマン風。
↓@顧影は非常に個性的で、頭に鳥の巣みたいな枝をのせてたり、いろんなもんのせてる。
彼女の養母役の@张神婆(苇青)もいろんなもんのっけてた。
まぁ、大正と同じように、ハイカラなひとはハイカラだけど、置いてけぼりの人は置いてけぼりだし、こだわりのある人はこだわり続ける、みたいな感じであろうか。
街並みは↓こんなかんじ。
近代の東洋と西洋が入り混じった混沌の街・天津が舞台である。
レトロだけど洒落ていて、全体的にミステリアステイスト漂う作りとなっている。

河神 -Tianjin Mystic-てこ監修”イケメン備忘録”

小河神な男子@郭得友【李现/李現リー・シエン】

ちーこ命の時に師匠の老河神に引き取られ育てられた。
体が弱くタバコなど吸えないのに、煙を吸うと死者のあれこれがわかってしまうため、煙を吸っては倒れる、という萌え設定である。
病弱なので、師匠の作る薬湯に毎朝浸かるという、これまた萌え設定。
萌え✖️萌え=すんごい萌え、である。
クールではなくて、どちらかというとお調子者な性格で、地に足がついてないフラフラした感じと、モヒカンドレッド姿やニッカポッカスタイルのパンツ姿と、中の人李现が元々持ってる軽薄なかんじ(失礼・ぺこり)が良い塩梅にマッチしている。
そんなふらふらした感じが、ここぞっ!ってときは無双だったり、頼りがいのありそうな漢の顔になるギャップ萌えである。
萌え✖️萌え✖️ギャップ萌え=とてつもない萌え、である。
彼がキャスティングされた時点で既に勝ち確なのではあるまいか。
ぃやぃや、やはりいくらキャストがよくとも脚本ありきです、最近特に思う。
個性的なコスチュームとモヒカンドレッド姿がずば抜けてっゾ。
ありそでない、いそうでいない、この感じ。
1991年10月19日生まれ29歳185cm。
北京电影学院表演系卒業。
剣王朝〜乱世に舞う雪〜」「ダイイング・アンサー〜法医秦明」「Go!Go!シンデレラは片想い」

法医学な男子@丁卯【张铭恩/張銘恩チャン・ミンエン】

家業を継がずドイツで法医学を学んだ御曹司。
結構化学的な見解を持ち現実主義の彼は、直感型の小河神と良いコンビ。
お互いを補うあう感じだね。
途中、敵対する肖家の令嬢、蘭蘭と良い感じになるも、為さぬ仲のために泣く泣く別れる羽目になる。
そん時の
「心の中に伝えたい言葉がある、それを言いたいが、言えない」(極訳・ぺこり)はちょっぴり”ぐっ”と来た。
↓彼につきそう使用人@魚四(陈剑)がまたいい。
彼のことは覚えておいてほしい。
1995年5月6日生まれの26歳、182㎝、70kg。
中央戏剧学院卒業。
「老九门」に出てる。↓とっても美形。

教祖になりたい男子@連化青【康恩赫カン・エンハー】

とりあえず配音がやばいw
配音と役柄が一致し過ぎて怖いくらいである。
 
で、このお方が”魔古道”で天津、いずれは世界を征服しようと目論んでる男子である。
土笛みたいな羽音のする笛で、Gみたいなキモい虫を操ったり、阿片でラリったりしてるわけ。
そのラリり姿が妙に艶っぽい。
美形でなければ出ない妖しさ、である。
薄ーい唇がチャームポイントである。
1985年10月04日生まれの35歳、180㎝。
北京电影学院卒業。
「开封府传奇(開封府)」に出てる。

番外編:サザエさんな課長@付来勇【唐以诺タン・エヌオ】

サザエさんみたいな髪型の警察官。
シリアスな場面を和ませ要員。
彼はシーズン2にも出てるのでお楽しみに。
1982年6月28日生まれの39歳、174㎝、58kg。
「我的媳妇是女王」なかなか泣かず飛ばずの苦労人のようである。

河神 -Tianjin Mystic-てこが見た感想

男主格の@郭得友と師匠の@郭淳は水死体処理というものの、実の所そんなビシネスライクな感じではなくて。
水死人を引き上げるだけでなく、その魂を祀り鎮める、ある種の専門家といって良いだろう。
↓彼らの住まいには廟があり、そこには泥人形が祀られている。
この”泥人形”とはこの民国時代には非常にポピュラーなもので、屋台などで多く売られていたようだ。
反面、願い事や、誰か(何か)の身代わりとしての意味も持つ用途もあったようである。
 
例えば、子供のいない夫婦(もしくは子供を亡くした夫婦)が子供の代わりに泥人形を祀る。
何事もなく1年が過ぎたら、その人形を店へ返し、今度はひとまわり大きくなった泥人形を受け取る。
お金に余裕のある暮らしができていれば、毎年更新してゆく。
夫婦は日々、泥人形たる子供に話しかけ、泥人形は日々、ぱぱんとままんの話を聞き、暮らしぶりを眺める、という訳である。
 
小河神は煙を吸う事で、死者である”泥人形”から遺言であったり、死ぬ間際のことであったり、悔しかった事楽しかった事であったりを感じることができるのだが。
 
実はこのドラマの命題は、命に対する尊厳は死者にもあるべきであるし”生と死”とは隔てられているようで実は同じ空間なのである、ということではないかと感じた。
 
加えて、ぼんぼん&お嬢の大正ロマンスタイルと対照的な主角CP(郭得友&顧影)の民族的なヘアスタイル&衣装という対比が、”リアルと虚構”を表現していると考えられる。
ここでもまた、上記の”生と死”と同様に”リアルと虚構”とは隔てられているようで実は紙一重の重なりなのではないか、ということを表現したかったのでは?などと思うのである。
 
が、しかし
終われてないんですけど?キレイに終わってくださいよ?なのである。
、、、。
今はシーズン2視聴済みだから、余裕ぶっこいてますけど。
当時は荒ぶりましたとも、ぇえ、そりゃもう。
ぇえええ!?っていうどんでん返しとともに、こんないけずなラストとは。
しかも随分と待ちましたよ、すぐならまだしも、かるく2〜3年。
でも、みんなはすぐ見れるね、次シーズン、いいな!
 
1季終、2季へ続く!