台湾ドラマ『追撃者 ~逆局~』(原題・逆局-Danger Zone-)ドラマレビュー:元祖F4@周渝民主演☆クライムサスペンス【周渝民ヴィック・チョウ】【朱軒洋/朱轩洋ベラント・チュウ】 【李銘順/李铭顺クリストファー・リー】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり
ご訪問ありがとう、てこブログへようこそ。
今日は、台湾ドラマ『追撃者 ~逆局~』(原題・逆局-Danger Zone-)ドラマレビュー:元祖F4@周渝民主演☆クライムサスペンス、
を紹介するよ。
台湾ドラマなので、台湾訛りが割とあってなんかいろいろと感慨深い。
主演は、元祖F4の花沢類こと周渝民ヴィック・チョウ。
どや?
花男(花より男子)は、台湾版を始め中華本土、韓国、もちろん日本でもドラマ化されているが、ヴィックの花沢類が一番本家本元神尾葉子センセの原作に近いビジュアルであった。
おそらく今後もヴィックの花沢類が永遠の1位であることは間違いないだろう。
で、こんなに大人になりました♡
どや?
渋さが加わり完全にアップデートされたイケメンっぷりである。
前半は受刑者で抑えた鬱屈さがなんとも萌えるのだが。
後半はしゃばに復活して、捜査するのだが協力してくれた元同僚?(たぶん)の女が
「これバレたら私も危ないんだけど・・・」(極訳)
みたいな事を女が言った後の、ヴィックの微妙な表情。
”私、別に下心があって協力した訳じゃ無いけど、この顔見れるならちょっとの危険なんて問題ない、ぃやむしろ危険でも協力したい”って思えるほどの、何とも言えぬ艶っぽい顔をしよるヴィック。
要するに、前・後編と違うタイプのヴィックを拝めると言う事である。
さらに、このドラマにはラヴラインはない、
つまり女が出ないドラマである。
なので、バディの刑事@任非レンフェイがヒロイン枠である←チガウ
おわかりか?
このドラマはブロマンスものではないが、妄想の方向によってはそんな楽しみ方もできる仕様になっているのだ。
ってか、そうとしか思えなかったがな、てこは。
っと前置きが長くなってしまったが。
1季が1〜12、スペシャル1、2季13〜24集となっている。
ちなみにどこで見れるかと言うとアイチーイー(中国版)で配信中である。
ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!
逆局ってどんなドラマなん?シーズン1【監獄ロック編】
ヴィックは著名なプロファイラーでBAUみたいなとこ(FBIにおける)で働いてたが、訳あって辞職。
その後、社会派弁護士として活躍。
しかし、どうやら琴線に触れる事件を担当してたらしく、濡れ衣で婦女暴行犯として服役中。
しかも、被害者女性が亡くなったため、有罪なら無期懲役もしくは死刑確実。
ここで、割とどうでもいい話をぶっこむが。
まだ裁判中なの、ヴィック。
刑は確定してないし、そもそも有罪かも決まってないのに服役ってどゆこと?
台湾の法は日本と違うのであろうが。
仮に無罪でも、疑われるような状況なら犯罪者と同じ扱いを受けるのか。
到底納得できない案件である。
っとまぁ、納得できないが、言っててもしょうがないので進むね。
しゃばでは、連続バラバラ殺人遺体遺棄事件が発生。
TVに映った報道で@任非レンフェイをみかけた(刑務所のTVで見てた)ヴィックは、レンフェイに接触を図る。
「殺人犯の見つけ方教えるから、俺の冤罪をはらすお手伝いをしてくれ」
ってのから、二人の物語(←ヤメレ)は始まる。
同時に、刑務所内でも連続殺人事件が発生。
ヴィック自身も殺されそうになったり、ヴィックの持ってたペンが凶器に使われたりして。
ヴィックピンチが続く。
しゃばの方の事件は、事件の捜査チームがぼんくらすぎて、どーにもこーにもならん。
いちおー”特殊犯罪捜査チーム”らしいのだが、はて?
ホッジとかリードとかモーガンとかペネロープとかで慣れてると、マジでイラつく案件。(※クリミナル・マインド)
ヴィックは刑務所の中だから、わずかな面会時間でレクチャーするしかないのだが。
しかもレンフェイは割と脳筋属性で、ヴィックを信用していいのかも不安みたいで。
などと言ってたら、案の定@チームぼんくらは敵の罠にあっさり引っかる、それも何度も。
で、だんだん事件も込み入ってきてヴィックの話がどうやら的を得てるってなる、ようやく。
だんだんと、レンフェイがヴィックを頼りにしていって、”すきっ♡”ってなってく様がマジ萌える(ヤメレ)
5〜6集くらい(たぶん)だったと思うが、いきなりラスボスと思われる人物が出てくる。
なんでわかるかって?
だって、”初登場で黒スーツでサングラスはラスボス確定”ってのは常識だからね。
しかも、権力者、大病院の院長、ってもう間違いないやつ。
でもね、なんか違うの。
ぇ?って感じでお話は進むのだが。
↑しゃばの事件の時に、突然涌いてきたこのメオト。
夫が「霊剣山」の@海の兄さんである。
彼が脇なわけないから、じゃぁ彼が・・・とか思ってしまう中華脳のてこである。
ぇ、グラサンおじは?違うのん?
そして、しゃばの方のバラバラ殺人事件の犯人がシーズン1の途中でわかってしまう。
ヴィックの冤罪事件の犯人と、しゃばの事件の犯人が同一で、最後に一気に方が付くとおもっていたてこである。
どうやら、一個ずつ解決していく方向性の模様。
で、お次はヴィックの冤罪事件。
ここでのMVPは何と言っても
↑下段の真ん中のIT担当の@オン眉くんである。
@チームぼんくら、とか言ってごめんなさい、謝ります。
ペネロープほどじゃないけど、そこそこスキルのある彼のおかげで、やばい動画を探り当てる。
そっからは、レンフェイ(と恩師の娘)の頑張りどころ。
愛するアニキのためにもう無我夢中である。
もぅてこのにやにやも、妄想も止まるところを知りません。
でも、最後まで見てもモヤる点がひとつあり。
それは、ヴィックが嵌められたのは計画的orなりゆき、かである。
たまたま別件で話を聞こうと呼び出したカフェ。
たまたま名刺が置き去りに。
たまたま女が財布を忘れて、ヴィックの名刺が残されてたので彼に連絡が来る。
財布を届けに行ったらたまたま女血まみれ。
↓
こっからは、画策された事だとわかるが。
これだと、財布届けに行った人が犯人になる流れだから。
たまたま冤罪に陥ったのがヴィックって事?になるね。
逆局ってどんなドラマなん?シーズン2【しゃば編】
シーズン2で突如涌いてきた新キャラ@霊剣山である。
・・・
ラスボスやろ?(確信)
彼女はヴィックの師匠から教えてもらった、これまたプロファイラーらしく。
彼女が来たおかげで、捜査はそれなりにまともにはなる。
で、無事にヴィック事件の真犯人も見つけたはいいが。
なんかいろいろとあやしすぎる霊剣山なんだよね。
クリミナル・マインドを熟鑑してるてことしては、あのサイコが飛び降りそうな時に言った言葉は完全にNGなはず。
この時点で、考えられる可能性は二つ。
イー:霊剣山も悪の手先だった
アル:と思わせといて、めちゃヒーローで最後にラスボス裏切るやつ
さぁ、どっちかな。
で、@チームヴィックの方はと言うと
ヴィック✖️レンフェイ・・・➕女(ヴィックの恩師の娘)なのだが。
正直この女が余計なんだよね。
なんでふたりの世界に割って入ってくるのか、意味わからんて。
実はもう一人イケオジがいるのだが↓
レンフェイが新人の時から面倒見てるロマンスグレーなおっちゃんである。
彼がヴィックチームに入るべきなのに。
おっちゃん、レンフェイがあまりにも「ヴィック、ヴィック」いってるからスネちゃって(←チガウ)別行動なんだよね。
でも影ではおっちゃん、レンフェイ守るために尽力してる、空回りだけど。
そして突然のフラグ立ちである。
案の定・・・涙。
あんまりである、あんまりすぎる設定。
カモン、おっちゃん!
モア、おっちゃん!!
でも、この女が
「私のせいで・・・」
などと泣いている時の、レンフェイの慰め方が・・・
!!!!!!!!
衝撃的なかっこよさ。(語彙力)
正直な話、
ヴィックと並ぶと、あまりにもヴィックが小顔だしついでに色気までダダ漏れのために。
レンフェイが1ミリもかっこよく見えなかったのだが。
”ぇ、こんな顔されたら・・・惚れてまうやん?”
ってなる。
愚直で不器用な彼が見せた、慈しみと哀しみと愛しさ、なのである。
もう”推す”確定になった瞬間である。
ごく稀にこゆことが起きる。
まさに一期一会の出会い。
長い長いドラマのほんの何秒かの1シーンで、心臓がどぅくぅん、ってなるこの瞬間。
こんな出会いのために、日々中国語を聞いているのだ、我は。
今日もNewカマーなヤングイケメンに出会えた事を感謝します、アリガトウゴザイマス。
・監獄中での殺人事件
・しゃばの殺人事件
・ヴィックの殺人事件
と、3つの事件が解決したのだが。
最重要案件が一つ残ってまして。
それが、クリスマス銃撃事件である。
なんとこの事件にはヴィック✖️レンフェイ✖️霊剣山の女、の3人が
・まさにその日プロポーズしようと思っていた青年ヴィックの愛する女
・クリパを楽しみにしてた少年レンフェイの最愛のままん
・自身が仕事中(警官)に少女をお助け中に被弾した霊剣山
それぞ被害に遭っていたという繋がりがあったのである。
1集で、ヴィックがTVに映ったレンフェイを見て接触したのは、
この時既に「あの時の子だ」とヴィックが気づいていたからなのか、
とようやくわかったてこである。
でも、レンフェイはあの時自分を助けて、上着をかけてくれたお兄さんがヴィックだと気づいていない。
ヴィックは、しかし一生その事をレンフェイには言わないような気がする。
そんな男なの、ヴィックは♡
ラストは、クリスマス銃撃事件の真相は暴けるか。
影に蠢く巨大な権力に立ち向かえるのか。
逆局てこ監修”イケメン備忘録”
おとなになった花沢類@梁炎東/梁炎东【周渝民ヴィック・チョウ】
何度でも言う。
監獄ロック編のヴィックのかっこよさったらない。
きらきらうふふじゃないヴィックってこんなかっこよかったの?
白のふあふあとか着てない、むしろ薄汚いヴィックって。
囚人No.5710、君を忘れないbyてこ
監獄で首を絞められて殺されそうになるのだが。
サーチによると、実際にギリまで首絞めてもらったそうな。
演技の後しばらくは視点が定まらなかった、などと言っていた。
そう、いつでも全力投球、それがヴィック。
いたずらにファンダムを心配させちゃう、それがヴィック。
しゃばに戻った時のヴィックも、coolでいいのだがやはり監獄ロックなヴィックは格別である。
今後はムサもの(むさ苦しいオヤジたちが大挙する系)などで、ムサ叔たちに揉まれるヴィックが見てみたい。(切望)
1981年6月9日生まれの40歳、180㎝、66kg。
2001流星花园でデビュー。
あれから20年か・・・(遠い目)
「烈火如歌(如歌~百年の誓い~)」これはきらきらうふふだった
「柜中美人(皇帝と私の秘密~櫃中美人~)」これは途中放置だった
「大宋宫词」これも10集くらいで止まってる
@大宋はがんばって最後までみてレビューしたいとは思っている。
おにいちゃんラヴ♡な男子@任非【朱軒洋/朱轩洋ベラント・チュウ】
いろんな障害を乗り越えて成就する愛(←チガウ)
前半はヴィックおにいちゃんは監獄だから、会える時間もちょっとだし。
でも短い時間でレクチャーされた事を、必死で思い出して実行する様がてこの妄想を加速させる可愛さなのである。
無罪判決ではしゃいでたら、おっちゃんに
「おまえは家族かっ?」
って呆れられてたけど。
なんだかてこは妄想がすぎて
「おまえは恋人かっ?」
って脳内変換されていた。
ヴィックにいちゃんと並んだ時の、この残念さ、わかる?
かたや、ボサボサヘアーに無精髭の囚人服なのに洗練された雰囲気醸し出すヴィック。
かたや、ビジュアルはまぁまぁなのにぜんっぜん垢抜けない無粋な感じのレンフェイ。
このギャップ萌え。
神レベルのCPである(←ヤメレ)アリガトウゴザイマス
このキャスティングした方は天才なのでは?
脳筋属性だが、内にある善良な心と正義感をレンフェイに感じ、レクチャーし見守るヴィック。
不器用だけど、ヴィックにいちゃんの言いつけ守って、期待に応えたいと失敗しつつも諦めずにトライするレンフェイ。
最後の方は、もうみんなCP成立が暗黙の了解になってて応援してた気さえするてこである。
不器用で、無粋で、なんかいっつも体張って殴られてて、ついでに服のセンスも悪くって。
ってゆう残念さでいっぱいのキャラなのだが、上述したようにふと見せる表情に堪らない魅力があった。
彼のキャラは、ついでにぱぱんとの仲が微妙だったり。
クリスマス銃撃事件のトラウマ持ってたりと、なかなかのナイーヴキャラだったのであるが。
終わってみれば、うまく演じてたな、っとも思わなくもない。
2000年4月4日生まれの21歳。(1999って情報もあるのだが、まぁそんくらいって事で)
2018年デビューのまさにNewカマー。
映画「下半场」で、第22回台北電影獅子賞で最優秀新人俳優、最優秀助演俳優にノミネートされて注目されたっぽい。
〜からの本作の「逆局」
映画「哭悲」
直近はドラマ「天桥上的魔术师」
もっと活躍したかった萌叔@隊長【李銘順/李铭顺クリストファー・リー】
てこが中華なドラマを見る上で、非常に重きを置くのが”イケオジ枠”である。
若手の、荒削りな強がりや眩しいほどのフレッシュさももちろん大事だが。
彼らをより魅力的に見せている背景には、必ずといっていいほどイケオジが存在している。
イケオジたちの熱演により誘き出される涙をてこは”呼び涙”と呼んでいる。
※本編の涙をより劇的に演出するためのウォームアップ
本作のイケオジ枠はこのロマンスグレーなおっちゃんの@隊長である。
がしかし、いまいち(すみませんね、ぺこり)
メインCP(←チガウ)のパワーがパネぇために、オジの影は薄い、とても。
本来はもっと胸熱展開にすべきだと思うのだが、色々と雑な扱いであったように思う。
未亡人になった嫁の方が、胸熱セリフ?とかなんか違う。
イケオジ推しのてことしては、この枠をもっと有効に活用してほしいと切に願う。
例えば、ヴィックの恩師の娘がやってた役割を、おっちゃんがやってたら。
その上の無念の退場劇ならば、どんなに泣けた事であろうか。
ほんといらんて、あの娘。
1971年7月23日生まれの50歳、181㎝。
↑のおとなりは結婚23年の嫁らしい。
共演がきっかけらしい。
「新神雕侠侣(2014)」「陆小凤」「白蛇新传」
張震さまの映画「缉魂(The Soul: 繋がれる魂)」にも出てたらしいが・・・
逆局てこが見た感想
話の肝になってた、クリスマス銃撃事件は臓器売買闇組織がらみだったことが明らかになる。
ってか、見てるほうはとうに気づいてるのだが。
そう、事件の犯人というより、後ろでコントロールしてる権力者をどう裁くか、ってのが本当の肝なわけ、このドラマ。
同時に、隠れ命題は
”法で裁ききれない犯罪を我の手で成敗”の正否、ってとこだろうか。
監獄での殺人も、性犯罪の被害者の父が
「こんな卑劣な犯罪者は死ねばいい」
と起こした殺人であった。
しゃばのバラバラ殺人も、妊活に身も心もボロボロになった女医が
「産みたくとも宿せないのに、こんな奴らは」
と起こした殺人であった。
最後の霊剣山の女は、もう少し複雑ではある。
臓器売買の恩恵を受けたものは、もれなく悪事に手を貸さなければいけなかった、と正当化し。
しかし、やはり悪は成敗しなければならない、と多くの命を犠牲にしリストを手に入れた。
で、ヴィックが作中でぽろっと言ったこと。
「神になろうとした時、堕落する」(極訳)
前半に何気にひとりごちて言ってたことで、なんのことやろ?と思ってたが。
最後まで見ると、そゆことなんかな?などとジワるのである。
まぁ、割と使い古された命題ではあるが。
多数の事件を複雑に絡み合わせる事と、キャスティングの巧妙さで最後まで楽しく見ることができた。
U-NEXTでポイントだが見れるし、来年にはどこぞでOAという情報もある。
なにより、監獄ロックなヴィックは一見の価値があると思ので、みな見るがいい。