中国映画『 1950〜鋼の第7中隊』(原題・長津湖/长津湖)映画レビュー:長津湖の戦い【呉京/吴京ウー・ジン】【易烊千璽/易烊千玺イー・ヤンチェンシー】【胡軍/胡军フー・ジュン】【段奕宏ドアン・イーホン】【朱亜文/朱亚文チュウ・ヤーウェン】【李晨リー・チェン】【韓東君/韩东君エルビス・ハン】【張涵予/张涵予チャン・ハンユー】【欧豪オウ・ハオ】【黄軒/黄轩ホワン・シュエン】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり

2022年11月15日

ご訪問ありがとう、てこブログへようこそ。
 
今日は、中国映画『 1950〜鋼の第7中隊』(原題・長津湖/长津湖)映画レビュー:長津湖の戦い、
を紹介するよ。
 
【基本情報】
 
監督: 陳凱歌チェン・カイコー、徐克ツイ・ハーク、林超賢ダンテ・ラム
脚本:蘭暁龍、黄建新
P:于冬
主演:呉京、易烊千璽、段奕宏、朱亜文、李晨、韓東君、胡軍、張涵予、欧豪、黄軒
176分
本国上映:2021/9/30
日本上映:2022/9/30〜TOHOシネマズ
 
176分、3時間だ。
長いっすよ。
でもだいじょぶだ。
とーほーしねまずさんの椅子はふっかふかだ。
見渡すと10人くらいしか観客も居ない。
てこは映画は最後列の真ん中で見るのだが、最後列にはてこしか居なかった。
もう自室と同じレヴェルだ。
なので非常にリラックスして見ることが出来た。
おかげで、
 
「あ♡チェンシー!」とか
 
「兄さんだ」(胡軍さん)とか
 
「段さんーーー」(段奕宏)とか
 
「曹丕♡」(李晨)とか
 
「あ、水滸伝」(張涵予)とか
 
いつも(自宅)の様に心の声が漏れてしまったが、前4列くらいにもただの一人も座ってなかったので、誰にも聞こえてはいないだろうし、迷惑もかけていないはずだ。(たぶん)
 
ところで、とーほーしねまずさんちの”塩バタァポップコーン”というのがもっすごく美味しくて、てこは必ずオーダーしていそいそと着席するのだが。
これがもっすごく量が多い。
いそいそした割には、小鳥が啄む程度しか食べないてこなので毎度たっぷり廃棄してたのだが。
今日初めて10円で袋が買えることが判明したのだ。
見かねたのか新宿とーほーボウイが
 
「テイクアウトの袋売ってますよ、売店で」
 
などとアドバイスされた。
知らなかった。
なので、今麦ジュースと共にレビュー書きながらぽりぽりぐびぐびしてるところだ。
 
ってな感じで始めるよ、最後までよろしく!

1950ってどんな映画なん?

朝鮮戦争における”長津湖の戦い”のお話だ。
 
日本人にとっては朝鮮戦争はあまり馴染みの深いものではないし、”長津湖の戦い”はもっとだろう。
しかし、中国政府からすると”長津湖”は聖地と言ってもいいかもしれない。
日本人として、事実からだけで判断すると”悲惨な勝利”という印象だ、正直な話。
しかし、当局としては
”もっすごい装備のアメリカを根性で退却させ、朝鮮戦争揺るがしたぜ”という英雄譚なのだ。
 
朝鮮戦争の原因としては、金日成が半島統一を夢見てしまったことだが。
背景には米ソ冷戦があり、北朝鮮が中ソの支持を得たのは米ソ対抗とか中朝両党の関係性も大いに関わっている。
毛沢東もこの戦に乗り気だったわけではなく、再三の出陣要請をはぐらかしてたのだが。
連合軍が38度線をこえ中朝国境地帯に迫ってきてようよう介入した。
 
戦争の始まりは38度線であり、終わりも38度線だった。
結果は同じだが、中米関係は大いに悪化した。
 
などという国際情勢はほぼ描かれていない。
 
朝鮮戦争に介入することになったぞ〜から
中国人民志願軍、第9兵団、第7中隊を率いる隊長の弟19才が入隊
長津湖の戦い
 
これを3時間かけて描いた作品であり、最後の5分を除けば普通の戦争映画だ。
プロパガンダでもなんでもない。
 
長い3時間のうち2時間は戦闘シーンだ。
残り1時間が、行軍とか休み時間での中隊メンズのイチャコラだ。
この戦闘と戦闘の間にぶっ込まれる中隊のやりとりの中に見えるエモは、中華エンタメ独自のものだとてこは常々思っている。
 
もうね、長いこと中華なドラマや映画を見てると主要人物はほぼわかるこの喜び。
主人公である中隊長は伍千里という名前なんだが、新入隊してくる19才弟は万里。
で、やはり第7中隊だったけど戦死したという長兄の名は百里だ。
 
万里は中隊No.667、千里は162番だ。
この中隊は150人ほどだが、No.は延べナンバーだ。
それほどに中隊は容赦なく過酷なブラック職場という事だ。
このナンバーで、大体の世代がわかるということでもある。
後でpickupキャストの時にナンバー紹介をしようと思う。
 
このおよそ1時間分の繋ぎタームで、人物像とか心の内などをほぼ完璧に理解することができるし。
当時の中国の思想や雰囲気なども感じ取ることができる。
おそらくここいら辺はかいこーさん(陳凱歌)っぽいかな、と感じる。
 
2時間にものぼる戦闘シーンは、正直長すぎる。
アメリカ軍もしつこいけど、こっちもしつこい。
”ふぅ〜〜〜っ”とようやく一心地ついたかと思いきや、”また来た”みたいのが延々と続く。
そうはいうものの、さすがはついはーく(徐克)。
みんな同じ様に血だらけ、泥砂だらけ(しかも目深帽子)で画面も暗いし、
汚れで米軍か中国義勇軍かも判別が難いし、
複数の場所での戦いを描写していて、
何が何だかわからなくなりそうな状況だ。
にも関わらず、しっかりと状況が把握できる不思議だ。
さらには、それぞれ人物の見せ場もきっちりと描き切っている。
 
しかし、ほんとに悲惨な戦いで。
制空権もないから、空からの援助物資などももちろんないし。
移動は徒歩だ。
しかも−40°なんだと。
芋が凍っててチェンシー(易烊千璽)の歯が折れてしまってたぞ。
米軍はローストチキンとか食べてるのに。
 
この様に、至る所で米中の格差を強調している。
いかに辛く厳しい状況であったか、相手が油断している間にどんだけ踏ん張れるか。
装備は完敗だが根性は圧勝だぜ、というアピールだ。
 
悲惨ではあるものの、勝ち戦だったと知っているので。
雪舞う朝日に皆で肩組んで”エィエィオー勝ったどー”なのか、
それとも、大いなる犠牲の上の勝利なので、その犠牲が第7中隊なのかと、
てこは心配で心配で気が気じゃなかった。
誰かがフォーカスされるたびに”フラグか”とドキドキしてしまう。
 
”違った、よかった・・・”が何度か繰り返され安心したその時。
それはやってくるのだ。
米軍の援軍が。
戦闘機で。
 
考えてみてくれ。
戦闘機に地上の人間が勝てると思うか?
こっちには戦闘機が一台もないんだ。
なんてひどい戦争だろうか。
 
この”ひどい”と”死ななくてよかった”をふんだんに積み重ねたその時にカタルシスは訪れる・・・
嗚咽するは、鼻はかむはで、観客は少ないとはいえご迷惑だったもしれません、すみません・・・

1950てこ監修pickupキャスト

No.162@伍千里【吴京ウー・ジン】

【吴京ウー・ジン】
流浪地球」で屈くんのぱぱ役だ。
我和我的祖国」の卓球選手だ。
未レビューだが「戦狼(戦狼 ウルフ・オブ・ウォー)」は日本上陸もしていてヒットしてた。
 
本作の役どころは、厳しくも優しい中隊長だ。
同期入隊の兄・百里(No.161)が戦死して、弟は戦争など体験させたくなかったが、
入隊したからには一人前に育てたいが、生きてなんぼだから死なせたくない、とのジレンマ。
でも、ひとたび戦闘が始まれば、勝手に体は動くし、生き残っただけあって相当の猛者だ。
弟万里(チェンシー)の投げた手榴弾に嬉しそうに目を細める姿が尊い。
 
千里中隊長は、667人の名前を手帳に書いてある。
同志よ、お疲れだった、安らかに眠れ、
という願いを込めて、今日もまた一人手帳に記するのだ・・・

No.667@伍万里【易烊千璽/易烊千玺イー・ヤンチェンシー】

【易烊千璽/易烊千玺イー・ヤンチェンシー】チェンシーだ♡
この映画を見る理由がチェンシーだ。
 
長安十二時辰」ではきらきらを封印してるが、きれっきれの頭脳の持ち主で、心根も善良な真面目エリート。
少年的你(少年の君)」でもきらきらを封印してるが、バイク乗ったりしてワイルドみも漂う、チンピラの一途男子。
 
本作は、これまた全く違ったキャラクターだ。
きらきらは安定の封印だが、冒頭はど貧困家庭な為に髪もぼさぼさだし、全体的に小汚い。
入隊してさっぱりヘアーにはなったが、徒歩行軍になってからは又もや泥やら血やらで汚れる。
さらには−40°で凍傷で顔は赤黒くガサガサだ。
しかも字も書けない無学ぶりだ。
 
完璧にきらきらを封印しているのに、漏れ出すきらきら。
かっこいいとかかわいいとかのルックのきらきらではなく。
ガラスの十代の清廉さ、はじける躍動感、未来を信じて疑わない純粋さ、
が漏れ出して、本当に輝いて見えた。
 
中の人チェンシーは、ちーこの頃からエンタメ界で働いており、洗練されているし、ついでにおつむも優秀な男子だ。
しかし、劇中の万里は、どっからどうみても学の低いやんちゃ坊主だ。
例えば兄千里が久々に実家に帰った時の食事の仕方。
後ろの壁の隅でうずくまりながらニヤニヤしてたり。
軍服のズボンがずり下がって、何度もずり上げたり。
芸が細やかだ。
哥哥、大哥、叔、爺世代に揉まれ可愛がられ、徐々に成長する様もきっちりと演じあげている。
 
とはいうものの、醸し出す雰囲気はまだまだひよっこのチェンシーだ。
この映画は、名だたる古参勢が大勢出てるのだが。
彼らのほとんどは、画面出演総合時間10分未満だ。
それでも輝く彼らの存在感はやはり強いし圧巻だ、痺れる。
その中で居て、精一杯自分の持つスキルをアピールし、それを温かく見守り導いてくれる古参勢の尊いことよ。
赤い映画ではあるが、こんな経験を詰めることを嬉しく思う。

No.017@雷公【胡軍/胡军フー・ジュン】

【胡軍/胡军フー・ジュン】
てこがこよなく推している兄さんだ。
 
てこが兄さんを見染めたのは「天龍八部2003」だ。
かれこれ20年もてこに幸せを運んでくれる男子だ。
好きすぎるものはレビューできない困ったてこだが、兄さんはその後もご活躍継続中だ。
レッド・クリフⅠ&Ⅱ」の趙雲もすこぶる素敵だった。
 
出演作のてこブログ過去レビューは
 
そして兄さんのレジェンド級の作品である「藍宇」という映画があるのだが。
てこは滅多に手元に残さないが、「藍宇」は箱もあるし原著もあるという思い入れの深い作品だ。
その「藍宇」がつい最近4Kで復活した。
そして2022/11/11〜のむコレで上映されるというビッグニュースだ。
会期中は何度でもシネマート新宿に通う意気込みで、今はその為に代講を引き受けまくっているてこだ。
 
そんな兄さんの今回の役どころは、ナンバーから察する様に超古参だ。
皆から”親父さん”と呼ばわれ慕われる老兵だ。
(でも耳ではレイゴン雷公Léigōngと聞こえたけど・・・まぁいいか)
もぅ兄さんの演技は完璧なので、細かい話は割愛するが、
要するに今回も寸分の隙もないキャラクターを兄さんのスキルで作り上げているということだ。
だから皆を失望させる様なことは絶対にないし、見ておいた方がいいのだ、いつでもいつまでも。

ナンバーなし@談子為【段奕宏ドアン・イーホン】

【段奕宏ドアン・イーホン】
段さんだ♡
兄さんと段さんが同じ画面に居るとか夢のようだ。
盆と正月がいっぺんに来たお祭り気分って事だ。
 
段さん作品過去レビューは「非凡任務(ミッション・アンダーカバー)」「暴雪將至(迫り来る嵐)」「八角亭謎霧
特に@八角亭〜は峰にいさん(祖峰)と共演でエモさがパネぇ作品なので機会があったら見て欲しい。
 
今回の役どころは、ナンバーなしなのは第3中隊所属だからだ。
戦死した百里と仲良しだった、最強の英雄と皆に尊敬されている老兵設定だ。
 
出番は10分未満だが、戦闘中に見せる経験豊富なベテランみ、
さらには最後に万里に人生の教訓を植え付け”人生の師匠”みもプラスだ。
 
かいこーさん独特の、斜めからのドアップが心が痛くなるほど有り難かった。
もぅ、あの汚れたお顔を拭いてあげたい気持ちを抑えきれなかったよ、てこは。

No.135@梅生【朱亜文/朱亚文チュウ・ヤーウェン】

【朱亜文/朱亚文チュウ・ヤーウェン】
亜文さんだ。
 
亜文さんを見染めたのは「兵聖(孫子兵法)2009」だ。
この撮影当時はまだ23〜4歳なのに醸し出す古参感。
そしてなんといっても惚れるのはだ。
わりと最近は「大明風華」で飛魚服をヒラヒラさせてファンダムを増産している様子だ。
いずれレビューしたい。
 
今回の役どころは、第7中隊の指導員的立場で文官でもある軍人で。
上海でハイカラに暮らしてる英語も2年勉強中のインテリ軍人設定だ。
8歳になる娘の写真をオサレなカバンに入れて持参している佳きぱぱでもある。
 
戦闘中の、千里との阿吽の呼吸が小気味よいしとてもcoolだ。
それなのに、焼け残った娘の写真に涙するギャップ萌えもしっかりぶっ込まれており。
隙のないキャラ設定に関心する。
 
むさ苦しくてきゃっきゃっわいわい7中隊の中に、亜文さんが登場した時の皆の尊敬の眼差しがかわゆすぎた。

No.221@余従戎【李晨リー・チェン】

【李晨リー・チェン】だ。
見えんでしょ?李晨に↑
でも李晨だ、間違いなく。
正直てこも驚いた、顔まで違って見えるほどの演技スキルだ。
 
7中隊の火力班の班長で、明るく楽観的でいつもふざけては笑ってる天真爛漫男子だ。
しかし、戦場では勇敢で猛烈で判断も早い頼りになる大哥世代だ。
 
普段の彼と戦闘中の彼とのギャップに随分と悶えさせて頂いたし。
この顔ぶれの中で、ここまで存在をアピールできたことに感心している。
見直して今後の活躍を見守りたいと思った。
 
彼の作品過去レビューは「司馬懿軍師連盟」だけだ。
直近は「雲南虫谷」だと思うので、頑張って見てレビューしたいとか思ってたのだが。
待播の「大唐狄公案」というのがあり、これはおそらく@周一囲のだと思うんだ。
だから、その播出を待ってレビューすることにする。

No.280@平川【韓東君/韩东君エルビス・ハン】

【韓東君/韩东君エルビス・ハン】
無心法師のエルビスだ。
彼の作品は数多く見てるのに、おそらくレビューした作品はないはずだ。
我和我的祖国(愛しの祖国)」で少しだけフォーカスしてるが。
7話オムニバスのうちのひとつのエピソードのさらに出番僅かな作品だ。
それこそ「無心法師」はシーズン3まであるのだから、それをレビューしとけばよかったと心底後悔している。
面白かったのに、なぜ書いてないのか。
 
本作の役どころは、凄腕のスナイパーだ。
coolなのに猛烈で職人みが佳きだった。
百里大兄となんかあったみたいだけど、それは教えてくれなかったのが残念といえば残念だ。
笛みたいなのに”平”を彫る言葉少ない男子だ。

ナンバーなし御曹司@毛岸英【黄軒/黄轩ホワン・シュエン】

【黄軒/黄轩ホワン・シュエン】
2007デビュウ以来コンスタントに活躍し続け、近頃は当局お墨付きの赤いシリーズなどにもお声がかかるようになり。
今や一端の大スタアになった黄軒だ。
 
本作の役どころは、毛沢東の次男プリンス御曹司だ。
なのでナンバーはない。
 
てこは毛沢東とタイトルになってる本を二作しか読んだことないが。
 
「毛沢東の私生活」(李志綏著、新庄哲夫訳)
「夜と女と毛沢東」(辺見庸、吉本隆明)
 
これしか読んでないし、本に書いてあることを鵜呑みにする訳じゃないが、てこにおける毛沢東像と本作の毛沢東は違った。
まぁいいけど。
わりと知的で物分かりが良さげな上品な紳士だったのだが、その御曹司役だ。
 
黄軒は多くの作品に出演しておりその役幅も広いので。
悪ガキからジェントルメンまで問題なく演じれる男子だ。
御曹司だが、ぼんくらのスネ夫ではなく、民のことを案ずる善良で誠実な御曹司だ。
出番も少なく、これといった見せ場もない。
 
黄軒の主演作過去レビューは

ナンバー不明@楊根思【欧豪オウ・ハオ】

【欧豪オウ・ハオ】だ。
pickupキャストの大トリだ。
 
彼は冒頭で書いた最後の5分間に出演している。
そうだ、11/27の長津湖の戦い後半のエピソードで登場するこの映画の意味付けに重要なポジションなのだ。
(長津湖の戦いは事実上12/11まで続く)
撤退する米軍を待ち伏せてやっつけまくっていた義勇軍なのだ。
 
彼の役どころは、義勇軍第20軍第58師団第172連隊第3中隊中隊長だ。
この立ち位置でわかると思うが、もう172連隊とかまで行くと相当な下々の者たちと言う事だ。
装備も武器も少なく、寒いし腹も減ってるのに。
相手にするのは機関銃連射する兵士が乗ってるトラック・ジープ、さらには戦車だ。
その南下行軍を阻止、ってたって・・・
なぁ・・・
 
案の定な展開で最後は〇〇なのが、てこ激推しの欧豪なのだ。
しかし、半分凍ってそうな姿の上に爆風による砂やら埃やら血やらで正直顔の判別は難しい。
愛があるからこそわかる欧豪だ。
出演時間は2分くらいだった。
 
てこが欧豪を見染めたのは「天意」だった。
天意は2018作品で、この後は驚くほどつまらない作品もあるが数多くの出演作はほぼ見ているてこだ。
それなのにレビューしてるのは「民初奇人伝」だけだった・・・
なんてこった・・・

1950てこが見た感想

最後の5分間で全てが台無しになってしまって非常に残念だった。
 
それまでは、必要悪(連合軍)をやっつける英雄譚だったのが。
最後の5分間により好戦的なプロバガンダ映画になってしまっていると感じた。
 
例えば、このような映画を作る目的とは一体なんであろうか。
 
これが、
いくら勝利だとしても悲惨極まりない犠牲の上に成り立つ勝利は悲しい歴史だ、だから平和を追求しよう、なら良いのだが。
戦意を持ち上げたり、戦争を正当化し民意を動員するものなら憂慮すべき事だ。
 
この映画を見ていてそこはかとないノスタルジーを感じるのは、日本の1930年代とよく似ているからだと思う。
人間魚雷や神風特攻隊などは悲しく愚かな歴史だ。
 
最後の5分間だけ目を瞑れば、キャラクターそれぞれの魅力、ど迫力の戦闘シーンなど完成度の高い作品であることは間違いない。
高装備の米軍に人海戦術で立ち向かう様は、ドーベルマンに立ち向かう巨万の蟻のようでシュールささえ感じた。
ただ、CGに関しては若干アニメみを感じたのはてこだけだろうか。
 
エンドロールに”朝鮮戦争ソング”が流れ、その歌詞に感心し協賛ロゴをふむふむと眺め、
結局長い長いエンドロールを完観した。
 
ところでこの映画には続編がある。
その名も『長津湖之水門橋』と言う。
本土では2022/2/1に公開され大反響だったらしい。
この続編が、早くも今年2022/12に日本上陸が決定している。
シネマート新宿さんで上映予定だそうだ。
シネマート新宿さんは新宿三丁目にあるのだが、てこが20年来通ってるライブハウス「居留地」も新宿三丁目にあるのだ。
時間が合えば、長津湖→居留地コースではっちゃけたい。
 
追記・同僚の学生時間講師に聞いたら、ポップコーンはSサイズもあるらしい。

華流映画

Posted by teco