中国ドラマ『風起花抄~宮廷に咲く瑠璃色の恋~』(原題・大唐明月/风起霓裳/風起霓裳)ドラマレビュー:几帳面なドラマです☆【許魏洲/许魏洲ティミー・シュー】【趙順然/赵顺然ジャオ・シュンラン】【張晚意/张晚意チャン・ワンイー】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり

2023年8月27日

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今日は、中国ドラマ『風起花抄~宮廷に咲く瑠璃色の恋~』(原題・大唐明月/风起霓裳/風起霓裳)ドラマレビュー:几帳面なドラマです☆
を紹介するよ。
 
原題は元々は@大唐明月だったのが播出時に→@風起霓裳に変更された。
播出は2021・1月ごろだった気がする。
それが早くも邦題がついた。
邦題案件・・・もぅあきらめましょう。
 
重い腰を上げてみる気になったのは、男主角の@ティミっち(許魏洲)である。
そう、ハイロイン♡である。
少し大人になった彼を堪能したい。
 
そして、なんといっても↓@うえにん(温寧:うぇんにん※陳情令生魂参照のこと)がでてると言う。
で、視聴開始。
@生魂では立派に主角を務めたので、本作は出世作かと・・・
とんとん拍子に出世していく明星もいる中、わりと辛い下積み時代が長い明星もある一定数いるのだが。
・・・
可愛い子には旅をさせろと昔の人も言うけれど。
願わくば苦労はさせたくないという、もはや親かっ。
 
女主角は古力娜扎。
ラバと同郷。
きれい。
・・・
 
ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!

風起霓裳ってどんなドラマなん?

女(庫狄琉璃・中の人古力娜扎)が主人公で。
その女・琉璃のリベンジ&サクセスストーリーである。
 
ヒロインはちーこ命(5〜6歳くらい、たぶん)の時にままんが冤罪で死刑になる、というわりと古装デフォルト初期設定である。
なんとか生き延びリベンジに燃ゆ、というこれまたよくある物語でもある。
しかし、本作は細かい設定がわりと斬新なのである。
 
斬新ポイント①
ままんはなんとか娘の命だけは助けたいと一計を講ずる。
結論として、ままは娘を宦官に預けるわけだが。
11年後、驚いた事に。
娘は宦官として宮廷で働き生き延びていた。
男装して科挙、とかではなく。
いきなりの宦官。
まぁでも、宦官だから女っぽくても誤魔化せる?的な。
・・・
ぃや、ごまかせてない。
明らか美しすぎであるし、メイクもバッチリであるから。
胸の膨らみも異常である。
もちろん喉仏などもあるはずがないし。
 
しかし、男装がバレバレ案件はいつものことだからスルーして。
宦官設定は斬新であると言える。
 
斬新ポイント②
身バレの危機のために早々に宮廷から去るのはいいとして。
すぐに女装に戻り女ライフを満喫、である。
正直、今後の展開を心配してしまったほどである。
 
と言うのは、彼女のリベンジ&サクセスポイントとして。
 
イー:ままんを陥れた人間へのリベンジ
アル:幸せの定義にラヴ成就は必須アイテム
サン:サクセスするには権力者と懇意にならないといけない
スー:ままんをとっとと捨てた実父&側室への制裁
 
ざっと、見積もっても↑これくらいあるのに。
しかも、最重要課題のリベンジは宮廷にいないとむりぽである。
それなのに、のほほんと女ライフを満喫していてだいじょぶなのだろうか、と心配してたわけである。
 
しかしである。
斬新ポイント③
驚いたことに、↑のポイントをしっかりときっちり回収しているのである。
こんなに几帳面なドラマ(中華ドラマにおいて)は初ではないだろうか。
もしや日本人が作ってるのでは、などと思ってしまうのも仕方あるまい。
(バイヤス思考ですんません・ぺこり)
 
非常にねっちりと、時間をかけ、少しずつフラグを建て辻褄を合わせてくる。
それぞれの結末も、
白か黒か、表か裏か、0か100か、みたいな劇的なものではなく、
非常にリアル寄りな”ここいら辺が落としどころか”的なところに持ってくる。
 
で、ラヴ史劇よろしくラヴ一辺倒でもなく。
イー:リベンジ&サクセス
アル:ラヴ
サン:ロイヤルファミリー後継者争い
という3本軸で構成されており、バランスも良い。
 
お世継ぎ案件については、皇帝が李世民なので後世の視聴者は後継者が雉奴っち(李治)だって知ってるのでヤキモキはしない。
ただ、セオリーだと一気にかたが付くので、ロイヤルファミリーの喧嘩が片付けば他もなし崩しになるはずが。
(残り話数が多いのでうっすらと察してはいたが)
@几帳面ズが制作してるので、そこはやはり几帳面。
驚きの展開ですヨ。
 
女、毒に犯され昏倒
居合わせた雉奴っちが介抱し身バレ(女とバレる)
秒でフォーリンラヴ(注:雉奴っち片想い)
男主①(ハイロイン・ティミっち)がハーブ探しの危険な旅へ
ティミっちがようよう戻ってきて(1ヶ月後)女命救われる。
しかしジェラシーマンと化した雉奴っちは、2人を引き離す。
・・・
どーですか。
やんなきゃいけないこと山積みなのに、トライアングルまでぶっ込んでくると言う。
愛し愛され相思相愛CPの
「愛してるのに一緒になれない
愛してるからこそ一緒にいられない」
な切ない案件まで勃発である。
 
まぁ上述の如く、雉奴っちが後に誰と結婚するかは後世の視聴者はすでに承知なので(武媚娘)さほどヤキモキはしないけれど。
しかし、@几帳面ズ制作なのでそれなりの辻褄が合うドラマティックエピを用意し、2人はとうとう再会する。
そしてプロポーズ
ぇ、でもまだ38集!
残り2集もあるんだが!?
 
っほんとに斬新です・・・

風起霓裳てこ監修”イケメン備忘録”

ハイロインな男子@裴行儉/裴行俭【許魏洲/许魏洲ティミー・シュー】

みなさんお待たせしました。
ハイロインの@ティミっちこと【許魏洲/许魏洲ティミー・シュー】です♡
 
ハイロインのときより少し大人になって危ういところがなくなった代わりに
ぎらつきやぬらつきを感じる妖しい男へと成長した姿を堪能した。
誰がどう見てもきらきらなイケメンなはずなのに。
正義と誠実を人型にしたような清らかなる役柄なのに。
なぜか漂う色気。
キスシーン(多くはないが、ほんの2回しかないが)を見てほしい。
軽い、ごくごく軽ーいキスなのにもかかわらず。
ガツガツしてないのに欲望がダダ漏れてるその男の色気。
ごく稀にこーゆー空気を醸す男がいるにはいる。
(その男の名は黄暁明という)
今後の成長に大いに期待したい。
 
ただ残念なのは、@几帳面ズの仕事はどこまでも几帳面であり。
スタントとご本人の仕事もきっちり几帳面に分業されており。
分業はいいのだが、それがあまりにもわかりやすく分業されてしまっていることである。
アクションは100パースタント、である。
スタントでもいいが、
なぜそれほどまでにバレバレ仕様にする必要があるのかを、几帳面ズに聞きたい。
アクションシーンは遠目でぼかす。
馬乗も上半身のみで全身は遠目でぼかす。
キメポーズだけはアップでバッチリ。
これでは”ティミっちってぜんっぜん運動できないん?”とか思われちまうではないか!
言っときますけど。
ティミっちめっちゃ卓球上手いっすからね?
 
ティミっちが、剣のお稽古しながらガァーーーって酒を煽るシーンがあるのだが。
なんだか肩に力が入りすぎと言うか、気負いすぎという感が否めなかったが。
途中から合点がいくのだが。
要は”ほんとはできるのにやらせてもらえない(アクションを)”という欲求不満が、あの”やりすぎ感”につながっているのだと。
だから言っておこう。
ティミっちは運動できます、万能です、と。
1994年10月20日生まれの27歳、185㎝、60kg。
中国戯曲学院卒業。
 
もちろん大本命は「上瘾(ハイロイン)」であるが。
白敬亭と共演の「荣耀乒乓」も是非とも見てほしい。(どちらも記事は気長に・・・)
白敬亭と卓球しまくってるから見てほしい。
そして「流光之城」は今まさに播出中の新作である。
待播の「风起西州」は本作の続編である。

雉奴っちな男子@李治【趙順然/赵顺然ジャオ・シュンラン】

雉奴っちこと李治【趙順然/赵顺然ジャオ・シュンラン】である。
 
みなさんも、武媚娘モノは少なからず見たことあると思うので。
雉奴っち説明はいらんよね。
後世の視聴者は彼が最終的にどの女を好きになるのかをよーっく知ってる。
なので”雉奴っちトライアングル”は予想だにしてないまさにダークホースであった。
ずっといい人キャラだったのに、ジェラシーマンになってしまって更なる黒化か、と思いきや。
武媚娘との文通とか、”やっぱり雉奴っちやんなぁ”ってなる。
 
可もなく不可もなくといった役所で、彼のファンは消化不良であろう。
1995年4月16日生まれの26歳、185㎝、70kg。
 
てこは彼は@殷清(十二谭)と@观沧海(凤囚凰)でちらっと見て本作が3作目であるが。
本作ではわりと出番多めの男②。
続編でも出番は多そう。
で、2022に日本上陸らしい「我就是这般女子」(邦題は不明)でも男②を務めている。(記事は気長に・・・)
 
現代モノは見ておらんが、現代装のがイケメン度が上がる気がする。

ヴィランな男子@曹王【張晚意/张晚意チャン・ワンイー】

可哀想なほどやることなすことうまくいかない@曹王である。
@几帳面ズが唯一手を抜いたキャラクターである。
彼についての細かい設定は一切ない。
ただのヴィラン、それが曹王である。
 
大まかにヴィランは3方向ある。
 
イー:女主の琉璃に対するヴィラン
アル:男主②の雉奴っちに対するヴィラン
サン:男主①の裴行俭に対するヴィラン
 
↑のようにきっちりと設定されている(さすがの几帳面ズ)
で、@曹王は”アル”である雉奴っちに対するヴィランなのだが。
”イーヴィラン”はうんざりするほど粘着にヴィランぶりを描写しているが、
”アルヴィラン”はさらっとスルーである。
なんだか不公平である。
なので、さほど好みではないが扱いが気の毒なのでエールの気持ちを込めてのランクインである。
1994年4月22日生まれの27歳。
北京電影学院卒業。
 
「觉醒年代」「乔家的儿女」「非凡医者」他いろいろ。
がんばれ曹王!

風起霓裳てこが見た感想

プロポーズで残り2集。
ハピエンにはどう考えても多すぎる2集。
どうゆうことかと言うと。
 
そうなんですよ、@几帳面ズがなぜか男主格の@裴行俭の細部設定を怠っていた。
・・・わけではなかった。
 
斬新ポイント④
残り2集で新たな敵の存在が明らかに。(サンヴィラン上述参照のこと)
続編ありきの、本作は丸々まさかのプロローグであった驚きよ。
 
説明すると、
・男主@裴行俭とは実は○○であり、彼の存在が許し難いと思っている人間がいる。
・相思相愛でようよう結婚はしたものの、今後大いなる苦難が待ち受けている。
・今後史実に基づけば武媚娘は皇后となり、それに反対した@裴行庵は西域に左遷される。
という背景を持って続編の「风起西州」へと続く訳である。(待播中)
そうゆうことか、と理解できれば唐突なハネムーンエンドも納得できよう。
几帳面ズのせいで、若干くどい感もあったのにラストは素直に
「よかったね」って思える不思議。
↑このお二人(うしろでボヤけてるのは@うえにん)が来てくれた時はじんわりしたし。
ラヴでもない歴史大河でもないもはやなんのジャンルかもぼやけてしまうこの不思議現象。
とりま続編は見ねば、ってまんまと引っかかるてこである。
 
ちなみに@裴行俭とは歴史上実在した人物である。
Wikiさんによると
裴行俭は河東裴氏の一族で中眷裴氏の宗子である。
隋の末期に皇帝位を簒奪しようとした王世充に父・兄が殺された後、裴行俭生誕。
 
で、ままんは1人で育てるの大変なので西眷裴氏(河東裴氏の一族)河東公を頼って裴行俭を育てた。
中眷裴氏の財産は裴行俭が結婚したら返されることになってたが、河東公の妻、臨海長公主がそれを妨害。
裴行俭の前妻は非道な行に耐えかね鬱病でお亡くなりになっている。
 
こっちの背景も一筋縄ではいかなそうだし、
雉奴っちの方も問題は山積みである。
加えてこの裴行俭と言う人物は、非常に立派な人だったようだし。
左遷とは言うものの、物語上では琉璃の故郷に帰る形であるし。
まぁ、いろいろと楽しみなのである。