中国ドラマ『黒豊と白夕~天下を守る恋人たち~』(原題・且試天下/且试天下)ドラマレビュー:われらバディ、最強にして最愛♡【楊洋/杨洋ヤン・ヤン】【頼芸/赖艺/賴藝ライ・イー】【劉芮麟/刘芮麟リウ・ルイリン】【張天陽/张天阳チャン・ティエンヤン】【賀開朗/贺开朗クゥ・カイラン】【黄毅ホアン・イー】【張昊唯/张昊唯チャン・ハオウェイ】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり
ご訪問ありがとう、てこブログへようこそ。
今日は、中国ドラマ『黒豊と白夕~天下を守る恋人たち~』(原題・且試天下/且试天下)ドラマレビュー:われらバディ、最強にして最愛♡
を紹介するよ。
【基本情報】
監督:尹濤、于永剛、石占利
脚本:張驍、尚夢露
P:楊暁培、方芳
原著:傾泠月《且試天下》
主演:楊洋 、趙露思 、張豊毅 、李若彤、頼芸 、宣璐 、劉芮麟 、張天陽 、張昊唯
プラットフォーム:騰訊視頻、Netflix、2022年4月18日〜
45分✖️40集
たしか去年(2022)ブロードキャストで、たしか当時はWeTVとかで見てた記憶。
でも、わずか2集ほど見て(あとまわしでいっか・・・と)ちょっとしたらVIPになってた記憶。
まぁいいか・・・と思ってたらあっという間の日本上陸。
やん♡やんとるーすーだもんなぁ、そりゃ速攻上陸だよな、と思いつついそいそとサブスク(ゆねく)訪問したらやっぱり課金だった件。
てこはケチだし、わりと辛抱強いので無料まで待つつもりでいた。
しかし、てこは目の前が少しだけ(0、1%ほど)明るくなる事実を知ってしまい、とうとう見ることが出来た。ねとふりさんありがとう。
イケメン武侠、という触れ込みだった本作だが、叔・爺枠も期待が持てるキャスティング。
叔枠代表はなんと言っても【張豊毅チャン・フォンイー】
てこの中華愛ルーツといって過言ではない作品の小楼だ。(「覇王別姫」参照のこと)
相変わらず女子に振り回されながら生きている設定だ。
@北王に黒子さんのお名前もあるが、スチールの一枚も見つからねぇ・・・
さては顔見せ程度か。
他にも随分と見知った叔・爺さま達がご出演の様だ。
叔・爺だけじゃなくヴェリーヤング枠も充実の模様。
最近よく見かけるぼーはん君【傅鉑涵/傅铂涵フー・ボーハン】
彼の成長した青年編を演じたのは【蘆展翔/芦展翔ルー・チャンシャン】
そしてもう少年枠ではなく青年枠でピン活動できるほどに整い始めた【黄毅ホアン・イー】
なんと彼は、やん♡やんのお付きの従者なのでもっすごく出番が多いし、もっすごくデキる部下設定だし、
うぶなやん♡やんに恋のA・B・Cも伝授できるハイスペック男子設定だ。
皆も楽しめるはずだ。
冒頭、空から蝙蝠軍団攻撃→竹林でのるーすーの白布お助け→しなる竹林→飛ぶ(軽功)
初っ端から武侠色1000%仕様に大満足のてこだ。
で、やん♡やんは?
・・・
しばらくは見せてくれないが、焦らしに焦らした後でようよう見せてくれるそのアクション。
なんと♡
武器は扇でしたよ♡
キレッキレっすよ扇捌き。
江湖メンに追い詰められ、囲まれての立回り。
期待以上の武侠色に大喜びのてこだ。
ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!
且試天下ってどんなドラマなん?
まずは日本上陸の際のキャッチを紹介しとくと↓これだ。
〈王子〉と〈姫〉、互いに身分を隠して〜続く
まんまこれだし、もっすごいネタバレだ。
ここのHPみればおおよそのことはわかると思うので、てこブログに求められるものはなんだろう?
と言うことでやはりいつものようにイケメンにフォーカスしてレビューして行こうと思う。
メインのおふたりは豊(丰)息(やん♡やん)と風夕(るーすー)。
読みがどちらもFēng xīふぁんしーなんで、区別をつけるために黒・白を名の頭につけたらしい。
黒が居れば白も居る
白が居れば黒も居る
みたいに(江湖では)有名なおふたり。
いがみ合ってるように見えて、最初っから黒が白にほの字なのはダダ漏れだ。
黒は、じつは雍州②皇子@蘭息(病弱設定、ただし演技)だが訳あって身分を隠し隠泉水榭とかいう秘密組織を作っていて、江湖ではイケてる存在だ。
なんでそんなことしてるのかと言うと、実家のお家騒動のせいだ。
継母に殺されないように病弱のふりをしながら、黒(@豊息)となって虎視眈々と力を蓄えてる、という状況。
白(るーすー)は、天霜門派のお弟子さんで義侠心溢れた女侠。
さっぱりしてるしうるさくないし強いしかわいいし。
でね、キャッチにあるように彼女も〈姫〉らしいから、どこぞの公主なんでしょ、おそらく。
つまりは最強って事っすよね。
まぁ、それを嫌味なく演じれるのはるーすーの強みでしょう。
で、初期設定を説明すると。
この世界は大東国帝国と六つの属国がある。
で、大東国皇帝は元極令っていう天下の紋所があるのだが。
その元極令が消えた、ってことで、
・天下の紋所を手に入れて天下を手中に収めたい属国
・そうはさせるかの大東国
・名を馳せたい江湖メン
という初期設定〜からの冒頭の竹林での戦いとなる訳だ。
ここで、まず目を引くのは【賀開朗/贺开朗クゥ・カイラン】
この男子は、どうやらその失くなった天下の紋所を所持しているようで。
それで多くの江湖メンに追いかけられてたようだ。
白(るーすー)に助けられたものの、その天下の紋所を白に託しサクッとお亡くなりになる。
こんなにイケメンなのに、わずか2集で殉死だ。
ぇーーーーーーっ
なんてもったいないことを・・・
で、舞台は黒(やん♡やん)の実家へと移る。
ここでは黒は@蘭息として病弱息子を演じてる訳だが、この病弱造形がことの他佳きだった。
見てくださいよ、この涙目。
「ふーわん・・・(父王Fù wáng)」
と跪き見上げてる図だ。
このムーブでうっかりやん♡やんに堕ちそうになってしもたわい。(あぶねぇあぶねぇ・・・)
黒の実家の雍州国は、専ら自国の問題に頭を悩ませており。
つまり天下の紋所の元極令に対して野心は抱いておらず、これを機に乱世が訪れるだろうからそれに向けて国力を蓄えておこう、というスタンスだ。
しかし、この王様には息子が3人おり(2番目が黒)末っ子が悪さを仕掛けてくるのだ。
その末っ子が、てこブログ古参のルイルイこと【劉芮麟/刘芮麟リウ・ルイリン】だ。
今の皇后はこの末っ子を皇太子にしたいと熱望し、あの手この手で黒を引きずり落とそうと画策するのだが。
しかし、末っ子がいろいろと残念だし、当の皇后もわりと残念なので全敗だ。
それがなんと34集まで続く。
しつこくて長い。
ルイルイは、今回はゲス役だったが屈託なく演じていて悔しがり方もスネちゃまみで非常に良かった。
健気にも報われず役や、健気にも殉死役が多いルイルイの真骨頂ではあるが。
ゲスなのと見せ場と役の魅力が0ゼロZEROだったので今回はランク外だ、ごめんねルイルイ。
長男役は待ってましたの【張天陽/张天阳チャン・ティエンヤン】だ。
こちらは、前半に出番が集中していて後半の出番はほぼないものの。
やはり流石の存在感で、もちろんランクインなので後でじっくり語りたい。
で、物語はと言うと。
次々に仕掛けられる皇后&末っ子の画策を華麗に躱しながら、国の問題も解決し、
偽物の元極令の謎なども調査し、
白との恋のA・B・Cも疎かにしないスーパービジネスマン黒。
中盤で、白が黒の正体に気付くがそれで態度が変わるような事もない(自分も姫だしな)
ふたりの距離は少しづつ縮まっては行くものの、ラヴメインな作りじゃないところがこのドラマの良点だ。
黒は白にだだ惚れなんだが、白もまんざらではない風だがこれといった進展はない。
似顔絵描いたり、料理したり、手繋ぎデエトしたりと、ニヤニヤ案件はちょこちょこぶっ込まれるが。
嫌味はないしバカップルにもならないし、スキップするほどではない(てこはスキップしたが)。
中盤までは黒実家の話と、白の江湖話が別々に進んでいき、
白は行方不明の師傅を探しに庸国霧山へ。
そこで山崩れにあった白を助けに颯爽と黒が降臨。
トンビだか鷹だか鷲の言語まで理解できる武侠メン黒。
で、霧山で太陰老人から黒は社稷堪輿図、白は蘭因璧月をそれぞれ授けられる。
蘭因璧月とは白っぽい花のようだが、これは武侠では鉄板のチートアイテムである。
いずれ訪れるであろうとんでもないピンチのフラグでもある。
つまりこのアイテムが役立つシーンが今後必ず訪れると言う事だ。
ここで霧山に同行してたふたりの男子を紹介しとこう。
まずはらいらいこと【頼芸/赖艺/賴藝ライ・イー】だ。
らいらいは大東皇帝の皇子なのでお団子ヘアーだ。
らいらいはてこブログでは既に古参だが、今回も漏れなくランクインなのでここでは割愛。
もうひとりが、らいらいの親友設定の男子@玉無縁【張昊唯/张昊唯チャン・ハオウェイ】だ。
この男子は、慶余年男子@李承乾だが↓
こんな男前だとは知らなんだ。
わりと序盤で明らかになるんでバラすけど、最初っから拗らせてるフード男子の中身はこの男子だ。
つまりこの男子がラスボスいうことやねん。
水上競争で、ちょっと白を好きになってるっぽかったが、そんな事より恨みのが大事っ!っていう男子だったのだ。
この無縁さんのせいで、蘭息=豊息、ってのが末っ子ルイルイにばれて、とうとうふーわん(父王)にもバレてしまい。
ぱぱ激おこ。
内功を消されてしまう黒。
そこから幽州公主の婿選へと舞台は移る。
ここいら辺から武侠色はすっかりなりを顰め、ちょっとスキップしがちなてこ。
しかも内功失ったやん♡やん。
・・・
でもな、ぶきょんちゅ(武侠沼人)は覚えている、あのチートアイテムの事を。
きっとやん♡やんはあの白っぽい花で復活するはずだ。
・・・
などと思ってたらーーーーー。
まさかの白の師傅ナレ死のうえ、白のせいだと思った師傅の娘に刺されて白瀕死。
ここでつこて来よった、チートアイテム。
でも!?
安心してください。
口移しで飲ませたんで、無双扇捌き再降臨です。
実にイイ、この武侠流れ。
胸がスッキリしまっすよ。
34集でようやく黒実家のゴタゴタが解決し(ルイルイ失脚)、お次は白実家案件へと舞台は移る。
ここからは、戦争なんでアクションも復活するが・・・
復活しすぎて戦争シーンばっかだったんだが、それがねまぁおもろい。
”血鳳陣”とかいう伝説の陣を使ったり、〇〇フォーメーション!みたいな号令で動く陣。
漫画キングダムにもあったようななかったような。
盾で丸い亀の甲を作って〜そんなんも司馬懿にあったようななかったような。
とりま退屈しない戦争タームではあった。
しかもね、やっぱ強いメインCPのふたりね。
この頃はもう互いに”愛してる”のらっゔらゔ状態なので充実感みなぎってる。
それと細かい話だが、民間人をどうするかとか、兵糧問題なんかもきっちり話の中に組み込んでて感心した。
もともとは無縁さんのお膳立てにより、幽州皇帝のわがままを通す感じで始まったこの戦争。
大きな犠牲を払いようやく落ち着き黒白婚礼。
古装の婚礼は無事に終わらないのがデフォルトだが、普通に無事に終わった。
そして5年後・・・
無縁さんは消息を絶ったままだがこのままでいいはずがない。
らいらいとも決着をつけねばなるまい。
クライマックスの肝は
・無縁さんやっつける
・らいらいとの決着
この2点だ。
且試天下てこ監修”イケメン備忘録”
扇捌きがバツグンの男子@黒【楊洋/杨洋ヤン・ヤン】
てこブログ古参かと思いきや2回目登場のやん♡やんこと【楊洋/杨洋ヤン・ヤン】だ♡
初登場はむかーしむかしの「少年四大名捕」。
こん時もやん♡やんは扇使いだったんだ。
これ↑がもう8年も前だとは、時の経つのは早いものだ。
その後、超楽しみにしてた古装「武動乾坤之英雄出少年(神龍)」が思わぬ苦戦で未だ完走出来ていない。
現代劇は良いのもあるらしいが食指が動かず。
〜からのひっさびさの古装やん♡やんなのだ。
とにかくポニテの武侠ヴァージョン黒は文句なし(造形)。
皇子姿は病弱ヴァージョンは惚れてまうレヴェルで佳きだが、お団子ヘアという高ハードル。
しかし、そこは中身で勝負さ。
ていうのは、
僕は(俺は)なんてったって白が好き
という気持ちに一切のブレがない男子なのだよ、諸君。
伝たいけど伝えられない不器用さ、でも伝えたくって頑張っちゃう姿はまぁかわいい。
途中、チンジョレのおねいちゃんにも
僕を好きになっても無駄だ
なんて、告られてもないのに言っちゃう一途さ。
途中、お付きの侍女に白の事言われて激おこになっちゃう姿も尊かった。
チートアイテム使用あたりからは、もう誰もその流れを止められない。
それまでは、恋愛と仕事は別、みたいな感じもあったけど、もう天下取るよりゃ白、って方向転換。
天下取りの為にこっそり用意してた秘密兵器軍団も、白のピンチとなりゃすぐさま差し出す。
最後の戦いなんて、白が来ない、ってんでらいらいとの戦いほっぽって白を助けに向かう。
愛のせいで沈着冷静でキレッキレだった黒はもう姿を消してしまった。
しかしながら、やん♡やん劇場のごとくいろんなスタイルを見させていただいたし。
なんてたってキメ顔はやはり天下一品だと再認識。
あと弱ってる姿が良かった。
特に内功消すお酒を飲む時の演技は、ぁあ今まで苦労してようやくここまで修行したのに・・・とか同情しちゃいましたよ。
やっぱやん♡やんって良いな、と思い最近(2023/7/5〜)ブロードキャストされた「我的人間煙火」を見ちゃおうかな、などと思案中のてこなのだった。
微博:杨洋
ひゃっ♡
赤&黒♡
ステキングだわ♡
1991年9月9日生まれの31歳、180㎝。
中国人民解放軍国防大学軍事文化学院卒業。
代表作:「微微一笑很傾城」「妳是我的栄耀」「全職高手」「特戦栄耀」「旋風少女」「盗墓筆記」「紅楼夢」「左耳」
勝てねぇ男子@らいらい【頼芸/赖艺/賴藝ライ・イー】
てこブログ古参のらいらいこと【頼芸/赖艺/賴藝ライ・イー】だ♡
レビュー中ずっとらいらいらいらい言ってるが、本当の役名は@皇朝だ、念の為。
しかしてこブログはそう言った事(役名)に拘らず呼びたい名で呼ぶことにしているんで、そこんとこよろしく。
らいらいとの出会いは「烈火如歌」の強烈なヴィラン@暗夜羅だ。
決して整った美人ではないが個性的で存在感があり、もちろんそれなりに男前ではあるがそこに得体の知れない何かを足した、
てこが”得体の知れない”認定をした一番最初の男子だ。
いわば得体の知れない枠第一人者という事だ。
しかし、だ。
今回の役はそのポテンシャルをひとつも発揮する事なく都合の良いポジションとしての役割枠だった。
なんという事だろう。
てこの激推しのらいらいを。
そんなつまらん役に使うとは。
しかも皇子なので、高ハードルのお団子ヘアーだ。
ちなみに難易度格付けは触覚ヘアーが最高難易、2番目がお団子ヘアー。
てこは愚かなので。
らいらいのポテンシャルを信じて疑わず、このままなはずがない、このまま使い捨てキャラになどらいらいがなるはずがない、などと一縷の希望を持ち続けていたのだ。
なので、霧山でさっくり白を黒に持ってかれても、
まぁ、他の大御所たちを助けなあかんしな、と無理矢理自分を納得させ。
幽州公主の婿選の時に、白に告る(俺の皇后にしてやる)も秒でフラれたが、
ニヤついてるし、次の策があるんだよね?だよね?らいらい?
と信じていたのだ。
・・・
親友だと信じて疑わなかった無縁には騙されていて。
大事な部下は無縁のばら撒いた元極令のせいで殉死(2集)。
大事な妹は無縁に惚れ、そして屠られた。
天下を取るどころか駒にされ。
黒との対決は全敗。
無縁にトドメを刺す事も出来ず(黒白に手柄は譲った、、、という事にしたい、させてほしい)。
最終的に天下を取った(認められた・託された)のは黒。
だけど黒がやりたくねぇ、ってんでらいらいの手に詔が・・・
わかりますよ。
ぇえぇえ、わかりますとも。
このドラマはやん♡やんのドラマなんで、やん♡やんが幸せにならんといかんのは重々承知だが。
断って欲しかった。
いらねぇ、おれもやりたくねぇ、って言って欲しかった。
まぁそんなん言ったら、黒白が余生を生きるのを邪魔することになるよね。
だからいいですよ、わかりました。
微博:赖艺Leon
1990年11月29日生まれの33歳、182㎝、63kg。
北京電影学院卒業。
やはり流石な男子@にいちゃん【張天陽/张天阳チャン・ティエンヤン】
お待たせしました。
てこブログ古参の辟邪改虚竹こと【張天陽/张天阳チャン・ティエンヤン】だ♡
いつも説明してるが辟邪と呼ぶようになったのは「司馬懿軍師連盟」からだが、そのずーっと以前からランクインしてる男子だ。
しかし、最近天八(「天龍八部2021」)で主人公のひとりである@虚竹を良演し、その記憶もまだ新しい。
なので、今後しばらくは虚竹と呼ぼうと思う。
今回の役は、登場人物中で一番やりがいのある役柄だったのではないだろうか。
というのは、①皇子(黒のにいちゃん)の人間性が1番複雑かつ印象的だからだ。
初めは、このにいちゃんも皇太子席を虎視眈々と狙ってて、仲間と思わしといて〜
などと勘ぐったりもしたが。
その後少しずつ明らかになるにいちゃんの背景はそれはそれは気の毒なものだった。
現皇后はにいちゃんの実のままで、末っ子は同腹の弟なんだ。
でもネグレストでちーこの時からお世話してもらえず。
あのちーこの時からおそばにいたお髭さんが、今もお世話してたお髭さんだと知った時は、てこはもう泣きたくなりましたよ。
現皇后が愛人時代に産んだ子なのだが、そうなると庶出?って事になるのだろうか。
そこいら辺は謎だが、一貫してるのは
・自分は能力も低いし(持病もちだし)
・皇后からも嫌われてるし
・皇太子の座など望んだ事もないし、これからも望むことなどありえない
・自分を面倒見てくれた前皇后(黒のまま)に恩を感じている
・なので黒のサポートをしたい
というスタンスであり、それはとてもまとものように思える。
しかし反面、持病の発作を目撃した者を全員殺すなどという恐ろしい事もやってのける危うさも秘めているし。
黒が自分を騙して(病弱のふりがバレた)いた事に心を痛め、でも病弱じゃなかったという事実を喜ぶべきなのか、と悩む心も持ち合わせている。
そして、皇后からの容赦のない試練がにいちゃんに降りかかるのだ。
ここからの流れは本当に気の毒で、にいちゃんの選択に悲しみを覚えるのはてこだけではないはずだ。
その後、しばらく(というかその後の出番は一度だけしかない)出番はないが、再登場時のサプライズ感。
てこはそれはそれは大喜びしたものだ。
ここで登場か、と。
そうだよ、それでこそ黒だし、その期待に応えられるのがにいちゃんなんだと。
そう、自己否定感が強いが、にいちゃんは決して残念な子ではない。
むしろ思慮深く、そして脳みそも優秀なのだ。
例えば、らいらいやルイルイの役よりは、にいちゃん役の方が随分と良い。
出番も少ないし、大局に影響するような役ではないが、じっくりと魅せる・魅せられる役であり。
そんな役ができた事、そして期待に違わぬ演技を見れた事に満足だ。
微博:张天阳
虚竹はプライベエトはほぼ上げてくれないのでFacebookから画像拝借。
1987年11月2日生まれの35歳、184㎝、72kg。
中央戯劇学院表演系卒業。
代表作:「虎嘯竜吟(三国志 司馬懿 軍師連盟)」「那年花開月正円」「鹿鼎記」「美人無涙」「笑傲江湖」「聴雪楼」
且試天下てこが見た感想
すっかり忘れてた大東国皇帝を継いだ男子の存在を。
【易大千イー・ダーチィェン】
ここにコンタクトしてた無縁さん。
とにかく、自分が天下をとるにはどうしても黒白コンビを消したい無縁さん。
大東国将軍は中の人、盧勇さん。
すっかり無縁さんの罠に引っかかってますよ。
またひとしきり戦争してます。
アクションはいいんですよ、ワイヤー系で飛ぶし回るし、キレッキレっすよ。
でもねぇ・・・
鎧だし・・・武侠メンとしてではなく皇帝という立場で戦うから・・・
白の布ひらひらさしたり、扇でじゅばじゅば切ったりしないんっすよね・・・
そしてね、出木杉くんだった黒が、愛のせいでどんどんと弱体化してしまうんですわ。
強いよ、あいかわらず。
でも戦略とか頭脳のキレがない、前ほど。
つまり、黒白大ピンチって訳ですよ。
そうこうしてるうちに、敵の大砲で白また死んじゃいました・・・
もうチートアイテム使っちまって残ってない・・・
流出画像見て知ってはいたが。
もうひとつ武侠チートがございまして。
それが、命移しでございます・・・
命とエナジー(余命)のトレードですな、言わば。
やん♡やんのプラチナヘアーをご収査下さい。
ただね、、、
アッシュ系にした方が・・・とかごにょごにょ思ったのはてこだけだろうか。
ぃやね、最近はわりとプラチナヘアー多いんでね、比べるとねいろいろと、、ごにょごにょ。
・
・
・
終わってみれば、普通に面白かったと思う。
武侠色は前半は強かったが、後半は戦争はあれど武侠ではなかったのは残念。
最後まで黒・白、として戦ってくれれば面白みがあったと思う。
白は最後まで白布でくるくるして欲しいし、黒は扇でじゅばじゅばやって欲しいと心から思った。
つまりふたつのアイデンティティを持つが故の中途半端さはあったと思う。
そして最大の残念は、らいらいのキャラだと思う。
ラスボスが無縁さん、というのはやはりインパクトが弱すぎるし。
ここまでやっといて動機や思いが薄すぎる。
ひとつの帝国と6つの国があるのだから、無縁さんも実は駒でラスボスはあの名だたる叔・爺勢から選出すべきであり、
そのさらに後にいるラスラスボスはらいらいだった!という驚きがあれば良かったのだ。
あとね、人がさっくりとお亡くなりすぎる。
白のにいちゃんもだったが、韓樸くん・・・
彼はDr.にならしてあげたかった、フラグ立ってたけどね。
しかしながら。
イケメン武侠との宣伝だったが、顔面に頼るだけではないイケてるイケメンばかりだったし。
内容も評判はイマイチ感だったし、途中パクリだとかパクリじゃないとかの問題もあったらしいし、
さらには、帰結が一国の主人がふたりランデヴー。
どう考えても無責任。
まぁしかし、幸せそうなんで見逃してやろうぞ。