中国ドラマ『聴雪楼~愛と復讐の剣客』(原題・听雪楼)ドラマレビュー:梅長蘇@琅琊榜を思い出す、病弱な男子【秦俊杰チン・ジュンジエ】やんちゃな師兄【趙東澤チャオ・ドンザァ】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり

2022年2月18日

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今日は「聴雪楼~愛と復讐の剣客」(原題・听雪楼)を紹介するよ。

原題は「听雪楼」
副題、、、苦笑

男主は秦俊杰チン・ジュンジエ
「麗王別姫」の弟役を経て「龍珠伝」でファーストからの本作。
本格的武侠劇の主役は初めてではなかろうか?

割と若めのイケメンもどきが大挙してるが、残念ながらてこが注目すべき若手はいない模様。
ただ、次々とNEWキャラが出てくるので(次々退場、笑)退屈はしない。

特筆すべきは、女主が不快じゃない奇跡である。
第一に終始”むすっ”としてて無口でうるさくない、これ重要。
第二に女には珍しい脳筋属性だから”珍種”で、真っすぐである。
嘘をついたり、か弱いふりもしない。
実に好感の持てる女主であった、褒めてあげたい。

ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!

聴雪楼ってどんなドラマなん?

武侠劇と銘打っておきながら宮廷ドラマばりに悪女が暗躍する物語である。

白帝の三人の弟子
青嵐[韓承羽]ハン・チェンユー(てこブログでは大兄さんと呼ぶ)
青羽[趙東澤]チャオ・ドンザァ(小兄さん)
舒靖容[袁冰妍]ユエン・ビンイエン(靖容or女主)
要は三人の弟子の恋模様を描いた物語である。
この宗派は一体何を教えてたんだか。

本筋は男主蕭憶情[秦俊傑]チン・ジュンジエと靖容のラヴラインなのだが。
靖容を多分好きな大兄さんを好きな悪女①明河[袁澧林]アンジェラ・ユンのラヴライン。
憶情を好きな悪女②小苔[林源]リン・ユェンを好きな小兄さんのラヴライン。
悪女①②のラヴラインがひどすぎた。

悪女①月組マスター
悪女②

この悪女①②がストーリーを引っ張るわけで、、、。

親世代からの因縁やら恨みやら生い立ちやらを描き、男主の憶情が廃れた雪組を立て直す。
女主靖容は江湖で一人臥薪嘗胆、功力も高め剣術もマスターし雪組に入社。
このストイックな男女が織りなすストイックストーリーを期待してたわけだが。

悪女①は大兄さん欲しさに記憶消す、他もろもろ悪事を繰り広げ。
悪女②は憶情の嫁になれないなら、雪組もろともふっとばす、って息巻き、他もろもろ悪事を繰り広げ。
って、ぅわー、引くわ、ほんとに、ウザっ。

最終目的が恋愛成就っていう、なんとも志の低い流れが悲しい。
物語は○○編みたいな感じで解決したら次のイベント、って流れで進むのだが、その度にNEWキャラ登場で、またカップリング、~からの退場。(死亡退場の多いドラマであった)

”仕事ぶりはクールで案件即決、でも愛する女の事になると苦悩する”って本来ならば文句なしの萌えポイントが、ほかのラヴラインが多すぎで低俗な為「お前も愛がそんな大事なん?お前もかっ!」って腹立ちポイントに変換されてしまう悲しみよ。

ヒロインは最後自分が鍛錬して培った内力(武術)と引き換えに憶情を救うのだが、
(ヒロインのお父さんは血魔といって何とかいう剣術もなんかすごかったっぽい、習得には大変な苦労やリスクもあり、ようよう取得したって下地があれば尚よい)
本来ならそれは”涙涙るいるいポイント”になるはずである。
だって”義”はてこの大好物だもの。
それもこれも、周りが愛だの恋だのうるさいからよ。
もったいない、実にもったいない話である。

聴雪楼てこ監修”イケメン備忘録”

病弱男子 蕭憶情:秦俊杰チン・ジュンジエ

男主は①怪我②病気③魔関係、で”苦しみモード”発動がセオリーと以前も書いたが、本作は②病気でほぼ全編にわたり”苦しみモード”で血をいつも吐いてる。
”聴雪楼”はその名の通りなぜかいつも雪が降ってる。
雪背景で毛皮マントの青白い男、と言えば梅長蘇@琅琊榜だろう。
唯一異なるのは、梅長蘇は自分で戦わず戦闘担当は飛流クンだったが、憶情は自分で戦える。
しかも豪剣客設定、戦闘後は必ず「ごほっ、ごほっ、、、」と2回咳込むのがお約束。

寒病とやらを幼き頃から患ってるらしいが、今でゆう喘息みたいなもんか?
でも毒とか言ってるし、やっぱ梅長蘇と同じ寒毒か?
そのうえ、”恋に苦しむ毒”とやらまで飲んでしまって明日をも知れない命。
病が悪化して、お約束の咳2回が吐血に変わった。
ずーっと顔色も悪いまま。

コンディション最高の憶情の剣術が見たかった。
そう思う淑女も多いはず。
弱弱しい姿ばかりじゃさすがに恋慕しきれない。
憶情は、もっともっとかっこよく描かれるべきであるし、そのポテンシャルもあるはず。
実にもったいない。

大事な事忘れちゃった大兄さん:韓承羽ハン・チェンユー

おバカさん。
スパイの悪女①に引っかかって、師父も殺されたのに記憶喪失。
思い出しそうになるも悪女②の鍼治療でまた忘れちゃった。
スパイ&仇と知らず「君を守る」とか言ってるおバカさん。

龍珠伝」でも微妙な配役。
↑これだけ見るとふつーにイケメンだけどね?
「花様衛士」にも出演してるけど、どうかな、まぁ、見守ろうか、笑。

悪い女を好きなっちゃった小兄さん:趙東澤チャオ・ドンザァ

おバカさん②
ほんと白帝さん、弟子に何を伝授した?笑
好きな女の為に雪組のトップになる(宝塚みたい、笑)って思考回路がほんとおバカさん。
悪女②は、てこは数多くの悪女を見てきたがかなりの高得点、悪女殿堂入りか。
たいして可愛くもないのに、好きになってもうて、、、
免疫が無さ過ぎたうぶなおバカさん。

思い出したけど、彼も「麗王別姫」出てたよね?
ハーンを裏切った子だよね、たしか?

ダークな感じの方が似合うのかも?
現代劇で無精ひげ頭ぼさぼさ刑事とかいいかもね。

聴雪楼てこが見た感想

このドラマで唯一てこが泣いたシーン。
↑南楚(張天陽)退場の時である。
まさに”義侠”、これぞ”義侠”。
てこが欲するものである。
カモン義侠!
モア義侠!

琅琊榜でバスタオル片手で泣きまくったのは、まさしくその世界。
その世界を期待したてこを叱りたい。
見てみなきゃわかんないもんだね。

でも、そうは言えど割と飽きさせないで最後まで見れたのは、宮廷劇を最後まで見てしまうマジックと同じかと。
悪女はどこまでも悪女でひどいことしまくるから、天罰下るまで見ないといけないくらい腹が立ってる訳よ。
ヒロインが幸せになるとか、そーゆーのは割とどうでもよくてね。
その点から見ると、このラストは全然不十分。
悪女①②はもっともっと悲惨な最期にすべきであった。

映像も衣装もアクションも申し分ないクオリティだったと思う。
ストーリーも素材もポテンシャルは十分だったのに、愛憎モノにしてしまって本当に残念である。

聴雪楼を視聴するには?