中国ドラマ『一紙風月~後宮の激女たち』(原題・一紙寄風月/一纸寄风月)ドラマレビュー:自分の書いたドラマの世界に迷い込んじゃった!?【朱元冰ライアン】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり

2022年12月6日

ご訪問ありがとう、てこブログへようこそ。
 
今日は、中国ドラマ『一紙風月~後宮の激女たち』(原題・一紙寄風月/一纸寄风月)ドラマレビュー:自分の書いたドラマの世界に迷い込んじゃった!?
を紹介するよ。
 
【基本情報】
 
監督:馬詩歌
脚本:馬詩歌、楊钰陶
P:楊楽、湛亜莉
主演:趙嘉敏、朱元冰、趙晴、黃馨瑶
プラットフォーム:芒果TV,2021/10/11〜
6分✖️30集
 
最近、短剧ものをわりと見てたせいか(「虚顔」「進撃的皇后」「進撃的皇后Ⅱ」)
おすすめに出てきてその流れで見た作品。
マンゴーさんでは、30分✖️6集に編集してくれてる。
3時間なのであっという間に終わって、レビューを書くか迷う。
なので、評判をサーチしたら。
びっくり。
すでにサブスク(U-NEXT、Amazon、GYAO)に登場してたし、箱も売られていた。
 
”〜後宮の激女たち〜”などとちょっと耳慣れない単語の副題まで背負ってた。
しかし。
販売元の竹書房さんに忠告したいのだが。
物語の最後を決めるのは、この私。
「瓔珞〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜」の制作チームが、
ふたたび清朝の後宮を舞台に描く、大逆転愛憎エンタテインメント! ★
プロデューサー:ユー・ジョン(于正)
 
とあるけど。
・・・
ほんとですか?
 
馬詩歌監督さんが「延禧攻略」の制作に携わってた事実はないし、Pも于正ではない。
何がどうなってこんな間違いになってるのか。
不思議だ。
 
※追記(12/5)
ある筋の情報によると、芸能事務所が東陽歓娯影視文化有限公司なので于正Pで間違いないのでは、というご指摘が入った。
だとしたらとんだがっかりだ。
于正はいろいろと言われてはいるが、てこはわりと好んで彼の作品を見てきたのに・・・
ってかこの事務所のものは全て于正P作品と認識する、ということの様だ。
了解、学習した。
 
ってな感じで始めるよ、最後までよろしく。

一紙寄風月ってどんなドラマなん?

ドラマの脚本家のお仕事をしてるヒロインが、自分の書いたコスチュームドラマ《一紙風月》の世界に入り込み、ハピエンを目指すお話だ。
 
実世界で書いていた脚本が、自分が入院中に書き換えられており、それに抗議してた時に転んだ拍子にドラマ世界へトリップしたという初期設定だ。
 
迷い込んだドラマ世界の設定は、自分が書いた脚本とは違い。
正妃として生涯添い続けるはずのヒロインは、迷い込んだ世界では側室だった。
ヒロインは、本来の正妃の座を取り戻し”皇子とラヴラヴハッピーライフ”を取り戻すべく、戦いに挑む。
 
しかし、始まって早々から漂うB級み。
★「瓔珞」の制作チームが再集結! トレードマークの華麗な舞台装置、目を奪われる美しい色彩、ファッショナブルな衣装で、魑魅魍魎の後宮ドラマを否応なく盛り上げる!
↑これ、ほんとになんだろう。
・・・
どこがだ。
 
衣装も色彩も、美しいか美しくないか、と問われたら、美しい、と答えるが。
目を見張るほどではないし、舞台が比較的小さい(狭い)のでスケール感もない。
少なくとも、↑のスチールの様なシックな世界観ではなかった。
 
さらには登場人物も極端に少なく、↑のスチールだとさもいっぱい居そうだが。
 
実は侍女だったり、従者だったりでセリフもほぼない男子まで写ってる仕様なのだ。
 
激女と称される女どもも言うて過激ではない。
数多くの後宮ものを視聴してきた古参勢ならば、物足りなささえ感じるだろう。
ヒロインは、基本は自分の書いた脚本なので、このライバル女の思考回路を熟知している訳だ。
なので、逆に罠に嵌めたりして簡単に下剋上は達成している。
おもいっきり肩透かしをくらった感じだ。
 
次の試練は、年下のかわいいライバル女子投入だ。
このタームは割と(ほんのちょっと)面白みはある。
 
たった3時間とはいえ、貴重でもある3時間を捧げる気になったのは単に男主のおかげだ。
その男主とは@霊剣山の海雲帆【朱元冰ライアン】だ。
このライアンの貢献により視聴続行が可能なのだが。
このタームが、あまりにもくだらないムーブが連続し。
ある意味目が離せなくなるのだ。
 
「なんで、年下女子がこんなに可愛くみえるんだろ?」by男主
 
「なんで、年下女子にこんなに殺意がわくんだろ?」by女主
 
という互いの疑問の答えは、それぞれの侍女と従者の助言で
”恋は盲目症状”なのだと理解した二人だ。
まさにくだらない理論で
 
恋の病は別恋で上書き」by男主&女主
 
という答えを導き出し、
 
「うちらがもっすごく仲良く愛し合えば、年下女子の事などアウトオブ眼中になるはず」
 
ともっすごくくだらなくいちゃつくのだ。
このタームはある意味突き抜け感を感じ、うっかり見続けてしまうタームだ。
 
その後は、ラスボスポジの女子の登場だ。
しかし、この女子は本来ヒロインが書いた脚本には登場しない人物であり。
入院中に書き直された部分なので、ヒロインはこの新加入女子の真意を図り兼ねどう対処したらいいのかわからない、といった状況だ。
 
そして、皇子の正妃が今まさに決定しようとしている。
・・・
でもね・・・
正直な話、その興味がない、そもそも。
ヒロインの存在感が空気なのと、ヒロインの顔がまったく美しく見えない、とかそんな理由かもしれない。
ぃや、理由もよくわからないが。
可哀想にも思えないし、応援したくなる気持ちなど1ミリもわかない。
 
ヒロインのキャラ設定にまったく魅力を感じない場合。
それを補うのはルックしかないと思うのだが。
おそらく違う作品に出てても気付かない。
それほどにありふれたルックのヒロインだ。
 
見た目も普通、キャラ設定もイマイチな場合、そんなヒロインに感情移入はまず無理だ。
だから正妃〜云々にもまったく興味が持てない。
 
クライマックスの肝は
 
・ドラマ世界でのハピエンは成るのか?
・現実世界での結末は?
 
の二点だ。

一紙寄風月てこ監修”イケメン備忘録”

お久しぶりな男子@何霖宏/三阿哥【朱元冰ライアン】

霊剣山」@海雲帆【朱元冰ライアン】だ。
彼に会うのは霊剣山ぶりで、実にお久しぶりだ。
まずはお元気そうで何よりだ。
 
2010に「Road To Asia」という番組でファイナリストとなり、日本留学のチケットを手にしたが、留学したかはわからない。
翌2011には歌手としてデビュウする。
俳優としてのデビュウは2015「媽媽像花児一様」で、2019には「霊剣山」出演となる。
歌手としては活動してるかもだが、俳優としてのお仕事は、霊剣山で止まっている。
霊剣山後の初ドラマが本作という事だ。
なんてこった。
 
本作の役どころは、適度に優しく、適度にクズで、ついでにイケメン度も適度であり。
あまり旨味のない役どころだ。
でもいい。
お久しぶりにお会いできたので、それだけで感謝したい気持ちだ。
そりゃあね。
できればね。
出来る男設定とか、無双男子設定とか、のがいいし。
短剧じゃなくて、映画とか長めの尺のドラマのがいいけれども。
役者としてはNewカマーなのだから、修行とか試練だと思えば我慢できる。
 
ほんとは霊剣山の続編とかが希望だけど、できれば古装が希望だけど。
とにかく次のお仕事(役者の)が来ることを祈っておこう。
1995年1月11日生まれの27歳、178㎝、61kg。
上海視覚芸術学院卒業。
 
「十五年等待候鳥」「超級小郎中」「萌族酷狗偵探第二季」「追球」

一紙寄風月てこが見た感想

短剧なので仕方がないと言われればそれまでだが、
それにしても安直すぎる流れに失笑を隠せない。
ドラマ世界での結末はあまりにお粗末流れだった。
 
ドラマ世界だと割り切っているのか、真剣さとか切羽詰まった追い詰められた感じが全くないので。(ヒロインに)
こちらも割り切って見るスタンスだ。
なので、皇子の危機、とかでも全然手に汗握らない。
ラスボスもまったく怖くなかった。
不穏さや邪悪さも感じなかった。
 
現実世界へ戻ってから。
・・・
これも変な流れで、終始???が付き纏ってたのだが。
・・・
!!!
???
ヒロインにこれっぽちも感情移入できないし、何も感じなかったので。
このラストはそれなりにザマァって事で画期的かもしれない。
 
あまりに唐突なので
”まさかの夢オチ?”とか
”って事でリスタート?”とか
いろいろと巡る頭ん中だったのだが。
どうやらこれで終わりの様だ。
 
短剧って、それこそ監督さん・脚本・Pの力量が如実に出るもんだなぁ、と徒然思う今日この頃だ。