中国ドラマ『太陽と月の秘密~離人心上~』(原題・離人心上/离人心上)ドラマレビュー:ラスト考察してみようか?郑业成のPVだと思ってみてほしい☆【鄭業成/郑业成ジェン・イエチェン】【周大為/周大为ジョー・ダーウェイ】【書亜信/书亚信シュー・ヤーシン】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり

2023年10月9日

ご訪問ありがとう、てこブログへようこそ。
 
今日は、中国ドラマ『太陽と月の秘密~離人心上~』(原題・离人心上)ドラマレビュー:ラスト考察してみようか?郑业成のPVだと思ってみてほしい☆
を紹介するよ。
 
鄭業成/郑业成である。
、、、
はぁ〜〜〜。
なんでこーゆーのばっか出るかなぁーーーー。
すっんごい楽しみにしてた古装であるのに、またこんなかよクッソ、である。(失礼・ぺこり)
ぁーーー@三千鴉が蘇る。
こん時のブログも「見所は郑业成のみ」ってタイトルだった。
文句なしにかっこぇえのよ。
演技も申し分ないのよ。
見事なマッスルボディから繰り出される殺陣もすんばらしいの(語彙力)
お願いだから、ガチの武侠とか、大河歴史とか、そんなのに出てくれんかな(懇願)
 
で、また出た邦題&日本版スチール、案件である。
なんでこんなキラッキラなん?
なんでこんな邦題なん?
太陽と月に秘密などないわ。
 
原題の「离人心上」を訳すと”切り離される”とか”離れ離れ”とかそんな感じでしょ。
自ずとこれは悲恋か、と察するのだが。
それなのに、このスチールである。
このスチール見る限りではキラッキラのラヴコメ全面押しである。
で、みてみると案の定で、ブログも書かずに放置してたのだが。
納得いかないラストの後の番外編を見れたので、モヤってる方々のためにレビューすることにした。
 
ぇえぇえ、↑これは非常に重要な案件ですよ。
とか言っといて、このアナザーエンディングが配信とかDVDにパッケージ済みならば、無意味ではあるが。
配信されてるのは36集だから播出ものと同じだと思う、思いたい。
 
ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!

离人心上ってどんなドラマなん?

↑いきなりがこれですやん?
こんなアクシデントや、ニアミスや、ずっこけて転びそうになるところを腰支えてのイナバウアーの見つめ合い、、、、以下略。
ご覧の通り、いちおーメオトであるからキスとか混浴とか問題ないし。
一緒に寝るとか、入浴シーンとか、もう色気ムンムン、独り殺陣稽古は男臭ダダ漏れのかっこよさ。
もう郑业成プロモーションビデオってことでいいですか?
 
男主@薛曜(中の人、鄭業成/郑业成ジェン・イエチェン)は、西昭族との戦いで大勝利をおさめた若き大将軍。
彼の兄が宮中で死んだ理由を密かに探っている。
 
女主@徐初月(中の人、胡意旋フィー・イーシュエン)は、体に秘密がある。
どうやら体内に生辰石なるものを吸収しており、子の刻から丑の刻に眠り悪夢を見ると、それが正夢になる。
悪夢を回避すべく行動し成功したらハイリターンが待っている。
彼女の体に、起きた時刻の十二支の姿と特徴が現れる。
しかも、ここに重大なヒロイン設定である”命の期限付き”設定発動である。
十二支すべての獣に変化した後は、意識はあり長生きできるが、傍からは眠ったままの人にしかみえなくなってしまう。
そして、ドラマスタート時に既に10回の悪夢回避済みであるため、残り2回の命という初期設定である。
 
なかなか斬新なこの十二支ルール。
最初はこれなら期待できるかも、と思った自分を叱りたい。
 
で、一度は皇帝命令でメオトになった2人。
最初は牽制し合うが、だんだんとお互いが好きになってきて。
相思相愛、と言うところでセオリー発動で、あんな(横恋慕係のあれやこれや)こんな(いつも諸悪の根源・皇帝の企み)で離縁する羽目に。
で、前36集のうち34集くらいまでは、
お互い反発→疑う→思いあう→ラブラブ→問題発生→すれ違う→ラブラブ→問題発生→誤解しあう→ラブラブ→以下略、
と果てしなく続く。
 
いいですか?
問題はたった二つなのである。
 
イー:@薛曜の兄の死の真相解明
アル:@初月の体の秘密、命の期限解除
 
言っておくが、”イー”問題は割と早めに真相がわかる。
なので、残りの案件は”アル”だけなのに。
日本ドラマ(民放)スタンダードの8〜9話で済みそう、ってかできるはず。
それをずっーーーーーーー(30集分くらい)とラヴラヴ・別離・ラヴラヴで繋ぐという。
なんという力技。
こんなものを最後まで見るために必要なのは、そのつまんなさを凌ぐほどの魅力を持つ明星である。
そう、それが鄭業成/郑业成ジェン・イエチェンなのである。
つまらない、つまらないが、彼見たさゆえに続きを見る。
こんなドラマはぃやだ。
↑これ女主ね。
小顔で可愛いけど。
後2回で眠り姫になるのに全然シビアじゃない。
あと「ねぇ〜〜?ぃいでしょ〜〜?」みたいな甘えるのがほっんとにィヤ。
すぐに誤解する頭の悪さもィヤ。
↑この女もね、気に入らない。
@蘇囡囡(中の人、黄燦燦ホアン・ツァンツァン)
最初は@薛曜が好きで、皇帝に離縁書を渡したのはこの女である。
脳筋属性だし、可愛げがあっていい?
よくないね。(断言)
でも?なのは、絶縁状を渡した理由が@薛曜が好きだからじゃなくて@初月のためを思ってとか?
まじで意味わからん。
ここいらへん、集中してなかったから中文だと何かと間違ってるかもなぁ。
後釜の明星がこの後備忘録にランクインなのでお楽しみに。
↑は女主に横恋慕する@徐星辰(中の人、楊霖ヤン・リン)
まぁ、真面目だし、誠実だし、ずるいことしないし、善人だけど。
タイプじゃない、ごめん(失礼・ぺこり)

离人心上てこ監修”イケメン備忘録”

パーフェクト死角なしな男子@薛曜【鄭業成/郑业成ジェン・イエチェン】

彼はね、ずーっとてこが見守ってる明星なのである。
酔麗花~エターナル・ラブ』(原題・醉玲瓏)では出番はほんのちょっと。
それでも多くの人が彼の可愛らしさに目をつけたであろう。
しかし彼の俳優ロードは苦難の連続である。
 
いい作品に巡り会えない”(注:古装限定、てこ基準)のである。
 
”いい作品”とはレアものである。
脚本だけ良くても、演員がアレだとだめだし。
演員だけで引っ張ろうとする作品は言わずもがなだし。
脚本と演員が良くても、作りがチープだったり監督がアレだとだめだし。
要するに、”いい作品”とは”奇跡”そのものであると言えるほど貴重・レアなのである。
 
そこでお勧めしたいのが”武侠もの”とか”大河歴史もの”である。
江湖の世界はシンプルである。
武侠だと大概のことは多めに見てあげられるし、江湖らしさにニヤニヤできる(てこ基準)
大河歴史はなんとなくスケールが大きい感じで煙に巻かれる感じがモヤって、それが良き(てこ基準)
 
しかし、彼の過去作を紹介すると、上述の醉玲瓏の後は。
どちらも、割と荒ぶってるがよければ読むがいい。
 
で、前置きが長くなったが。
本作でも彼は申し分ない仕事をしている。
きりりとしたお顔で殺陣練習してるかと思えば、こんな顔で迫ってくるし。
かと思うとばぁっさぁーーーーーってマントを羽織って颯爽とお出かけ。
で、彼の何がいいかって。
それは””である。
ポロポロと、ポタポタと流れ落ちる涙演技が上等すぎる、まさに”神涙”なのである。
 
もひとつ特筆すべき点がある。
それは”顔とボディのギャップ”である。
彼は非常に小顔、後ろの@白里起とほぼ一緒に見えるでしょ?
しかも甘い可愛いボーイ感たっぷりなのに
まぁ、入浴シーンでもお分かりかと思うが、ボディが非常にむっちりしておる。
↑この手を見てほしい。
むっちりしとるやろ?
ゴンズー(@晩媚)や张若昀のようなお美しい手もいいが、彼のこのむっちり小手手(おてて)も捨てがたい。
見れば見るほど魅力溢れる男よのぉ♡
 
だからこそ、もったいない、実に。
ほろほろ涙を流す理由が「あの女のせい」とか思いたくない。
その涙が、例えば「オレの屍を超えてゆけ」みたいな、義兄弟が自分のために死んでいくのを見ての涙、とかならどんなにいいか、、、。
1993年8月26日生まれの28歳、180㎝、67kg。
中国戏曲学院卒業。
「鹤唳华亭」「别云间」この二つは記事は気長に、、、
「镜双城」これは@李易峰が主角らしいから男②か、まだ播出されてない気がする。
「玫瑰行者」これは現代物で最近見たので記事は気長に、、、
直近はおそらく「满月之下请相爱」でラヴものだろうな。

見つけたNewカマーな男子@羅戟【周大為/周大为ジョー・ダーウェイ】

ぃやぁ、また見つけちゃいました、Newカマー。
@羅戟くん、薛曜の死んだ兄の部下だったのが今は薛曜に仕えてるのかか、それとも宮廷の護衛なのかよくわからんかった。
けども、特に重要な役でもないし、いなくてもいい役なのでその辺は曖昧でもオーケーな仕様。
でもさっきちょこっと話した脳筋娘@蘇囡囡との絡みが思ったより多くて、それに伴い彼の出番も多くなる喜び。
役も重要じゃないので特に演技力や殺陣の評価はできるほどの見せ場はない。
それでも彼が出てくると画面がワントーン明るく感じる。
この現象は特定の明星にだけ現れるものであるので、彼は間違いなくこれから来るNewカマーである。
てこの眼に狂いはない、いつでもどこまでも。
1995年8月25日生まれの26歳、183㎝。
Newカマーなので出演作品は10作品未満である。
実は「鬓边不是海棠红」にも出演している。
ほんの一瞬だが。
「骊歌行」は今まさに視聴中なのだが、許凱の弟役で、これまたかわいい。
若き日の妻夫木くんに似てなくもない。
直近は「双镜」(たぶん)既に播出済なので見てもいいかもしれない。

無憂くんの弟がこんなところに男子@白里起【書亜信/书亚信シュー・ヤーシン】

@無憂の弟がこんなところに。
てこブログをお読みの方は@無憂ですぐにお分かりかと思いますが、知らない方は「白華の姫」(白发)を読むがいい。
 
ぃやぁ、イケメンだとは思うがてこの好みじゃないのでランクインは迷うが。
@無憂のときは一言も言及せずにスルーだったので、今回は罪滅ぼしの意味を兼ねてのランクイン。
 
男主①の護衛の@白里起であるが。
よくある、主の恋愛脳につられて護衛も恋愛三昧、とかにはならず。
完全なる脇、
さらに主のために体を張るなどと言う見せ場もなく、
加えて護衛ならではの武術ひけらかしなどもなく、
オールナッシングなかなしきモブである。
ぇ?わりかし可愛い。
古装より現代劇のが良いのでは?
1990年1月21日生まれの31歳、180㎝。
 
「人生若如初相见」「外星女生柴小七」は見てない。
「玉昭令」記事は気長に、、、
@白发のあともこれというのには出てないようだ。
がんばれ书亚信!

离人心上おまたせのラスト考察しようか?

ややこしい話なんですね、実は。
 
物語の冒頭シーン。
 
子供たちが集まる先に男がいて、子供たちはその男を”关山(関山)先生”と呼ぶ。
男の傍らには、眠ったまま目覚めない妻がいる。
男は子供たちに
妻に365個の物語を聞かせたら妻は目覚める」
と言っていて今日が最後の物語を話す日だった。
 
そして、男は話し始めた。
あるところに初月という姫君がいました。
姫君は夜の内に眠ってはいけなくて太陽が昇ってからじゃないと寝てはいけない。
なぜなら〜
 
と話し始めるところからスタートするわけだが。
「あ、なるほど、要は回記録ってことね」
と思いながら見る流れとなる。
結局は眠り姫になるわけだから、命の期限は解除できないんだろうな、と思いながら見るわけである。
 
結局@初月は12回の予知夢を愛する人のために使い永遠の眠りにつく。
将軍は初月を連れて旅に出る。
姫君が大好きだった物語を読んで聞かせたり、星を眺めたりして過ごす。
しかし、長い時間かけても姫君は目覚めることがなかった。
「これでお話は終わり」
男は子供たちに言った。(冒頭シーンに戻る)
 
ここで、、、???が発動する。
将軍の服装で?になって、
「ぇ、冒頭の关山センセが将軍?」となるわけである。
極め付けは、眠り続ける妻を連れて人がにぎわう市場を抜ける時である。
死んだはずの桃幺が出てくるところで気づく。
「これは关山センセの作った物語なのか?」と言うことに。
でも、また崖の上で将軍姿に戻るんだよね。(また泣いとります、将軍)
そんで
これで終了、、、。
ぉーーーーーーーい、だよ、ったく。
これでモヤりはマックスに。
最後の最後で崖から飛び降りる姿は将軍と初月に戻ってるから。
 
イー:これも物語?
アル:実は将軍と初月が現実?
サン:关山センセと奥方の行方は?
 
などとぐるぐる考えねばならない事態に、ちゃんと終われやクッソ、なのである。(失礼・ぺこり)
 
しかし、アナザーエンディングなるものを見ました!
 
結論から言うと、安心してください。
すんでのとこで崖の上で初月は目覚め、結婚し子まで出来て。
あまあまラストもうべったべたであった。
 
ぁあ、この3行を皆様にお伝えするために、こんな長いレビューを書こうとは、、、
すいませんね、ほんと。

离人心上てこがみた感想

物語の十二支ルールといい、非常に高いポテンシャルを感じる作品だったのに。
将軍は紛れもなく、寸分のすきのないイケメン具合であるし、ツンデレ具合も絶妙で、まさに死角なし。
アイディアも斬新でプリンセスが干支に変化とか(特に豚が食べ物〜〜って求めてるのかわいい。だが、一言、言っとくと干支に豚はいないぞ?)
最後の悪夢回避方法とかも良くできてる。
 
それなのに、見てる途中と見終わった後のモヤっと感がぱねぇ。
しかも、なぜアナザーエンディング方式を取ったのか。
最初っからハピエンにすれば少しはモヤっとも解消されたはず。
クレーム反応としての処置か、最初から計画してたのかは、サーチするる限り半々の可能性でどちらとは断言できない。
ぃやね?人も死なないし、終始”つん→でれ”の繰り返しで、基本は”ラヴ”で、女主はのーてんき。
この流れで”悲恋”はありえないし、納得できない。
 
少女漫画におけるデフォルトが全て詰まってるような作品で、さらにラストでまで欲張った結果、
ほら、悲恋だぞ、見てる者はみな泣きやがれーーーー」という圧を感じる。
 
なにはともあれ、男主角の鄭業成/郑业成ジェン・イエチェンは今後も播出待ちや、主角作品情報がたくさんである。
実は本作『离人心上』は中華本土では塩評判で、てこはかなりヤキモキ心配したのである。
でも、次もやっぱりきらきらモノっぽい。
きらきらなら短めでお願いしたい。
それならぎり我慢して見れる。
それでも、しかし、熱望は、
 
ハードボイルド郑业成”が見たい、である。(懇願)