中国ドラマ『龍珠伝~~ラストプリンセス』(原題 龍珠伝奇)ドラマレビュー:ゲス時代明王朝ラストプリンセスと康熙帝の恋。男主は「聴雪楼」の【秦俊杰チン・ジュンジエ】むくわれない枠は【茅子俊マオ・ズージュン】【韓承羽/韩承羽ハン・チョンユー】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり

2023年2月14日



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今日は中国ドラマ「龍珠伝~ラストプリンセス」(原題 龍珠伝奇)を紹介するよ。

ファースト男/康熙帝:秦俊杰チン・ジュンジエ
セカンド男/李剣卿:茅子俊マオ・ズージュン
女主/易歓:楊紫ヤン・ズー

楊紫は「霜花の姫」でも若干イラつかせていただいたが、本作でも安定のウザさ(失礼・ぺこり)を醸し出している。

秦俊杰チン・ジュンジエは、恐らく本作が古装ファーストデビュウだと思う。
本作後「聴雪楼」では堂々たるファースト男を熱演、大いにイケメンぶりを発揮している。
例のごとく、記事は気長に待ってほしい
中文で見たが若干曖昧なところもあり、割と最近日本語字幕が見れるようになったので、見直したら記事を書こうと思う。
そうなんです、意外とてこはまじめなところがあり、記事を書く時は、必ず”追い一巡”をする。

茅子俊マオ・ズージュンは言わずと知れた”セカンド男プロ”である。
「麗王別記」(記事は気長に待ってほしい、またか、笑)でも思いきりの良い闇落ちぶりを熱演している。
本作でも安定のむくわれない男子ぶりを発揮している。
あと「四大名捕」にもでてたな。

ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!

龍珠伝ってどんなドラマなん?

前回「皇帝の恋」に続き本作も康熙帝モノ。

史実と照らし合わせると、玄燁(康熙帝)はわずか8歳で即位。
実権は4名の輔政大臣 蘇克薩哈、索尼、遏必隆、鰲拝が握り、大臣らは牽制し合い呉三桂とも対立。
康熙帝は鰲拝の専横を憎み、密かに親政を企み良き国にしようと考えていて、女にかまってる暇は実際なかったと思われる。
後に康熙帝は治世で清朝の黄金期を築き明君とあがめられることとなる訳だが、本作は親政を始めた頃のお話し。

因みにちょいちょい干渉して最後までこじらせる、おばあさま孝荘文太皇太后はユアル(「皇后の記」記事は気長に待ってほしい)である。

ゲス時代明朝については、張震様の「ブレイド・マスター」「修羅 黒衣の反逆」で熱く語っているのでぜひ読んでほしい。

題名になっている”龍珠”とはなんと皇帝の涙だと言う。
皇帝、要するに康熙帝の涙が龍珠ということになる。
しかし古より皇帝は簡単に涙を流さないという、なんとも無茶苦茶な話である。
退位したらもうお薬にならんの?笑
皇帝を神とも言えるほど崇め称えるのは、まぁ目をつぶるにしても、本人は自覚すべきだろ?といつも思う。
”自分は神ではないし、お腹もすくし、嫉妬もするし、風邪もひくし、悲しいと普通に涙出る”って事を。

まぁ、それは置いといて。
でその龍珠が、楊紫の頭痛を治す薬、ってことで↓これである。
意識不明の楊紫に口移しで龍珠入りお薬を飲ませる。
脳内補正スキル発動で楊紫をてこに置き換える💖

正直45話くらいまでは女主がウザすぎで見るのが苦痛。
良く言えば天真爛漫、言い方変えれば我儘で自分勝手。
これは彼女が悪い訳ではなく、育て方に問題があったと思う。
自分が実は明朝ラストプリンセスだと自覚していれば、もう少し責任感を持っただろうし、
宿命・責任・自制から皇帝と恋に落ちるようなことにはならなかったろう。
ウザさがなかったら普通に悲恋バナであるわけで、切なくなれたはず。

話はそれるが、ちょいちょいいらないエピソードが入るのは(花魁決定戦とか)本作に限らず中国ドラマあるあるだが、その尺使ってフラグ全回収してほしいと、切に願うてこである。

話を戻すと、45話過ぎから銅箱鍵探しも佳境に入り、密偵問題などでストーリーは意外にも面白くなってくる。
明残党グループの面々がメチャ強なのもかっこえぇし。
いろいろとバレて”結局女はどっち取るの?”問題も佳境へ。

ここで言っておきたいのはラスト2話の康熙帝のダサさである。
アムロレイ問題意外たいした失敗はなかったのに。
”オレは天子だから、ぜーんぶオレのものにしたい”的なかっこ悪発言は一体どーゆーことか?

セカンドの茅子俊マオ・ズージュンが脚光を浴びる展開はなぜなのか?
まぁ、てこもじわっときちゃったけどね、、、
最後の最後までどっちつかずの楊紫だった。

龍珠伝てこ監修”イケメン備忘録”

康熙帝:秦俊杰チン・ジュンジエ

劉愷威ハウィック・ラウの康熙帝ぶりはイヤだったのに、こっちの康熙帝はイヤじゃない不思議。
単なる好き嫌いだと気付いた、笑。

なんでそんなに楊紫が好きなん?案件だけが残念だが、皇宮の妃たちと全く違う女っぷりに骨抜きにされちまった、と嘆くしかあるまい。
そんなことはほっといて政治をしっかりやんなさい、とユアルと同じ気持ちのてこであった。

良きかな、良きかな💕
美しき康熙帝。
眉間に寄せる皺に潜みたい💕
暑い時期の撮影だったようで、頭皮にうっすらと汗の粒が浮かぶ場面が何度かあった。
汗を吸い取りたい💕
小顔であることにお気付きか?
楊紫のが大きい事実。

1991年生まれ、180㎝、65㎏。
ちょっと細い感じもするけど、中国俳優さんはみんなムッキムキだから、脱いだらそれなりの筋肉があるのやも(見たい、、、笑)
若干しゃくれ気味がよい💕
ゴンズーもだがこの系統の顎ラインがてこ好みなのでは?と最近気付いた。
↓は「聴雪楼」
体が弱い設定でいつも”ごほっごほっ”って咳してて、もう堪らない儚さ💕
琅琊榜」「風中の縁」の胡歌、「晩媚と影」のゴンズーに負けるとも劣らない儚さぶり。
彼は辮髪よりこっちのがお似合い。
願わくば乱れワンレン姿を拝みたい。
今後を大いに期待したいイケメンである。

葉黙声:韓承羽/韩承羽ハン・チョンユー

完全なモブ扱い、、、と思ったのにねぇ。
最後に見せ場があって良かったけど。
「聴雪楼」見てて”なんか見たことあるけど、なんだったかなぁ”と思ってたが、こんなとこにいたとは。
やっぱり本作でも兄弟子役。
やっぱり本作でも横恋慕役。(しかも秒でフラれ撃沈・しかも2回も)

新作「花様衛士」にも出演。
このまま脇キャラ専街道かもしれない。

聴雪楼
花様衛士

龍珠伝てこが見た感想

、、、、、、、。
沢山の中国時代劇を見てきたがここまで無責任なラストは初めてかも。
その後の明残党の近況が全く分からず状態。
死んだのかさえ分からない。
なんですのん?あの遺品?
師姉たちはどうなったん?
銅箱と鍵問題はどうなったん?
ちょっと、ほんとに納得いかない終わり方なんだけど。

結論として、、、
打ち切り、だったとしか思えない。

まぁ、でもてこは一応考えましたよ?
彼女は結局自分が明朝ラストプリンセスだとは知らないまま(大師兄もね)だったが、戻ってその事実を知る→自分の出自を知り、やはり康熙帝と結ばれることは許されないと悟る→康熙帝を愛した自分を忘れて欲しい→死を装い別れを告げた。
って感じ。

どや?これでいいよね、、、?