中国映画『我和我的祖国』(邦題・愛しの母国)映画レビュー其の2:陳凱歌チェン・カイコー総監督・赤い映画〜7話オムニバス5〜ラストまで【劉昊然/刘昊然リウ・ハオラン】【陳飛宇/陈飞宇チェン・フェイユー】【雷佳音レイ・ジャーイン】【韓東君ハン・ドンジュン】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり

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今日は、中国映画『我和我的祖国』(邦題・愛しの母国)映画レビュー其の2:陳凱歌チェン・カイコー総監督・赤い映画〜7話オムニバス5〜ラストまで、
を紹介するよ。
 
其の1episode1〜4までは↓なので読むがいい。
2019公開の映画だが、何故今頃レビューしてるのか。
それは【劉昊然/刘昊然リウ・ハオラン】&【陳飛宇/陈飞宇チェン・フェイユー】を再び愛でたいからだ。
彼らの出番はepisode6だ。
もうすぐだ。
好きすぎてサムネもそれだ。
 
陳飛宇は本作の総監督のかいこーさんとこの息子だ。
当時はまだ高校生であり、かなりおぼこい。
 
昊然はかいこーさんには映画「妖猫伝」で起用されている。
彼もその当時は(2017)学生(中央戯劇学院)で、これまたかなりおぼこい。
 
未だ公開されないが、本映画と同時期に撮影した「我的少年時代」という映画が存在する。
この映画で、彼らは共演しているのだ。
原著まで手に入れ待機すること早3年。
いつの日か観れますように・・・という願いもこもったレビューである。
 
ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!

episode5【北京妳好】

監督:宁浩ニン・ハオ
出演:葛優グォ・ヨウ、龚蓓苾コン・ベイビ、王東ワン・ドン
 
2008年8月8日北京オリンピック開会式が行われた。
 
宁浩監督はコメディ作品で人気を博したようで、徐崢シュー・ジェンとも懇意のようだ。
我不是薬神(神の薬じゃない)」も彼と一緒にプロデュースしたらしい。
 
このエピソードも、コメディタッチでテンポよく描かれている。
タクシー運転手の@張北京(葛優グォ・ヨウ)は会社から北京オリンピック開会式のチケットを手に入れた。
 
離婚して離れて暮らす息子にそのチケットをプレゼントしようと得意になってたが、四川から来たと言う男の子にチケットを盗まれてしまう。
 
取り返そうと追いかけるが、四川大地震で亡くなったぱぱが開会式会場の建設に携わっていたのでやって来たと聞いてしまい・・・
 
この北京さんが味のあるキャラクターで。
お調子者で、息子にもわりと軽蔑されてるが、情の熱い善良な男だ。
息子も無愛想で子供のくせに大人びた感を出してくる、鉄板の拗ねくれボウイだ。
チケット盗んだ男子も(王東ワン・ドン)ももっすごい芸達者で、さすがの分母の多い中華なエンタメ界である。
息子にさらに軽蔑されるんじゃ、と心配したがほっこりサプライズでそんな心配はナッシング。
 
オリンピック開催はてこも楽しみにしていた(東京オリンピック)。
なので気持ちはわかるなぁ。

episode6【白昼流星】

監督:陈凯歌チェン・カイコー
出演:劉昊然/刘昊然リウ・ハオラン、陳飛宇/陈飞宇チェン・フェイユー、田壮壮ティエン・チュアンチュアン
 
2016年、宇宙船「神舟11号」の帰還カプセルの着陸が成功。
 
お待たせしました。
【劉昊然/刘昊然リウ・ハオラン】✖️【陳飛宇/陈飞宇チェン・フェイユー】の登場です♡
 
この二人は兄弟だ。
内モンゴルでぱぱと暮らしてたが、ぱぱがお隠れになった後は深い事も考えずにただ生きてた二人。
貧しいしこんな暮らしはもう嫌だと、家を出る。
チンピラみたいにコソ泥したり、テキトーに暮らしとうとう捕まって八ヶ月も牢屋に入ってたらしい。
 
彼らの叔父は、これじゃいけない、って事で村の世話役みたいな人@老李(田壮壮ティエン・チュアンチュアン)に二人の面倒を見てくれと頼み込む、という初期設定だ。
 
とりま二人がもっすごく汚い。
2016でしょ?つい最近じゃん?
2016日本でこんな汚く暮らしてる村っておそらくないと思うんだ。
内モンゴルの果てしなく広がる大地を見ても別世界と感じるが、中国って広いね。
そして↑を見て欲しい。(オフショット)
ほんものの兄弟よりシンクロしてるこの立ち姿。
顔・足の角度、体の向き、完全に一致だ。
 
二人の兄弟がやんちゃでもっすごくかわゆだ。
ピーナッツ食べてる時でさえイチャつくし、なんといっても飛宇の”哥哥”呼びが萌えすぎだ。
爪切りが無いから包丁で爪切ってる哥哥みて、
「すっげーーーにぃちゃん」
みたいににっこり&憧れ、のだだ漏れ加減が♡
きゃっきゃ言いながらの入浴シーンは視聴者へのサプライズだろうから、皆も謹んで受け取るが良い。
この二人の兄弟と帰還カプセルをどう絡めるのか、全く想像できなかったが。
要するに”夢Dream”だ。
 
わりと汚れつつあるハートになってしまってる哥哥。
まだまだおぼこい純粋な弟。
この二人の兄弟が、@老李の広い温かい心に導かれ、最先端技術による夢の様な世界を目撃する。
 
「おれらも星になろう。
そしていつか何かを成し遂げて。
そしたら・・・
うちへ帰ろう・・・」
 
という帰結だ。
さすがはかいこーさん、と言いたいところだが。
綺麗に纏まりすぎだし、国家の偉業=希望、みたいな単純さは興醒めだ。
だとしても、かいこーさん独特の映像美、
そしてヤング達の若気の至りなパッションと、きっちり生きてきた老人との対比で、それなりに作品に深みを与える結果となっていると思う。
 
【劉昊然/刘昊然リウ・ハオラン】
八重歯がチャームポインツ♡の彼は撮影当時はまだハタチを過ぎたばかりの頃だ。
普段の彼は、柑橘系の香りをぷんぷん匂わす爽やかボウイなのだが。
汚くて、心もちょっぴり薄汚れ始めてて、でも心根は優しい、みたいな感じ、よく表せてたと思う。
 
待播ドラマ「県委大院」を楽しみに待っている。
映画「四海」も素晴らしい出来であり、さらには「平原上的火焰」の配信が待たれる。
映画「燃冬」これは共演が屈くん(屈楚蕭)なのでさらに楽しみだ。
 
【陳飛宇/陈飞宇チェン・フェイユー】
ここまでおぼこいともう全て許せてしまうのだが。
「だめだよー哥哥ーーー
お金は返そうよーーー」
は相当なおぼこさだが余裕で許せる、それほどまでにイケメンだ。
顔面世界遺産にはとうに認定済みのプリンスのルックは強い。
 
本作の世界観と、このおぼこさが妙なマッチングでさすがは親子感性か。
飛宇の拙いナレーションと妙にマッチする内モンゴルの風景。
純粋さが希望につながり、それが取り止めのない壮大な風景とシンクロする。
 
そんなおぼこかった飛宇も今やハタチすぎの大人になった。
今年の初め(2022/1)に「淘金」というドラマのレビューをしているので、直近の飛宇を知りたければ読むがいい。
今後の成長に大いに期待している。
 
とにかく、二人まとめて見れる、映画「我的少年時代」の1日も早い公開を待っている。

episode7【護航】

監督:文牧野(ウェン・ムーイエ)
出演:宋佳ソン・ジア、佟麗娅トン・リーヤー、張子楓チャン・ズーフォン、雷佳音レイ・ジャーイン、韓東君ハン・ドンジュン
 
2015年9月3日に戦勝70周年記念の軍事パレードが行われた。
 
いよいよラストepisodeだ。
牧野監督は、これまた「我不是薬神(神の薬じゃない)」の監督さんだ。
神薬関係から3作品も出てるのは、神薬がヒットしたからだろうか。
神薬もだったが、ラストは政府PR仕様に自然に移行していく。
この作品はもともと愛国ドラマなのだから、結局のところそうなるのは決定事項ではある。
 
このエピソードは、軍事パレードの花形である記念飛行(日本におけるブルーインパルスパフォーマンス)にフォーカスされており、加えて主役は女パイロットだ。
てこは女はあまり好まないが、強くてかっこええ女はわりと好む。
ヒロインはちーこの頃からぶっ飛んだ突き抜けた子だった設定だ。
なおさら佳きだ。
 
高校時代を演じたのは張子楓チャン・ズーフォンで最近レビューした@朝夕だ。(「天才基本法」参照のこと)
オトナなヒロインはこちら↓かっこぇえよ。(中の人は、宋佳ソン・ジア)
彼女は今までエースだったのに、記念飛行ではサポート役に回されてしまった。
”女だから”と言われることを嫌悪し、今まで努力を惜しんだことはなかった。
それなのに・・・
彼氏とも別れるし、今までの努力は全て無駄の様に感じてしまっていた。
 
ちなみに、その別れた彼氏は@ジャックこと【雷佳音レイ・ジャーイン】だ。(「長安十二時辰」参照のこと)
わずか2〜3分の出番で、さらには水をぶっかけられてた。
でもいい。
見れただけでいい。
ジャックはてこ激推しメンなので、いつでも全力で宣伝することにしているので、許して欲しい。
 
”女は・・・”発言をうっかりしちゃったのは【韓東君ハン・ドンジュン】だ。
画像真ん中ね。
東君はお久しぶりに見た気がする。
「無心法師」以来じゃないだろうか(記事は気長に・・・)
待播ドラマが2〜3本ある様なので気長に待つとする。
「情満九道彎」「梅花紅桃」
 
さて、弱気になってたヒロインだが、サポート役の出番はあるのか?
記念飛行は成功するのか?
 
ここでお約束となった、実際映像とのコラボが入り、ざっと流れを振り返り国民の大合唱エンドロール、という流れだ。

我和我的祖国てこが見た感想

てこは中国・中国人が好きとか嫌いとかそういった感情はない。
ただ、歴史を学んだ時に非常に興味深い国だと思った。
中国の歴史や文学を学ぶと、嫌が応にも我の祖国と比べてしまう。
その違いが、あまりにも想像を絶するがために、さらに興味が湧くのだ。
 
てこが中華なドラマや映画を見るのは好奇心に他ならない。
国が違えば信じられない程の違いもあれば、国が違えども同じパッションを感じる事もある。
まさしく”人類は兄弟”だ。
できる事なら、それぞれの国事情は違えど”親日””抗日”などは聞いていて悲しくなるので聞きたくないし、逆も然りだ。
 
この映画は、中国人のための愛国映画なので、てこが共感できることは少ないし、理解の難しい部分もある。
しかし、建国してからの大まかな流れはこの映画で学ぶことができる。
そして、国の歴史を支えていたのは紛れもない人なのだ、という事は世界共通なのだと改めて認識することができる。
 
感動して咽び泣く様な映画ではないが、近代中国を知ることのできる良い映画だと思う。

華流映画

Posted by teco