中国ドラマ『雪中悍刀行』ドラマレビュー其の2:12〜21集まで(清城山ターム・青州ターム)【張若昀/张若昀チャン・ルオユン】【胡軍/胡军フー・ジュン】【張天陽/张天阳チャン・ティエンヤン】【王天辰ワン・ティエンチェン】【刘端端リュウ・ドゥアンドゥアン】【高廣澤/高广泽ガオ・ガンズー】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり
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今日は、中国ドラマ『雪中悍刀行』ドラマレビュー其の2:12〜21集まで(清城山ターム・青州ターム)
を紹介するよ。
其の1も読むがいい。
とても面白がってみてるのだが、OPテロップに流れる”シーズン1”の文字。
これを見る度に心臓がキュッとなるてこである。
ぇえぇえ、最初っから言ってくれてるだけマシだとは思うのだが。
ぇえぇえ、こんだけ面白がってて、終わったらその後ロス確定なのだから、シーズン2があるのは喜ばしいことなのだが。
「ちゃんと作ってくるのかなぁ・・・」
という心配と
「いつになることやら・・・」
という心配など。
心穏やかでいられない今日この頃。
さて、今回はレビュー其の2。
老黄の剣箱取り戻すために武芸を習うことにし、ついでに家を継ぐ決心もする@鳳年。
胡軍ぱぱは息子が家を継ぐ決心をした時こそ、↑を見せると決めていた。
地下室にある夥しい数の位牌である。
それは徐軍のために散っていった戦士たちの位牌であった。
胡軍ぱぱの胸熱な想いを知り、事の重大さを再確認する鳳年。
しかし、彼は誓う
「おれはあんたとは違う。
あんたとは違うやり方で皆を守る」
で、胡軍ぱぱは
「俺、都行って皇帝にお前が家継ぐって話つけてくるから。
お前は剣箱取り行きなよ。」
ってんで、旅の始まり。
でも途中、徐ファミリーと敵対関係にある者の領地を通らないといけないんで、危険がいっぱい。
という、とってもスリリングな旅となるのである。
ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!
雪中悍刀行【清城山ターム】
旅のお供は、また亡国西楚の公主@姜泥と寧将軍(弟の龍象推し)、そして我推しの@辟邪(林探花改@吕钱塘)。
それと、新キャラの@李淳罡である。
李パイセンは、剣の神と謳われる100歳越えの達人で胡軍ぱぱに囚われてたようだが、息子を護衛させるために解放したって設定で、これから彼に武道を習うようだ。
早速道中で刺客に遭い、李パイセンの神業をみて目を細める武侠迷てこである。
しかもその刺客が不滅の鎧”赤装甲”を着たゾンビとか、まじで喜ぶ武侠迷。
そしてやってきた清城山。
いきなりのいらっしゃいませ〜が↓これである。
めっちゃかっこぇえ斬新なフォーメーション。
「一歩も通さずっ」
みたいな心意気が溢れ出る攻撃。
こーゆー大勢での陣で攻撃って○○派みたいなのの醍醐味である。
大体が江胡ってグループ行動で、だからこそ一匹狼がかっこよく見えるのだが。
集団だからできる戦術って確かにあるよね?って再確認するのが楽しすぎるのである。
いっつも修練してるのに、敵にあっさり門を破られるのが武侠あるあるなのだが。
清城山のウィメンズは鉄壁のディフェンスで、
しかも攻撃は最大の防御、みたいなノリがめちゃかっこぇえのん。
ここで頑張ったのが、我が推し@辟邪である。
うっそーーーーん、なの・・・
辟邪こと@林探花はもともと学者なのに、剣と体から赤いチリチリな光が出る達人に!?なってるのん。
これも胡軍ぱぱのせいなのね。
なんとか剣ってのを、胡軍ぱぱから渡されて
「林家の運命はお前が握ってる。
わかるか?この剣がどんな剣か。
この剣で息子を助けるか、林家が滅亡か」
でもこの剣、自分の気と血の膨縮みたいなので操るらしく、要は剣を使うほど自分の寿命が減るみたい。
もぅ、ほんとに武侠迷を喜ばす剣なのである。
↑成り行きで精獣の双子のちーこ命(CG)をゲット。
雪中悍刀行【青州ターム】
一路船で青州へ。
船の旅の間に、李パイセンから武術を習う。
青州とは、靖安王趙衡の領地で、彼は皇帝の弟。
青州を無事に通り抜けるために、胡軍ぱぱの計画は靖安王の忠臣である王林泉を差し出す事であったのだが。
王林泉は、実は長年胡軍ぱぱの手の者で、潜伏スパイだったみたい。
実は、その方法で丸く収まるのだが。
でも、鳳年はそんな犠牲は出したくない、ってんで。
なんとか違う方法で、自分の方法で脱出を試みる、って流れ。
青州タームでの新キャラは、なんと言っても@唐磚の【王天辰ワン・ティエンチェン】である。
で、彼とタッグを組むのが@慶余年の【刘端端リュウ・ドゥアンドゥアン】。
この2人は後ほどpickupキャストでじっくり紹介しよう。
青州タームは、湖上の戦いもかっこよかったが、脱出時の葦?(たぶん)畑での戦いが圧巻であった。
@慶余年に雇われた@スネ夫とか、靖安王に雇われた全国高手11位の達人とか。
「11位ってダサいなっ」
って笑われてたけど。
なんかランキングは10位までだから、”あと一歩、ざんねーーーーん”みたいにバカにしてた感じ?
あとは、例の不滅の鎧のゾンビ戦士が4体をチーム鳳年が迎え撃つ流れ。
強なってる@鳳年。
とにかくチーム鳳年が強すぎで、みてて気持ちが良い。
でも若昀(鳳年)の決めポーズがイマイチ決まってない、と思ってるのはてこだけであろうか?
あと、李パイセンのレクチャーを目をまんまるにして
「すっげーっ」
って見てる顔がアホ顔に見えるのもてこだけであろうか?
雪中悍刀行pickupキャスト
悲報・君を忘れない@吕钱塘/林探花【張天陽/张天阳チャン・ティエンヤン】
ぃやー、其の1でスネ夫とか言ってごめんなさい。
〜とか言ってまた裏切る、とか言ってごめんなさい。
彼はてこがずーっと見守ってきてる明星であるが、このキャラが今までで一番良いかもしれない、ってか優勝。
こんな話題作で、こんなおいしい役を演じられるなんて。
夢のよう。
元は鳳年の命を狙う刺客として送り込まれた男だが。
胡軍ぱぱに生かされ、徐親子に触れれば触れるほど世間の評価と本人たちとのギャップを知ってゆく。
自分は体よく利用されただけなんだ、と段々と気づいてくる。
囚われてると思っていた母が、王家で手厚く保護されてると知るが。
にゃー(母)には
「裏切り者の徐なんかにくみしやがって。
おまえは死んだ者とみなす」
〜からのビンタ二発。
・・・・
かわいそーーーーー
鳳年に、もう君を縛るものは何もないんだから行っていいんだよ、って言われても。
帰る家もない
目標もない
生きる意味を見出せない
だからとりまあんたを命ある限り守るよ
・・・・
もぅっ、目が死んでるんだよね。
いつもは、ぎらぎらしてたりぬらぬらしてたり。
ずるい事かんがえてたり、邪な心がダダ漏れだったりしてた男がよ?
死んだ魚の目になってるの。
でも、ぐぉおおおおーーーーって奮起して戦う姿。
涙涙。
知ってたけど、できる男だって、知ってたけど。
やっぱりできる男だった。
かっこよかった。
もうっ満足。
注:彼のプロフィールは其の1参照の事
待ってましたよ@趙楷/赵楷【刘端端リュウ・ドゥアンドゥアン】
待ってましたよ。
彼は「慶余年」では食えない二皇子で、出番は少ないながらも存在感は大いに発揮。
「上陽賦(上阳赋)」では報われない枠かと思わせといて、成り上がってクッションをぽふぽふやって手触りを楽しんでた男である。(注:クッションぽふぽふはわかる人だけがわかるネタ)
で、今回の役柄はというと。
皇帝の息子だけど正式な系譜に名前がないって言われてるので、私生児って事だろう。
こっそり預けられたアカデミーは、鳳年の2番目の姉が勤めてるとこ。
どうやらその姉が好きみたい。
だけど、その”皇帝の私生児”というアイデンティティを利用しようとしてる(たぶん)なぞのイケオジがいて。
そのイケオジが言う。
「鳳年殺せよ」
「ぇ、なんでっすか、殺したくないんですけど、義理の弟になるはずなんで」
「何を言っておる、
とりま殺せばわちゃわちゃになって、なんかチャンスがあるかもだろ?」
「了解、殺します」
・・・
ぇ、ばかなの?である。
↑の画像は上述の”不滅の鎧ゾンビ戦士”を従えてる図、であるが。
不滅とか言ってるけど、不滅じゃないし。
@辟邪でも一体倒したしねぇ。
いろいろ企むけどうまくいく気がしない。
そのうち、膝抱えて
「なんだかなぁーーーー」
って呟く姿が見れそう、そんな予感がしてる。
1986年6月4日生まれの35歳、184㎝、70kg。
中央戏剧学院卒業。
なんかとっても痩せた気がするのはてこだけだろうか?
「绣春刀2(修羅 黒衣の反逆)」「庆余年(慶余年)」「上阳赋(上陽賦)」「风起洛阳」
待ってましたpartⅡ@趙珣/赵珣【王天辰ワン・ティエンチェン】
待ってました、partⅡの王天辰登場。
彼は@靖安王趙衡の息子役。
皇帝の弟の息子だからすんごい家柄は立派なのに、鳳年に指さしたら怒られる、っていうなんだか格下扱いの彼。
どんだけ徐家の者が権力あるん?って状況がよくわかる。
堂々とした鳳年の言動と比べると、明らかに小物感が満載のしょぼ皇子っぷりである。
そうか、そうか。
彼もとうとうこんな旨味のない役が回ってきたか・・・という危惧である。
まじで、良いとこ1ミリもない役である。
彼にとってこのキャリアは必要なのか?
話題作だから、出演できただけ良い?
ぃやぁ、だめでしょ。
どうだろう。
これからも出番があって、少しは良いとこ見せられるんだろうか。
あって欲しいと切望するが、せめて一矢報いるような見せ場があって欲しいが、ない気がする。
1993年2月4日生まれの28歳、185㎝、75kg。
上海戏剧学院表演系卒業。
「孤芳不自赏(孤高の花)」「唐砖(大唐見聞録)」「时空来电」「光荣与梦想」
元祖スネ夫@吴六鼎【高廣澤/高广泽ガオ・ガンズー】
スネ夫枠の始祖と言っても過言ではないスネ夫顔の彼である。(失礼・ぺこり)
今までもほぼスネ夫枠である。
ちなみに過去作「驪妃(锦绣南歌)」の時は↓これである。
どや?みごとなまでのスネ夫顔であろう?
だから、本作で白菜選んでる姿見た時ももう直感で”ぁ、また来たスネ夫”だったのに。
まさかの達人設定?
「剣を持て」
「ぃや、俺は心の中に剣があるから、たとえ竹でも剣になりうるのだ」
ぇ、うそやろ。
なんかめちゃかっこつけてるんだが。
しかもなんか女の剣従も連れとるし。
今までにない破格設定。
今まではヴィランなボスに仕えて、でもミッションをうまくこなせなくてはっ倒されてたのに。
今回はスペシャルな剣を持つ、なんやら因縁のありそうな達人っぽい。
李パイセンにやられて逃げたが、また出番は絶対ある。
どんな風なのかとても興味があるキャラである。
彼にフォーカスする日が来ようとは。
ほんとに何が起こるかわからない中華なエンタメである。
9月2日(何年生まれかは不明)178㎝、65kg。
北京电影学院卒業。
雪中悍刀行12〜21集までてこが見た感想と今後の展望って?
このタームはあんまり出番のなかった胡軍ぱぱだが。
都についたは良いが↓着いて早々に
猫耳侍女を従えた偉そうな首相に道を塞がれて前途多難な様子。
皇帝は具合が悪いとか(仮病)で会ってもらえず。
でもそこはなんらかの策を講じてるはずなので、その辺が次のタームで明らかになるであろう。
鳳年はと言うと
大猫熊(ぱんだ)に乗っためちゃ強の牛肉屋の売り子の女にやられて大ピンチ。
7つの経脈が逆流し出血で命の危機。
だがそこはしかし、李パイセンのおかげで
災いを転じて福となす、もしくは、雨降って地固まる、みたいな感じで。
結果前より強くなった鳳年である。
そう、不動の無双ヒーローであるからな。
で、次の目的地は一番上の姉(武当山の洪洗象と恋仲だった)のいる江南。
ここでまた新キャラ投入なのだろう。
今回分は、とにかく武侠シーンが充実してたし、相変わらずそれぞれのキャラがしっかり立っていて楽しく見れた。
霊獣の双子はちゃんと連れているのかだけが不明で心配。
次回は出てくるかなぁ。
朝廷の権力争いと、20年前の鳳年ママの暗殺未遂事件が深く関わりがあり、その真相にも近づいてきてるよう。
その事件のせいでママは短命に終わってしまったよう。
まぁとにかく嫌われまくってる、胡軍ぱぱと息子、ってか徐ファミリーみんな、ってか北惊そのもの、とい構図。
周りはオール敵のなかで、いかに胡軍ぱぱが賢く戦ってきたのか。
そしてこれからもそうなのであろうし、そうあって欲しい。
そしてわりと今までも賢かったけど、いろいろ知って経験してさらに賢くなりおまけに武芸までも上等になってきて、頼もし感もダダ上がりの若昀の、更なる覚醒を楽しみにしたい。
ちなみに、美爺やイケオジやムサ叔や萌え叔は、完結編もしくは特別編で特集予定なので心配はいらない。
楽しみに待つがいい。