中国ドラマ『驪妃-the song of glory-』(原題・錦繍南歌/锦绣南歌)ドラマレビュー:ホントに武侠なん!?【秦昊チン・ハオ】【谷嘉诚/谷嘉誠グー・ジアチェン】【李鹤ハーマン】【芦展翔ルー・チェンシャン】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり

2022年8月7日

ご訪問ありがとう、てこブログへようこそ。
 
今日は、中国ドラマ『驪妃-the song of glory-』(原題・錦繍南歌/锦绣南歌)ドラマレビュー:ホントに武侠なん!?
を紹介するよ。
 
男主角が秦昊チン・ハオの古装劇ってだけでとーっても楽しみにしてた。
ドラマもそんなたくさん出てくれるお方ではないしね。
映画も頻繁にお仕事があるわけでもないしね。
とにかく彼を愛でるのは@無証ぶりなので、前のめり気味だったてこである。
こんなスチール見たら、渋確(いぶし銀確定のこと)だし。
”武侠アクション”ってことは、キレッキレの殺陣もみれるんだろうし。
↑から想像するに、シックでハイセンスなドラマなんだろうし。
 
と、思ってたのに!
 
今日は(も)荒ぶるかもしれない。
 
ところで、ここんとこ立て続けなのが”驪”であるが。
前回レビュー「骊歌行/驪歌行(邦題:大唐流流〜宮廷を支えた若き女官)」も”驪”であるし。
本作の女主の名前も”驪歌”である。
どうやら骊歌/驪歌とは”お別れの歌”らしい。
本来は李詩からきているようだが、本土中華では、日本で言うところの卒業式ソングっぽい位置付けのようだ。
 
ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!

驪妃ってどんなドラマなん?

まず、第一のてこの過ちは、主角が驪歌(中の人、李沁)であったことである。
メインは秦昊チン・ハオじゃなかったのである。
 
あくまでも主角は驪歌なもんで、秦昊チン・ハオは”添え物”であった。
ハンバーグにおけるマッシュポテトやコーンやブロッコリーみたいなもんである。
ハンバーグを美味しく食すために、ちょっとした”お口直し”、もしくは”肉だけじゃなくて野菜も食べようね?”的な。
肉ばかり食べてては罪悪感があるので、少しは野菜も盛ってみた。
そう、いわゆる”気休め”である。
気休め=秦昊だったのである。
なんということか。
 
第二のてこの過ちは、まんまと”武侠アクション”というキャッチに騙されたことである。
ここで”武侠”における定義を確認したい。
 
wikiさんによると
「俠」とは、己の信条に則って正義のために行動しようという精神のあり方であり、そこに手段としての武術、すなわち「武」が加わったものが「武俠」である。
ぇっと、、、これが定義ならば、間違ってないね、、、
ならば言い換えよう。
”てこが考える武侠アクション”とは違っていた、のである。
 
てこが考える”武侠”は
正派と邪派というイデオロギーがあり、さらに異なる剣術の派閥がある。
それをバックグラウンドとして、正義のためなら自己犠牲も厭わぬ精神がある、というものである。
、、、、。
ぜんっぜんちがうのね。
まぁ、今までも何度も地団駄ふんでるんだけれども。
今回もまんまと騙されちまった、、、。
 
時代背景は不明、おそらく架空。
主角は@驪歌(中の人、李沁)で、朱雀盟(たぶん)とかいう暗殺集団の一員。
親の仇である皇帝を暗殺しようとしている。
 
で、暗殺されそうになるのが@彭城王(中の人、秦昊チン・ハオ)である。
入り(1集)は良かった。
仮面とかつけちゃってミステリアスだし、王様もかっこぇえし。
 
@彭城王(秦昊)は、どうやら皇太子で、皇帝は体調崩して寝たきりらしい。
で、皇帝に代わって政治を取り仕切ってる。
しかし、朝廷は皇后の外戚の@陸遠/陆远が牛耳っており、@彭城王は病弱を装いながら虎視眈々と陸一族を葬らんと暗躍中。
 
驪歌は、皇帝暗殺のために同僚と共に舞踏団として宮廷に入り込み彭城王暗殺を謀るが失敗し、多くの仲間があの世へ。
で、いろいろあって沈家令嬢になりすまし、引き続き皇帝暗殺を目論む、
ってのが初期設定である。
 
要点は
イー:因縁の2人が運命のふたり
アル:権力闘争
である。
 
すんごくシンプル。
なはずなのに、、、。
 
落とし穴は”仮面”である。
声を大にして注意喚起したいのは
仮面は要注意”である、という事。
要は、仮面で顔バレしてないからこじれるってこと。
わかりそうなもんだけど。
わかんないのが古装。
 
↑の画像でお分かりのように、戦闘中はひとりは仮面、ひとりは見えそで見えない。
で、のちに2人は違う場所で出会うのだが、本人たちはすでに戦ってるのだがはっきりと顔を見てないために初対面だと思い込む。
で、早々に2人は好意を持ち合うが、仇だとか恨まれてるとか、これっぽちも察してない。
っていう状況が続く。
およそ半分までこれが続く。
、、、、
はぁ〜〜〜〜。
 
で、ようやく婚儀の時に女が男を刺して、顔見たら「ぁ゛?」ってなるという。
結婚した相手は、心から愛する人だった。
のに。
ようやく相手が分かったのに、次の試練。
そっからはかわりばんこに命の危機、である。
刺された男の命の危機。
脱したと思ったら今度は女が毒に侵され命の危機。
はぁ〜〜〜〜。
 
ひとつ納得いかないのは、驪歌は@彭城王を殺そうとしたり、@陸遠殺そうとしたりするのだが。
一体誰を殺したいん?ってことである。
皇帝だろ?
殺すなら?
何故皇帝を狙わないのか?
寝たきりなら殺しやすそうなのに。
 
さらに、朝廷とくれば後宮の陰謀もあるのである。
てこが苦手とする、女どもの陰謀である。
はぁ〜〜〜〜。
 
途中拗らせる面々
↑@陸遠/陆远(中の人、戚迹チージー)
めちゃ悪者で悪さばっかり企んでるが、妹のことは愛おしそうにしててめちゃ萌叔感だしてくる。
しかし、悪者だから無念の途中退場となる。
後を継ぐのは
↑@薛逮(中の人、高广泽ガオ・ガンズー)
この笑い顔が”キメ顔”である。
ずる賢いことを考えている顔、のお手本のような顔である。
でも実際は詰めも甘いし、頭もさほど賢くないし、武芸も弱い、という情けなさ。
この情けなさがスネ夫っぽくてツボであった。
親分の陸遠はできる男だったが、部下に恵まれなかったのが敗因のひとつである。
 
女も皇后が色々と画策してて、かなり不穏だが、一番はこの女。
↑@沈乐清(中の人、关雪盈)
ずーっとウザいのだが、崖落ちの後はさらにパワーアップ。
おかげで死ななくていい人たち、しかもてこのお気にのお二人がお亡くなりになる羽目に。
てこはほんとに、こういった女の悪巧みの陰謀が嫌いなので、即スライダー(スキップ)なのだが。
お気にの推しがお亡くなりになる理由が、もっと他のものであって欲しい、と切に願うのだ。
陰謀だとしても、浅はかな女の嫉妬からくる陰謀ではなくて、もっと大義のあるそれの犠牲などであってほしい。
こんなつまらない理由で死ぬなどあってはならないのだ。
 
他にも皇太子妃の兄やら、陆远の妹やら、次から次へと”チーム・ウザいんズ”が湧いてくる。
その感ずーっと安定してるのが、主角CPのいちゃつきである。
拗らせ→いちゃつき→拗らせ→いちゃつき→拗らせ、、、以下略
∞ループである。
前半はすれ違い、後半は拗らせ&いちゃつき
 
すれ違い✖️拗らせ✖️いちゃつき=くどい、という公式が成り立った。
 
ようやく、、、と思ったらこじれて二歩下がり。
ようようここまで来た、、、と思ったら新しいこじらせメンがやってきて二歩下がり。
結果何も進歩してねー、クッソ(失礼・ぺこり)なのである。
 
主角CPは、いちゃついてるか、どちらかが毒とか死刑執行とかで人事不詳。
いちゃつきシーンが多すぎで、特に2人で食べるシーンとか飲むシーンとか語り合うシーンとか、、、以下略。
秦昊の出番は、ほぼいちゃつきシーンである。
なので、うっすら笑顔や、肩を抱き寄せ遠くを見る、演技ばかりである。
本来ダダ漏れするはずの秦昊の魅力が全く感じられない悲しみよ。
どっかの無双メオトとはえらい違いである。(上陽賦/上阳赋参照のこと)
 
女は無双感。
美しく、強く、頭も良く、実はアイデンティティーもしっかりしてるし、出来過ぎ。
ただひとつ評価したいのは、女がモテすぎ案件はなかったという事。
ひとり、陰ながら横恋慕がいたがあっさり身を引くこの男が
↑@竟稜王(中の人、谷嘉诚グー・ジアチェン)である。
初めは驪歌のことが好きだったが、兄のことも好きなので諦めた。
その後、チーム・ウザいんズのメンバー、陆远の妹といい感じになるも、、、なのだが。
彼がこのまま脇な訳ないんで、ラスボスかなぁ、とか思ってるけど、どうだろうね?

驪歌てこ監修”イケメン備忘録”

オレの魅力はこんなもんじゃない男子@彭城王【秦昊チン・ハオ】

秦昊である。
本来なら↑こんなできる男で、ダダ漏れる魅力に溺れ死んでしまうはずなのだが。
本作では、そんなものは1ミリも漏れてこない悲しみよ。
ぃや、女主に負けずとも劣らない武術と、冷静沈着な聡明な思考をお持ちなのだが、デレが多すぎだし、大事なところで毒に侵されたり、牢屋に入れられたりしてて。
美味しいところは誰かに持ってかれちまう仕様なのである。
しかも、しかもである。
聖闘士星矢仕様のデコりようは許し難い。
なんで秦昊なんだろう?
秦昊じゃなきゃいけなかった訳でもあるまいし。
大人な魅力の俳優なら他にもおるのに。
なんで?
なんでなん?
なぁ?
張震が@辰汐縁出た時の悲しみに通ずるものがあるのだ。
 
いちゃついて、デレて、うっすら笑顔など、そのうちにてこの目がどうかしてしまったのか
↑こんな風に見えてきてしまったのである。
声を大にして言いたい。
この作品の秦昊のイメイジは忘れてほしい
これは由々しき問題であるので、”秦昊の魅力アピール草の根活動”の展開を心に誓ったてこである。
1978年5月19日生まれの43歳、181㎝、65kg。
中央戏剧学院卒業。
 
ハオ兄さんってすごいんだぞアピール草の根活動紹介
ドラマ「沙海」「猎狼者」ほか多数
映画「浮城謎事(二重生活)」「234说爱你」「妖猫传」「上海王1・2」ほか多数。

扱いが悲しい@竟稜王【谷嘉诚グー・ジアチェン】

今まで主角作品を何本も撮ってきた明星が、本作では2番手の男②である。
そんな主角級であるのに、扱いが悲しい。
チーム・ウザいんズの筆頭である母(皇后)に毒されもせず、真面目に精進してきた子である。
このままでは脇で終わってしまうぞ?
ようやく来たか、闇堕ちよ、、、となるのか?
乞うご期待である。
1992年6月19日生まれの33歳、178㎝、67kg。
成都体育学院卒業。
 
元は”X玖少年团”というアイドルグループの一員で@肖战の同僚である。
初めは肖战より人気で、彼より一足先に主角街道に乗っている。
数年後にこんな風になってるとは、思ってなかっただろうなぁ。
 
しかしながら、彼は歌って踊れるだけでなく、演技もそれなりに上等であるし。
なんてたって”泣きぼくろ”がぇえのである。
古装より断然現代劇のがいいとは思うが。
それに、これ↓を見てほしい
「扑通扑通的青春」の時の画像である。
若干メイクでマッスルの影を書いてる気もしないではないが、それを差し引いても立派なマッスルボディである。
哦!我的皇帝陛下(華麗なる皇帝陛下)」「斗破苍穹(蒼穹の剣)」「玲珑狼心」「十二谭」
仕事量は、おそらく2018がピークで段々と減ってきてる気がする。
今が踏ん張りどころの大事な時期であろう。
がんばれ谷嘉诚!

首がながいぞ男子@沈植【李鹤ハーマン】

驪歌のお兄ちゃん。
背が高くって、小顔で、首が長くって、撫で肩。
愚直で誠実で善良な役を熱演であった。
沈家は美形揃いで、ぱぱ始め、ままも美人で弟もキュートである。
特にぱぱんとこの長男はてこの萌ポジであったのに、、、
くっ、、、無念である。
婚約したばっかりだったのに。
1988年7月30日生まれの33歳、191㎝、78kg、背高っ。
北京电影学院卒業。
 
「热血长安」(記事は気長に、、、)

萌叔ぱぱな男子@沈廷章【张兆辉】

独鈷ぱぱ以来の萌叔(いけおじ)認定である。(独鈷伽羅参照のこと)
気は優しくて力持ち、みたいなイメイジのイケおじである。
妻にも娘にも優しいのに、外ではできる上司、バリバリの将軍、まさに理想のぱぱん。
まさか養女がねぇ。
あんなに黒化してしまうとは。
ほんと殺意さえ湧くほど気に入らない女だった。
ほんとにここいら辺は視聴意欲が下がって、しばらく放置だったんだよね。
なんだろう、ひどすぎるんだよ、この流れ。
悲劇は必要だろうが、ままんでもよかった気がするんだよ。
驪歌が不幸の始まり、彼女が不幸を呼んできた、みたいにならん?
1963年2月4日生まれの58歳!ぇ?うそやろ?
衝撃のアラフィフ、40代にしか見えんけど?
そんで179㎝だって、すてき♡
 
映画「真三国无双(真・三國無双)」
、、、
、、、!?
こないだ見たけど、まったく気づかなかった、ってか出てたん?
ぇえー@陈宫さんだって!
曹操と逃避行の末殺された陳宮さんかよ。

第2の飛流くんな男子Newカマー@空城【芦展翔ルー・チェンシャン】

飛流くんの時ほどの強烈さはないものの、高いポテンシャルを感じるNewカマー。
2006年生まれの14〜15歳。
おそらく@晴雅集の↓の子だと思う。
↓既にイケメンに成長してる模様。
今後も活躍が楽しみずぎるNewカマーである。

驪歌てこが見た感想

ほんとに、いろいろとくどかった。
 
本作はOP曲もなく、いきなり本編が始まり、クレジットは画面にかぶせ。
EDはおよそ2〜30秒でブツっと終わるという慌ただしさであったのだが。
何をそんなに詰め込みたかったのか?
ここで節約された(OPやEDを簡略)尺は、いったい何に使われたのか。
 
あのくどいほどの拗らせと、いちゃいちゃを見せつけるためであろうか。
てこは↑この男が退場の時に、物語も終了で良かったのではないかと思う。
それならば、OPもEDももう少しゆっくりできるし(テーマ曲なんかを楽しみにしてる方も多いみたいだし)
集数も大幅に削減できたはず。
そしたら秦昊がふくろうに見えることもなかったであろう。
 
このドラマに出てくる男どもで(途中退場のてこお気にのお二人は別として)唯一かっこよかったのが↑のヴィランである、ということにも納得できない。
男②の谷嘉诚は、まぁ②だしな、、、と百歩譲れるとしても。
男①である秦昊は、もっと魅力的に描かれるべきであるし、実際魅力的な男なのだ。
しかし、これと言った見せ場もなく、無双感もなく、ここぞという時に駆けつけてくれるヒーロー感も皆無。
これで恋をしろという方が無理である。
 
さらに、ラストの3年後。
なぜ3年後にしないといけないのか。
もはや古装デフォルトになりつつある
ラストは「視聴者の想像にお任せします」方式である。
 
日本にはこう言ったことわざがあるのをご存知か。
「終わりよければ全てよし」
54集もくどい展開を見せつけられても、いちゃつきも、終わりがよければ許せることもあろうに。
 
てことしては、内容もアレだしラストもあれだけど、秦昊がかっこよかかったから満足、って言いたかった。
でもかっこよくなかった。
ほんとに悔しいし悲しい。
大事なことだからもう一度言う。
 
このドラマでの秦昊のイメイジは忘れてほしい
 
てこからのお願いです。