中国ドラマ『君、花海棠の紅にあらず〜WinterBegonia』(原題・鬓辺不是海棠紅/鬓边不是海棠红)ドラマレビュー:其の1~其の6 までまとめたよ:【黄暁明/黄晓明ホアン・シャオミン】【尹正イン・ジェン】【雷汉・张弓・檀健次・李泽锋・米热・汪汐潮・唐曾】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり
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中国ドラマ:原題『鬓边不是海棠红』邦題:君、花海棠の紅にあらず、英題:WinterBegoniaであるが、先日BSでの放送が終了した。
皆様方におかれましては、さぞさぞロスに苦しんでおられる事であろう。
てこもそうだった。
呟きでは@ベゴニアFCやら@商さんのBDなんかで盛り上がってるけど、人見知りなてこはいっしょに泣いたり、祝ったりできるはずもない。
で、ロスを解消すべくブログを書き綴ってきたわけだが、リアタイ終了を待ち先日とうとうフィナーレ其の6を迎えた。
今日はご訪問してくれる方々が見やすいように其の1から其の6を1記事にまとめた。
張り付けただけだがね。
この方式で@陳情令と@山河令もまとめるとしよう。
張り付けただけだとアレなんで、最後には「おわりのことば」を追記した。
ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!
目次
『鬓边不是海棠红』其の1プロローグ:まずは題名から紐解いていこうか?
『鬓边不是海棠红』其の2chapterⅠ:京劇の完成度を検証してみようか?
『鬓边不是海棠红』其の3chapterⅡ:いぶし銀CP徹底検証《齐王爷&宁九郎》そこに愛はあるのかい?
『鬓边不是海棠红』其の4chapterⅢ:陈纫香&杜七pickup他、圧倒的ハイセンス衣装美術
『鬓边不是海棠红』其の5chapterⅣ:衝撃のラスト、そこに愛はあるのかい?
『鬓边不是海棠红』其の6エピローグ:堂々の完結編:語りたいことはあるのかい?
『鬓边不是海棠红』おわりのことば
まずは、よく日本に入ってきたなぁ、である。
最初に見た時、直感が言っていた「これは来ない」と。
抗日タームの描かれ方に非常に悪意を感じた。
それまで一貫して緻密な作品作りをしているのに、カタコト日本語であったり、ひどすぎる歌舞伎。
和服の着付けで確信したのは「おちょくってる」である。
そうこちら側の、右とか左とかの問題ではなく、アチラ側が日本に出す気などないのでは?
と思ったわけである。
それでもこうやって上陸したのは、金になる”中華なエンタメ”、そして追い風の”ステイホーム”で市場拡大、競争が熾烈きわまるVOD業界がほっとくわけないからであろう。
中華には外資が介入しない独自のプラットフォームが乱立しており、独占で配信し各国に権利を売りさばくシステムである。
そうやって紐解いて考えてゆくと、「抗日ですけど?それでも買うでしょ?権利」的な上から目線であることは否めないのではなかろうか。
こちらはこちらで、影でのパワーゲイムが相応にあるのであろうが、知る由もないし、知ってどうする、である。
ただ見る側に取捨選択権利があるのならば、それ相応のリベラルな思考とモラルをきっちりと持たねばならないと思う。
けんか両成敗、というが片方の言い分だけでは十分ではないし、両方聞いたからと言って解決策が見つかる訳でもない。
物事には裏・表だけではなく天・地もあるし側面だってあるわけだから。
何が言いたいのかというと、いいドラマだと言ってすべてを鵜呑みにしてはいけない、という事である。
大事なことは、その時民国で何が起きていたのか。
その時日本では何が起きてたのか。
その後どうなったのか、を正確に正しく認識することである。
正確に理解してこそフィクションは楽しめる、という事を言っておきたい。
歴史の勉強もできるしね。
そしてこの作品の原著は正真正銘の耽美=BLであるらしい。
初めは原著に手を出すべきか悩んでいたが、てこ魔翻訳で3巡もしてしまうと、もうがっちりとイメイジが形作られてしまった。
もうてこの中では、知己、知音、brothers romance、で完結したのでいまさらいちゃつく姿などは見ない方がよい気がしてきた。
どちらにせよ、忘れられない作品である事を明記して終わりにする。
ほんとにこれで最後だよっ!